2021-06-21 08:12

「俺を……置いて行くなよ‼️」犬の🐶【分離不安】てナニ?


【分離不安】という言葉をご存知ですか?
文字通り、
「離れて行くことに不安を感じる」という
ワンちゃんの状態です🐶

群れで暮らす動物であるワンちゃん達は
多かれ少なかれ、たったひとりで
もしくは知らない場所に置かれ
飼い主さんや家族が居なくなってしまうことに
不安感を覚えます😰

【分離不安】に関してまずは予習‼️
本番は明日😘

😁20時30分~コラボライブ✨
【コロナ禍で増加?ペットの分離不安
Sara先生となおちゃん先生が語る対策】

※子供が後ろでゲームをしているので雑音すみません💦

#犬#ペット#動物#分離不安#対策#原因#飼い主#コラボライブ


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犬のトレーニングの実践🐕話、犬業界の裏話、アニマルコミュニケーション等は、《メンバーシップ限定》でお話しています❣️

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こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
こちらの番組では、たくさんのワンちゃんや飼い主さんと関わってきた私が、
日本の犬と飼い主さんのQOLをあげるおテーマに、犬のあれこれについて、私個人の見解からお話ししています。
時には子育てネタや、留学時代や旅行の思い出話などもお届けいたします。
さて、今回はまず告知になります。
明日、6月22日火曜日夜8時半から、コロナ禍で増加
ペットの分離不安、さら先生となおちゃん先生で語る対策ライブ
最近、うちの子が私と離れたがらない、今は平気だけど今後が心配、どうしたら予防できますか?などなど
また、ペットのホリスティックケアに興味がある方は、その道のスペシャリストである、さら先生に直接質問ができる貴重なチャンスです。
ということで、明日はコラボライブになりますので、今日はコラボライブの予習
ペットの分離不安についてがテーマなのですが、皆さんは分離不安という言葉をご存知でしょうか?
これは文字通り、ペットさんが飼い主さんやご家族と離れることで不安を感じるというものです。
と言ってもペットに話を聞いて、そう答えているわけではないので、実際にはそのように見えるような行動をとるということに対して言います。
この分離不安は実は多かれ少なかれ、特にワンちゃんは持っているものだと思います。
というのは、犬という生き物は群れで生きる動物なので、親しい間柄の人や動物から離されて、突然一人になることには不安を覚えるものです。
特に子犬については、たった一人で取り残されるという状況は、命の危険さえ伴う本能的な危機です。
ですから、自宅に迎えたばかりの子犬が夜、クレートやケージの中で夜泣きをして眠れないといったご相談は最もなのです。
成長し、家族やパートナーとの信頼関係ができて、自分の置かれた状況をはっきり認識でき、安定した生活を送るようになると、自然とこの子犬の時期の取り残される不安はなくなっていくというのが一般的です。
ですが、何らかの形で離れることへの不安が、生犬になっても残ったり、いろいろな条件によって強くなってしまうことがあるんですね。
分離不安とは、一般的に状態へのネーミングですが、これが悪化してしまうと、分離不安症という立派な病名がついてしまいます。
分離不安の目安となる行動は、下痢や嘔吐、部屋の中を荒らす、破壊行動など、特定の場所が多い、トイレ以外での場所の排泄、これは普段はトイレができている子に限りますね。
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吠えや遠吠えをし続ける、自傷行為、自傷行為というのは、尻尾や足、体などを噛んだり、かじって、傷つけるといった行為ですね。
こういった行為があります。
ここで注意したいのは、例えばトイレやお風呂などに行くと必ずついてくるといった後追い行動とは少し違って、飼い主さんが完全に不在で目に見えなくなるときに起きる行動としてよく知られています。
あ、これは分離不安じゃないんだ、安心した、というのではなくて、後追い行動は分離不安の前哨戦、つながっていく場合もあるのでご注意くださいね。
分離不安への対策や予防というのが、明日のコラボライブでお話しする予定ですが、なぜこの分離不安が起きるのか、その原因についてお話しようと思います。
先ほどもお話しした通り、犬は特に自分一人で取り残されるということに、本能的に危険を感じ不安になります。
それは群れで生きる動物にとっては、命の危険に直結するからです。
群れで生きる生き物ですが、その群れの多くは、今は家庭犬にとっては人間ということになりますね。
人間は人間社会のルールに沿って日常生活を送りますが、犬からは不可解な行動をとります。
ペットというピクサーのアニメーションがあるんですが、主人公のジャック・ラッセル・マックスは、主人公をとても愛しているのに、主人は、飼い主さんは、毎朝決まった時間に出かけてしまう。
毎朝行かないようにマックスは頑張るんですが、どうしても出かけることを止められない。毎朝決まった時間にどこへ行くんだろうと考えます。
これはとても犬の心理をよく表現しているなぁと私は思います。
どうして会社や学校に行くのか、理解はできないけれどルーティンだから、犬たちはある時間になると飼い主さんはいなくなり、でもある時間になると帰ってくると学習します。
このルーティンに沿った学習ができていれば、犬は不安になりながらも、そのルーティンに沿う生活をするようになるわけですが、
そのルーティンが突然変わったり不安定だったり、また飼い主さんの不在中や飼い主さんと出会う前に一人の時に怖い思いをしたりすることで、この分離不安は悪化していきます。
特に強いのは過去のトラウマです。
東日本大震災の時、あれは昼間のことだったので一人でお留守番をしていたワンちゃんたちが多かったのですが、
あの地震の後しばらくは分離不安の症状が見られたワンちゃんが増えたなと記憶しています。
また保護犬さんだったり、以前の環境と劇的に暮らす環境が変わったワンちゃんにもこの分離不安は多く見られます。
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そしてこの分離不安ですが、症状が飼い主さんがただのいたずらだと思っていると悪化していくことがあります。
病気として診断されると抗鬱剤のような精神安定剤が処方されます。
ですがこの診断は動物行動学に精通した獣医さんでないとなかなか難しいこともあるので、
うちのこの分離不安はちょっとひどい気がするとか、以前よりひどくなっているという方は、
そういった行動療法が得意な獣医さんにご相談されてみてくださいね。
そこまで悪化する前であれば、行動修正のトレーニングやホリスティックケアで対処することも可能です。
すべての分離不安の原因は不安です。
この不安の原因を取り除いてあげなければワンちゃんの症状は良くなりませんので、
帰宅後に荒れた部屋や排泄の失敗を見ても、近所からクレームを受けてもワンちゃん自身を叱ることは決してしないでくださいね。
また分離不安は私のイメージですが、女の子よりも男の子のワンちゃん。
犬種的には小型犬ちゃん、特にプードルちゃんに多い気がします。
もちろん関わってきた犬種の中でプードルちゃんはとても数が多いので、絶対ということではありません。
分離不安は本能的な不安が関わることも多いので、どんなワンちゃんも陥る症状の一つですから、
この人は僕を置いていかない、ちゃんと戻ってきてくれるという信頼関係をしっかりと築いていくことが予防の有効的な手段になります。
それでは、明日のコラボライブでは、実際にどんな行動修正のトレーニングがあるのか、
信頼関係を築く方法と予防の仕方、サラ先生によるペットとペットの体に優しいホリスティックケアによる分離不安の対処などをお話ししていきたいと思います。
お楽しみに!
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