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こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
こちらの番組では、たくさんのワンちゃんや飼い主さんと関わってきた私が、
日本の犬と飼い主さんのQOLをあげるおテーマに、犬のあれこれについて、私個人の見解からお話ししています。
時には、子育てネタや留学時代や旅行の思い出などのお話しもお届けいたします。
犬のトレーニングについての実践編、犬業界の裏話、アニマルコミュニケーションについてなどは、メンバーシップ配信にてお伝えしています。
さて、昨夜は、ワールドカップカタール大会の決勝でしたね。皆さんはご覧になりましたか?
私は完全なにわかファンなんですけれども、決勝戦はやっぱり見たいということで、ずっと見ていましたよ、オンタイムで。
なので、今朝はかなり眠いです。終わったのがね、PK戦まで見ていたので、もう3時という感じでね、起きたら7時でした。
なので、ちょっと舌が回らないかもしれませんが、最後まで聞いていただけたら嬉しいです。
前回は、子供に伝えたい犬を警戒させる行動ベスト3という内容でお話をさせていただきました。
私は犬育ても子育ても経験してきているので、犬が子供をお互いに好きになれたら素晴らしいなと思っている一人です。
なぜなら、犬と子供はとても素晴らしいパートナーになり得るからです。
子供たちにとって身近な命と関わる責任を教えてくれる師匠であり、
成長のどの過程においても無条件でその子自身を受け入れてくれる安心感と愛情を感じられる相手であり、
少年期、幼年期、思春期の難しい時期を乗り越える手助けをしてくれる相手でもあります。
ですが実際は犬が大好きな子供と子供が苦手な犬という構図は残念ながら多く見られます。
また犬が苦手な子供や人も多く世の中には存在します。
犬が苦手な子供もやがて犬が苦手な大人に成長します。
その多くは幼少期に犬に追えられた、追いかけられた、犬に噛まれたなどの苦い経験があるからこそ犬が苦手になっていきます。
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犬が子供のどんな行動に対して警戒心を抱くのか、前回動き、音、接触という3つのキーワードを元にお話をしました。
この3つのキーワードに気をつけていただくとともに、今回は犬に好かれるためのポイントについてお話をしていこうと思います。
長くなりそうなので前半、後半、2回に分けての収録とさせていただきます。
まず前回の復習です。
突然の大きな音、叫び声や悲鳴、怒声、泣き声など、至近距離での速い急な動き、突然走る、手や足、持っているものを振り回す、急に触る、正面から触る、背後から触るなど、
これらのことは犬を警戒させます。
なので原則としてこれらを避けるということはもちろんですが、今回はもう一歩進んで、犬に好かれるためにはというポイントをお話ししていきたいと思います。
最初に念を押しておきたいことは、犬はそれぞれ個性が違うということです。
何をせずとも子どもを含めた全ての人間が大好きという子はいます。
逆に全ての人に対して人見知りをする犬。
自分のテリトリー内では人見知りをする犬。
その逆も然り、自分のテリトリー外で人見知りをする犬。
若い時は人見知りしなかったものの、年齢を経て人見知りをするようになった犬。
2、3回会えば慣れてくれる犬。
逆に初対面の時は平気だったのに、だんだんと警戒心を強めていく犬。
いろんなタイプがいます。
あなたがワンちゃんと暮らしているのであれば、うちの子はどんなタイプの人間が好きで、どんなタイプの人間が苦手なのかをまず知っておくことは大切です。
また、人となりだけではなく状況も大いに影響します。
例えば、いつもは人懐っこく撫でてと寄ってくる小型犬でも、飼い主さんの腕の中に抱っこされている時には、触ろうとすると警戒して歯をむき出してくる、といった状況によるものもあります。
飼い主さんにご注意いただきたいのは、苦手な人、苦手な状況です。
誰かが愛犬に近づいてくる、家に入ってくる、そんな状況の時には、愛犬さんがその人や状況を過剰に怖がったり、警戒しないように先回りしてあげるといいと思います。
そして、ワンちゃんと暮らしている、暮らしていないに関わらず、犬に好かれたい老若男女の皆様。
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犬に好かれるための第一原則は、
引いて待つ、追いかけない、これに限ります。
それってどういうこと?と思った方に説明をしていきますね。
まず、犬は急激な動き、急な音、突然触られることに、警戒心を抱きやすいということがありますので、反対を言えば動かない、音を立てない、触らない、となります。
相手の犬が、この人、なんかそんなに悪い人じゃないかも、ちょっと匂いくらい嗅いでみようかな、と思うまで距離を保つ、待ってあげる。
その子のパーソナルスペースとペースを尊重してあげる、ということなんですよね。
人と同じように、犬にもパーソナルスペースがあります。
自分からパーソナルスペースに、ずかずかと遠慮なく入ってくる初対面の人に、最初から心を開いて打ち解ける、というのは人間でも難しいですよね。
犬も全く一緒です。
相手が犬だからといって、相手の尊厳を犯して当然である、ということは決してありません。
パーソナルスペースを尊重することは、相手の尊厳を守る、ということに他なりません。
それは犬でも人でも一緒だと、私は思います。
犬は初対面の人の言うことではなく、初対面の人のすることを見て、人を判断します。
あら、かわいい子ね。大丈夫、大丈夫、私犬大好きだから、と初対面の人が。
当の犬本人は警戒信号を出しているにもかかわらず、ぐいぐい迫ってくる、という場合、子供でなくてもいますよね。
私はそれは、相手を尊重していない態度だと思います。
これは人見知りのお子さんに対しての大人の態度、全く一緒だと思います。
挙句の果てに、この子は大人にろくに挨拶もできないのか、どんなしつけしているんだ、というようなことを言ってくるような、全く知らない大人の人がいますが、
これも子供の尊厳を尊重していない身勝手な価値判断だと、私は思っています。
なので、こういう意見は相手にしません。
相手に好かれたければ、相手の好かれる行動を知る。
相手に嫌われる行動をしない。
相手がどういうことが好きなのか、苦手なのか、それを知ろうという努力をする。
そこからがスタートであることは、犬も人も子供も、どんな動物でも共通することだと思います。
私は自分の子供たちに、動物にも人にも嫌がることをしてはいけません、ということを小さな頃から伝えています。
腕や髪を突然、実際に軽く引っ張ったり掴んだりして、知らない人が急に近づいてきて、こういうふうにされたらどう思う、と聞いたこともあります。
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子供たちは、嫌だ、怖い、逃げたい気持ち、と答えました。
そうだよね、じゃあワンちゃんも猫ちゃんも嫌だから、そういうことはしないようにしてあげようね。
ここからまず子供たちには教えていきます。実感を伴う話は3歳くらいになれば理解ができます。
子供の友達が家に遊びに来たときには、まず、今、うちのおじいちゃんのワンちゃんが寝ているからそっとしてあげてね。
もしワンちゃんに触りたい人は、まず私に声をかけてね、と声をかけた上で、
リビングに置いてある愛犬みこと氏のクッションを、子供たちの目につきづらいキッチンや私の座るダイニングテーブルの下に移動します。
子供たちの目につきづらいところですね。
うちの犬といえば、子供は好きでも嫌いでもないので、息子の友達が来ると一応、「やれやれ、今日はどんな坊主が来たんだい?」と見に行きます。
そのときしゃがんで、「手は頭の下の方から出してあげてね。頭の上から手を出すと怖がるからね。」と伝えています。
だいたいは初対面の子供の場合には、息子が、「こうやって挨拶するんだよ。」と友達に挨拶の仕方を教えてくれます。これはとっても助かっていますよ。
初対面の子供がしゃがんで動きを止める、犬の接近を待つ、手を犬の頭の下の方から出して匂いを嗅がせるだけで犬の警戒心はかなり和らぎます。
また、この状況を例にとれば、息子とその友達が家に一緒に入ってきたということで、第一条件として、「なんだ、悪いやつではなさそうだな。」という気が働いていきます。
ご自身の愛犬が知人や友人が自宅に来ると、ご自身の後ろや影に隠れてしまうような場合や、大変警戒して吠えたり威嚇するような場合には、その方と一緒にお家に入る、そしてその方の隣に座る、並ばれるということをされていってみるといいですよ。
さて、長くなってきましたので、次回はこの続きをより詳しくお話ししていこうと思います。
最後まで聞いていただきありがとうございました。