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こんにちは、お元気ですか?なんばるわんです。
自分らしく生きるためのラジオ、始めていきたいと思います。
この番組は、国際結婚24年目の私、なんばるわんが、
自分らしく生きるための挑戦や、日々の暮らしの中で気づいたことなどをお伝えしていくラジオです。
今日は専業主婦は自立ができるのか、ということについてお話をしたいと思います。
最近よく自立したいなっていうか、自立っていうことについて考える機会があるんですけども、ほとんどが不安しかないっていうところですね。
今の自分の環境、状況、夫婦関係とかを考えて、
そういう時に浮かんでくるのは、夫の故郷にいる、あの国の女性たちのことなんですよね。
彼女たちは非常に賢くお金を使っていて、しかも自分で稼いだものではなく、
旦那さんあるいは息子が稼いだお金を使って、自分でビジネスをしたり、毎月定期的にお金が入るような仕組みを作ったりしてるんですよね。
それが向こうの国では、息子さんはね、自分が稼いだお金を母親がとかお姉さんがとかって使うことを、別に何も文句はないんですよね。
そもそもこのしつけとか教育の仕方がやっぱり日本人とは違くて、考え方が。
私たち日本人はおそらく子供にね、自立を促すような、そういったしつけとかしてると思うんですよ。そもそもが。
でも向こうって、それはないんですね。むしろ離れたらもう行けないみたいな。
一生ですね、母親の面倒を見るっていうのが当たり前になってて、それは物質的なものと精神的なものとあるとしたら、どちらかというと物質的な援助っていうのが必須になってくる。
そんなふうに私は受け止めています。
だからお金ですね。
一生息子はお母さんのためにお金を送るっていうか渡すっていうんですかね。
私がよく見たのは向こうでね、人生の大先輩、お嫁さんから話を聞くっていうことがあって、
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だから旦那のお母さんですよね。義理のお母さんが旦那が稼いだお金で家を建てました。新しい家。
で旦那さんとしては自分たちの家族、それからお母さん、で他の兄弟の家族、みんなで住みたいっていうので大きな家を建てて、
そしたらお母さんは何をしたかというと、そこには入らずにその家を賃貸で貸すっていうことにしたんですね。
で大きな家なので何世帯も入れるから、毎月決まった額がね、家賃収入ですよね。
それがあるっていうので、これは賢いなと思いました。
お嫁さんからすると、新しい家にね、義理のお母さんと住むのは嫌だけど、新しい家にシフトできるから、旦那さんが稼いだお金で建てた。
誇らしいし嬉しかったんですよね。でも義理のお母さんはそういうことは許さずに、賃貸で貸すんだからみたいな、そういうことになっちゃったんですよね。
他の人はですね、賃貸ではなく転売というか、売りましたね。
そこで自分で儲けた、その家の分とプラスアルファの分、それはもうまるまる自分の懐に入って、
まあこれすごいなと思いましたね。息子は何も文句言わないのかなとか。
今の私の状況、環境というのを比べてみると、真逆っていうんですかね。
俺のお金で何してくれてるんだみたいな感じなんですよ、今現状はね。
そのくせパートに出ようと思っても、何かしら邪魔してくる。
家でネットで仕事をしたいって言ってても、それもやっぱり1ヶ月にある程度稼げないんだったらダメだみたいな。
そういう縛りがあるんですよね。
夫の家族は、ご両親はもう結婚の前にいらっしゃらなかったし、
あと兄弟も全員亡くなりました。
夫だけですね、生きてるのは。
だから、まあそれでもね、いまだに仕送りは続いてるんですね。
姪っ子とか、他の親戚にね。
だから、この母親が自分の稼いだお金で賃貸にするとか、そういう感覚は多分わかんないんでしょう。
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話に聞いてるのか聞いてないのかもわからないんですけど、そういう人たちってね、たくさんあの国にうじゃうじゃいると思うんですよね。
それに比べたら、なんだろう、私は可愛いもんじゃないかって、自分で言うのはおかしいかな。
もうその価値観が全然違うんですよね。
だから、まあ向こうの国では自立っていうのは、その言葉自体は多分認識がないんでしょう。
息子が自立して、自分の家族を養って、それはもう嬉しいなっていう母親の思いっていうのは全くないと思います。
もう一生私の面倒見なさいよっていうね、当たり前なんだからっていうところだと思いますね。
息子が稼いだお金はどう使おうが私の勝手でしょっていう、私から見るとそういうふうな感覚はあるんですよね。
向こうの女性たちってすごい賢いなーって思ってて。
で、ある人は、ある女性はね、これは全くの他人でしたけど、
あの旦那さんの稼いできたお金で、ちょっとずつこの毎月もらうものから残して貯めていったんですよね。
で、それで娘さんの大学に行く時のね、洋服を買ったりとかして、すごいね、かわいい使い方されてたんですよね。
あーなんて毛投げで可愛いんだろうって私は話を聞いていたんですけど、今私それやってるんですよ日本でね。
買い物の仕方っていうのをちょっと1回冷静に考えて、これは絶対に必要なのかな。
買わないと死んじゃうのかなとか、そういうことを考えながら買い物をしてきたら、少しずつ残るようになったんですねお金が。
それを貯めていて、で、もちろん娘とか夫に食べるもの我慢しなさいとか、そういうことは一切言ってないです。
自分でできることをやって、その結果少しずつ家計のね、そのお金から残ってくるようになった。
で、それを貯めていて、そのお金から新幹線のチケット買ったりとか洋服買ったりとか、そういうふうにしてるんですよ。
で、自分の時間を楽しむっていうことに使ってるんですね。
で、それをですね、この間私が銀座に出かけた時、夫がね、突然予定より早く帰宅して、娘が留守番してたんですよね。
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そしたら、母ちゃんどこ行ったって聞いて、銀座に行ったよって言ったら、見て、お前のお母さんはね、私のお金をそういうふうに使うんだよ。
って言ったそうです。
まあもう娘もね、22歳だし大人なので、どう感じたかっていうのは想像していただけるといいんだと思うんですけど、そういう価値観なんですよね。
やっぱり俺のお金っていうのがすごく執着があって、
だからそれを聞いた時にね、あなたの国の女性たちはああいうことやってるでしょって思わず言いたくなりましたね。
人と比べることが嫌いなので、それを自分がやっちゃいけないなと思って言わなかったんですけど、悔しいしね。
そういう価値観なんですよね。
だからそのお金、夫が稼いできてくれたお金、それでね、何か別のことをやる、自分のための時間を作るっていうこともやっちゃいけないんだなと思って、もう絶望ですよね。
だから自立をしたいって考える一方で、やっぱり恐怖はありますね。不安が。
もう時間、自分の時間を売って、それを買い取ってもらって、アパートという形でね、働くしか今の私はできなくて。
だからネットで何かやりたいって言っても、やっぱり自分のため以外のことに私が時間を使う労力を費やすっていうことが許せないみたいなんですよね。
今回の話で結論というのは出ないですけど、やっぱり自立を目指すという思いと、目指したいという思いと、このしがらみのね、この現実、これは本当に受け止めていかないと。
でも立ち止まっていては何も変わらないので、絶対にやれることはあると思っているので、それが今すぐにお金にならないことだとしても、やっぱり人とのつながりは、私はこれからも、
これからも、範囲は広げなくてもいいけど、強いもの、人と確かにつながれるような人生をね、そういうふうに送っていきたいなということを考えています。
というわけでなかなか結論はね、出ないんですけど、価値観の違いってこんなに大きいものなんだなぁと思って、でも本当我慢だけではね、長生きできないと思っているので、やれることをね、コツコツとやっていこうと思います。
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というわけで今日は専業主婦の自立について考えてみました。
最後にお知らせです。12月31日、スマホの中の農村トマジョダオという本を、Kindle本を出版しました。私が所属をさせていただいている農業系コミュニティトマジョダオ、このコミュニティを作られたトマトローさんの情報発信を一冊の本にまとめたものです。
今日の放送の概要欄にこのリンクを貼らせていただきます。
表紙のデザインもやっていますので、ぜひ一度覗いてみてください。
この放送は和歌山県のミニトマト農家HROさん、スマホの中の農村トマジョダオの提供でお送りしました。
最後まで聞いていただきありがとうございます。また次のラジオでお会いしましょう。ナンバルワンでした。元気でいてくださいね。