2021-02-25 11:16

レターのお返事🙇‍♀️犬の歯のお手入れ(デンタルケア)について🍀

「犬の歯のお手入れ(デンタルケア)」についてレターを頂きました!!
※途中噛みまくってごめんなさい🙏💦

犬のデンタルケア……大切です
わんちゃんに一日でも長く健康に暮らして欲しいのであれば、尚更です。


《歯磨き》以前の《デンタルケア》のための
スキンシップからスタートしましょ😘

以下は、獣医さんの為になる💖
デンタルケアの配信です😆✨


Sara先生のペットの暮らしと健康
《Saraさん》
#150
「人もペットも!デンタルケアにおすすめの商品」
https://stand.fm/episodes/6005fdd58ba7e169bb1da09a

#149
「しつけ:メディカルトレーニングって?デンタルケアについて」

https://stand.fm/episodes/6004b11b6e04f77e26a15cb7


診察室では聞にくいご質問にお答えします&予防医療のおはなし
《アトリエ_タロウさん》

#5
「犬の歯石除去の方法で、オススメはありますか?」

https://stand.fm/episodes/5f5637ef18e9096d4c3d0133

#犬#ペット#動物#愛犬#ドッグトレーニング#デンタルケア#パピーのしつけ#犬の歯科#いつも聞いてくれてありがとうございます#レター返信#遅くなってすみません#噛みまくりでごめんなさい
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犬のトレーニングの実践🐕話、犬業界の裏話、アニマルコミュニケーション等は、《メンバーシップ限定》でお話しています❣️

https://stand.fm/channels/5fd49189dd3aea937b455b50
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こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
こちらの番組では、たくさんのワンちゃんや飼い主さんと関わってきた私が、日本の犬と飼い主さんのQOLをあげるおテーマに、犬のあれこれについて、私個人の見解からお話ししています。
時には子育てネタや、留学時代や旅行の思い出などのお話もお届けいたします。
今回はレターのお返事をしようと思います。実はかなり以前にいただいていたご質問だったんですが、私が全く気づかなかったので、とてもお返事が遅くなってしまい、失礼いたしました。
さて今回のご質問は、犬の歯のお手入れってどうしていますか?という内容です。
ワンちゃんの歯のお手入れについては、実践を入れるという時間以上お話ができる形になると思うので、どこからどこまでお話しするか悩むところなのですが、まずは大原則として、犬の歯のお手入れは必要か不要かという点があります。
この答えは、必要なんですね。確かに、自然界に生きている生き物たちで歯磨きをするのは人間だけですよね。よくよく考えれば、私たちが小さい時に飼っていた犬も歯磨きをしていた記憶はありません。
だから、先ほどの質問の答えにはちょっと補足をしたいと思います。それは、犬の歯のお手入れは必要か不要か。答えは、愛犬に1日でも健康で長生きしてもらいたいなら、歯のお手入れは必要ということになります。
実は、ワンちゃんはその構造上、虫歯には人間よりもなりにくいのですが、人間よりも歯石がつきやすいという動物です。そして、歯周病にもなりやすく、免疫力が落ちてくる老齢菌になると、
その歯周病菌や不潔な口腔内で発生した菌が、顎や歯の骨を溶かしたり、そこから内臓や脳にまで悪影響が広がったり、命の危険があるような病気に発展することもあります。実は、怖い病気の原因になることをどうか知っていただきたいと思います。
私が犬のデンタルケアが必要だなと思ったのは、実体験からなんですね。小さい頃に飼ってた犬が、ある朝、突然顔の半分がすごい腫れてしまって、慌てて病院に連れて行ったところ、歯周病の菌が歯の根っこを溶かして鼻腔の方に侵入して、炎症を起こしていたんですね。その後すぐに全身麻酔で歯を抜くことになりました。
結果、3、4本の歯がボロっと抜けてしまったそうです。当時はもちろん、犬に歯磨きなんて誰も教えてくれなかったのでしたことがありませんでした。
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けれど、ワンちゃんの寿命も延びてきた今、たかが歯と思うかもしれませんが、適切な歯のお手入れ、デンタルケアをすることで、愛犬の寿命を延ばし、かからなくてもいい病気を予防することができるんです。これってすごくないですか?
今は、犬の歯のお手入れ、デンタルケアの必要性は認識されてきて、お手入れ商品も多くなり、獣医さんにも広く知られるようになってきたと思います。
ただ、人間と違うのは、人間には歯医者という専門医がいますが、日本では犬に歯医者はほとんどいないのが現状です。
なので、ほとんどの場合、歯の治療、わせずに抜歯などの処置になるというのがまだまだ多いんですね。
日本に犬の歯の専門医さんは、10名程度しかいらっしゃらないそうです。
そのうちのお一人が、このスタンドFMで配信をされている、獣医さんのアトリエ太郎さんの旦那様でいらっしゃるということを、私も今朝知りました。
アトリエ太郎さんも、獣医さんとしてデンタルケアについてお話しされていらっしゃるので、ぜひ配信を聞いてみてくださいね。
概要欄にURLを記載いたします。
さて、犬のデンタルケアは必要という理由はわかっていただけたかなと思います。
次は、具体的にどういうことが必要なのかという話です。
お気づきかもしれませんが、私は先ほどから歯磨きという言葉ではなく、デンタルケアという言葉を積極的に使っています。
それはなぜかというと、歯磨き以前にとても重要で必要なことがあるからです。
私は毎日、愛犬に歯磨きをしているかと聞かれたら、答えはNOです。
毛がむいた時にしかしっかりはやらないのですが、大切なのは、毎日歯磨きをする犬を育てるということよりも、いつでも、どこにも、どこでも、誰にでも、航空内を触らせることができる犬を育てるということです。
多くの飼い主さんが刺繍病や新肉炎を指摘されてから、公衆が気になってきたからといって、政権になってから、ある日突然ワンちゃんの歯磨きを始めようとします。
突然歯ブラシを買ってきて、犬の口を開けて突っ込んでやろうとしたりするんですよね。
そうなったらワンちゃんはどう思うでしょう。ワンちゃんにとって口というのは最大の武器であり、また弱点です。
その口を相手の胃のままに触らせ、抵抗しないで歯ブラシなどの異物を入れることを受け入れるというのは、実はかなりレベル高いことなので、ある日突然始めたらワンちゃんの抵抗に遭うことは当然なんです。
そしてワンちゃんが逃げる、暴れるから、飼い主さんは捕まえて無理やりやる。
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するとワンちゃんは怖くなって唸ったり、時には噛みついたりする。
そんな悲しい例を私はトレーナーとして何度も見てきました。歯磨きが必要になってからやるというのでは遅いんですね。
実はデンタルケアは歯磨きだけではないんです。歯磨きをする前にまず、
まずる、鼻先を触る、持つ、唇を触ることができる、唇をめくって歯を見せることができる、唇をめくって歯を指で触ることができる、
口の中に指や手を入れることができる、抵抗なく口を開けさせることができる、
指などの異物を入れても噛むことなく受け入れることができる、
全ての工程をリラックスした状態で誰にでもさせることができる、というこの工程が非常に大事なんです。
このすべての工程がクリアできていれば、歯磨きをするために歯ブラシを入れてもすんなりと受け入れることができるはずです。
まず一つずつ愛犬と一緒にチェックしてみてください。もしできなければそこからスタートしてみましょう。
すべてできるようになったら、指で抵抗なくできたら、歯磨きシートや指サックを指につけて歯を優しく拭く、
綿棒や柔らかい歯ブラシで歯を磨く、というより難易度の高い実践を取り入れてみてもいいと思います。
私は個人的には歯ブラシを使うよりも指で磨くことをお勧めしています。
指でやる方がワンちゃんにとっては抵抗感が少なく、指の感覚で出来物や腫れを確認できますし、歯ブラシで歯茎を傷つけることもありませんよね。
人間もそうですが、すでに刺繍病などがある場合には、歯ブラシが歯茎に当たると痛かったり出血したりします。
毎日歯ブラシをすることは飼い主さんにとってもちょっと負担ですよね。
でも、子犬の頃から毎日ワンちゃんの顔を撫でるということは負担ではありませんよね。
そのスキンシップの中に、ぜひ唇をめくる、指で歯を触るということをプラスしていただきたいんです。
一番いいのはワンちゃんがお家に来たその日から、このデンタルスキンシップをスタートすることです。
パピーちゃんはしっかり運動した後にしたり遊んだりすると、ちょっとやそっとでは起きないくらい熟睡しますから、
安心して膝の上や人にくっついて寝ているときに、そーっと全身を撫でながら、このデンタルスキンシップを始めます。
ここでのポイントは、もし嫌がったりワンちゃんが起きてしまったら一度やめるということです。
すべての工程をパピーちゃんのうちに習慣としてクリアすることが理想ですが、
大きくなった体も練習とトレーニングでこのデンタルスキンシップを受け入れてもらうことは可能です。
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この場合はちょっと本末転倒に聞こえるかもしれませんが、先ほどすべての工程を細かく一つずつ練習し、
一つができたら褒めておやつを与えて良い印象をあげることが必要です。
慣れてきたらすべての工程を全部クリアできた後にデンタルガムなどをご褒美であげるようにしてもいいと思います。
すでに痛みがあったり、死肉炎、刺繍病があるワンちゃんにはより細かいステップを踏んで、
少しでも受け入れてくれたら褒めてあげることで、長期的に見るとできるようになるのが早くなります。
犬の歯は前歯よりも剣歯より奥の歯、裏面よりも表面の方が汚れが付着しやすいです。
一番奥の歯は、こういう小型犬だと特に、かなりグイーッと唇を横に引っ張らないと見えなかったりするので、
それすらも嫌がれることがあるので、そこから練習することが必要です。
ワンちゃんのデンタルケアは、ローマは一日にしてならずのように、
一日で急にすべてできるようにはなかなかならないんですね。
ですが、長い目で見たとき、愛犬に健康で長生きしてもらうためには欠かせないトレーニングですから、
まずは抵抗なく航空内を触らせてくれることからスタートしてみましょう。
最後に、デンタルケアに良い商品などについて、この間コラボ配信もさせていただいた
サラホリスティックアニマルクリニックのサラ先生の配信を概要欄にご紹介させていただきます。
サラ先生も獣医さんで西洋医学のみならず、ハーブやホメオパシーなどを使ったホリスティックケアも精通していらっしゃいます。
サラ先生のペットと暮らしと健康というチャンネルで様々な有益情報を発信していらっしゃいます。
こちらもぜひ聞いてみてくださいね。
今回は長くなりましたが、皆様いかがでしたでしょうか。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。
あなたとワンちゃんの今日が、ますます輝くものになりますように。
また次回もよろしくお願いいたします。
11:16

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