1. 高校国語について話すラジオ
  2. 17.学級担任としての関わり方
2024-08-31 09:41

17.学級担任としての関わり方

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学年のスタッフと話したときに、ふと話した自分が大切にしていること。

サマリー

第17回では、担任としての関わりについて考察が行われ、教員たちの連携や生徒への思いやりの重要性が強調されています。また、授業の進行や生徒との信頼関係の構築が焦点にされています。

担任の役割と教育の関わり
第17回、高校国語について話すラジオの時間となりました。
この番組では、高校の高校科教員であるなんばが、
普段の授業の話や研究の話などをして、高校科の先生のみならず、
いろんな先生に授業や教育について考えてもらうことを目的としたラジオです。
みなさん、こんにちは。パーソナリティを務めますなんばむっとです。よろしくお願いします。
前回はUDLについて少しお話をさせていただいた回かなと思います。
本日第17回は、担任としての関わりというところでお話をしていこうかなと思います。
これは国語とか関係なく、一人の学級担任としてというところなんですけれども、
僕は今、9月から初学が変わって、学年の副担任の方を急遽務めることになったんですが、
今までは教員6年目で、副担任がこれで2回目、あと4年間は担任というような形になっているんですけれども、
この担任の関わり方、いろいろあるよねというような話が学年でも出て、
その話でいろんなインスピレーションを受けたのでお話ししていこうと思います。
学年のある先生が、クラス夏休みが終わった最初のところで、学年全員でやるようなことがあったと。
ある先生は単純に共通の資料を使って説明する。
ある先生は、プラスで最近見てたレビューで関連する出来事があったから、それをパワーポイントにして追加で説明していく。
また違う先生は違う先生のやり方で、という時があって、
その時に学年主任の先生が、追加で資料を準備した先生のことをすごくいいね、いいねというような話をしていたんですね。
どうやって準備したの、みたいな。
そしたら、もともと喋ろうと思ったの、それともどこかでタイミングがあったら話そうと思った資料なの、という話をしたら、
たまたま最近見たので、それが生徒の方にも言えるかな、
今回のこの時間がちょっとでも余ったら話せればいいかなと思って準備したんです、というような話をしていて。
僕はその話を横で聞いていて、僕もすごくいいなと思ったんですね。
なぜかというと、教員で最低限やらなければいけないことというか、学年全体でやらなければいけないことが存在すると思うんですけど、
それにどれだけプラスアルファをしていけるかというのが、僕は学級担任かなと思います。
もちろんやっぱりね、学校から自立していくことを求めたりとか、
あとは他の担任との対応の差というところとかはあるんですけれども、
やっぱり生徒が自立するために、生徒のことを思って何か追加で準備をしていく。
生徒はその1回ではもしかしたら何か喋ってるよっていうふうに思うかもしれないけど、
それが1ヶ月、半年、1年って続いたときに、
この担任の先生は自分たちのために何かをしてくれる先生なんだっていうふうに彼らの中で息づいて、
そこで初めて教員と彼らとの信頼関係が生まれていくのかなというふうに思ってます。
ですので僕がすごくプラスアルファを重視したいっていうのは、やはりそういうような背景があるから。
授業準備の工夫
やっぱりそういう効率的とか、そういうとこだけでは割り切れない人と人との関わりっていうものが、
担任っていうところではあるし求められてくるのかなと思います。
ただそれっていうのは何もこうなんだろうな、やってあげたい気持ちはあるけど、
実際には時間の制約とかプライベートなこともあってできない人もやっぱりいると思うんです。
でもそういう方々はそういうところ以外で追加で資料を作るとかじゃないプラスアルファがあるはずなんですよね。
みんなのことを思って追加で話をしたりだとか、
その人じゃないと喋れない話とかっていうものがあると思うので、
そういうところでそれぞれの担任の先生の良さが出てくるとすごくいいのかなと思ってます。
実は僕今日紹介を、9月から入ったよっていうので学年の生徒に紹介を集会にしてくれるっていうようなところになったんですけど、
昨日その話をもらって、最初は資料準備しますか、パワーポイントとかしますかって話をしたら、
メンツだからいいよみたいな話を主任からもらったんですね。
ただ一緒に紹介してもらう先生が、データあった方がやりやすいでしょって話になって、
それはそうだよねっていうところになって、データを作ろうっていうふうに思ったわけなんです。
実際には簡単なクイズなんですけど、
昔やったちょっと手の込んだスライド、
手紙があってそれを押すと問題に行って、それを解決っていうふうにすると、
手紙が閉じてるところから開いた状態の手紙に変わってみたいな、
そういうようなアニメーションをつけたスライドがあるんですけれども、
そういうのを使って、このみんなのために準備したよっていうことが伝わるような、
こういう説明ができたらいいかなっていうふうに思って、
昨日の夜思い立ってバーッと作ってました。
それが彼らにとってどういうふうに映るかわからないですけど、
僕その持つ学年の授業実は一個も持ってないので、
もしかしてこの人はなんかちょっと違うかもしれないというか、
なんか面白そうなことをしてくれる人かなっていうふうに思ってくれたら、
初日はいいのかなと思ってます。
やっぱり僕とかは、皆さんちょっとどうかわかんないですけど、
実は自分のクラスの授業をするってすごく苦手なんですよね。
生徒との信頼関係の構築
学級担任としての顔と授業としての顔、基本的には変わらないんですけど、
自分の中でモードが変わってるのかわかんないですけど、
恥ずかしくなっちゃうんですよね。
だからそういうことがあるんですけど、
皆さんはどうなのかなっていうことをちょっと思ったりしてます。
自分のクラスの時、授業やりやすいですか?やりづらいですか?
僕は結構やりづらくなっちゃうんですよね。
そういうところを皆さんにもお伺いしたいなと思います。
なんでやりづらいんだろうって思ったときに、
相手のことをよく知ってるがゆえに恥ずかしくなっちゃう不思議があって、
学級とかは生活空間なので、その中で結構ああだよね、こうだよねとかっていうふうに、
距離が近くなる。
教科指導は距離近くなるんですけど、その中で話していくっていうことがあるので、
距離のギャップっていうところに自分が慣れてないのかなと思ってます。
ただちょっと自分のクラスっていうものを意識しがちなんですけど、
往々にして今までの授業は自分のクラスの生徒は実は楽しんでくれてるみたいな。
けど他のクラスの生徒は表だって楽しんでくれるみたいな。
っていうので反応の差とかも結構あって、
でも実は他の先生から聞くと、
僕のクラスすごい授業楽しんでやってるよみたいな。
僕の授業いいって言ってるよって聞いて、
そうなんだみたいな。
でも表面的にはそんな反応しないよねみんなみたいなことを思ったりするんですけど、
それは彼らも感じてるというか、僕が感じさせてしまってるのかちょっとわからないところであるんですが、
そんな感じです。
ちょっと雑多に話してしまいましたが、
ちょっと学年の先生が話したこと、
どこまでやるかというかプラスアルファをどうするかっていうような話から、
自分もそういうことを大切にしていますっていう話。
そこからちょっと派生して、
実は僕自分のクラスの授業やりづらいんですっていうような話をさせていただきました。
リスナーの皆様、改め今の皆様、
本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
冒頭に教育や研究やって話をすごくしてるんですけど、
結構なんかそれ以外の話というか、
雑多な話をしてしまっています。
すいません。
タイトルで大体判別がつくと思いますので、
これなんか興味ないなっていうときは、
ぜひ飛ばして、
興味がある方、
そうだけでも聞いていただければ幸いです。
では今日も一日皆様頑張りましょう。
ありがとうございました。
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