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  2. 14. VTuberがキャラクターから..
2022-04-18 30:07

14. VTuberがキャラクターからタレントの代名詞になった背景を理解しよう

  1. キャラクターとして在ること
  2. 番組に合わせて振る舞う出演者であること
  3. 会話するキャラクターたちの中のひとりであること
  4. 視聴者に向かって話す配信者であること

記憶を飛ばしすべてを忘れもう一度見たい

00:00
VTuberがキャラクターからタレントの代名詞になったことについて考えよう。
今日はですね、なかなか繊細な話をちょっとしてみたいかなと思います。
VTuberという言葉がありました。バーチャルユーチューバーが云々とかね、歴史を語っても仕方がないので、
バーチャルユーチューバーの歴史を語ることと、メタバースの歴史を語ること、同レベルのどうでもいいこと、
特にそこは触れないんですけど、ただやっぱり皆さんがキャラクターがタレントになったみたいなことを、
何でそう感じているのかっていうのと、その内訳というか仕組みは何だったのかっていうのを考えることは、
これから先に新しいコンテンツを作っていくにあたって、いわゆる面白さの因数分解をすることはすごく大事なんじゃないかなと思っております。
やっぱりね、歴史を話すことよりも因数分解をした方が、イトッポイドは面白いと思うんですよね。
歴史は興味はあんまりない。知識として当たり前に知っておかなきゃいけないこととしてある、考える材料としてはあるけれど、
そこから何かを考えなければ特に何も生まないので、歴史を知ってもしょうがないんじゃないですかねっていうのが、
イトッポイドの本当にずっと同じスタンスでいます。
ただね、皆さん知ってますか。歴史を語る方が文字数を書けるし、引用できるし、
何かそれっぽいね、エントリーになるんですよ。お金になるんですよ。
あと自分で考えなくてもいいし、そうなんですね。面白さを自分で作らなくてもいい。
楽ですよね。そんな話は置いといてです。
今日はなので徹底的に因数分解の話だけしていきます。
だから歴史がどう、誰がどうしてこうなったみたいなのは、
誰がどうしてこうなったっていうデザインされているものではなくて、
たまたまそうなってきたっていうだけなので、そこの因数分解にあまり意味はないと思うんです。
なのでその話はしません。全くしません。
それ以外の話っていうのはあんまりみんなしてないので、今回はそういうような話、
あなたと一緒に考えて。
まずそのキャラクターからタレントっていうふうに言っております。
これはある種バーチャルキャラクター、例えばそうですね。
ハイパーAIみたいな感じですか?みたいな、
そういうある種ゆるキャラとかマスコットキャラみたいなものっていうのがありましたと。
私はどれどれどれどれな、こういうキャラクターです。みんなよろしくね、みたいな。
で、タレントっていうのはどちらかというと何とかさんです。どうぞ、わー、みたいな。
キャラクターとしてあるんじゃなくて、普通に生きてる人というか、
今生きてる人というか、生きてるキャラというか、生きてる感っていうのが出てるようなことをタレントという皆さん読んだりしておりますと。
そういう話するとですね、キャラクターが生きた形になってるから、
それはいいことなんじゃないかって思うはずなんですよ、皆さん。
皆さん思うはずなんだけれども、何かちょっと消化しきれないような顔してらっしゃるんですね。
別にいいじゃんって思うんですけれども、何か違うなと感じてらっしゃる方もいらっしゃる。
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これどういうことかというと、まずタレントのことを説明するときに生きた人って言っちゃったんですけれども、
キャラクターが何でしょうね、キャラクターかタレントかみたいな話を考えるときに、
わかりやすくテレビのタレントさんの話を例に出したいんですけれども、
テレビに出る、例えば芸人さんいるじゃないですか。
普段は漫才とかをやってらしてる芸人さんがバラエティのトーク番組とかに出るってですね、
あとはそうですね、コント氏でもいいかも。
コント作る人がバラエティのトーク番組に出るっていうときに、
すごく芸人さんとかがやっぱり真っ先に考えることは、
例えばコントを作るという仕事とテレビで振る舞うっていう仕事は別なんですよ。
例えば一本グランプリ番組があるんですけど、大喜利番組ですよね。
で、大喜利、あの一本グランプリのすごいなと思うところは、
あそこに出てらっしゃる方々っていうのは大喜利をしつつ、
さらにテレビに出る人の振舞いもやってるんですよ。
大喜利のプロでもありつつ、テレビに出る人のプロでもありつつ、
その2つの技術を使ってるんですよね。
なので大喜利がめちゃくちゃ得意な人が一本グランプリに出ても、
多分そんな跳ねないんです。
一本グランプリはあくまでもバラエティ番組。
もちろん大喜利も評価されますけど、バラエティ番組なんですよ。
ちょっとしたトークとか顔つきとか振舞いとかやりとりとか、
そういうのも含めて一本グランプリ。
なのでめちゃくちゃ大喜利が好きですっていう人が一本グランプリに出ても、
多分結構ドキドキすると思うんですよ。
それぐらい芸をやると何かに出て喋ってそれを人に見せるっていうのはちょっと違うんです。
何かを作ること。
人が見るものに出演する、出ることっていうのはそれぐらいやる仕事が違うんですよ。
これでなんとなく予想つけましたよね。
タレントさんっていうのは出る仕事なんですね。
もうちょっとブレイクダウンすると多分4つぐらい。
本当は糸プレイはもっと細かく分けてるんですけど、
ざっくり今日は30分ぐらいしかないから分かりやすく4つに分けますね。
1つがキャラクターとしてあること。
いわゆるクマモン、シマネッコ、フッカちゃん、何でもいいんですけど。
あとシマジロウでもいいですね。
コラショとかでもいいです。
コラショってもう知らないかなみんなね。
真剣ゼミのランドセルの妖精みたいなやつ。
あとはプニールちゃんとかでもいいですけれども。
プニールちゃんは漫画の中のキャラクターなのでちょっと違うかな。
ぶちかって言うとなんとかキャラ、ご当地キャラ、マスコットキャラみたいなキャラクターとしてあることというのが1つあります。
それと2つ目が番組上の振る舞いをすること。
いわゆるタレントさんですよね。
バラエティ番組、番組上のテレビ的な振る舞いをする。
3つ目が会話するキャラクターの1人であること。
こっちの例がプニールちゃんの方が多い。
いわゆる例えば呪術回戦という作品の中の板取悠二くんっていうのは板取悠二というキャラクターの前に
釘崎野原さん、五条先生とかパンダちゃんとかパンダとか
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そういういろいろいる中で会話しているキャラクターの1人。
これどういうことかっていうと1つ目とどう違うの。
ふっかちゃんと熊本と板取悠二の違いっていうのは熊本はお友達がいません。
熊本はストーリーがあります。
板取悠二くんはお友達がいて、お友達と喋ったり適当ながやかんやすることによって板取悠二っていうのは
熊本はそれをやらずに熊本としているだけで熊本です。
この違いがあります。
4つ目が、これちょっともう分かりやすく言いますね。
これ視聴者に向かって話す配信者であること。
キャラクターとしてあること。
番組上の振る舞いをすること。
会話するキャラクターの1人であること。
視聴者に向かって話す配信者であること。
ライバルであること。
この4つは全部やっていることが違います。
どう違うかというのを分かりやすくするために、どういうコミュニケーションを仕事役割にしているかというのを考えるとすごい分かりやすくて、
まず分かりやすいところに行きましょうか。
4つ目のライバーであること。
これは完全にオーディエンスに向けて喋っています。
いわゆるトゥー人です。
分かりやすいですよね。
トゥーシービジネスみたいなもんですよ。
完全に1対Nでお客さんに対して話しています。
3つ目の会話するキャラクターの1人であること。
いわゆるイタドリユージモデルというのは、
トゥー人じゃないです。
トゥーキャラです。
キャラクター同士で喋っているだけです。
それを何かお客さんが、
イタドリユージに、
俺たちはイタドリユージ君、君の活躍を見てるよっていうのを
イタドリユージ君が分からないまま、
第4の壁というか、神の視点で
イタドリユージ君とクイズキノバラさんが
キャッキャしてる、沖縄でキャッキャしてるやつを見てるわけです。
なので、トゥーキャラなんです。
この時点でライバーと、
例えば箱の中にいる、
箱っていうのはあれですね、
VTuberの事務所のことを運ってたりするんですけど、
アイドルとか箱の中にいる世界観の一人であること
っていうのは、この時点でちょっと違うんですよ、種類が。
ここの時点で矛盾が発生する。
もっといきますね。
番組上の振る舞いをすること。
これはですね、
同じ出演者と会話している様子を
誰かが見ているという意識のもと喋るんです。
いわゆる、イタドリユージ君とクイズキノバラさんが
出る舞台があったとします。
舞台の役者さんっていうのは、
クイズキノバラさんに話していても、
その話している様子というのを
お客さんが見てるということを分かった上でやりますよね。
だから声を張ったりとか、
ちょっとなんか芝居がかった動きをしてみたりするわけですよ。
これは本当のイタドリユージ君だったら
そんなことしないわけですよ。
だって普通に喋ってるだけでも。
だけど、お客さんが見てるっていうことを意識した状態で
ノバラちゃんに話しかけると全然違いますよね。
なのでこれは、トゥーキャラトゥー人なんです。
トゥーキャラトゥー観客ですね。
さあ、もう全部違いますよ。
もうあの勘の良いガキの皆さん、
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勘の良いガキが嫌いだよの
ハガレンのセリフじゃないですけど、
勘の良いガキの皆さんはもうそろそろ気づいてるはずです。
4つ目、キャラクターとしてあること。
これは、トゥーなしです。
誰とも会話していない。
どちらかというと、
キャラクターとしてクマモンっていうのがいるだけで、
クマモンがみんなのところに遊びに来たよーっていう
誰かクマモンじゃない人が言って、
クマモンはただそこに立ってるだけで見てもらう。
なんで、ワンちゃんとか猫ちゃんとかに近いかな。
ごめんねー、うちの猫ちゃん連れてきちゃったのー。
猫は普通にはーみたいな。
お友達が、わー可愛い、これが飼ってる猫ちゃんなんだーって言って話す時の猫の感じあるでしょ。
あれ猫は、わー可愛いって言ってる人に対してはーって。
もう関わる気すらないじゃないですか。
あれクマモンと。
自分じゃない誰かによってイントロデュースされて、
それで初めてコミュニケーションが発生する。
すなわち、自分という誰かじゃないですよね。
自分の隣の誰かからお客さんとかに行く。
ただ、たまにクマモンとゆるキャラという括りがあって、
フッカちゃんとか来た瞬間に絡み始めるんですけど、
そこでちょっと性質が変わるんですけど。
はい、皆さん気づきましたか。
性質は変わるんですよ。
キャラクターの性質っていうのは、
今言っただけでもこの4パターンの活躍の仕方っていうのがあるんですよね。
環境によってすごい変わる。
すごい変わるんだけど、
VTuberの厄介なところ、厄介でもありポジティブだったところというのは、
あえてキャラクターなんだけど、
クマモンなんだけれども、
こちらを認識できるし、
こちらからクマモンに対して突っ込むことができるっていうのが発明だったんですよ。
いわゆるクマモンって中の人大変だよねっていうのは、
絶対言わないし、無粋だから言わないじゃないですか。
だけれども、フナッシーに対しては、
フナッシーマジちょっとゴツゴツしたの出てんぞみたいなこととか、
あとフナッシーの足が取れたりしてもワハハって笑ったりする。
なので、殴りに行けるキャラだったんですよね。
言葉がちょっと良くないですね。
アプローチできるキャラだったんです。
そのキャラクターとしての振る舞いっていうものの前提が崩れていることを
自覚した状態でお客さんから殴りに行けるっていうのが、
フナッシーのいいところでした。
ただフナッシーはちゃんとずっとフナッシーをやり続けるからできることですよね。
なんですけれども、VTuberの場合はですね、
それこそキズナアイさんよりも前にも、
実はVTuber、3Dキャラクターもしくは2Dキャラクターに
モーションキャプチャ技術を使ってキャラクターを作る、
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みんなで作るっていうものは、
少なくともキズナアイさんが最初ではないと思うんですよ。
でもアプローチできるって今言ったじゃないトップオイルさん。
それは初なんじゃないですか。
いや普通にタートルトークとか、
あとはお台場のでかいゲームセンターみたいなのあったじゃん。
あそこでもう全然あったんだよね。
ちなみに今急に緩和球台で懺悔するんだけど、
お誕生日かなんかに行ったのよ。
お誕生日でお名前呼んでもらえるみたいなのがあって、
名前書いたの。
そしたらね、3Dキャラクターが出てきて、
なんかちょっとワイワイしてくれるのよ、タートルトークみたいな。
その時のキャラクターの中の人、
中の人の喋り方がめちゃくちゃ煽ってたのよ。
おいおいなんだよーっつって、
なんだよこの、おい鈴木君っているのか?
おい鈴木君、こんなところにわざわざ来てさ、
さぞなんかイケてるボーイなんだろ?
みたいな感じで結構煽り気味だったのよ。
で、それやってるとこ見て震えちゃって、
もう怖くて仕方なくて、
やばい、めちゃくちゃいじられるじゃんみたいな。
で、実を言うとですね、
伊藤ポイトの父親、しげやきって言うんで、
しげやきがね、そういうサーカスに行った時に、
ピエロがお客さんから一人呼んで客をいじるっていうくだりってあるじゃないですか。
で、ボリショイサーカスだったかな?に行った時に、
しげやきって大人になってわかるんですけど、
愛嬌だけで生きてきたなこいつみたいな雰囲気があるんですよ。
写真撮ってくださいって外出たらもう真っ先に言われるみたいな、
どんだけなんかこの人大丈夫そうだなみたいな感じになってるんだよって感じぐらい声かけられるんですよ。
で、ボリショイサーカスの時も案の定外人のピエロに名出しされて、
ステージに上げられて、
前にね、紙みたいなのでっかくバーって体の前に出されて、
で、太ったお腹みたいなの描かれて、わははーみたいな感じで、
みんなもなんか可愛くて面白いね、わははー味でしげやき話してて、
で、なんか平和だなっていう感じなんですけど、
いとこいどは小さい頃に恥ずかしくてしかなくて、
次自分に呼ばれたらどうしようみたいな、
え、もうマジで無理、もう無理無理無理、人の前に立つからマジで無理やめてほしいってなって、
椅子の下に潜って隠れてたんですよね。
息子がいるっていうのをピエロにバレないようにっていうのを、
もうすっごい恥ずかしくて、
とにかく圧倒的にあっちの方がハンドリングある状態でいじられるみたいなのが、
ちっちゃい頃すごく苦手で、
で、お台場の遊園地に行った時にそのキャラがめちゃくちゃいじってくるやつで、
うわ、もうダメだ、もうダメだ、あー!
ってなった瞬間、いとこいどが取った行動はカエルでした。
あの、ほんとごめんなさいって感じなんですけど、
お名前を呼ばれる2時、2時半だったかな、が来る前に、
15:03
あの、電車に乗りました。
逃げました。
敵全逃亡しました。
だから多分ステージでは、
あれ?いい子のいとーくんかな?みたいな。
どこにいるんだい?
おい、全然いねえじゃねえかよ。
おい、どういうことだよ。
私嫌われてんのか?みたいな。
そういうね、多分くだりがあったと思うんだよ。
でも耳を塞いで震えながら電車に乗って帰りました。
本当にごめんなさい。
聞いてたらごめんなさい。
聞いてないとは思うんですけども。
話戻しますね。
何話してたっけ?
あー、あの、あとあれか。
あのー、キズナアイさんよりも前にも全然いたよって話。
そんなことはどうでも。
はい、で、あのー、VTuberがキャラクターからタレントの試しになったことに対してなんですけども、
今言った通り、
パッパッパッパって言っただけでも4つの役割があったじゃないですか。
でね、なんでね、タレントになったかって、すごいシンプルに言いますね。
えーと、やれることがいっぱい増えたからです。
というよりも、新しい何か、いわゆる世界初バーチャルなんとか、とか、
ま、なんと、業界初VTuberが○○を、みたいな。
っていうのを、えー、VTuber業界というかバーチャル業界っていうのはスタンプラリーのようにやってきたんですよ。
で、最近それのネタが出尽くしたんですよ。
あの、だからあんま流行ってないんですよ。
それだけです。
で、あのー、世界初○○、なんとVTuberが○○に、みたいな。
やるっていう風になると、あのキャラクターがいろんなことをやるっていう面白さ、
っていう目新しさでやってたんですよ。
いわゆる、ガチャピンがなんとスキーに、ガチャピンがなんとバンジージャンプに、
ガチャピンがなんとロクロを回し、ガチャピンがなんとメタルバンドに、みたいな。
っていうのをまあいろいろやるわけですよ。
だけど、あのー、例えばメタルバンドやってロックバンドやってるのはまあ同じじゃないですか。
まあただ、ガチャピンがやるっていう風になると、
そのコラボする人がなんかすごいからちょっとまた差異が出るんですけれども、
VTuberが、まあいわゆるそのなんでしょうね、テレビパワーとかを使わずに、
キャスティングパワーとかを使わずに企画をやろうっていう風になると、
VTuberがなんとバンドをリアルタイム演奏にって言ってやるじゃないですか。
っていうと、一回誰かがやると、あ、もうこれはもう見たことあるなって感じになるんですよね。
だからお客さんの目がめちゃめちゃ超えてしまう。
で、プラス、なのでいろんなことをやるんです。いろんなことができる。
だって、人じゃん。
人じゃんって言ったのは喋れるっていう意味。
全く喋れないっていう、
まあその、漫画のページではないっていう意味で人じゃんって言います。
喋れるんですよ。
なので、喋れるところに全部出そうって考えるのはごく普通なんですよ。
で、全部出そうっていう、キャラクターとしての振る舞いじゃないようなところ、
まあ例えば番組上の振る舞いすること、
あとはもう視聴者に向かって話すライバーであること、
そういったところをどんどんやったほうがいいじゃんっていう判断になるのが普通なんですね。
で、しかもYouTubeっていうプラットフォームとか、
あとSNSもTwitterとかもそうですけれども、
プラットフォームはなるべくそういうタレント的な、
いわゆるインフルエンサー的なユーザーを増やすということを、
業務上っていうかもう経営上の戦略の大事な一つにしているので、
どんどんどんどんインフルエンサー的な能力があり、
18:02
そのコンテンツに注目があり、そういう設計がされているわけですよね。
そしたらそういうふうに決まってるじゃないですか。
ということでVTuberがキャラクターからタレントの代名詞、
タレント的なイメージになることっていうのは必然なんですね。
なので、もちろんどっちが好きとかどっちが嫌いとか、
キャラクタータレントは全然違うものだみたいな、
っていう話がしたいわけではないです。
それは別にどっちでもいいし、絡み合うものだから。
だってくまモンだって普通にお客さんとペコって遊んだりとか、
ステージで踊ったりとかするわけだから、
くまモンだってタレントやんけって言われたら、
まあはいそうですって言うでしょ。
だからそれはもう本当に場合によって違うんですよ。
場合によって違うんですけれども、
VTuberはやっぱり喋れるので、
そういう需要に応えていった。
あとお客さんの需要に応えていったら、
どんどんタレントになっていった。
すなわちVTuberの性質が変わったのは、
お客さんである皆さんがそう求めたからです。
世の中がそう求めたのでそう変化した。
ただそれだけですね。
もちろんVTuberはある種、
VTuberのすごいいいところというのは、
キャラクターなんですよ。
人間の場合はですね、
ちょっとメタ的な話、
メタ的も何ももうメディア論の話なので、
ちゃんと言いますけれども、
いわゆるみんなで作れるんですよ。
そこがメリットだったVTuberというのは、
というかキャラクターもそうですね。
だって漫画だって作画の人と、
例えば漫画出版社さんって、
漫画家さんだけでできているわけではないですからね。
編集さんとかめちゃくちゃ頑張ってますからね。
本当に。
名前でないのちょっとどうなの?
という意図っぽいのは結構思うんですけど。
編集さんであれば、
印刷会社の人とか、
いわゆる配達する人とか、
いろんな人の手によって、
そのキャラクターストーリーって生まれているわけ。
そのキャラクターが生まれるまでに、
たくさんの人が協力して作っている。
タレントさんっていうのは、
結構今まではやっぱり一人、
もちろんマネージャーさんとかもいるんですけれども、
一人の芸で売れて、
それでプロデューサーに名付けてもらって、
で、頑張って収録で爪痕残して、
じゃあ次も使おうかって言われて、
結構自分の出たとき勝負でやるみたいなところが多かったんですけれども、
VTuberに関してで言うと、
モデルはモデラーさんが作るとか、
あともっとわかりやすく言うと、
踊り他人でやるじゃないですか。
踊ったりする、
喋る人と踊る人と、
そのモーションを調整する人と、
撮影する人って違うじゃないですか。
これ普通にだから3Dアニメの作り方ですよね。
でもそれで一つのキャラクターを作るっていうわけなので、
それができるから、
それのメリットを生かすっていうのは、
まあ普通にいいこと。
これは本当に素晴らしいことだと思います。
何よりも理想を求められる。
理想を追い求められるので素晴らしいと思うんですけれども、
21:00
ただ一方でですね、
視聴者に向かって話すライバーになってくると、
いわゆるキャラとして、
バシッと完成されて欲しいというよりは、
その人がやってるっていうのがわかった方がいいっていう風にどんどんいくんです。
っていう風になると、
むしろソフター的な振る舞いをするときの
作り方をしてしまうと、
もしかしたら部粋と思われる可能性がある。
いわゆる替え玉受験みたいな感じに思ってしまう視聴者も別にいるという。
これはやっぱり場所が違うんですよ。
活躍する舞台が違うんですけれども、
なんか舞台をグシャグシャグシャって混ぜて、
いいとこどりでやってきたVTuberなんですけれども、
その付けがだんだん回ってきたかなっていうのが今のタイプ。
今のタイプで、え、じゃあダメなの?と思うじゃないですか。
意図っぽいのがすごく最近、世代交代っていう。
これ何かと言いますと、
3年ぐらい経つとお客さんってもう一周するんですよ。
これどのジャンルもそうなんですけど、
よほどの長寿ジャンルじゃない限りは、
3年ぐらい経つともうお客さんがらへんするんですよ。
ってなったときに、
もう若いファン層っていうのがいるんですよ、VTuber。
ずっと一つのタレントさんとか応援し続けてるっていう方ももちろんたくさんいらっしゃいます。
いらっしゃるんですけれども、
逆に層じゃない若い層っていうのが最近すごくいるんです。
で、世界的にVTuberさん、
あとすごくそのグループの方とかは、
やっぱりそのめっちゃ若いファンみたいなのが最近増えてきて。
で、意図っぽいのが、
ああ、なるほどって思ったのが、
今までそのVTuberの黎明期からこうやって見てきた人っていうのは、
いろんなVTuber×タンプラリーをずっと見続けてきてるので、
めっちゃ目も超えてるし、舌も超えてるし、
ああ、それ知ってるって真っ先に言うような人たちなんですよ。
逆に言うとちょっとね、
お客さんにするにはもう育ちすぎてる。
なんか、もはや作る側じゃないのか、君たち。
お客さん目線じゃなくなっちゃったよね、
っていうような人たちがすごく多いんですよ。
あまりにもそのスタンプラリーのスピードが速かった。
なぜかというと、
モーションキャプチャーはめっちゃ新しい技術かっていうとそうではなくて、
例えばリープモーションとかもまさにそうなんですけれども、
そんなに最先端の技術だった。
めっちゃマニアックな技術だった。
それがたまたまのボッていう重要ムーブメントによってやったので、
昔の技術をいい感じに組み合わせてよっしゃってやるっていう感じなので、
いわゆるネタを拾って組み合わせる企画力みたいなのがすごく大事だったので、
めちゃくちゃスピードが速かったんですね。
それがもうVTuberのスピードが速くなりすぎた理由なんですよ。
ってなると、もうお客さんもいわゆるVTuberの長いファンっていうのは目越えすぎなのよ。
若い人っていうのは、例えばLive2Dが何かずれてたとか、
3Dの腕が何かガクガクしてたとか言っても別に気にしないのよ。
ワクワクしてくれるわけよ。
だけど、目が越えてる人はここのトラッキングはどうとか、
ここのLive2Dは確か誰々さんが言うよね。
ここの箱はそうだよね。
24:00
こういうコンセプトはそこが好きなんだけどみたいな感じで言うわけですよ。
別にそれが悪いって言ってるわけじゃないし、
何なら君が真っ先にそうじゃないかと言えばうっすって言うんですけれども、
世代交代してるので、
2年ぐらいでムーブメント終わったら1世代で終わったんですけど、
嬉しいことにというか、本当に楽しいですよね。
結構続いてるじゃないですか。
ってなると、新しいワオって言ってくれる若い世代のお客さんって増えてるわけ。
なので、もう1回キャラクターがタレントになったっていう、
キャラクターより一つのことしかできない、
一つの場所でしか輝けないキャラクターが
いろいろな場所にできるようになりましたよーっていうのが
当たり前になったよーっていうのが第一世代なんです。
お客さん第一世代。
で、今はもう第二世代がいるんですよ。
第二世代っていうのは最初からキャラクターからタレントねえじゃなくて、
タレントっていう状態から来てるんですよ。
なので、タレントなのでモデルがぐちゃぐちゃになるほうが別にいいんですよ。
だってタレントとして見てるから。
女性声優ラジオと思って見てるから。
女性声優だと思って見てるから。
若い人たちは。
なんとかちゃんと押すって言うんですよ。
アイドルだから。
押すって。
で、その人たちと第一世代のお客さんと第二世代のお客さんって全然性質違うので、
これは面白いと思います。
面白いしすごく可能性がある。
最初の話に戻りますけども、
お客さんがそういうふうに求めたからコンテンツっていうのは変化していくんですよね。
ってなると、今のお客さんが求めてることによってだんだんまた変化していくはずなんですよ。
だから今のお客さんがいわゆるタレントっぽい配信者さんとして見てたけど、
あ、なんかキャラクターっぽいコンテンツもちょっとグッとくるなみたいな。
気づいたら逆に今度キャラクターのほうに触れていく可能性も全然あるんですよね。
これすごい面白いことで。
で、その事例っていっぱいありますよね。
ニコニコ生放送とかでやってた生主のグループの皆さんとかは、
だんだんそのタレントからキャラクターのほうになってたり、
例えば我々らの皆さんとか、
MSSPはそんなでもないか。
いろいろキャラクターにどんどんなっていく事例ってたくさんあると思うんですよ。
なのでクリコみたいになるんだろうなっていう。
なので第三世代が生まれた時にまた多分技術的な何かが面白がられるっていうタイミングが来るんだろうなっていうのは思ってます。
で、という話。
いろいろヒントがあったと思うんですけれども、
細かいところ、トピックにしたらもうそれだけで30分話せてしまうので、
ちょっと今回はざっくりと話してみます。
で、最後になんですけれども、
何を隠そういいとこでもVTuber好きだな。
とにかくキャラクターが好きなので、
バーチャルであろうが何であろうが、
とにかくキャラクターと物語っていうのがイトッポイールのすごいテーマになってるものなんですね。
なのですごい好きなんですよ。
とにかくキャラクターが好きです。
なのでVTuberとかバーチャルみたいなものもすごい好きなんですよ。
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ただイトッポイールはキャラクターの方が好き。
キャラクター性みたいなところとか、
今ここの現実世界にいないキャラクターみたいなのにちょっとグッとくるっていう、
個人の好みなんですけれども。
なのでそのタレントでありキャラクターで混ざってたりするとちょっと嬉しいという。
今のVTuberさん全員そうだと思うんですけれども、
ちょっと楽しいなと思うんですよね。
ただ一方で第一世代のお客さんとしては、
いろんなものを見てしまってるわけで、
見てしまってるからその上でって見ちゃうんですけど、
もっと自分の心というか経験値をリセットして、
ピュアな状態で見よっていうふうに思いました。
もうなんかこういう歴史があってどうとか、
例えば誰か一人のタレントさんとかを推すときに、
例えばタレントというよりも何でしょうね。
コンテンツを推すときに、
例えばイトッポイールだったら、
この間のアマガミとかガールズ&パンツァーとか山のすすめとかの話をすると、
どっちかっていうとアマガミやガルパンや山のすすめももちろん好きなんだけど、
それよりもそれを好きだった、
昔の元気だった頃の自分を思い出してすごいテンションが上がるみたいな、
楽しい思い出を思い出す呼び水として使ってるだけ説っていうのって、
すげー残酷に言うと言えると思うんですよ。
それももちろんいいと思います。
いいと思うし、
そっちのほうがめんどくさいファンとかならないので、
すごいピュアでいいなとも思います。
ただ一方でですね、
とにかくリセットして、
何でも元気でいいねとかなんか面白みたいな感じで、
すっごいピュアになってリセットして見てみようって思ったんですよ。
そしたらね、めっちゃ面白かった。
めちゃくちゃ面白かったんですよ。
なんかその、
それこそ個人勢っていうんですか、
事務所に所属してないようなVTuberさんとかが、
なんかこう楽しそうに、
なんか3人ぐらいで、
なんか3Dかな、なんかね、
なんかこうバチャバチャバチャってしてたんですよ。
で、別に意図っぽいのはその方のことも存じ上げなかったんですよね。
あの不勉強な。
全然わかんなかったんですけれども、
ただなんか、
なんかキャラクター、
なんかちょっと楽しそうなね、
キャラクター同士がなんか楽しそうにしてて、
なんかすごい、
なんか多分笑顔なんだろうなみたいな雰囲気になってて、
え、いいじゃん。
なんか幸せでいいなって思っちゃったんですよ。
それでいいじゃんみたいな気持ちになって、
うわー、
あっ、
くっ、
俺は、みたいなそういう気持ちになりました。
なのでね、
ぜひ皆さん、
なんかこう、
いろいろお話しましたけれども、
あの、
あっ、なるほど、
そういうようなふうに、
あのー、
変化していったんです。
重要に答えて、
まあこういう因数分解の元になっていったんだっていうのを、
分かった上で全部忘れましょう。
今日の結論は、
今日の話を分かった上で、
全部忘れて、
明日から、
ニコニコ笑顔で、
YouTube見ましょう。
30:01
ではまた明日。
30:07

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