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こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
犬と人の架け橋でありたい私が、犬に関する様々なお話、旅の話、子供たちの話など、マイペースにお届けしています。
時には、ひそひそ歌を歌ったりもしています。
より具体的なトレーニング、質疑の話、質問回答などは、メンバーシップでお話をしています。
最初に告知をさせてください。
9月19日木曜日の夜の8時より、犬が自ら考えるようになる教え方のコツ、オンラインセミナーを行います。
こちらは、言葉の通じない犬と人、非言語でのコミュニケーションについて、
犬と人の役割を皆さん自身に行ってもらうロールプレイをしながら、
犬ってこういう風に考えるんだとか、
非言語で物を伝えるってこういう風にやるんだとか、
犬に考えて動いてもらうというのはどういったことか、ということを動画を検証したり、
ロールプレイをして、皆さんで勉強をしていこうという気軽なオンラインセミナーになっています。
概要欄にお申し込みフォームがございますので、興味のある方はそちらからお入りください。
さて今回は、少しメンバーシップの方に、でも詳しくお話をしていきたいなと思っているんですが、
犬の遊びについてのご質問、事例をいただきましたので、そちらについてお話をしていきたいと思います。
私は先日、ある方からこんなお話を聞きました。
先生、私が食卓のテーブルのところに座っていると、
うちの犬が来てテーブルに前足をかけて遊んで欲しそうにしているんです。
遊ぶの?ということで、
おもちゃ箱のところに行って、おもちゃを投げてあげたり、一緒に遊ぼうと誘ってみるんですが、
そうすると今度は全然遊ばなくなっちゃうんです。
たまにボール投げをすると持って帰ってきてくれたりするんですけど、それも2、3回で飽きてしまうんです。
もっとワンちゃんと一緒に仲良く長く遊べる方法ってありませんかね?
どうしてうちの子は遊んで構って来るのに、いざ遊ぼうということになるとすぐ飽きちゃうんでしょうか?
というご質問を受けました。
こんなお悩み皆さんにはありませんか?
構って遊んでとワンちゃんが言ってくるのにも関わらず、いざ、じゃあ一緒に遊ぼうとなると、
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ワンちゃんがなかなか乗ってくれないとか、逆にすぐに飽きてどっか行ってしまうとか、
そういったお声は実はよくある、ある、なんです。
これにはいくつか要因があるんですが、
まずはワンちゃんがどうしてそのような行動になっているのかということから考えてみましょう。
また少し前にですね、こちらも概要欄につけておきますが、
要求には応えずニーズを満たすというお話をしています。
飼い主さんにワンちゃんが何かを要求してくるとき、自分の要望や自己主張を聞いてほしいというとき、
そのことに飼い主さんは答える。
これが繰り返されると、飼い主さんは自分の言うことを何でも聞いてくれるんだというふうにワンちゃんは思ってしまいます。
それはそれで100%要求に答えてあげられれば特に問題はないと私は思うんですけれども、
要求に答えるということが問題なのではありません。
要求に答え続けることで飼い主さんからの呼びかけにワンちゃんが反応が鈍くなってしまうということが一つ大きな問題かなというふうに思うことが私はあります。
この場合でもそうですよね。ワンちゃんが遊ぼうって言ってきたときに飼い主さんが遊んであげる。
にもかかわらずすぐ飽きてしまったり、どこかへ行ってしまったり。
つまりはワンちゃんの要求に答えているように見えているもののワンちゃんのニーズには答えていないという状況がここで生まれているということになると私は思っています。
これであるとこの状態というのは繰り返されてしまうんですよね。
ですので私はワンちゃんから要求の行動、吠えるなりこうやって飼い主さんのいるところにテーブルに足をかけてきたり、
ワンちゃんに言うと小型犬であれば膝に乗ってきたりとか服をツンツンと引っ張ってきたり、いろんな行動があると思うんですけれども、
ワンちゃんからの要求、それが出る前に本当は犬としての本能がきちんと満たされているかどうか、
そこを一度見直す必要があると思っています。
例えば遊んでほしい、かまってほしい、こっちを向いてほしいという意味でワンちゃんがテーブルの上に足をかけるということが頻繁にあるのであれば、
その背後には一体何が隠れているんだろうということにちょっと思いを巡らせてみるということが大切になるんですね。
さてここまでが前振りということになります。
ではこういった子の場合にこの子のニーズを満たす、本能的なニーズを満たすためには一体全体どのような行動を飼い主さんはしたらいいのでしょうか。
難しいですよね。何でかというと遊んでと言われて遊ぼうと思ったら遊びに乗ってくれない。すぐに飽きてしまう。
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じゃあ私は一体どうすればいいのよという感じだと思います。
ここで私がその方にご提案させていただいたのは、まず遊びに使う道具を見直すということになります。
この方に一つ質問をしてみました。
ワンちゃんに遊ぼうと言われて、じゃあ遊ぼうかと言っておもちゃが置いてあるところに行っておもちゃを取り出しておもちゃで遊ぼうと、
ワンちゃんに話しかける、ワンちゃんに投げかけてみるということだと思うんですけれども、
このおもちゃというのはいつでもこのワンちゃんが自由に取り出したりできるところにあるものですかということを聞きました。
その結果、飼い主さんはそうですというふうにおっしゃいました。
リビングの片隅に大きなカゴが置いてあって、その中に基本的におもちゃが入っているのだそうです。
ワンちゃん用のおもちゃが何本も入っているということなんですね。
ワンちゃん自身はそこから気に自分の好きなおもちゃを引っ張り出して、飼い主さんのところに持ってくるときもあるし、
自分で取り出して振り回したり、噛み噛みしたりして遊ぶこともあるんだそうです。
そこで私はこう提案しました。
それでは飼い主さんと遊ぶときのおもちゃは別にありますかというふうにお尋ねしてみました。
すると飼い主さんは、いえ、ワンちゃんのおもちゃは全部そこにしまっていますということなんですね。
ここが一つ、このストーリー、この問題の解決のキーポイントになります。
皆さんは一体全体どういうことなんだと思った方もいらっしゃると思います。
私たちと犬というのは全然違う種族で全然違う動物なんですけれども、共通点があります。
それは我々はどちらも集団生活を営む動物であるということ。
集団生活を営む動物であるということは、
集団の構成員が何をしているのかということに注意が向きがちな動物なんですね。
ということは隣の人、隣の犬は一体今何をしているのかということが非常に気になってしまう動物でもあるということなんです。
これを踏まえてみると、この集団生活の中で皆さんにも一度や二度は経験があるんじゃないでしょうか。
小さい頃、隣のお家のなんとかちゃんは新しい自転車を買ってもらったらしい。
なのに私ばっかりお兄ちゃんのお風呂で嫌だーって、そんな感じありませんか。
私は使い古しのおもちゃばっかりなのに、隣のだれだれくんは今日も新しいおもちゃを買ってもらったんだって、いいなー。
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子供心にもあったんじゃないでしょうか。
というように、いつでも自分がアクセスできる、いつでも自由に接触ができる、取り出して遊ぶことができるというおもちゃだけだと、端的に言うとワンちゃんは飽きます。
なので、ここで私が提案するのは、飼い主さんと一緒の時間、飼い主さんと手動でワンちゃんと遊ぶ時間に使うおもちゃと、ワンちゃんが自分の楽しみのためにアクセスできる、接触できるおもちゃは別にしましょうということなんですね。
これだけをやっていただくと、ワンちゃんの飼い主さんへの注目度、そして飼い主さんと遊ぶということに対しての注目度、集中度合いというのが格段に面白いほど上がります。
なぜかというと、飼い主さんが手動で遊びに誘ってくれるときに使うおもちゃというのは、普段自分が接触できるおもちゃと全く違うからです。
例えて言えば、隣のうちのちょっと年上のお兄ちゃん、お姉ちゃんが持っている新しいおもちゃを自分と一緒に遊ぼうと言ってくれたときのあの気持ちです。あのときめき。
そして、これもとても大切な要素なんですが、その新しいおもちゃを使った遊びを行うときは、必ず時間、制限時間を決めてください。
そしてこの制限時間というのは、できれば短いほうがいいです。
まだ遊びたいよ、まだ遊び足りないよ、まだもうちょっとこのおもちゃで一緒に遊びたいのに、っていうくらいで、はい、じゃあ今日はおしまいの時間だよ、また今度、また一緒に遊ぼうね、ということでワンちゃんの手の届かない、目の届かないところにしまいこんでしまうんです。
そうすることで、おもちゃ、このもうちょっと遊びたかったおもちゃへの執着心だったり好奇心だったり特別感というのがキープされたまま、次の飼い主さんとの遊びの時間を待つことができるんですね。
これで飼い主さんへの注目度、集中度、一緒に遊びたい飼い主さんとあのおもちゃで遊びたいという、やる気度がアップするわけですよね。
いかがですか?もし、うちのワンちゃん遊んでというわりにすぐおもちゃに飽きちゃうんですという方は、ぜひ遊ぶ用のおもちゃとワンちゃんが自由にアクセスできるおもちゃを区別されてみてください。
そしてメンバーシップの方では、この区別のつけ方のコツをお話ししたいと思います。また遊び方のちょっと詳しい説明なんかもしていきたいと思いますので、よろしかったらメンバーシップの方も聞いてみてください。
それでは今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。