1. なにがしかのラジオ
  2. ポケモン化石博物館
2025-07-14 13:59

ポケモン化石博物館

私の中で物議をかもしております

サマリー

福井県の恐竜博物館を訪れ、そこで開催されているポケモン化石博物館の展示について語ります。この展示は、ポケモンと恐竜の関係を探り、子供たちに古代生物への興味を持たせることを目的としています。

恐竜博物館の訪問
なにがしかのラジオです。今日も役に立たない話をしていこうと思います。
だいぶ久しぶりになってしまった、間が空いてしまったんですけど、
えー、まあ何事もなかったかのように、いろいろ思ったことを喋っていこうと思います。
だいぶ前の話なんですけど、ゴールデンウィークぐらいの話なんですけど、
子供と、えー、恐竜博物館、福井県の、福井県にある恐竜博物館に行ったんですけど、
まあ、それ、子供と車で行って、えーとても楽しく、えー、子供も恐竜の動く模型があったりして、とても楽しんでいました。
なんせ、大人が行っても大人も楽しめるし、骨がいっぱいあったりして、動く恐竜のロボットがあったり、映像を見せてくれたり、
えー、まあいろんな恐竜も含め、いろんな古代生物の進化の歴史なんかも見れて、
あと、まあ赤津山、あの辺の地域で採取された恐竜たちが展示されていて、
えー、恐竜はやっぱり夢がありますね、と。
あんな巨大な生物がいた、間違いなくいた、だけど今はいない、みたいな、こう、
そしてまあ骨からどんな生き物だったかを推測するプロセスというのが大変興味深いですね。
毛が生えていたのか、どんな色だったのか、どんな色の皮膚をしていたのか、どんな走り方をしたのか、鳴き声はどうだったのか、
まあ推測するしかないんですけど、何らか少ない手がかりから推測しようと、
いろんな学者たちが頑張っている様子を見れて面白かったです、と。
という話が、まあメインじゃなくて、メインはその時に、えーと、
えー、その恐竜博物館の隣で、まあ同じ建物の中なんですけど、
ポケモン博物館、ポケモン化石博物館というイベントをやっていました。
これは全国巡回してたらしく、まあもう終わったっぽいんですけど、
あ、今長崎のベネックス恐竜博物館でやってるのか。
で、全国巡回して、ポケモンの中の化石ポケモンというタイプのポケモンの展示をしています。
で、何だろう、この化石ポケモンの設定だったり、模型を展示したり、
モデルになった本物のポケモン、といえばガチゴラスっていうポケモンは、
ティラノサウルスがモデルになっていて、まあ似ているところと違うところを展示したり、
こちらのサウルスの模型、骨の模型の隣にこのガチゴラスの骨格の模型を同じサイズで展示してあったりしましたと。
うちの子はまだポケモンをそんな分かっていないので、あんまり興味を持たずにサッと入ってサッと出てきたんですけど、
ポケモン大好きな子供たちは、ほぼこれを目当てに来てもおかしくないぐらいの喜びをかなり込み合って、子供たちで賑わっておりました。
まあ化石ポケモンかっこいいですね。
この展示の狙いとしては、この化石ポケモンを目当てに見に来た子供たちが恐竜なり古代生物なりに興味を持ってもらえたらいいなという展示のようですと。
主催は国立科学博物館、協力が株式会社ポケモンということですと。
全国のいろんな博物館が協力に入っていますと。
で、これを見て思ったんですけど、なんかちょっといいのかこれと一瞬思ってですね。
そういうのも本当にいた恐竜と空想上のポケモン恐竜、ポケモン化石ポケモンを並べて展示していて、大人だったらまあ大人でもですね、この説明文は何の説明文なんだというのを一瞬考えるようなところがあるわけです。
なんとか博士が研究に携わって長年の研究の成果で復元したみたいなことが書いてあって、それはポケモンの話だっけ、本当の化石の話だっけみたいなことがあって、
それは当然分けてあるし、すぐに分かるようには書いてあります。同じ文章の中に両方が入ってくるみたいなことはなくて、パネルも分けてあって、恐竜についての説明のパネルとポケモンについての説明のパネルも分けてありますが、横に並んで設置してありますという感じです。
なので一応の配慮はあるものの、子供が見てどう思うんだろうなと、本当にこういう化石ポケモンも実在したと思ったりしないのかなと、特にうちの子供みたいな実際この場合、小学生だと空想の話をしているのか、実際の話をしているのか分かるのかもしれないです。
展示の意義と違和感
教会をちょっとぼやかせていることには変わりないような気がして、こういうのっていいんだっけと思って、ちょっと違和感を感じたという話なんです。
この話のもっとオリジナルを探していくと、バーナムのアメリカ博物館みたいな話に多分行き着くと思うんですけど、これは何かというとジョージバーナムという人がアメリカに作った博物館なんですけど、
博物館ではなく実際の見世物小屋と言った方がいいのかなと思いますが、本当に生きた生き物もクジラとか、動物とかも展示してあったんだけど、それ以外にも老人形とか、機械とか、当時最新の機器とか、
1840年に開館したとぐらいの時代なので、最新の科学技術なんかを展示したり、それ以外にもいろんな珍しいものを展示していましたと。
例えばフィジマーメン、人形だ、これは人形の骨だと展示してあって、実際には猿と魚の骨をくっつけたものでしたと、ですがというようなものを展示してあったり、小人、体の小さい人を見世物的に展示したり、
今からするとちょっと倫理的にダメじゃんみたいなものも展示してあったりしましたが、これを昔の人はエンタメとして楽しんでいたということだそうですと。
で、なんでこれ学術的な正しさを見に行くというところではなくて、エンタメとして楽しみに行くアトラクションという、当時もそうだったと思うし今でもそうだと思うんですけど、
ただこれも博物館と銘打っているし、現実にいるよっていう体を多少取っているので、そこの現実と空想の境界を揺らがすことによって人に惹きつけている。
完全な空想で、なんか小人がいるよみたいなの見せてもそれはお話の世界で終わるんだけど、その周りに実際の生き物やら博物館的な展示をし、その中に小人がいます。
そんな感じで展示するとおおーってなる、本当にいるんだみたいなことで、エンタメとして成立するという形をとっていた模様ですと。
博物館的な文脈から言うと、こういうのは博物館じゃないと多分学芸員さんとか研究者たちは言うと思うんです。
ただエンタメとしてはあるということだと思うんですよね。
で、この巡回展ポケモン化石博物館も博物館と銘打っている。そこで展示しているのは実物の化石も展示しているし、空想上のポケモンも展示している。
で、その境界をちょっと曖昧にしているという点でどうなんだと。これは博物館なのか本当にエンタメだろうと。
エンタメとして楽しんでいいのか博物館として楽しんでいいのか。
エンタメとして楽しむなら博物館、恐竜博物館とそれをやるのはどうなんだというのが厳しい目で言うと言えるんじゃないのかなと思った次第で、
まあ端的に言うとあんまり良いと思わなかったですということなんですよね。
他にも、まあでも子供はこういうのを喜ぶし、まあ子供のみならず大人でもこういうのを喜ぶところは多分にあって、
まあ恐竜自体が結構空想を楽しんでいるところもあって、実際その本当に学術的に正しいところだけの展示ってなると恐竜で展示できるのって骨だけなんですよね多分ね。
まあ骨からわかることをそれにプラスして展示するんですけど、じゃあ復元したイメージ図とかは展示できないんです。
これもう完全に空想の世界こうだったという説がありますというところまでしか展示できなくて、施設でしかないです。
ジュラシックパークみたいな動いている恐竜のCGを出してみたり、あるロボット自家機械仕掛けで動くような模型を展示してみたりとかもできないじゃないですか。
でも骨だけやってもあんまり楽しくない。まあその一般の人的には楽しくないと。恐竜オタクとかめちゃくちゃ楽しいけど、なかなか一般の人を惹きつけるところまではいかないでしょうねと。
のでまあちょっと空想と現実の境目をぼやかすことによって楽しませてくれているのが恐竜博物館であるということもあって、
こういうポケモン恐竜博物館みたいなものに神話的だったのかなとは思いますけど、にしてもあんまり私は好きじゃねえなと思った次第ですと。
こういう違和感結構他にもあって、最近子供がよくテレビで見ているBBCの制作したテレビシリーズがあるんですけど、子供向けのテレビシリーズがあるんですけど、
博物館で働いている研究員の人がサファリかジープみたいなやつに乗って、そのジープが空を飛んだりワープしたりするんですけど、ワープしたりして、
鯨、博物館から出発して、世界中のアマゾンやら、サバンナやら、海やら、サファリから潜水艦になったりして、海の中の鯨を見に行ったりすると。
で、そうか、この鯨はこういう生態を知るんだというのを見て帰ってくるっていう、毎回15分ぐらいの短いテレビシリーズなんですけど、
それもちょっと同じような違和感を感じてですね、これはそのドキュメンタリー的に動物の生態を解説する番組なのか、
ちょっと空想の入った、どこでもドア的なドラえもん的な話なのか、どっちかにせいやと思って、これ見せていいのかな子供にと一瞬思ったんですけど、
もう子供はめっちゃ楽しみにしているので、見せざるを得なくなっておりますと、そういう状況ですね。
そんなモヤモヤがありましたという話です。
今日もあまり役に立たない話でしたが、お聞きくださってありがとうございました。以上です。
13:59

コメント

スクロール