犬の問題行動について
こんにちは、横浜で15年以上、犬の保育園N1クラブを運営している、なおちゃん先生と申します。
20年以上、1000組を超える飼い主さんとワンコさんに向き合ってきた経験から、
コントロールよりコミュニケーションをテーマに、愛犬と心が通い合う関係づくりのお手伝いをしています。
それでは、今回の本題に入っていきましょう。
今回は、ハッシュタグ4番問題行動、今週は問題行動シリーズが続いておりますけれども、
ご質問をいただきましたので、そちらについてお答えしていきたいと思います。
こちらのご質問は、以前の私の配信に対してコメントでいただいたものになります。
ご質問ありがとうございました。
最近出産して、以前より愛犬の相手をできなくなって申し訳ないと思っていましたので、
とても参考になりました。
私の退院後の数日間は、愛犬も様子見だったのですが、
5日目頃から赤ちゃんが鳴くと、尻尾を振りながら興奮して、うなって吠えて飛びつこうとするようになってしまいました。
鳴くたびに、おやつをあげているようにしてからは少し改善していますが、まだ続いています。
普段はおとなしいながらも、もともとマンションの廊下の音やインターフォンに反応して吠える警戒心が強いタイプではあります。
よろしければ解決策を取り上げていただけると嬉しいです。
これからも更新楽しみにしております。というコメントをいただきました。
赤ちゃんの泣き声と犬の反応
本当にありがとうございます。
赤ちゃんが生まれたばっかりで、本当に大変だと思います。
この小さな赤ちゃんの命、そしてお母さんの母体を回復する作業、これだけで本当に命を削る作業だということは、
私も重々承知をしておりますので、難しいこととか複雑なこと、時間のかかることというのは、とにかくできない状況だと思ってください。
そして愛犬さんの存在によって、今までよりも警戒心が強くなってしまうということは、これも本当によくあることです。
なので、私が悪かったのかしら、相手をしてあげられなくてごめんねという罪悪感、
こちらはね、私も抱えたことがあるのでよくわかるんですけれども、できるだけ今は無理をしないということを念頭に置いてください。
とはいえね、赤ちゃんが泣いて、それだけでもね、お母さんはハラハラしたりとか、
あれしなきゃ、これしなきゃってなるにも関わらず、そこでね、愛犬さんがワンワンワンワンとなるとですね、すごく心が満たされてしまうと思います。
今日は、そんな生まれたばかりの赤ちゃんと暮らす飼い主さん向けに、少しヒントになるかなと思う配信をしたいと思います。
私自身も実際に同じような体験をして、私のワンちゃんにはこういう感じでしましたよという体験ベースのお話になります。
このご相談の内容にもあったようにですね、赤ちゃんが泣くと愛犬さんが尻尾を振りながらすごい勢いでね、吠えるということって本当にあるあるなんです。
そしてこの時にね、尻尾を振ってるしな、これはどういう意味なんだろうというふうにね、思われる方がいらっしゃるかもしれないんですけれども、この時の尻尾の振り方をよく見てみてください。
お尻よりもかなり上の方に尻尾が持ち上がっていませんか?
そしてその尻尾の振り方、お刻みに素早く振られていませんか?
これは有効的な証拠やリラックスして楽しい気持ちを表して尻尾を振っているというのは真逆なんですよね。緊張、警戒、そういった意味で振られている尻尾なんです。
ですので、この緊張や警戒を解いてあげるということが一番最初のスタートになります。
そしてこのコメントの中にもあったように、泣いた時におやつをあげることで少しずつ良くなっていきました。
というふうに書かれているんですが、これよく考えていただくと分かるんですけれども、泣いた時に、吠えた時にね、
おやつをあげるというと、これを繰り返すとどういうことになるかというと、赤ちゃんが泣いたら、私はおやつがもらえるという形になっていくんですよね。
飼い主さんがやめてほしいのは、赤ちゃんが泣いた時に犬が吠えることです。
ですので、このおやつのあげ方というのはちょっと見直していただくといいかなと思います。
解決策とトレーニング法
とはいえ、飼い主様が100%間違っているというわけではなくて、
やだな、警戒しているというワンちゃんがね、状態の中でおやつをあげるというのは、
なんだ、この状況でもおやつをもらえるんだ。
そしてね、飼い主さん的にはこの状況でもおやつを食べられるんだ。
そのバルメーターにはなりますので、
今日から少し変えてもらえればと思います。
じゃあ実際どのように何を変えていったらいいのかというお話なんですけれども、
私も実践をしていったんですが、赤ちゃんって基本的にいつなのかわからないですよね。
そのため、泣いた時に何かをしようと思っても、ちょっと遅いことがあります。
問題なのは、泣いていない時。泣いていない時にフォーカスをしていきましょう。
赤ちゃんが泣いていないけれども、愛犬さんはちょっと警戒をしているということが、
新生児がお家にやってきたばかりの頃のワンちゃんだと思いますので、
愛犬さんの方から自分から赤ちゃんに近づいていった時、
または飼い主さんが赤ちゃんを抱っこしている時に、
愛犬さんが赤ちゃんの匂いを嗅いだり興味を持って近づいてきた時、
この時にたくさん褒めておやつをあげていただきたいんです。
え?どういうこと?というふうに思ったかもしれないんですけれども、
要するにここでワンちゃんに持ってもらいたいマインドというのは、
飼い主さんは赤ちゃんに自分から近づくと喜んでくれる。
赤ちゃんに静かに近づくとおやつがもらえる。この2点になります。
おそらくお家に新生児さんを連れて帰ってきた飼い主さんを見て、
多くのワンちゃんは戸惑うと思います。
そして腕に抱えている赤ちゃんという存在が一体どういうものなのかわからないから怖い。
そして何か音を大きく発したり、鳴いたりする時にはサイレンが鳴ったのと同じような状況になりますので、
何だ何だ黙れお前!静かにしろ!ママ!何かこいつがワンワン言ってる!ママ!という感じで、
ワンワンワンと言いながら吠えてしまうということがあるんですよね。
そのために飼い主さんはこのワンちゃんの認識というのを変えてあげる必要があります。
つまりこの子は軽視すべき対象でも心配するべき対象でもないよ。
あなたが友好的に静かな状態で赤ちゃんの近くにいてくれることで、私はあなたを褒めてあげたいなという意思ですね。
これを伝えてあげる。これが必要なんです。
なぜかというと赤ちゃんに対してどういう態度で接したらいいのかというのをこのワンちゃんは全くわかっていないんですよね。
そして赤ちゃんに対して吠えてしまった時には怒られたりね。
あと赤ちゃんが寝てるところにちょっと近づいた時には近づいちゃダメ!とか言ってね。ダメちゃダメ!とかね。
そんな感じで追い払われたりするようになるとこの赤ちゃんというものに敵対心を持つようになっていく子もいます。
なんですけれども飼い主さんが赤ちゃんの近くで落ち着いておとなしくいてくれることでワンちゃんを褒めてあげる。
そこでおやつをあげる。ということで多少ワンちゃんが赤ちゃんが泣いてしまった時に吠えたとしても
あ、そうじゃないそうじゃない。僕はいつもどういう時に褒められてるんだっけ。
そうだ僕はいつも赤ちゃんのそばに静かにいる時に褒められているな。
赤ちゃんに寄り添う愛犬
ということをワンちゃんが自分で思い出させる。思い出すことができるぐらい強い習慣付けとして赤ちゃんがいるところに静かにそばにいてくれたら
褒めてあげる。これを強化、教えていってあげるといいと思います。
何も難しいことはありません。私自身も赤ちゃんを抱っこしている時に愛犬さんが近くに寄ってきたら褒めていました。
もちろんね、舐めたりとか上に乗ったりとかはNGなんですけれども静かに興味を持って近づいてきてくれる時に
いい子だねという感じで。みこちゃんありがとね。みこちゃんいい子だね。みこちゃんかわいいねという感じで褒めてあげました。
そうするとワンちゃんは赤ちゃんに近づいてくることで飼い主さんが機嫌がいい。喜んでくれる。褒めてくれる。声をかけてくれる。撫でてくれる。
おやつをくれるというふうに赤ちゃんに対してもポジティブなイメージがついていくんですね。
赤ちゃんが鳴いた時に吠えたことをうるさい静かにしてとか赤ちゃんが寝てるところに近づいていくワンちゃんをダメダメやめて離れてとかね。
そういうふうに対応してしまうと赤ちゃんに対して未知の部分というのが広がってしまいますし赤ちゃんというものが自分が近づいてはいけない。
だからこそネガティブなイメージがつきやすくなってしまいます。
私の愛犬みことさんも第一子が生まれた時に私が里帰りをしてすぐの頃は赤ちゃんが鳴くと吠えていました。
この吠え方もちょっと気をつけて見ていただきたいんですけれどもうちの子の場合もワンワンと吠えて私の顔をチラッと見てワンワンと吠えてチラッと見てということを繰り返していました。
これはどういうことかというと
見て見て!こいつなんか吠えてるよ!鳴いてるよ!静かにしろ!ママこっち見て!という感じで私に対して訴えをしながら相手に対して自分の主張をしているという感じなんですよね。
私はこの時にとった行動というのは放っておきました。
どっちにしても赤ちゃんは鳴いてますし、うちの犬はどのぐらい赤ちゃんに対して吠え続けるのかなというのを私自身はその時に観察をしていたんですよね。
ここで愛犬を呼び戻しをしてお座りをさせて静かにさせておやつをあげるということも一つ手なんですけれども
赤ちゃんが鳴いている時に吠えること、これに対して私が反応しない、何も反応しないことで愛犬はなんだこうやって赤ちゃんが鳴いた時に吠えてもママは何も反応してくれないんだ、こっちに来てくれないんだということがわかる。
これによってうちの見事さんは吠えることをやめていきました。
そして第二死に至っては、もう連れて帰ってきたその日から全く一切何の反応もせずに寝ていましたね。
時間をかけたコミュニケーション
はい、ということで愛犬さんも学習をしていきます。
吠えた時に反応するのではなくて、吠えない時に反応してあげる、褒めてあげる。
どういう状態で赤ちゃんと過ごすことがいいことだよということをおやつを使うんであればそこに使ってあげて
私はこの状態であなたが赤ちゃんと一緒にいてくれると嬉しいなということを愛犬さんに伝えてあげてみてください。
はい、いかがでしたでしょうか。
やっぱり愛犬さんに対して時間や手間を取ってあげられないということで
飼い主さんのお気持ちというのはこの時期はとても下がってしまうと思います。
もし1分でも2分でも3分でもお時間が取れるようであればそんなに特別なことはしなくてもいいと思うので
愛犬さんにいいことありがとう、いつも見守ってくれてというふうに声をかけていただければと思います。
そしてもし何か一緒にできること、絆を深めてお家の中でも本当に簡単にできるような
愛犬さんが喜んでくれるようなコミュニケーション方法が知りたいよという場合には
ぜひ2月28日に行います。
どなたでも全く今までトレーニングをしたことないよという方でも気軽に参加ができる
愛犬のアンチエイジング脳トレセミナー
こちらは脳トレをすることでたくさん頭と体を使うので
それで飼い主さんとのコミュニケーションを深めて心地よい疲れを感じて
愛犬さんとの暮らしの今後につながるそんな内容になっていますので
よかったら愛犬のアンチエイジング脳トレセミナーの方もぜひ概要欄からご覧ください。
それでは今回はここまで最後まで聞いていただきありがとうございました。