1. 何者でもない者たちへ
  2. #1-3「いずれ全部できるように..
2025-08-27 44:04

#1-3「いずれ全部できるようになるから大丈夫だよ」【何者でもない者たちへ/ゲストNo.11: なにもち11/その3】

「なにもち11」さんのインタビュー最終回。

新卒で入った会社を1年で辞め、好きなアパレルの販売員へ転職。その後、結婚を機に安定を求めて特許翻訳者の道を選んだ彼女。翻訳家としての能力を持ちながらも、実は最も苦手な「計画性」や「締め切り」に追われる日々だと語ります。それでも仕事を辞めないのは、「好きなこと」をやる時間と、子育てにおける心の余裕を確保するためでした。

悩みがちで繊細な自分と比較して、旦那さんから受け継いだシンプルな強さを持つ子どもたち。彼女は、そんな子どもたちの姿に安心させられていると言います。

そして、彼女がこの先ライフワークにしたいと話すのは、かつて自身が悩みや弱さを共有する中で必要だと感じてきた、「孤独を抱えた人たちが、話したい時に話せる、心の拠り所となる場所」を作ること。


最後に、

辛かった時の自分のような人に向けて、彼女はこう語りかけます。「いずれ全部できるようになるから、大丈夫だよ。」


▼インタビュー記事

https://note.com/preview/nc21c07714ea9?prev_access_key=9bbf0dfabbe2b6b0f6e40b4c47308477


#40代女性#フリーランス #3児の母 #帰国子女 #生きづらさ #人間関係の悩み #親友 #トラウマ #視点を変える #居場所作り #セルフケア #心の共有

サマリー

このエピソードでは、主人公が大学生活や初期の仕事について語りながら、英語や国語の得意さ、そして読書への愛情を表現しています。また、特許翻訳者になる経緯やクリエイティビティの重要性についても議論されています。さらに、子育てと独立への道のりが語られており、翻訳者としてのフリーランス活動を始めるきっかけとなった体験や、子どもを育てることの楽しさとその挑戦について掘り下げています。このエピソードでは、「いずれ全部できるようになるから大丈夫」というメッセージを通じて、自己信頼と成長の重要性が語られ、過去の経験から得た視野の広がりについても触れられています。

大学生活と学業
【何者でもない者たちへ】、前回からの続きです。
じゃあ、また大学生ぐらいの話から戻ろうかなと思うけど。
そのままでは、学業面とか、そういうのは別に大丈夫だったの?
学業…
あんまり悩むとか、別にいい悪い、続きがいい悪いっていうお話じゃなくて、あんまり気にせず。
そうですね、テストとかは常に一夜漬けだったけど。
傾向が?
算数めっちゃ苦手で、放送につまづいて。
うち父親は数学技系で得意だったんで、いつも父親に家で泣きながら聞いて。
大人の教え方って学校と違うから、分かんなくて全然。
確かにそうかも。
全然分かんないって。
そうしてました、算数の。
でも結局英語という飛び道具があったので、そこはすり抜けて。
大学受験とかも英語と国語だけで受けられるところで、完全にいけちゃったんですよね。
国語史上の特権です。
でもどうなんですか。
でも国語は強かったのってすごくいいことというか。
国語は強かった。
国史上の方でも国語は苦手ですってことは、ファンにも知ってますし、
敵意の人もそうだと言ってますし、
そういう意味で言うと国語はそんなに不自由なくって感じだったね。
そうですね、本が好きだったから、国語はめっちゃ得意でした。
なるほど。
めちゃくちゃ本好きだったんですよ。
アレスもイギリスにいるときも読んでたんで。
イギリスにいるときにイギリス人より上手だねって。
そうなんですか。
英語とか先生のような学文とか。
そうなんだ。
そうか、喋りじゃなくて文を作るのはやっぱり意外と。
でも読むのもめっちゃ好きだったから、よくお話を作って書いてましたね。
そうなんだ。小説的なってことですか。
そうですね。フィクションがめっちゃ大好きだったから。
そうなんだ。
学校のお姫様とか出てくる本を端から全部順番に読んでいって。
すごい。
全部読んで、なんなら歩きながら読みながら帰ったりするくせで。
すごい。
飲み焼きも好きだった。
そんなに好きなんですね。
そう、だから結構語彙力とか自信があります。
本を読まないと表現を覚えられないですもんね。
そうですね。
自分も英語を勉強したときは、全然語彙が足りないというか、経験数が足りないなって思いました。
そうなんですよ。だから息子たちに何とか読んでほしいんですけど、
本を読まない。
字をよく読まない。
一人で動画を見て。
本当にそう。ちょっとした説明書とかも長いと読まないですからね。
もういいみたいな。
娘はめっちゃ好きなんですけど、本は。
そうなんですね。面白い。それぞれ傾向が。
大学行って、学業はそこそこ問題なく、徹夜もするけど。
そうですね。お坊ととかも徹夜やんかい。
でもあんまり勉強してなかったですね。
どんな遊びしてたんですか?
結構チャラい感じで遊びましたよ。一時期は。
学校も渋谷とかそういうチャラい感じの人たちも結構いたので、
そういうのにちょっと憧れた時。クラブとかDJ、ダンサーとかそういうの。
でも一人暮らしは1、2年の時だったんですけど、
あの時は田舎だったからみんなで学校帰りに行ったりとか、
学校帰りに行ったりとか、遊びまくってたしね。
ゴミとか。
アパレル業界での経験
そういうもんですよね。
まあ貰っとるやんか。
今は社会人になっているんですね。
はい。
その時はどんな生活だったのか。
大学出て、でもやりたいこと聞いてなくて、
就活もいまいちうまくいかなくて、
それでとりあえず受かったとこ入ったんですけど、
人材派遣みたいな会社で、派遣されてコールセンターに配属されて、
毎日電話を取ってたんですよ。
めっちゃ嫌だったんですけど。
電話出ると怒ってるみたいな。
壊れたらどうしてくれるみたいなので、
それでもめっちゃ頑張って勉強してトラブルシューティングできるようになったけど、
すごいストレスでしたね、あれはね。
毎朝本当会社行きたくなって、
その頃聴いてた歌とか今聴けないですよ。
逆にそうなんですね。思い出しちゃう。
途中に聴いてた歌とか。
それでもう1年我慢したけどもう無理だわと思って、
1年で辞めて、
それでもうちょっと楽しい仕事したいなと思って、
アパレルの会社に入ったんです。
洋服好きだったから。
それで販売を4年ぐらいやったのかな。
結構うちそこはうまく?
それはめちゃくちゃ楽しかったですね。
元々洋服結構好き?
めっちゃ好きでした。
やっぱりそういう好きなことのところに行くと気が合う人がいっぱいいて、
楽しかったですね。
洋服の話ももちろんだけど、
靴下とかも結構似てる人がいたり。
そんなところがどんな価値観か。
同期は今でも仲良くて、
どんな価値観か。
でもやっぱり気が合う。
でもやっぱりベースは服が好きっていうことで、
いくらでも喋れたし、
休みの日一緒に買い物行ったりとか。
ああ、そういう楽しみがありますよね。
好きなものが女の人と。
本当に仲良くなって一緒に旅行行ったりとか、
休みが行ったり一緒に過ごしたりしてました。
そして一緒に店長の悪口言ったりとか。
絶対かもしれない。
心配が怖かったりとか。
働く上でそういうのは大事ですよね。
口を共有しながら。
そうなんですね。立場が同じだから。
その時もやっぱり一人めっちゃ仲良い友達ができて、
この子とはめちゃくちゃ仲良くなった。
でもやっぱり、
そういうアーティスト気質な人とかと結構気がいましたね。
クリエイティブで。
そう、パターンの人とか。
パターンな、そういう作る側の人。
販売の側じゃなくて、
とかバイヤーとか、そういう感性を使っている人は、
本当にすごい、そういう感性同士で喋れるみたいな感じで、
めっちゃ楽しかったですね、付き合うの。
その辺はまだ繋がっている人もいますね。
特許翻訳者への道
そういう枠にとらわれないような人と付き合うのが好きなんです。
枠にとらわれない。
常識的じゃない人。
喋ってても、当たり前なことしか言わないのとか、つまんない。
当然、つまんないですけど。
思考の枠がピョンと飛び越えられる感じの人が。
その人とかはバイヤーやっているので、今はおらないと思って。
へー。
そういうことできる感じの人とか。
ご自身もクリエイティビティみたいなのって感じることはあるんですか?
思考の枠は結構外ってますね。
あんまりそういう行動力につながっていないですけど。
やっぱりイギリスのこととか考えると、思考を広く持てるというか、
今すごい煮詰まってるなっていう時も、
でも自分にはあの世界があるから大丈夫みたいな。
そういうところっていうか、心の逃げ場っていうか、そういうのはありますね。
あの世界っていうのは?
イギリスにいた楽しい世界っていうか、
別にここでずっと苦しまなくても。
すごく強く心の寄り所になってますね。
一番イギリスと思い出すのはどんなことなんでしょう?
芝生のイメージとか、先生のこととかありますけど。
私朝瞑想してるんですけど、瞑想の一番最後に、
じゃあもう全部解放して、何でもいいですよっていう瞬間があって、
その時に好んで思い浮かべているのが、
家族でよく遊びに行った近くの公園の風景で、
そこで芝生で家族でみんなで話題してる光景が、一番イギリスの幸せな風景。
芝生の公園、いいな。
ここ的にもどんな感じなんでしょう?
どんなイメージなんでしょう?晴れてるのか、曇ってるのか。
ちょっと夕方なんですよ。
もうそろそろ帰らなきゃな、みたいな。
みんなでテニスとかやって。
芝生な。芝生の公園なんすからね。
やっぱ芝生はいいですよね。
芝生いいですよね。
寝っ転がりたいなって思いながら。
寝っ転がったら汚いって怒られるですけどね。
なるべく子供には寝っ転がらせまして。
坂道ゴロゴロで転がりをしたりとか。
じゃあアパレルの話に戻って、
4年間やられたってことですけど、その後は?
それでもう散々いっぱいいろんなインポートの高いものを買いすぎて、
ちょっと経済的にやばくなってきて。
それでアパレル給料安いから。
そろそろ結婚かな、みたいなタイミングになってきて。
ずっと付き合ってた人がいたんで、
安定した職につかなければってなって。
それで英語を使って一番稼げる仕事をしようって思って、
ググったら特許翻訳者って出たんで、それをやったの。
これはそんな苦労しなかった?
それは本当にラッキーなことに、未経験からオッケーな会社を見つけて、
そこに入って教えてもらって、できるようになって独立した。
タイミングが良かったのか。
もちろん募集で能力が高かったっていうのもあると思うんだけど。
すごい良かったです。やっぱりそこもすごい人が良くて、みんな同僚が。
良かったですね。
その同僚も結構つながってる人はいますね。
でもそれまでは2ミリ話が戻りますけど、
お金をもっと稼ごうみたいな方向性では全く考えてなかった?
安定しようみたいなことは?
全然なかった。むしろ使いまくってた。
結婚してなかったしね。
そのときは楽しいし、いいか。みたいな。
そうなんですよ。そういう傾向があるんですよ。
そうなんですね。
全然。1点がゼロで。
常に今しか見てない。
それはでも、結構いろんな人がなりたくてなれない姿なのでは?
感じはしますけど。
よく言えばね。
食べられないし。
それはそれで苦労はあると。
どういう感覚なの?今はラインっていうか。
完全に見れない。
見れない?
この間面白いことを言われたのが、
ストリングファインダーをやってて、
私が今しかみたいな話をしてたら、
結構友達でも、めっちゃ計画立てないと怖くて仕方がないみたいな人がいるけど、
私は計画全然立てられないから、その感覚わかんないって言ったら、
多分、計画を立てないっていうのは、
その先で不確定なことがあってもそれに対応できるから、立てる必要がないんでしょうねって言われて。
なるほど。
私、不確定なことめっちゃ好きなんですよ。
なるほど。面白い。
意味がわからないのが好きなんです。
決まっているのが逆に嫌なんだ。
すぐ飽きちゃうんですよね。同じだと。
だから続かない。
確かにソフトボールも途中でやめてたわ。
本とかはそれもありがちなんですね。
読む行為自体は。題材がいろいろあるから続けられるとか。
そうですね。
でも年取ってあんまり読めなくなってきたかもしれない。
すぐ最後見ちゃうみたいな。
どうなるんだろうな。
待ちきれなくて終わり見ちゃう。
初対面の人と喋るのは結構好きなんですよね。
どうなってるんだろう、この人の思考がどういう感じなんだろうとか。
選択肢が狭まると。
型にハーマル付ける人も嫌だっておっしゃってました。
わからないことにワクワクします。
翻訳の仕事も結構ハマってるんですかね。
いやー翻訳はつまらないですよ。
偶然すぎじゃないですか。
飯の種だから。
やめたい本当は。
全然にライスワークです。
締め切り仕事も合わないし全然。
最もやらせてはいけない人です。
でも一応続けられてはいるけどって感じかな。
そうですね、ギリギリ続けられてるけど。
いつ仕事が来なくなるかと私は冷やしてます。
そうか、この先ね。
でもやっぱりそれなりにお金をもらえちゃうから、やめられないっていうか。
他に今できちゃってるし。
今ぐらいもお金のことしてやろうと思ったら結構大変。
私やっぱりこの自由度がめちゃくちゃいいんですよね。
そのね、余暇時間っていうかちょっとわかんないですけど、
ピラティス行ったり、書いたり、空手したり。
そうなんですよ、これやめてると空手できなくなっちゃうから、やめられない。
蹴れなくなっちゃう。
ちょっとパッと出てきたこととかにすぐいけるから。
そうか。
ちょっと一点を打ってみないといけないから。
確保できるっていうのはすごくいいのかもしれないね。
独立への道
そうなんだよね。これがあるとやっぱりやめられないという。
しかしやっぱりずっと子供の近くにいてあげられるのはいいんですよね。
ああ、そうなんですね。
とはいえでも子供だいぶ離れてきたから、
この面ではもういいかなっていう気はします。
翻訳のお仕事を始めて、
安定してきたし、結婚もするかっていう状態になり、
独立して、お子さんも生まれてっていう流れ。
独立したのはやっぱり自由になりたいから。
やっぱり家で子供と一緒にいたかったから。
そうですね。
通っていながら子育てをしている時期は、めっちゃ大変で。
ああ、そうか。
結構ストレスだったんですね。やっぱり。
大変すぎちゃって。
遅くまで保育園に預けて、
それからお急ぎで寝かせたりしなきゃいけないし、
朝もすごいバタバタだし、
全然余裕がなくてすごい怒ってます。この頃は。
それもすごい嫌で。
それででも本当にその時もたまたま、
保育園のママの仲良い友達のお父さんが、
今度翻訳部を作るから、そこで仕事をしてもらえないかみたいな話が、
本当に幸運にも舞い込んできて、
その時私まだ社内で翻訳者としてやってたんですけど、
それ、やっぱりメーカーから直でもらえる仕事ってめちゃくちゃ単価がいいんですよ。
間に会社が挟んでないから。
そんなすごい単価でできるんだったら、
フリーになれるみたいになって、
それでそのタイミングでフリーになったんですよね。
フリーになるのはやっぱりちょっと怖いみたいなのが当時あって、
安定的に仕事もらえないんじゃないかみたいな。
それだったら全然その一社からので、全然足りちゃうから。
っていうので独立できたんですよね。
子育ての挑戦
今思えばめっちゃラッキーだった。
たまたま本当にその友達がいたからできた。
よく踏み切りました。
踏み切ったのも金額面と比べて。
そうですね。
でもずっと子どもと一緒にいたいとかも思ってたし。
結構勇気入れましたけどね。
そうですね。
でもそれで言ったら自由だし良さそうっていう感覚はありましたけど。
何がやっぱり一番気に入ってました?
友達や子どもが近くに行く。
子どもの旅になるのが。
罪悪感を持ってたんですよ。
遅くまで預けてることに。
うちがいつも最後だったし、暗くなって迎えに行って。
結構みんな近くで働いてる人とかも多かったから。
電車で帰ってきて、駅から車で行ってみたいな。
そんなに長く預けてるのに、一緒にいる間は怒ったりとかしてて。
イライラして。
結構自己嫌悪な気持ちだったりもする。
でもやっぱり小さい子どもだから早く寝かせなきゃいけないとか、
ちゃんと栄養を取らせなきゃいけないから、ちゃんとしたものを作らなきゃとか。
そういう縛りをすごく自分に生かして。
それがさらにイライラしてて生きてない。
相当苦かったですね。
あとそういう時に限って余計なことをしたり。
そういうとき限って余計なことをしたりしますよね。
本当にブチってなっちゃって。
なんだろうね、しょうがないねぐらいのことも。
本当にストレスレベルが下がりましたよ。
すぐ気になったなって。
怒らなくなった。
すっごい下がった。
下がった。
本当に良い出会いと良い機会をここで。
本当にありがたかったですね。
でもそこからは、
たぶん子育てとはいえ大変だと思うんですけど、
家にいるから楽になるもんじゃないですかね。
やっぱりそこから子育てを楽しめるようになって、
楽しかったですね、子育て。
自転車に毎年乗っけて行ったりとかして。
やっぱり帰ってからも時間に余裕があるから、
家で一緒に遊んだりも結構できたし。
じゃあ今はもう子さんたちもすくすく育ち。
そうですね、いろいろ心配なことがいっぱいありますけどね、受験とかね。
そういう時期なんですか、今。
そうですよ、今高2、中3、中1。
中3がヤバいんですよ、男の子。
ため切りみたい。
気が重い。
あるある、気が重いっすね。
自分じゃどうにもできないですもんね、自分で代わりにやるわけにも。
そうなんですよ、やっぱり本人がやる気にならないとね。
でもみんな元気でいい子に育ってますよ。
それが一番です。何ができなくても。
母としての思い
そう、優しいからだ。
やっぱりね、男の子はめっちゃ優しいですよ。
どうなんですか?そういうもんなんですかね。
予測してなかった優しさを急に投げてくるからね。
そうなの?
人とかね、嬉しいっていうか。
そういう時にそういう感じですか。
前なんか、ママちょっとしたいんだよねってゲームの課金をお願いしに来て。
えーって言ってたけど、まあいいよって言ったら、
えーありがとう、ママ大好き、元から大好きだけどねとか言うんですよ。
かわいくない?
語彙がもうなんかね。
あざっぽいですね。
いやでもそれは鏡のようにやっぱり。
そんなこと言ってないですよ。
大事にしてることはあってるんでしょうね、きっと。
あー、あざといいですね。
男子と女子で違うかわいさがありますね。
あー、そうなんですね。
女子はもうなんか賢いから。
同胞みたいな、仲間みたいな。
そうなの?
同等です、もう既に。
だって高校生って言ったらもう大人ですよ、女子は。
考え方とか。
助け合って、肩組み合ってみたいな感じ?
同等ですよ、もう。
勉強しないようなことするみたいな。
どういうもんだって。
いや本当に大人ですね。
語彙力もめちゃくちゃあるし、知ってて面白い。
確かになんか喋るの上手いんですよね。
いろんなこと知ってるし、言い回しも上手いしみたいな。
そうなんですよ。
こんな言い方してわかるかなって思うけど、だいたい全部わかりますね、娘はね。
男子はもう語彙力なさすぎて言っちゃった。
あーみたいな、あんな感じ?
学校どうだった?とか言って。
あ、楽しかったーって。
もうディテール伝わってこない。
大丈夫、楽しかったーって。
とりあえず幸せそうだからいいや、みたいな。
遊びに行ってくるよ、みたいな。
まあいいか、みたいな。
それぐらいの方が。
うん、まあ悩みなくていいね、みたいな。
逆でいいわって。
それがめっちゃ救いになるときもあるんですよ、でも本当に。
あ、そうなんですか。
単純でよかったな、みたいな。
お姉ちゃんは結構繊細だから、いろいろ言いかけ悩んだりするけど、やっぱシンプルは強いですよね。
シンプルな構造は強いですよ、ロボットです。
私はそのシンプルな構造を手に入れたくて、今の夫と結婚したんです。
今の夫って1回しか結婚してないですけど。
どういう意味ですか、それは。
いや、あの人はシンプルな人なんですよ。
男子に。
私は結構悩んじゃったりするタイプだから、そういうややこしくない人のDNAが欲しかったんですよ。
結構戦略的でした。
子供を作るんだったら、この人の遺伝子が欲しいなって思った。
そんな。
怖い、怖い。
エクスプレイゲームみたいな。
そういうのは全然あるかも。
気残り戦略として。
ややこしいと気逆なんですよ、システムが。
シンプルな強い強さをインストールした。
半分。
強い。
私よりも強い。
それはでも本当に良かったと思います。来世以降。
やっぱ娘も私に似て結婚の時代で悩んじゃったりするんだけど、
びっくりするほど鈍感な部分もある。
それがやっぱ強さっていうか、ホッとする、それを見ると。
大丈夫だなって思う。
どの時点でそこまで意識したのか。
自分の弱さを補うようにしたい。
克服できるようにしたい。
子供を自分が作ることを考えた時に、自分が結構生きづらさとかを抱えていたから、
同じだったらかわいそうだなとか思ったんですよ、多分。
同じ苦しさを味合わせたくないなって思った時に、
持たせられるのは遺伝子じゃないかと思ったんですよね。
そんなに戦略的に思ったかわからないけど。
でもそういうシンプルさが好きだったっていうのもあるんじゃないですかね。
まあ単純にね。
自分にない部分だし、それとして分け合わせたらいいじゃんって思った。
最初に聞き合った時はそれも意識してたのか。
いやいや、してない。
じゃあ結婚しますとか、子供を作るみたいなことを考えた時に、
そうした意識でした。
そうですよ。だって何なら私、付き合ってる時はその部分あんま好きじゃなかったんですよ。
もっと考える人がいいって思ってた。
そうなんですね。
そう言えば。
なんか考えないんだろうって思って、つまんないなって思った部分もあります。
そうなんだ。
もっと頭良くていろんなことを考える人がいいとか思ってた。
そういうのもありますね。
でもやっぱりそういう人ってすごい繊細でめんどくさいじゃないですか。
想像ですけど。
結局でもそういう人とあんまり付き合ったことないんですよね。
そういう人素敵だろうなって思うけど、
自分と違うところに惹かれるのかわかんないけど、
そういう女っぽい単純な人を好きになれたのかな、どうなんでしょうね。
たまたまあれもあります。
それももちろんたまたまなこともある。
不思議。
これは面白いな。
最後の方に来てて、私は結構嬉しい。
ここからどんな未来を描いていきたいとかはあるのか。
ここからは私は自分の好きなことをやりたいですね。
アイスワークじゃないやつ。
やっぱり居場所づくりをしたくて、
それは結構前からここ何年か思っていたんですけど、
やっぱりそういう若者の声とかを聞きたいですね。
なるほど。
小児科の精神科があるところって本当に少なくて、
たくさん探したけど、どこも予約がいっぱいとかで、
全然見つけられなくて、すごい大変だった。
だからすごい需要があるのに、
そういうことをできる大人がめちゃくちゃ少ないっていうのを実感したので。
子どもの周りの人の様子とか見てても、
みんなちょっと閉塞感があるっていうか、
あんまり楽しくなさそうに見えたりとか。
そういう携帯ばっかり見て、大丈夫かなってずっと思って見ていて、
それはやむよって思うんですよね。ずっと画面見てないし。
もっともっとそういう不登校が増えるのも当然だと思うし、
若者がもっと自己表現できた方がいいって思ったり、
自分の言葉で話す練習とかをもっとした方がいいんじゃないかなって思うし、
そういうネガティブなことを普通に出すことを習慣にした方がいいんじゃないかって思うんですよね。
嫌な部分もダメな部分を共有するとか、嫌だよとか言うっていうことも含めて。
自分は孤独なんだとか、寂しさを人に言ってもいい。
友達とかに言えないじゃないですか。こういうくらいなとか思われるの怖いし。
そうすると結局そういう本音をどこにも出せずに、SNSとかに頼って変なことになっていったりとか。
そういうのをもっとお互いに言い合えたりしたら、ちょっと軽くなるっていうか、言葉でも。
一回慣れてくると、そういう言葉の重みが軽くなってきて、
もっとそういう言いやすくなったり、
こういう対話が出やすくなったりしていけば、いい循環が生まれるんじゃないかとか、
そういうことを思ったりしていて、
そういうことを何気なく喋ったりできる場が作れたらいいなって、なんとなく思ってて。
それは、思春期の若者もそうだし、子育て中のお母さんとかもそうだし、
いろんな人の話を聞かれたり、喋ったりしたいなって思って、それをこれからライフワークにしていきたい。
やっぱり練習だと思うんですよね、そういうの。
私自身もそういう話をし始めたら、すごい人とつながれるようになったし、
そういうことを話すのうまくなっている実感もあるし、
そういうことを初めて話し始めた頃って、すごい変な話なんですけど、
緊張なのか興奮なのか、体がブルブル震えてたんです。
慣れてないっていうのもあったんですけど、
自己信頼と成長
今考えてみると、最近全然そんなことなくなったなって、ずっと気づく。
最初の頃はそうだった。
本当にそういう話をしていると、だいたい共感につながるし、
こんなことを初めて言ったけど、
いやそうだよね、みたいな、だいたい強い共感を得られるんですよね。
結局同じことを思ってるんじゃないかって、そういうふうに思うんですけど、
だったらみんなもっとそういう話をしていけばいいのになって思って、
すごくいい循環しか生まれない。
そうですね、子どものうちから本当はできたらね。
子ども同士にならなかったとしても、大人と周りのサポートとかあると素敵ですよね。
イギリスでみんながコミュニケーションをつけた温かい環境があったら、いろいろ。
そうですね。
そういう場所を作りたいですね。
話し合える、共感し合える。
なるほど、でも素敵なのがあったらいいなと私も思いますし、
なんかしそういうのがあったらなって。
思いますよね、絶対あったらいいですよね。
でもちょっとずつそういうのをいろんなところでやってる人いるみたいですよね。
その話したらこれとかこれとかって教えてくれる。
すごい近い近いってやりたいですね。
ではもう時間もあるんですけど、最後一番辛かったとき、
何でもいいんですけど、思い続くときでもいいんですけど、
もしそういう自分がみたいな人がいたって、
どんな言葉をかけますか?
というかどんなメッセージを伝えますか?
という問いをしますね。
いずれ全部できるようになるから大丈夫です。
できないことは何もない。
今できないって思ってても、
できるようになりたいって思えば絶対できるようになるから大丈夫。
なるほど、やっぱり経験からそう思われるんですね。
そうですね。
でもやっぱり年取ってズズしくなったっていうのもありますよ。
それ意外に大きいですよ。
諦めもつくじゃないですけど。
若い時ってすごい遠慮とか周知心とかいろんなものが邪魔するけど、
やっぱりすごいずぶとくなってくるし、年取って。
いろんなケーススタディというか、いろんなものを見て
やっぱ視野が広がってお肝が座ってくると、
できるなって思いますよ。
じゃあ視野を広く信じる。
そう、視野はやっぱり大事だと思います。
本当にそういう逃げ場があるっていうか、
人のことにとらわれすぎて追い詰められちゃう。
追い込まれちゃうのが一番たぶん良くないから。
とはいえ自分は大丈夫というか、
ちょっと俯瞰してみれるといいし、
ちょっと視点をずらして、
とはいえここだけじゃないからって。
追い詰めないことができれば大丈夫。
シンプルになっていってるんですね。
そうですね、私もね。
なるほど、これで終わりなんですけど、
最後のこのご自身へのメッセージを忘れないようにというか、
過去の経験と視野の広がり
これからもご自身にもって、
私からのメッセージと言っても送らせていただきます。
ありがとうございます。
めっちゃいいですね。
できることは何もないとなれない、できるという言葉を送らせてください。
いいですね、これ絶対忘れちゃうから嬉しいですね。
という感じで。
すごい。
書きました。
返すの楽しみですね。
全然表現して聞き入れてない部分もありますし、
受け入れつも結構いろいろ立ち込んでるので、
読み解けない部分もあるかと思うんですけど、
こういう形になりました。
かわいい、この私と友達のこれは何を書いてるんですか?
どれですか?どの部分?
右の上に建物みたいなのが。
これですか?
それです。
家の隙間から星を眺めたってお話でした。
そのシーンですね。
どっかどっか。
このシーンいいですね。
とてもいいなと思って、
想像でしかないですけどね、私は。
言葉から。
嬉しい。これもらえるんですか?
はい、あげます。
ありがとう。
めっちゃオーバー、10分くらいオーバーかな。
半時間逆だと。
なんですけど、
表サービスとしてはこれで一旦区切りです。
なんか何年も癒されましたね。
本当ですか?
いや、でもそうか。
癒されましたか?ありがとうございます。
思い出すだけでこんなに効果があるんですね。
どうなんですかね。
感染を受けてらっしゃることだったんで、
どれくらい効果があるのかなと思いつつやってたんですけど。
知りの忘れだったことを丁寧に思い出すっていうことで、
それが一番すごい癒されましたね。
そういうことってカウンセリングでやらないし。
そうなんですね。
そういう機会ってなかなかない。
ネガティブな話をしがちだから、悩みとか。
確かに、それをどうしたらいいとかね、どうしたらいいとか。
ゆっくりゆっくりあれがめっちゃ良かったんですよみたいなのが、
すごい幸せでしたね。
これを思い出せって確認できたなら、私は今日やって。
ありがとうございました。
ちょっと余韻にしたときに。
わかりました。
では今日はありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
では、いい午後をお過ごしください。
お会いできたら。
そうですね。
はい。
では、では。
ありがとうございました。
はい。
今回の放送はここまでです。
以上、本日もありがとうございました。
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インタビューの公開は必須ではありませんので、
自分の人生を振り返ってみたい。
イラストにしてほしい。
自分の今までを聞いてほしいだけだ、という方でもお気軽にお申し込みください。
また、この活動を応援したいと思った方、気に入っていただいた方がもしいらっしゃいましたら、
フォロー、チャンネル登録いただけますと嬉しいです。
この番組では視聴者の皆様からのお便りをお待ちしております。
概要欄に投稿フォームを記載しておりますので、感想や質問などお気軽にお寄せください。
また、Xにてハッシュタグ何者でもない者たちへ、
何者と者が漢字で、他はひらがなで感想をポストしていただけますと、とても励みになります。
感想を共有される際は、
希望中傷や個人を傷つけるようなコメントはどうかお控えいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
何者でもない者たちへ、これは何者でもない私からあなたに贈る明るい未来を願う応援の気持ちであり、
あなたが私へ与える学びと生きる活力を得る機会であり、
あなたから何者でもない者たちへ示す道しるべです。
そして、これらすべての価値を、あなたからあなた自身へ贈る、そんな活動になることを願っています。
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