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こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
犬と人の架け橋でありたい私が、犬に関する様々なお話、大好きな旅の話、子供たちのお話などをマイペースにお届けしています。
4月22日19時45分 犬の吠えを本気で考えるpart2
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そして今日は、今週金曜日19日ですね。夜20時、夜8時より行います。月1恒例、ドリーミングサロンシエロのオーナートリマー、あかねさんとのインスタコラボライブのお知らせとなります。
ペットと防災をテーマに月に1回程度、トリマーさんとドクトレーナーでコラボライブをしています。今回は命を守るハンドリングというタイトルで約1時間ほどおしゃべりをしていきます。
ハンドリングという言葉、こちらは手で触るという意味なんですね。グルーミングという言葉は似ていますが、基本的にはハンドリングは道具は使わずに、手で動物の体を触るということを指します。これがなぜ、動物の命を守ることにつながるのか?
災害発生時や災害直後にかかわらず、平常時から動物さんたちが人の手を受け入れられない、怖がる、嫌がるということで、適切な健康のためのケアや診療ができないことがあります。
私が東日本大震災の後、被災ペットボランティアに参加したときに、同じくボランティアに来ていた獣医さんからも、私たちは動物を処置するのが仕事です。けれど、それに対して恐怖が先立ち、猛反撃をされること、受け入れられないことで適切な処置どころか、動物が過度にストレスを背負い、それらを与える存在、
になるのは辛いことです。そのためには、ハンドリングのトレーニングをしてくれるトレーナーがもっと必要なんです、と言われ痛切に感じたこと、それはハンドリングとは動物の命を守ることに直結するんだ、ということでした。
どんな状況でもある程度、どんな人の手を受け入れるということには、日々その動物さんをケアする手が、接する手が、優しく動物にとって信頼できる、好きなもの、安心できるもの、という認識があることが必要です。
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叩かれたり、拘束されたり、痛めつけられたり、放り出されたり、閉じ込められたり、痛いこと、辛いこと、ひどいことを予感させる手、では、動物たちは当然ながら、自分自身の身を、権利を、命を守るために反撃に出ます。
動物たちの決死の反撃に対し、人は恐怖を感じることや、その反動が怒りに変わり、よりひどく動物を痛めつけるということは、悲しいことながら、いまだに繰り返されることでもあります。
特に、非常時に差し伸べられた人の手に対して、人の手は安心していいもの、という認識を持ってもらうためには、平常時の取り組みが、とても必要なんです。
ここで一つ、恥ずかしい、苦い、我が愛犬、みことさんのお話をしたいと思います。
タイトルにもつけたんですが、みことさんは、過去一度だけ、警察に厄介になったことがありました。
それは、私が出産直後だったと思うんですけれども、ある期間、みことさんを両親に預けていました。
確か、長男の時だったかな、と思うんですが。
そして、両親はみことを連れて、弟の住んでいるお家に遊びに行ったんですね。
そして、両親と弟はみんなで、夜ご飯を食べに行ったそうです。
みことさんは、この家に一人でお留守番することは、まだ慣れていなくて、
ちょっとした隙間から外に出て、車庫のちょっとだけ空いている隙間をガリガリとやってですね、外に出てしまいました。
そして、そこから徒歩2分程度のところにあるコンビニに、なんと一人で入って行ったんですね。
いつも、父がお散歩をする時に、そのコンビニに行くことが多いので、
そのコンビニに入っていく姿を母と一緒に見ていたんだと思います。
きっと父はそこにいると思ったんでしょうね。
犬が一人で入ってきたぞ、と、小民の店員さんにお客さんが伝えて、
小民の店員さんは、なんとみことさんを確保してくれました。
そして確保されたみことさんは、向かいのところにある、コンビニの向かいにあるですね、
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排出所、駐載所かな、のおまわりさんに迷い犬です、ということで預けられまして、
なんとパトカーに乗せられて、おまわりさんの膝の上に乗って、
この犬の飼い主知りませんか?この犬見かけませんでしたか?
という聞き込みをされた際に、うちの弟がですね、
すみません、それうちの親の犬です、と言って帰ってきたというエピソードがかなり昔にありました。
私はそれを聞いた時に、もう本当に何やってるのよ、と電話口で両親に
どなりそうになりました。親は私に怒られるのを怖くてですね、
ちょっと後になってからそれを私に報告してきたんですけどね。
本当にワンちゃんの脱走、脱走による事故、死亡事故、交通事故、迷子というのは
年間数えきれないぐらい起こっています。
それはひとえに、やはり飼い主側の管理不幸届に尽きるわけなんですが、
これが起こってしまうのは、やはり大丈夫だろうという飼い主さん側の思い込みなんですよね。
どうかどうかワンちゃん、お留守番だけではなくて、脱走、そういったことに関しては本当にお気をつけください。
みことさんはね、本当にこの時無事でよかったなぁと私は思いました。
それと同時に、日頃からの彼の知らない人への対する態度、気持ち、人が触るということに対しての習慣的なもの、
そういった体験的なものがこの場に現れたんだなというふうに思っています。
決してこの事例はですね、褒められたことではないんですが、
うちのみことさんに関しては、あまりそんなに精雷ですね。
人が大好き、誰でもすぐに寄って行って、すりすり、ジャンプジャンプ、困ったかなって、というタイプではありません。
決してそういう愛想の良いワンちゃんではなかったんですけれども、
ですが、人から差し伸べられる手というのは必ず良いことがあるということを、
特にパピーの頃は強く強く練習をしました。
トレーニングを積んでいったんですね。
そして、どこをいつ触られても怒らない、というようなトレーニングもずっと続けていました。
それを私だけではなくて、家族、子供、そしてうちのスタッフ、お客さん、知人、時には知らない人にも触ってもらいました。
犬は人に触れられることが大好きな動物ですが、
それでも、普段は撫でてくれと寄ってくるのに、寝ている時に触ろうとすると噛んでくるとか、
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横になってお腹を出してきたので、犬を触ろうとしたら唸られて歯を剥き出されました。
といったご相談や問い合わせも確かにあるんですよね。
犬にも触られたくない場所や、触られたくないタイミングはあります。
それをきちんと知った上で、本当はあまりここ触られるの好きじゃないんだよな、というようなハンドリングも受け入れてもらえるような、
そんなポジティブなトレーニングをできていけたら、緊急時、災害時、
私の見下ろさの事例は、ただのこちらの不注意ですが、
例えば震災後、大きな災害が起こった時、これは不可抗力で、
ペットさん、ワンちゃんが、はぐれてしまう、いなくなってしまうということはあると思います。
そういった時に出てくるのは、日頃の人との接し方、触られ方、出てくると思うんですよね。
そういった、では日頃からどんなトレーニングをしていったらいいのか、
どこをどうやって触ったらいいのか、嫌がる時にはどういう対処をしたらいいのか、
ということを、金曜日20時からのインスタライブでお話をしていこうと思います。
そして私、アドッグトレーナーの立場から、
赤根さんには、日頃トリミングサロンで色々なワンちゃんたちと、
トリミング、カット、シャンプー、ドライヤーなどをされているプロのトリマーさんが、
行っている対処法などを聞いていきたいと思います。
それぞれの立場で、やはり多少は扱い方、対処の仕方、問題解決の仕方に差があると思いますので、
そういったところもトリマー、アドッグトレーナー、コラボしてお話できたらなと思っています。
チャンネルは、トリミングサロンシエロのオーナーさん、赤根さんのチャンネルでの
インスタコラボライブになります。
一応こちらのスタンドエフェブでも、配信がその後残せるように、
別の媒体で録音をしたいと思いますが、うまく残せるかわかりませんので、
よろしかったら、興味のある方、ぜひ遊びに来ていただけたらと思います。
今回も顔面まる裸で挑みますので、応援していただけたらとてもとても嬉しいです。
最後まで聞いていただきありがとうございました。