2021-01-26 10:14

歯ブラシ嫌い!?犬にとって【不自然】を【自然】に受け入れてもらう3つのポイント

歯ブラシ、ブラッシング、爪切り、足ふき、ハーネス……

わんちゃんが嫌がるから出来ない……!?

わんちゃんにとって【不自然】な事を
【自然】に受け入れてもらう為のポイントを3つ!

【問題行動は、治療より予防】
【犬にとって不自然な事】をする時は
拒絶から問題行動に発展しやすいです。

噛んだり暴れたりする前に
【良いイメージ】を付けて【習慣】にしちゃいましょう✨

#犬#ペット#歯ブラシ#動物#犬のしつけ#犬の話#ドッグトレーナー#褒め育#犬の仕事#いいねありがとう

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こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
トレーナーとしてたくさんのワンちゃんと飼い主さんと関わってきた私が、日本の犬のQOLをあげたいおテーマに、私の視点からいろいろなお話をしています。
時には子育てや旅行の話もしていきたいと思います。
前回は犬の問題行動についてお話をしました。犬にとっては当然の行動だけれども、人にとっては理解ができない、コントロールができない状況であるということ。
また問題行動の代表選手であるピンポンボエについての対処法をいくつかお話しました。
ただあくまでも方法の紹介なので、そのワンちゃんや家庭環境や背景により細かい対処法やプロセスは違ってきますので、ピンポンボエにとても悩んでいらっしゃる方は、プロフェッショナルにご相談されることをお勧めします。
またたくさんのいいねをくださった方やフォローしてくださった皆様、本当にありがとうございます。とっても励みになっています。
ぜひレターやコメントもお寄せくださいね。
さて問題行動についてさらに今日はお話ししていこうと思います。
前回の最後に問題行動は治療より予防というお話をしたのですが、予防するトレーニングをしましょうということです。
これは言い換えて言うとワンちゃんにとって不自然なことを自然にするトレーニングということにもなります。
詳しく説明させていただきますね。
飼い主さんにとってワンちゃんの問題だなと思う行動、いわゆる問題行動になりやすい原因として大きく2つがあります。
1つ目は前回お話ししたピンポンボエに代表されるような犬の本能的行動修正が人の社会や常識、飼い主さんのライフスタイルと違うことから起こってしまう問題。
そして2番目は今日お話しする犬の本能や修正に反した不自然なことへのワンちゃんの拒否反応から起こる問題行動になります。
これはですね、例えて言うなら爪切りや歯磨き、耳や足を拭く、服を着る、ハーネスやリードカラーをつけるといったことが挙げられます。
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これはですね、自然界にはないことなので、絶対的にいきなりやるとワンちゃんにとっては何じゃこれやめてと反対を向かってしまう、もしくは噛んだり暴れたり抵抗してしまうワンちゃんが多いことになってしまいます。
おそらくパピーちゃんの頃ですね、ワンちゃんを最初にお家に迎えられた時に、今は大丈夫だけれども足を拭いたりブラッシングをしたり服を着せたりリードや首輪をつけるということを嫌がったワンちゃんもいたのではないでしょうか。
こういったワンちゃんにとって不自然なことを自然に受け入れてもらうためには、これは怖くないんだよ、大丈夫だよ、怪しくないよと安心感を与えてあげること、またこれは良いことなんだよというポジティブなイメージをつけてあげることが受け入れやすい状態を作るために大切です。
そのためのポイントは3つ。
1つ目は人も犬もリラックスしていること。
2つ目はポジティブなイメージをつけること。
おやつや褒め言葉をかけてあげるといいですね。
そして最後が細かく段階を踏んで無理やりに行わないこと、この3つが重要です。
例えば歯磨きについてなんですけれども、刺繍病のリスクからやはり行ったほうがいいのですが、大きくなってお医者さんに言われてからやっぱり歯磨きやらなきゃダメかなと思って突然ワンちゃんの口の中に歯ブラシを入れる。
そうするととっても嫌がる子が多いんですね。
段階を踏むというのは特に苦手なものを克服する際に大切なステップになります。
この歯磨きの例で言えば、1つ目、まずワンちゃんのマズル、お口周りですね、鼻が長い子は鼻の周りを触る。
2番目、唇をめくる。
3番目、歯を一瞬触る。
歯を一瞬触る。
4番目、口の中に指を入れる。
5番目、指にウェットティッシュなど異物を巻いて歯を触る。
6番、歯ブラシや綿棒など異物を口の中に入れる。
7番、歯ブラシを動かすというように7つの段階があります。
それぞれの段階でまずは1秒から2秒ほど時間をかけてスタートしていきます。
そして少しずつ長くしていくんですね。
リラックスしてそれぞれの段階を受け入れてくれている時に一度ストップして褒めてあげることが良いイメージにつながります。
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歯磨きだとちょっと本末転倒になってしまうんですけれども
それぞれの段階を経た時に上手に受け入れてくれたら褒めておやつをあげるというのも
とても良いイメージをつけるには良いことになりますね。
これですね、もしマズルを触ることさえ断固拒否というようなワンちゃんにとっては
果てしない道のりになると思いませんか?
なのでやっぱりお勧めは問題行動は治療より予防ということにまた振り出しに戻るんですね。
小犬の頃から体を撫でているついでにマズルを触ったり
唇をめくったり歯を触ることをスキンシップの一環にしている
そういったワンちゃんはいざ歯ブラシをしようと思った時に
歯ブラシを口の中に入れる歯ブラシを動かすこの2つのステップで終了するんです。
なんかこう聞くと簡単なように思えますよね。
例えば小犬ちゃんの頃お家に初めて来た時には
ブラッシングや足を拭いたりハーネスや首をつけるのを嫌がってたワンちゃんが
毎日やることでそれを自然と受け入れられるようになったというケースは多いと思います。
これも一つの大切なプロセスで歯磨きや爪切りを毎日やるものではなかったりすると
余計に嫌なことになりやすいんですね。
なので歯ブラシや爪切りを毎日やらなくても
例えば爪切りを持って足の爪に当てるというような行動を毎日行っていったりする生活のルーティーンに入れてあげると
受け入れやすくなることも一つの方法です。
爪切りやお洋服、ハーネス、足拭き、シャンプーなども歯磨きと同じようにワンちゃんにとって不自然なことなので
嫌がることを覚えてしまう前に
これは良いことなんだよとおやつを使ったり褒めたりして教えてあげましょう。
また生活の一部としてそのこと、歯磨きや爪切りをしないとしても
口の中を触ったり足の先に爪切りを当てるといった練習は毎日していくと
いざ本番の時に抵抗が少なくて済みます。
不自然なことをワンちゃんに受け入れてもらう3つのポイントをもう一度最後にお知らせいたしますね。
1番ワンちゃんも人間もリラックスした状態で行うこと
2番おやつを使うなどできたら褒めてあげること
3番細かく段階を踏んで無理やり行わないことになります。
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段階のつけ方などわからない場合はお気軽にお尋ねくださいね。
さて次回なんですけれども少し趣向を変えて
4頭の私のお客様の生徒さんのワンちゃんと一緒にお送りしたいと思います。
あまりやらないんですけれども
今度木曜日金曜日でワンちゃんたちをお泊り保育園に連れて行きます。
飼い主さんはいらっしゃらないんですけれども
私が4頭のワンちゃんと一緒に1時間半、約2時間ぐらい離れたところに
一泊二日で公害学習というか遊びに行きます。
その日の夜にワンちゃんたちと一緒に皆様にお声を届けられればと思います。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
あなたとワンちゃんの今日がますます輝くものになりますように。
それでは次回もよろしくお願いします。
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