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2024-12-07 08:56

謎の食べ物シリーズ マコモダケ

蒸して塩で食べました。

サマリー

マコモダケはイネ科の植物として知られています。特に食べ方や味わいについて探究がなされています。この食材は独特の甘みと食感を持ち、秋にしか収穫できないため、貴重です。

マコモダケの特徴
はい、えーなにがしかのラジオです。今日はあまり役に立たない話をしていこうと思います。
えー、謎の食べ物シリーズその2、マコモダケというのがありまして、
えー、この前美学校博物館に行ってきたんですけど、その近くにあった市の駅で売ってたのを見つけて買ってみました。
ビニール袋に長さ10センチ、直径2センチほどの円柱形の植物が売られており、
あー、ビニール袋に10個ぐらい入っていて、円柱の真ん中辺がちょっと膨らんだりしています。
で、袋にシールが貼ってあって、マコモダケの食べ方と説明があって、
名前にタケがつきますが、水辺に分泌する植物です。
癖や悪がなく、煮物、サラダ、きんぴら、炒め物、天ぷらなどでは甘み香りが増します。
黒い種のようなものはクロホ病菌という害のないものです。
という説明がしてあり、全くどんな味がするのか想像もつかない。
買ってみました。
調べてみると、マコモというのはイネ科の植物で、その根元部分にあたるようです。
もうちょっと調べると、マコモという植物自体を食べているわけではなく、寄生したキン、キノコを食べているものらしいです。
ムシコブのことを漢字で書くと、中栄と言うそうですが、
菌が植物の中に入って異常発達したものを、菌栄もしくは菌コブと呼ぶそうです。
なのでムシコブのような、菌によってできたムシコブのような、
だんだん気持ち悪い、その辺まで調べたところで、なんだこれ、だいぶ気持ち悪いなという気になってきたんですけど、
マコモ竹、竹という表記がされていることからわかるように、キノコの一種です。
キノコは植物ではなく、細菌の一種が、細菌なんですね、キノコってね、そもそもね。
細菌が自分の胞子を飛ばすときに、胞子を飛ばすために盛り上がって、
地面、普段は木の根元とかにいる菌が地上に出てきて、高いところから胞子を飛ばすために、
よきよきと盛り上がったものがキノコであるという状態なので、キノコは菌なのです。
マコモ竹も、マコモという植物の中で繁殖したキノコなんだそうです。
というところまで調べて、食べてみるかという感じで食べてみました。
食べ方は、まず緑色の植物の茎を買ってきたので、
たぶんそのままガリッといっても固いので、緑色の部分を皮剥き器で剥いて、
中の白い部分を取り出します。
収穫した時期によっては真っ白なようですが、収穫がちょっと遅かったのであろうと思いますが、
黒い斑点が混じっていました。
この白い部分を取り出して、それを小さく切って、蒸して塩をかけて食べました。
味はめちゃうまかったですね。
いろんな表現がされました。確かに癖がなく、悪もなく、歯ごたえがちょっとあって甘い。
甘みがあり、ヤングコーンに近いような味がありました。
ちょっと塩をかけて食べると相性がいいと思いますね。
天ぷらとかにしたらおいしいというのもわかる気がします。
油との相性も多分いいのでしょう。
炒め物とかにしたらどうでしょう。
中華料理屋でタケノコの代わりに使われるというのを聞いたこともあります。
調理方法と味わい
いずれにしてもうまかったです。
特にイネ科の植物の茎なんて人類は基本的に食えない。
食っても固いし、消化できない。
だからイネ科の植物の実を、米とか麦とかを収穫して食べるのが主な食べ方なんですけど、
牛とかはイネ科の草をもりもり食べて、胃が4つもあるので胃の中に入ってしまうと、
分解し、栄養にして消化することができるわけですけど、
人類ではなかなかイネ科の植物の茎を食べることがかまわないわけです。
そのマコモの中に寄生してくれた国保菌という菌のおかげで、
多分イネ科の植物の茎の中に入ってしまうことができるわけです。
マコモの中に寄生してくれた国保菌という菌のおかげで、
多分固い成分が分解されたんでしょうね。
分解されて食べやすくなり、甘みが甘いという感じも出て、
美味しくなりました。素晴らしい。
キノコは枯れた木に生えたりしますが、
あれは菌が枯れた木を分解して土に返しているわけですね。
固い木を分解することのできる生物は菌ぐらいなんでしょう。
菌がそいつらを分解してくれるおかげで、
また固い木が土に帰り、次の栄養になるわけですが、
おかげで我々キノコとして固い木から栄養を取ることができている。
今回のように固いイネ科の植物であるマコモの木を食べることもできたということです。
というわけで、ちょっとロマンのある食べ物でした。
美味しい味としても美味しい。
ただ、あまり出回らない理由は収穫できるのが秋の一瞬しかなくて、
すぐに黒くなっちゃうそうで、あまり年中出回るものではないらしいです。
いずれにせい美味しかったので。
ただね、物がここまで説明しないと何なのってなるので、
キノコなの?植物なの?マコモなの?みたいな感じで。
味もなんか想像しがたい感じ。見た目からは想像しがたい感じ。
だから広く一般に売れるということはないんでしょうけど、
美味しいのは美味しいので、
ひとつとして広く流通することはそんなにないんでしょうけど、
見かけたら食べてみたい。またスーパーとかでも売っているのを見かけたら食べてみたいと思います。
では、今日もあまり落ちのない話でしたが、以上です。ごきげんよう。
08:56

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