問題行動の概要
こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園N1クラブを運営している、なおちゃん先生と申します。
20年以上、1000組を超える飼い主さんとワンコさんに向き合ってきた経験から、コントロールよりコミュニケーションをテーマに、愛犬と心が通い合う関係づくりのお手伝いをしています。
まず最初に告知をさせてください。
明日1月29日木曜日朝9時10分よりインスタスタイム同時ライブを行います。
こちらの内容は、先日私がお家で簡単エクササイズ愛犬の認知力を試してみようということで配信をさせていただいたワンちゃんとね、お家で簡単にできるエクササイズ。
こちらをインスタグラムで動画を通して、ぜひ飼い主さんにこんな風にバリエーションをつけながらやっていきましょう。
動画付きでね、解説、説明を改めてさせていただくというものになります。
実際ね、言葉だけだとなかなか難しいなっていうのを伝えられるのが、インスタライブのいいところかなと思いますので。
ちょっとね、スタンドFMの方は言葉だけになってしまうので、かなりわかりづらいと思うんですけれども、
ぜひね、インスタの方にも遊びに来ていただけますと、
あ、なおちゃん先生が実際言ってたことってこういうことかーっていうのがね、すぐわかると思いますので、
よかったら明日の朝9時10分より、だいたいね、2、30分程度のライブになりますが、来ていただけたらと思います。
それでは本題に入っていきましょう。
本日はハッシュタグ4番、問題行動になります。
こちらはお客様からいただきました、ご質問に回答させていただく回となります。
お客様に事前にね、お断りをして音声で回答をするというふうにお伝えをしておりますので、
犬の反応の原因
同じようなお悩みで悩んでいる方のお役にも立てたらと思います。
このお客様にいただいたご質問は、
旦那様が帰ってくる時間が近づくと、車の音や光に反応して吠え続けるということでした。
この方は以前はね、マンションに住んでいらっしゃったので、
その時にはそういったことはなく、インターフォンの音に反応して吠えるということはあったそうですけれども、
一軒家に引っ越しをした結果、時間で車の音や光に対して吠えるということが始まったということだったんですよね。
さて皆さんだったら、この同じようなお悩みを抱えている方はどうされるでしょうか。
こういうことを聞くと、犬って時間わかるの?というふうに思われると思うんですけれども、
生き物をおしなべて、やはり体内時計というものを持っているんですよね。
その体内時計が割と正確に働くため、時間が読めるわけでもないのに、曜日がわかるわけではないのに、
この時間、この曜日になると、なんとなくわかってしまう。
ということはね、ワンちゃんと暮らしている方であれば一度は経験がある。
何の不思議かなというふうに思います。
このワンちゃんはね、非常に賢いために旦那様がお帰宅される時間の大体前後になると、
家の前を通る他の車の音や光にも反応して吠えてしまうということなのかなというふうに思いました。
ここで実験をしていただきたいなと思うことが二つあります。
一つは、その旦那様が帰ってくるぐらいの時間になると、車の音や光に反応するということなんですが、
これがですね、この車の音や光が見えない状態、聞こえない状態だとどういうふうになるのか。
これをまず検証していただきたいなと思います。
例えば、カーテンを閉めてしまうとか、大きな音でBGMをかけて車の音を紛らわしてしまうとか、
こういった結果どういうふうになるかをちょっと検証してみてください。
そしてもう一つなんですけども、これはご在宅をされている皆さん、
ママさんや他のご家族様の生活ルーティーンがだいたい旦那様のご帰宅前後に決まった行動をしていないかどうか、
これも見てみてください。
例えば、旦那様が帰っていらっしゃる時間がだいたい決まっている過程では、
旦那さんが帰ってきた時に温かいご飯を出してあげようということでご飯の準備をされていることが多いとか、
お子様が小さいようであればお子さんのお風呂に入れている時間とか、
そういうのが実はきっかけになっていてワンちゃんの車に対する吠え反応を引き出している場合があります。
その場合には、だいたい旦那さんの帰ってくる前ってこういうことを自分がしていたなという行動ルーティーンに心当たりがあるようであれば、
あえてそのルーティーンを崩してみる。
ご在宅のお家族の方のルーティーンを変えてみることでワンちゃんがどのような反応が変わるのか、
これをぜひ検証してみてください。
改善策と新たな仕事の提案
ワンちゃんの問題行動。
これね、何か問題が起きた時にその問題を直したいと思うのが人間の常なんですけれども、
ドッグトレーニングの世界ではまず何に起因してこの問題が起きているのかを探ります。
多くの場合においてワンちゃんの問題行動、人間がね問題だなと思っているワンちゃんの行動っていうのは、
何かしらの条件付け、何かしらの条件が合致した時に発動するということが多いです。
そのためにその条件をそのものを変えてあげることで自然とこの行動が直ってしまう、なくなってしまうということはよくあるんですよね。
そしてこれはですね、問題に正面からぶつかるよりもはるかに直しやすい条件なんです。
このケースで言えば旦那様の帰宅の時間の前後というのは必ずそういえば私キッチンに立っていることが多いなと思いましたら、
そのキッチンに立つというルーティンをちょっとやめて違う行動に変えてみる。
そうすることで、例えば午前中と同じような行動ルーティンにすることでワンちゃんが外を通る車の音や光に反応しなくなるという可能性は往々にあるので、ぜひやってみていただきたいなと思います。
2つのことを検証してくださいというふうに冒頭に申し上げましたが、
もう一つ気になることは、この旦那様の帰宅時間が近づいてワンちゃんが車の音や光に反応して吠え始めるような時間にワンちゃんは一体何をしているのか、ここにフォーカスを当ててみてください。
大概の場合、こういうワンちゃんは手持ち無沙汰でやることがないために、もうちょっとで帰ってくる、もうちょっとで帰ってくるぞという期待感や、自分のやるべきことを思取しようとすることがあります。
この場合の自分のやるべきことというのは、旦那様の帰宅をいち早く飼い主さんにご家族にお伝えする。
これが自分の史上の最上のやるべきことだという強い信念を持ってくださっているわけですよね。
こういうパターンのワンちゃんたくさんいると思うんですけれども、そういった場合にやっていただきたいこと、これも条件付けになるんですけれども、
そういった場合にやっていただくといいことというのは、あなたに頼んでいるのはこの仕事じゃないんですよということで、新しい仕事を教えてあげる、新しい仕事をやってもらうということになります。
例えば旦那様の帰宅時間に合わせてキッチンで料理をしている奥さん、そのためにワンちゃんが手持ちぶさたになって、
家の窓から見える灰を通る車の音や光に対して反応したまま吠えてしまう、こういったパターンが生まれているのであれば、私であればですね、
このワンちゃんに窓の外でいち早く旦那様の帰宅を教えてくれるというお仕事ではなくて、
キッチンにいるママさんのそばで自分の居場所を守るという仕事、これをやってほしいというふうにお仕事を変えてしまうということをすると思います。
具体的に言うとどんなことかというと、キッチンの大きさとかにもよるんですが、あとワンちゃんのサイズとかにもよるんですけれども、
キッチンの中にクレートを入れていただいて、その中で待機をするという練習をしてもらうという形になります。
これをすることで、自分がすべきことがしっかりとワンちゃんがわかるということ、それから窓の外に意識を向けないということ、
この2つのことができることで窓の外に対して反応する、音や光に対していち早く見つけてそれを知らせようとして吠えるという行動が少なくなっていきます。
いかがでしたでしょうか。
こんなふうに家庭の中で起きている飼い主さんが問題だなという、いわゆる犬の問題行動というのは、ワンちゃんが勝手にこれをしなくてはならないというふうに思って、
お仕事を作ってそれをしてくれている結果の場合があります。
そういった場合には何もこの吠える行動を叩いてやめさせるということではなくて、新しいこっちをやってほしいというお仕事を教えてあげるだけで行動が改善していくことがあります。
ぜひやってみてくださいね。
ただ、こういった代わりにこのお仕事をしてほしいというようなことを教える場合でも、日頃のコミュニケーション、日頃のトレーニングができていないと、いざという時に、じゃあこっちをやってねというこっちが伝わりづらいです。
とはいっても、今まで何のトレーニングもコミュニケーションの取り方も学んでこなかったから、今更どうやって愛犬とコミュニケーションを深めていったらいいかわからないという方に朗報です。
2月、3月、4月と3回にわたって、愛犬のアンチエイジング・脳トレセミナーを行います。
こちらは対象年齢は5歳から10歳くらいまでのワンちゃん。
日常生活の中で簡単にコミュニケーションを深めながら、アンチエイジングにも活かせるような脳トレ実践ワークをZoomを通して一緒にやりましょうという内容になっています。
5歳以上となっていますが、それ以下のワンちゃんたちも空きがあればお申し込み可能ですので、まずは愛犬の今を知りたいという方、ご参加をお待ちしています。
こちらも概要欄に載せているので、よかったら見てみてください。
それでは、明日の朝9時10分のインスタ・スタイフ同時ライブでもお待ちしています。最後まで聞いていただきありがとうございました。