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こんにちは。4日まで15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
犬と人の架け橋でありたい私が、犬に関する様々なお話、大好きな旅のお話、子供たちの話などをマイペースにお届けしています。
より具体的なトレーニングや、質疑、アニマルコミュニケーション、ペットロスについてはメンバーシップでお話をしています。
まず最初に告知をさせてください。
1月17日水曜日、今週水曜日ですね。夜の9時21時より、エリカさんのチャンネルですね。
自分時間の過ごし方のエリカさんのチャンネルにて、仮想スナックエリカに参戦させていただきます。
よかったら、エリカさんのチャンネルに遊びに来てくださいね。
そして1月19日金曜日、夜8時より、こちらは旧ツイッターのスペースにて、私とホリスティック獣医サラ先生とアトピールームのカヨさん、3人でペットと航空機事故、そして災害についてお話をする予定でいます。
こちら時間がですね、夜の8時から22時頃までということで、結構長めに撮っておりますので、雑談形式でお話をしていきますので、少しでもね、お耳よりいただけたらと思います。
そして1月22日月曜日、来週の月曜日ですね。
夜の7時45分から9時まで、21時までですね。
こちらはズームのオンラインセミナーになります。
私のお悩み相談会、そして複数の犬と平和に過ごすコツは、というテーマでセミナーを1時間ちょっと行っていきたいと思います。
こちらは事前動画を配置していただく、そしてその動画の中のことについてみんなで検証していくというようなお話がメインになっています。
もし興味のある方、よろしかったら、こちらもまだ受け付けておりますので、ご連絡いただければと思います。
こちらのセミナーにつきましては、私のチャンネルのトップに今固定をしておりますので、よろしかったらそちらから内容を詳しく聞いていただければと思います。
メンバーシップにご登録の方は無料でご参加いただけます。
さて、今日の本題に入りましょう。
年が明けてすぐに起きた野党半島地震。
未だ被災地では、余震や寒さ、慣れない避難生活でお疲れがたまったり、失われた多くのものに心も体も大きな傷を負っていらっしゃる方も大勢いらっしゃることと思います。
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私たちもできることをしつつ、支援の輪を広げながら、そして、私たちにできることとしては、しっかりと前を向いて経済を回していくということが、今できることの一つではないかなと思っています。
改めて、被災地の皆さまの心身の安らぎが早く訪れますように、そして失われた多くの命に対して、ご冥福を心よりお祈りいたします。
この地震を受けて、私が年明けすぐに配信をさせていただいた、被災とペットという数回に分けてのシリーズでは、
公的街路ラインがどのように設定されているかですとか、犬に起きやすい行動の変化などを数回に分けてお話をしてきました。
今回の地震の後、防災対策や有事の際の対策を改めて見直そうという方も多いのではないでしょうか。
また、そういった配信や投稿も多く目に留まるようになりました。
その中で、今回私はキャットシッターアニフル代表でもあり、保護猫活動にも従事されながら、
ペット防災ボランティアもされているという、アニフルのヨコとノリさんのご夫婦でされている配信をお伺いして、
改めて自分自身が見直したこと、そして皆さんにこれだけは確認をしていただきたいなと思ったことがありましたので、数回に分けて発信をしてみようと思いました。
概要欄にヨコとノリさんのチャンネル、キャットシッター×猫ボラ夫婦のラジオのURLを記載しておきます。
当該配信のURLも添付しますので、まだ聞いたことのない方はぜひ聞いていただきたいなと思っています。
特にペットと暮らしている皆様、猫ちゃんと暮らしている皆様、
そうでなくてもご親戚やお友達や親しいご近所の方が猫ちゃんを飼っていらっしゃる方、ペットさんを飼っていらっしゃる方は必要だと思います。
タイトルは、ペットの防災9割の飼い主さんができていない大切な備えというタイトルで配信をされています。
ぜひ聞いていただければと思います。
大規模な災害や震災が起きたら、実際ペットと暮らしているご家庭の皆さんはどうしたらいいのでしょうか。
改めてペットの防災を考えていきたいけれど、何から始めたらいいのか、そんな方へ順を追って配信をしていきたいと思いますので、一つずつ確認をしてみてください。
ペットと防災、まず何から始めるということでは、
1番は家庭内でできることの確認と家族内でのシェア。
2番は公共の立場でのペットの防災対策の確認とそのシェア。
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これは大きくは地域防災拠点と災害時の動物の救援体制についての確認ということになると思います。
1番の家庭内でできることの確認とシェアに関してお話をしていきます。
これはメインは飼い主さんがご自身でご家族の皆さんと一緒に行うこと。
災害時のペットの対策については、環境省が主導したガイドラインが作られています。
各地方自治体のペット災害対策でも、基本方針はこのガイドラインを住民に対して推奨しておりますので、
どこから始めたらいいか分からない、何を参考にしたらいいか分からないという方は、
まずはこちらのガイドラインを平常時に確認をされておくといいと思います。
私の配信もこちらの環境省主導のガイドラインに沿ってご紹介していきたいと思いますが、
ガイドラインも1番飼い主編、2番防災拠点編、3番災害時の動物救援対策編に3部に分かれています。
こちらの環境省主導のガイドラインは、災害時のペット対策、ペットの動向避難対応ガイドラインという名前がついているものです。
私は年始に配信した配信の中でもURLを添付していますが、改めましてこちらでも概要欄にそのURLを添付しておきます。
今回は災害時のペット対策ガイドラインの飼い主編についてお話をしていきます。
1ページ目から12ページ目まで、本編ではイラストや表とともに見やすくフルカラーで説明されています。
その中のかなり最初の方ですね、2ページ目にとてもとても大切なことが書かれています。
今回はその大切なことの内容に触れて、次回も飼い主編についてお話をしていきますね。
この大切なことというのは、動向避難という言葉についてです。
動向というのは同じ行くと書く字ですね。
国は大規模災害の時にペットとの動向避難を推奨していますが、動向避難の意味をご存知でしょうか。
改めてガイドラインより抜粋させていただきます。
ペット動向避難とは、大規模な災害発生時に自宅からの避難が必要な飼い主が飼育しているペットを動向し、
住んでいる地域ごとに指定された拠点などに避難することです。
ここからが大切なんですけど、ペットとともに避難することを指し、
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拠点について、飼い主がペットを同室で飼育管理することではありません。
かなり前にも動向避難と同伴避難という言葉の違いについて配信をしたこともありますが、
改めて皆さんに確認のために再度ご紹介をしたいと思います。
今読んだのは、この災害時のガイドライン。
これは一般の方向けにとても読みやすく編集されているものなんですけれども、
また別の資料で、これも環境省が出しているものなんですけれども、
人とペットの災害対策ガイドラインの創設の用語説明という記事で、
詳しく違いが明記されていますので、改めてこの用語について説明をしていきたいと思います。
動向避難がペットとともに安全な場所まで避難する行為、避難行動を指す言葉であるのに対し、
動搬避難は、被災者が避難所でペットを使用管理する状態を指す。
ただし、動搬避難についても、指定避難所等で飼い主がペットを同室で使用管理することを意味するものではなく、
ペットの飼育環境は避難所等によって異なることに留意が必要である。
つまり、今読ませていただいたところによりますと、
動向避難というのは、倒壊等の恐れのある自宅等から指定避難所へ避難をする際にペットを置き去りにしていくのではなく、
一緒に避難をする行為、行動のことを意味します。
それに対して、動搬避難、動搬というのは、ともに、同じ、伴うと書きますね。
動搬避難は、指定避難所において、ペットと一緒に避難生活を過ごすこと、その状態のことを言います、と書かれています。
私的には、この動搬避難という言葉、これが非常に一人歩きをしている印象があります。
動搬避難というと、ペットと一緒の空間で、ともに生活ができるんだ、避難生活を送れるんだ、という誤解をされている方が実際に多くいらっしゃるのです。
ただし、動向避難にしても、動搬避難にしても、国はこちらを推奨していますが、
その言葉の定義の中では、何度も飼い主がペットを同室、同じ空間で使用管理することを意味するものではない、と明記されています。
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大規模災害時、自分の住む地域で、避難場所がどのように指定されているのか。
そもそも、自宅近くの避難所では、ペットと一緒に受け入れてもらえるのか。
避難するのであれば、どんな準備が必要なのか。
ペットと一緒に避難が可能な場合、どのように避難生活を送ることになるのか。
また、そのための対策はどんなことがされているのか。
今、ペットと暮らしていらっしゃる皆さんは、そのことをいくつ把握されていらっしゃるでしょうか。
陽子とのりさんのご配信でも、その点について、飼い主さんの意識が少し追いついていないのではないか、と懸念されていました。
環境省主導のガイドラインでは、平常時の飼い主さんの備え、災害発生時の時の飼い主さんの対応すべきことを端的に項目ごとに分けて記載されています。
少しご説明をしてみますね。
平常時の備えとしては、1、飼い主の命じ、しつけ、健康管理。
2、動物用避難用品の確保。
3、動物の緊急時預け先の確保。
4、拠点の場所、避難経路の確認。
そして、災害発生時の対応について。
1、避難先、避難方法の判断とペット同行避難の実施。
自宅が損壊して在宅ができない場合など。
2番、拠点のペットの一時飼育場所での飼育、衛生管理。
3番、拠点で決められたペット飼育、衛生管理のルールの遵守。
これらのことを、飼い主さんが平常時の備え、そして発生時の対応として掲げています。
次回は、それぞれ飼い主さんが平常時すべきことと災害発生時に対応することについて、
このガイドラインの内容をもう少し詳しく見て解説をしていきたいと思います。
大規模災害時には、人命救助が最優先です。
そのため、ある程度、一定期間は、ご自身のペットはご自身でしか守ることができないと思っていただいても過言ではないと私は思っています。
日頃からの備えや緊急時の際の対応の手順を平常時に知っておくということは、
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ペットの安全確保をする、ひいてはペットの命を守る最善の策だと私は思います。
長々と最後まで聞いていただきありがとうございました。