防災の日の意義
こんにちは、横浜で15年以上犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
犬と暮らすって最高をテーマに、愛犬との毎日をもっと楽しみたい飼い主さんに向けてお届けしています。
ドッグトレーナー歴20年以上、これまでに800頭以上のワンちゃんとご家族に向き合ってきた経験から、よくいただくご質問やお悩みへのアドバイス、犬との暮らしが豊かになるヒント、
これからお迎えしたい方からシニア犬さんにも役立つお話を、ハッシュタグ1番から7番のフェーズに分けてお話ししています。
今回のテーマは、今日もね、9月1日ということで、皆さんご存知の通り、防災の日になります。
このスタンドFM出身のね、ラジオパーソナリティ、あかりんの気ままにラジオのあかりんが、毎週月曜日朝7時から10時まで行っている、FMパルル地上波のラジオですけど、
そちらのラジオでも、今日は防災の日ということで、備えについてテーマを募集されていましたね。
私もそこでね、毎週のようにメッセージを朝送らせていただいているんですけれども、備え、今日はね、ペットの防災について、少しだけまたお話をしてみようと思います。
ハッシュタグは、1番これからペットを飼おうと思っていらっしゃるプレ飼い主の皆様、
ハッシュタグ2番パピーの飼い主様、
ハッシュタグ3番生犬の飼い主様から、
ハッシュタグ5番シニア犬の飼い主様まで、幅広くペットを飼っている、そんな方に少し心を寄せていただきたい内容になっています。
ペットの避難準備
実はこの内容というのは、私は数日前に、ラッキーの犬猫トークというチャンネルをされていらっしゃいます。
担保や薬膳なんかの視点で、ペットさんの健康についてお話をされている、ラッキー先生の配信。
こちらの配信で、防災週間特集ということで、家を何分で出発できますか?という配信をお聞きしてから、
これについて少しお話ししてみようかなというふうに思っていました。
9月1日は防災の日ということで、防災の日に合わせてペットの防災についてお話しするとともに、
ぜひラッキー先生の配信の方も概要欄に貼っておきますので、よかったらこちらも聞いてみてください。
ペットの防災ということで、ペットの避難グッズだったり、防災グッズだったりをご用意されている方というのは多いと思います。
このペットの防災については、過去にも何度もお話をしたことがあるので、そちらもぜひ参考にしていただきたいなと思うんですけれども、
ラッキー先生がおっしゃられていたのは、お家を何分で防災グッズを持ってワンちゃんネコちゃんを連れて避難することができますか?
お家を出るところまで何分かかりますか?ということをまず知っておくといいですよというお話でした。
これ本当に重要なことだと思います。
そしてここでさらに私が思ったのは、この重要なことについて、備品をいろいろと詰めるとか用意するとかというだけじゃなくて、
実際ワンちゃんネコちゃんをもし連れて避難される場合には、その連れていくための準備ですよね。
それにきちんと日頃から配慮ができていますか?ということなんですよね。
これは実際どういうことかといいますと、大きく分けてペットの災害対策だったり避難に対する備えというのは、2種類に分けられるということなんです。
1つ目は飼い主さんがご自身で手動で、飼い主さんのペースで行う災害への備え。
これにはどういうことがあるのかというと、
例えば、ペット同行避難の近隣の場所を探すとか、その避難場所でペットがどういう誘致で扱いになるのかを調べておくとか、
近隣の方と先に打ち合わせをしておくとか、
あとは、もし近隣が同行避難だけど同伴避難はできない、
同行避難と同伴避難というのは違いがあるんですけれども、
実際どこか避難場に行ってもペットは別の場所で確保というか、そこにたどまらなければならないというところの方が多いんですが、
そういった場合に、手は親戚の家に預けるとか、知り合いの方にお願いをするとか、
そういったこと、そういった選択をする場合には、そういった預け先を確保しておく、探しておくという必要もありますよね。
あとは、備品ですね。ペットさん用の備品を災害用に、有事用にきちんと備蓄しておく、
ローリングストックしておく、そしてまとめておいて持ち出せるようにしておく。
そしてそれをですね、ご自身がいない場合にはご家族の方にも共有しておく。
もしお一人で飼育されている場合には、誰かにお願いをしておく。
トレーニングの重要性
これがですね、飼い主さんが手動でできるもの、ペットの災害対策になります。
そしてもう一つが、ペットのペースでしか進まないもの、進まない備え、ペットのペースで進む備えというものになります。
これがですね、意外と落とし穴になるんですよね。
このペット手動の備え、災害対策というのはどういったものがあるのかというと、
これが日頃からのしつけやトレーニング、経験を上げる社会化などといったことになるんですよね。
具体的にどんなことがあるのかというと、まずはクレートやケージに入って落ち着けるというトレーニングですよね。
それから、飼い主さん以外の誰かにお世話をしていただく機関があるとしても、その方に危害を与えないという人慣れのトレーニングになります。
それからですね、特にワンちゃん、ネコちゃんに関しては排泄、排泄のトレーニング。
それから特にこれはネコちゃんになると思うんですけれども、ネコちゃんというのはね、ワンちゃんと違ってなかなかお散歩に行ったりすることがないので、
違う環境に行くということが少ないと思うんですよね。
だからこそ環境が変わるだけで、とてもストレスを負ってしまったりすることがあるんですが、環境変化に対する備えですね、
これはワンちゃんでも同じように必要になることがあると思うんですけれども、
それから特にワンちゃんの場合は、吠える声というのが避難所だったり避難先で問題視されることがありますので、
新しい場所や知らない場所、知らない人、知らない犬を見ても落ち着くことができるというトレーニングですね。
この辺りがカイネスさんのペースでは絶対にいかないことになるんじゃないかなと思います。
実際ですね、環境省が主導のペットの災害対策、避難対策、そういったマニュアルというのが環境省のホームページに載っているんですけれども、
ぜひこちらも見ていただくことと、同時に各地方自治体がですね、横浜市は横浜市主導のペットの災害対策マニュアルというものが出ていますので、
こういったものも随時更新されたりしますので、中身を1年に1回ぐらいチェックするという日にしていただきたいなと思うんですが、
こちらの方でもですね、日頃からのしつけについて大切ですということが書かれています。
実はですね、こちら東日本大震災が起きる前はこういったマニュアルや日頃のしつけが大切ですよという呼びかけというのはほとんどなかったんですよね。
ただですね、やはり日本を揺るがすような大災害が起きた後にですね、日頃からのトレーニングや訓練、しつけというのが、
どれだけ有事な際にこのペットたちの命を左右するのかということがわかってきたわけです。
特に私はワンちゃんをトレーニングする仕事に就いておりますので、この辺りというのは日頃からできるようにしておいてくださいというところは何かというと、
クレートトレーニングとそれからハンドリング。
ハンドリングというのは体のいろんなところを誰が触っても嫌がらないというトレーニングになります。
この辺りは獣医さん、彼は特にトレーナーさんにお願いをしたいところですというふうに言われるところなんですよね。
鳥間さんからも言われることなんですけれども。
ペットのクレートトレーニング
そして小型犬の方もそうなんですけれども、特に大型犬の場合には意外にクレートやケージに入る。
一つの囲われた空間に入って落ち着くという習慣がトレーニング施設に通っていたり預けられたりすることがない限りは意外と苦手な子が多い印象です。
これはなぜかというとですね、やはり大型犬というのは体が大きいためにお家にですね、その子たち専用のクレートやケージというものが
この頃は用意していたんだけど、大きくなって生犬になってからは家の中に置いておくのは邪魔なので使っていませんという方であったりとか、
せめて車の中でちょっと使うかなという程度であって、なかなか大型犬を飼育していてクレートやケージをお家にずっと持っているという方少ないんじゃないかなと思います。
また特にですね、猫ちゃんですよね。猫ちゃんはもともとは狭いところに入ったりするのは好きであるという習性はあるんですけれども、
いざ持ち運びができる形のクレートに入ってって言うと絶対に入ってくれなかったり、入った瞬間にね、非常にストレスを感じてしまって鳴き声が止まらなくなってしまったり、
ストレスから体調を崩すっていう子も少なくないんじゃないかなと思います。
動物病院に連れて行くだけの時だけにクレートをこういった持ち運びのできる入れ物を使ったりすると、その入れ物自体にやはりすごく嫌なイメージがついてしまうことがありますので、
これはワンちゃんもそうなんですけれども、日頃からこのクレートの中の場所を居心地の良い場所に仕立てで置いてあげるということはとても大切なんじゃないかなというふうに思います。
このペットさんのペースで進む避難災害対策というのは本当にその日その瞬間にできるというものではないんですよね。
ですのでやはり長期的に見て必要な災害対策になると思いますから、
もしうちクレートを使ったことなかったなとか嫌なイメージになっちゃってるなとか、犬非常に苦手だなとかっていうことが考えることがありましたら、今からでも遅くないんですので何かしらの対策をね。
備品を備える、いろんな情報を調べるということと共に合わせてワンちゃん自身の体の安全、そして心の安全、命の安全を確保するためにも考えて実行していただくといいんじゃないかなと思います。
後半はね、少し外で収録となりましたので雑音が入っていると思います。
防災の日のイベント
お聞き苦しくて申し訳ありません。
9月1日防災の日ということでペットの防災について少しお話をしてみました。
そして一番最後になりますけれども、今週9月4日木曜日の朝9時10分よりインスタスタイフ同時ライブを行っていきます。
こちらのテーマはドッグトレーナーのお仕事ってということで、ドッグトレーナーって実際にどんなことをやっているのかとか、どんなお仕事の幅があるのかっていうのをお話しするとともに、
私の新しいサービスについても少しご紹介していけたらいいなと思っています。
ご質問などもあればぜひお寄せください。
そして9月7日の日曜日の夜8時より、こちらはインスタスタイフ同時ライブ、トリミングサロンシエロのオーナートリマーであるあかねさんと一緒にまたお話をしていきます。
メインはインスタグラムでのコラボライブになるんですけれども、スタンドFMの方でも音声を流していきたいと思います。
少し同時にやると音声が乱れることがあるので、お聞き苦しいなと思う場合にはぜひインスタの方をフォローして聞いていただけたら嬉しいです。
テーマは甘えん坊のワンちゃん、上手な付き合い方についてお話ししていこうと思います。
甘えん坊のワンちゃんね、分離不安だったり飼い主さんにすごく依存してしまって、飼い主さんがいないとお家の中でも不安になって吠えてしまうとか、
そういったワンちゃんって少なくないと思うんですけれども、そういったワンちゃんたちとの上手な付き合い方。
意外とね、特に年齢を重ねてくるとこういった甘えん坊の傾向というのは強くなっていくので、それに疲れてしまう飼い主さんって意外といらっしゃったりするんですよね。
なので上手な付き合い方についてお話をトリマーさんと一緒にしていきたいと思います。
9月4日の朝9時10分、そして9月7日日曜日の夜8時より、インスタグラムスタンドFMでお待ちしております。
それでは今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。