1. なかよしインターネッツ
  2. 81. ちょっと楽しい作品を見て..
2022-08-29 38:26

81. ちょっと楽しい作品を見てみよう

コロナでインタラクションがある作品が少なくなり&スマホでブラウザ作品が少なくなり"メディアアート"然とした佇まいをした作品が少なくなっている話 VRのワールド内の表現はそういう雰囲気にならない話 作者情報が前に来るためにインタラクションに集中できない時代の話

■じっと見つめるURL集
http://beefchickenpork.com/
http://hotdoom.com/
https://tothewater.com/

00:03
ちょっと楽しい作品を見てみよう。
お便りが来ております。
いつもなかよしインターネッツをありがたく楽しく拝聴させていただいています。
これはテーマリクエストなのですが、よろしければメディアートについてのお話をイトッポイドさんに語っていただけたらと思います。
私はメディアートの何たるかについては全く無知ですが、なんとなく媒体や技術などの性質を活かしたり活かさなかったりして作られたものという認識です。
一般的な定義感やそれに対するイトッポイドさんの認識、イトッポイドさんが感銘を受けた作品や事物などに興味があります。
よろしければぜひということでお便りいただきました。ありがとうございます。
メディアートですね、実は大学の学部がサブカルクソ学部という学部だったんですけれども、
富山にあるんですよ、和世田駅降りてたこ焼き屋さん、今たこ焼き屋さんじゃなくてたい焼き屋さんなんだけどさ、神社があって、
ちょっと行ったところに昔名屋売ってカレー屋さんがあって、今はもうなくなっちゃったんだけど、
そこの隣にサブカルクソ学部キャンパスみたいな、サブカルキャンパスみたいなのがあるんですよね。
そこに通ってたんですよ。サブカルキャンパスだから、やっぱり素晴らしい授業もあれば、
みたいな授業もやっぱりあるんですね。そこが大学の最高に面白いところだと思うんですけれども、
そういう出会いがあるから大学っていいですよね。そうじゃなかったら普通にインターネットで住みますし、
基本的にイントポイントとしては大学というのは図書館への道しるべと図書館機能というのが本質だと思っていて、
特に文系についてはですね。なので別にいいんじゃないのっていうのは今大人になったと思うんですけれども。
授業でもメディアートを扱うようなものがあったんですけれども、
基本的にメディアートを扱うような授業というのは楽端、いわゆる楽に段位が取れる授業とされておりまして、
基本的には先生が自分が昔作った作品とか自分がちょっとだけ関わった作品みたいなことをアレオレって言ったり言ってみたりとか、
アレオレっていうのはアレオレ詐欺とかいう言葉で使われる単語で、
アレオレがやったんだよって言って、いやそんなことはねえよみたいな、お前はそんなにやってねえよみたいな、
これアレオレ詐欺って言うんですよね。世の中にたくさんありますけれども。
イトプルはアレオレ詐欺をされる側はあるんですけれども、する側はまだ経験がないですね。
でですね、そんな楽端授業だったんですけれども、
ただ一方でですね、当時というか今、その当時と今の、昔と当時と今の違い、
いわゆる7年8年ぐらい前とそれよりも前と今の話をちょっと今日メディアートというキーワードでしてみたいんですけれども、
03:02
最初にエクスキューズを挟ましてください。アートとは何かとか、メディアートとは核あるべしみたいな話はしません。
そういう話をすると既得権益的な、自分の立ち位置を守りたいような、それでご飯を食べているような人が何かを言ったりするんですけれども、
今回はそういう話はしません。
でですね、メディアート、楽端授業だったんですけど、いろんな作品を見ることができるっていうのは非常にいいことだったなと思います。
あとそれに対する、なんか小難しく見るっていうのもいいし、小難しく見なくても別にいいんだみたいな、
いろんな視点で作品みたいなものを見るっていうのができたことは、すごく大学の授業としては素晴らしいものだなっていうのは思います。
楽に単位を取れる授業とだけ思っていたら、そんな影響はなかったとは思うけれどもって感じですね。
で、なんで良かったかっていうと、その当時からいとこらは作品を作っていたんですよね。
むしろその作品であったりとか、そのコンセプトを作ったりとか、でそれをなんかみんなで作ったりとかっていうのをずっとやってたので、
すごいそれの参考になったっていう感じです。
いわゆるブルーピリオドまでは行かないですけれども、ブルーピリオドの漫画、美大受験をして、
ネタバレになるのでぼかしますけど、いやネタバレも何もないと思うけどさ、美大受験を頑張る高校生がいて、
相当なスッタ問題があり、で今なんか文化祭で和紙をしたり、課題に対して立ち向かって、
なんかもう大学とかいいんじゃないのみたいなふうに言ったり言わなかったりみたいな、そういう話ですね。
非常に面白いですね。いとこらは大好きでございます。
最近出てきたキャラクターでさ、あれ誰だっけ、借り上げの人、ちょっと検索していい?
ブルーピリオド借り上げ、最悪の検索ワードだな。
なんとかさんっていう人が、あ、富士山?
そうだ富士山、ノーマークスっていうね、グループがあって、
富士山って言うんだけど、この富士山ね、まじ糸っぽいのが、なんだろうな、糸っぽいのがそのまま、
激川女子大生だとして、かつ病み落ちしたら100パーこうなるな、
富士山ほど優秀ではないと思うんですけれども、
ただ、あって、あってなっちゃって、もちろんそうはならない、なれないから、なってないんだけど、
06:06
でもなんかこれは、これはなんかこう、なんだ、そのマルチバースの、っていう感じが一瞬あってびっくりしましたね。
糸っぽいのはね、一般教養はほとんどないんですけれども、特定のジャーナルについては、まあ確かにねっていう感じはありますから、いやーしびれましたね。
それはそうとしてですね、なので、アートとは美術とはみたいな話はしないんですけれども、
大学でそういうようなものをいくつか見て、自分でも作っていたりしたんですよね。
で、なんでそれでメディアートっていう単語を結構かなりなんか触れたかっていうとですね、
そもそも先行がメディア論だったっていうところがありますよね。
メディア論っていうのはマーシャル・マクルーハンっていうポエマーが、ポエマーのおじさんが、哲学者とかひよかでもなんでもないですね、ポエマーのおじさんですね。
ポエマーのおじさんが、いやメディアっていうのはメッセージなんだよねっていうのをまず言い始めましたと。
ざっくり言うと、新聞に書いてあったり、連合掲示板に書いてあったりするその文字情報みたいなものだけがメッセージだけではなくて、
何にその文字が載ってるか、何で伝えられてるかっていうのにもすごく何かを物語る、いわゆる何かを言ってるよねっていう。
だから新聞に書いてある文字が、その文字が新聞に書いてある時点で、新聞っぽい雰囲気になるし、新聞で書かれたということは何かこれはもう一般的に正しいことなのかとか、
広く世の中に知られるべき情報なのかみたいな、それ文脈みたいなものがつくよねと。
なのでメディアそのものがメッセージであると。
何だったら書いてある文字よりもどこで出てるかの方がよほど重要でっていう考え方に行くと、メディアこそメッセージであるみたいな、そういう話ですよね。
で、この話、こういう話があって、それにそういうようなメディア論、マクロハンのメディア論っていうクソ分厚い本あるんですけど、中はゴミカスですね。
本当ポエムなので、なんか真剣に読む方がアホっていう感じですね。
あれをありがたがるだって読む方がアホ、あれ本当ポエムなんですよ。
マジでエッセイなので基本的には、ゴミカスとかアホとか散々言ってますけど、これはどっちかっていうと、あれをものすごく教養として身につけていないといけないとか、
あれがビジネスのってすごく重要だみたいな風に、逆、権威として使う人がいるんですけど、それはアホだよねっていう、それに対してのアホと言っています。
マクロハンさんは非常に面白い人ですね。ポエマンなので非常に面白いですね。
というか、プロデューサーですからね、もともと。
そういったものを専攻してました。
別にメディア論についてガリガリやりたいっていうわけで、マクロハン研究をしたかったわけでもなくて、
単純にインターネットについて色々勉強したかったというか、色々やってみたかったみたいな、
09:04
そういう感覚で実はメディア論を専攻してました。
メディア論をやるということは、それを学問としてやりたかったわけではなくて、自分で何か作りたかったんですよね。
とにかく当時の意図っぽいのはトッキントッキントゲピーだったんですよ。
本当にトゲピーですね。今は全然トゲピーじゃないと思います。
作る、すごく役に立つものじゃないと嫌だってすごく言ってたんですよ。
覚えたての実学っていう単語を使って、本当に実学じゃないと嫌だって言ってたんですよね。
なんですけれども、何て言えばいいかな。
実際にものを作るっていう風になった時に、じゃあこういうような考え方、見方を持って何か作ってるものって何かあるのかな。
しかもなるべくならコンテンツがいいなってなったら、メディアート作品とかまさにそうだったんですよ。
基本的にメディアートって検索していただくと、いろいろwikipediaとかメディアートとはとかいろいろ出てきて、説明についてはそれをまず読んでいただければと思います。
検索ワードを手に入れるというのが重要なので、検索ワードとしてメディアートっていうのをぜひ検索してみていただければと思います。
で、そもそもこれね、じゃあ今メディアートという言葉についてマシュマロでリクエストいただいたのは意図っぽいとは何か言うとすればですね。
コロナによってインタラクティブ、いわゆるインタラクションがあるような、いわゆるところの空間展示であったりとか、
物を触って何か反応が来るとか、画面が置いた、なんか不思議な画面が置いてあってそれが云々みたいな、そういうのってやっぱ10年前めちゃくちゃやっぱ流行ってたんですよね。
だけど、これは印象ですけど、コロナによってほぼそういう機会を失われた結果、そのメディアートに対する発展っていうのは確実に止まってしまっていたと思います。
チームラボさんがですね、いわゆる商業的にもすごく成功していて、あれがメディアートなんじゃないって言われたらそうだと思うよって普通にトップホールは素直に言うんですけど、
それに対して言いたくないって人も世の中にいるらしいですけれども、いいですよね。チームラボボールとか可愛いじゃん。なんか触れたらブヨンってなるしさ。
あれ反応で見に行って可愛かったよ。ムーミン台に置いてあったの。すごく可愛かったですね。
そういうものを触ってみたりとか、暗い空間で見るみたいなものがやっぱりコロナですごく止まったなって思います。これがまず一つ言えることです。
もう一つすごく感じるのが、いわゆるブラウザというもので表現されるメディアートも多かったんですよ。
いとぽいろが好きなものなんかありますかっていうのをマシュマロに書いてあったので言うと、ラファエル・ローゼンダールさんっていう方がいまして、
12:00
この方の作品がいとぽいろは結構好きで、というか多分影響を受けていたのかな。そんなのでもないか。でもすごい好きですね。
やってることとすると、なんかすごいタンブラーっぽいんですけど、大量にドメインを取るんですよ。大量にドメインを取って、そのウェブページにアクセスすると、
JavaScriptとCSSとHTML、キャンパス要素でちょっとした動く映像みたいなものが流れたりとか、クリックするとコップが逃げたりとか、うるさい音が鳴ったりとか、
全然バラバラの謎のコンテンツが流れるんですよ。ちょっと面白いですよね。
例えば、HotDom.comって打ってみてほしいんだけど、HotDom.comって打ってターンと押すと、なんかマグマの噴火みたいな真っ黒の黒い画面の前にわーって出てくるのが、なんか出てくると思うんですよ。
次、beefchickenpork.comって打っていただくと、これ打つと水色とピンクで画面が割れてて、マウスでクークーってやると、四角とか丸とかが色が変わるよみたいなね。
そういうのがいろいろあるんですよ。
onandoff.orgとか、letmesleep.comとか、いろいろあるんですよ。papertoilet.comとか。
普通にビジュアルとしてもすごいカラーセンスが良くてですね、かわいいんですよね。ただそれだけじゃなくて、なんかちょっとしたインタラクションもあったりして面白いっていう、そういう感じなんですけれども。
これは好きかな。いわゆる、これはあれですよね、ドメインっていうものをハックしてる。ドメインでなんかちょっと面白いことやったったっていう感じですよね。
そう、メディアートって意外と面白いことやったったっていう感じなんですよ。
いや、そんなこと言うとね、ちょっと良くないかもしれないけど、いとぽいろはぶっちゃけそう思います。
見てる側の人にとってはなんかちょっと、へーって、ワオやってんなーって思うような、そういうコンテンツで、かつテレビ的なというか、既存のジャンル的なものではないものっていう。
だからちょっと鑑賞者にも若干のその、なんでしょうね、リテラシートレイを前のめりに自分から鑑賞するという気持ちですよね。
それがないと面白がることができない、まだジャンルになっていないものっていう感じなんですよね。
15:01
で、まだジャンルになってないものっていう言い方をいとぽいろしたのにも理由があって、例えば明和電機さんとかはメディアートの枠とかで結構語られるんですよね。
面白いやついっぱいあるでしょう。
指パッチンするとカンカンカンカンなったりするやつとか、あとはオタマトーンとか有名だけれども。
まだジャンルになってないものがメディアートとしてよく言われるということは、ジャンルになってしまった時点でもうそれはメディアートじゃないと言えるということも一つ事実だと思うんですよ。
で、例えばこのね、さっき紹介したビーフチキンポークドットコムとか、なんかそのこの外国の方の作品、ラファエルさんの作品とかですね。
多分ね、真似する人がいっぱいいたらね、もうそんなそのうやうやしい感じじゃなくなっちゃうと思うんですよ。
誰が先にやったかっていうのもすごい大事って言われるんですけど。
でもこれね、ちょっとね、ちょっとうんって考えればわかるんですけど、テクノロジーみたいなものを使った作品、コンテンツ作り、コンテンツというか作品というかアートというか。
それというのはテクノロジーというのは基本的に普及して発展していくものですよね。
ってなるとですね、その技術を他の人も使えるようになるはずなんですよ。
ってなった瞬間にメディアートには賞味期限というのがあるのかっていうふうに言われると、正直、はい50%、いいえ50%って感じかな。
例えばカセットとかビデオテープみたいなものを使ってやるような作品みたいなものを今見るとちょっとレトロで面白いっていうふうになるじゃないですか。
でも一定以上昔のね、昔だとそれが最先端の技術だったわけですよ。
もしくは広く一般的に使われているものとかね。
すごくわかりやすく言うと、例えばカセットテープのウォークマンみたいなのがありますと、今それが目の前に置いてあったらそれは多分昔カセットで音楽を聴いていた。
もしくはそれを聴くための機械だっていうようにパッと我々は思いますよね。
でも昔の時代にそれが置いてあったら多分音楽を聴くやつだっていうふうに多分思うはずなんですよ。
そう、文脈が変わっちゃうんですよね。文脈が変わると作品って成立しなくなることって結構あるので、なのでメディアートというのはどんどん変化していくリスクというのを受け入れなきゃいけないっていうのがあります。
でもそれに対して、いやでもなんとか印象派とかさ、なんかいろいろあるでしょ、なんとか派とかさ、そういうのだってそういうもんじゃないのって言われたらまあそうだねっていうふうになるんですけども、
ただ一方で、その絵とかと違うんですよ、メディアートっていうのは。ビジュアルでなんかこれは綺麗でいいとかなんか怖いとかそういうふうに言えるわけじゃなくて、どっちかっていうと文脈ハックゲーみたいなもんなんですよね。
インタラクションがメインになってくる作品も多いので。
ってなるとですね、賞味期限というのは確実にあると思います。で、この話をなんでラファエルさんの作品の後にしたかというとですね、シンプルに言えるのが、このラファエルさんの作品がおーって言って面白いなって言ってこうと思えるのは、まあ今見てもすごい綺麗だし面白いし可愛いからいいんだけれども、今パソコンの画面見ますって話なんですよね。
18:14
ブラウザの画面というのが、少なくとも10年前、もうちょい前、7年8年かな、そうだね、10年前ぐらいか、10年前ぐらいまではギリまだ額縁としての役割になっていたと思うんですよ。
だけど、今もうスマホで見るじゃんって考えると、ブラウザの16対9じゃない画面もあるけれども、それが額縁にならないんですよね。
ってなってしまうと、当時の作品みたいなものが果たして今も感動できるかっていうと微妙だし、何だったらアクセスするのがスマホからの可能性もありますよね。
スマホになってしまうと、額縁のサイズ変わってるし、向きだって変わってるわけですよ。
だから、スマホで何かをやるっていうのを、椅子に座ってパソコンでマウスをクリックしてちょっと距離がある形でインタラクションがあってみたいなものは、今成立しづらいっていうのは直感的にわかるじゃないですか。
例えばエンジニアの人とかアーティストさんが作ったりするような作品というのが、今ではいわゆるレガシーになってしまうというか。
何だったら、ドメインはどんどん失効していきますし、契約するのにお金もすごいかかるので、どんどん消えていくっていうのはありますよね。
これね、維持にお金がかかっちゃうんですよね、ドメインゲーって。
いとっぽいろもいくつかやりましたけれども、今もずっと払い続けるやつとかありますけどね。
summer.itopoil.netとかね。
それが言えることかなって思います。
プラスアルファですね。
そしてこれからの話みたいなことをちょっとしたいんですけど、VRあるじゃないですか。
VRのサービス内、VRチャットであったりクラスターであったりとかいろいろいっぱいあると思うんですよ。
でもそのセカンドライフだってそうだったじゃんって言われたら、その一言で全てがもう終了、お話終了って感じになるんですけど。
メディアート的な文脈というよりも佇まいですよね。
佇まいをVRのサービス内で行われるそのワールドなのかな基本的には。
ワールドとか集まりとかコミュニティとかっていうのがあんまりそういうアート全とした佇まいをしないなっていうのは面白いことだと思うんですよ。
21:00
一つ、作品作りとか何かこうちょっと表現をしたいっていうのが速攻商業的になってしまうので今は、
そういうちょっと作品全とした雰囲気というのを出すという発想が若い層にはないんだろうなっていうのはすっごく思う。
作品が主役であって作った人は最後にわかるというかこういう人が作ったんだねっていうのが、
ある種ちょっとメディアート的な佇まいとしてはあったんですよね昔は。
でも今って誰が作ったかの方が先に来ちゃうじゃないですか。
その時点で人間が作ってるんで神秘的な演出とかって無理じゃないですか。
これすごくもったいないことだなというか、人類は愚かだなって思うんですけれども。
体験の神話性みたいなものを初手でぶち壊しに行く感じというか。
でもこれはしょうがないんだろうなとは思いますよ本当に。
だってそもそもそういう情報がないとそこ自体にまだたどり着けないんですよね。
口コミで何が広がるって広がる情報経由じゃないとアクセスできないじゃないですか。
何が広がりやすいかって言って。
しかも何か広くみんながこれ非常にロジカルな話でみんながいろんなものを作れるようになりました。
ということは作られたものに関しては誰が作ったのかっていう情報がすぐ来るようになりました。
いわゆる誰も何もかも作れない、大きな会社じゃないとものを作れないっていう時代だったら、
どこが作ったみたいなのはちょっと薄れるんだけど、
基本的に一人でもある程度ものを作れるようになったら、
これ誰が作ったのって疑問が真っ先に出るのは仕方ないことですよね。
そういった情報がSNSで拡散しやすいので人の情報が出やすいよね。
だからそうなってるんだよ。以上QED。はい終了。なるほど。
なのでこれ仕方ないですよね。自然な流れだと思います。
じゃあそれで作品っぽい雰囲気みたいな、ちょっとミステリアスな雰囲気みたいなのが出るかっていうと、
それも難しいんじゃないかなってなっていて、
VRとかでメディアートっぽい、かつてのメディアートっぽい佇まいというのはちょっと難しいんじゃないかなっていうのが一つ思います。
ただ一方でARの作品というのはかなり今までもあって、
むしろ積極的にメディアートのジャンルとして紹介されてきたジャンルだと思うんですよ。
ARの方がなんかね、VRとかARとかXRとかみたいなね、
そういう話は何だろうな、おじさんたちが喜ぶ話というか、
おじさんたちがずっと自分の昔話を話してる感じで、
24:01
イトポイドはソスカっていう感じで、
VR界隈みたいなやつはソスカっていう感じなんだけど、
全力でソスカっていう感じ、
若い人が増えてないあの感じとか、
なんか辛いなぁと思って、
辛そうですよね、本当に。
でも、新しい人が増えたくないんでしょうね。
なんでかって言うと、新しい人が増えると自分がナンバーワンじゃなくなれるからですね。
そういってね、へそを曲げてね、どんどんどんどんね、
没落していくジャンルというのはたくさんありますけれども、過去にもね。
はい、っていう感じですね。
それはそうとしてですね、
なんて言えばいいのかな、メディアアート、
メディアアートという単語自体がそもそも必要かって言われると、
イトポイドはそんなことないと思うんですよね。
なんだろうな、
もっとその作品というかコンテンツというものは、
軽々しく作られるものだし、
誰しも作って楽しい、楽しんで良いものだし、
数が増えたからインスタント的に消費されても別に良いものになったと思うんですよ。
なので、
じゃあそういう時代にアートとは、
アートとはって話はなるべくしたくないんですけど、
ってなった時に、
どう捉えるかとかどう考えていくのかっていうのはまた一つ面白い議題かなとは思いますよ、本当に。
プラス技術とその作品みたいな話になってくると、
技術って発展するんだっけみたいな、
そもそも発展するんだっけこれ以上みたいな、
っていうのもありますよね。
もちろん発展はするんだけど、
分かりやすく発展ってするんだっけみたいな。
だって今さ、
インターネットみたいなジャンル、
ブラウザで表現されるジャンルとかで言うとさ、
もうある程度いったじゃんっていうところはやっぱあって、
実際にその作り手側というよりも担い手側の、
例えば、
企業なのか個人なのかっていうとちょっといろいろあるから言いづらいんだけれども、
一言でスパッと言えないんだけど、
少なくともプレイヤーのレベルがすごく下がったっていうのは絶対にやってる人は感じてると思うんですよ、本当に。
あんまりその切磋琢磨しなくなったよねっていうのは、
これはもう本当事実だと思っていて、
次のジャンルとしてAIみたいなのがあるよねっていう話になってきますと、
ただね、それもやっぱ使い道みたいな話になってくるから、
もう技術が技術単体で何かこうっていうタイミングじゃないんだろうな、
少なくとも今のこのフィールドだとそういう感じじゃなくなるんだろうなっていう、
なのでちょっとトンチっぽくなるよねっていう。
で、そのトンチがトンチすぎたやつがNFTアートですよね。
NFTアートに関してはですね、
現状、今のNFTというのはこのポッドキャストでも言いましたけど、
ほとんど詐欺なので、詐欺師しかいないので、
27:02
なんかその、なんだろうなーって感じですけれども、
ただNFT、NFTアートのあの仕組みを使って作品を作るというのは、
ある種一つのメディアート的な振る舞いであるよねっていうのは一つ言えるとは思います。
ただそれに対して、
何というか2匹目など上ではないけど、
2匹目というかもう2億匹目って感じですけれども、
他にやるとしたら、
それはもうそうあるものの形式をやってるだけっていう感じなので、
なのでやっぱり一番最初にやった人みたいなところはあるよねっていうのは思いますね。
でもねこれね、それこそVTuberさんとかにも結構同じことが言えると思っていて、
初期のその、この話の文脈で言うからちょっとクールな言い方をしてしまうんですけれども、
自分の趣味思考とか思いとかを一旦ちょっと封印した上でクールに言うんですけれども、
キズナアイさんとか、
キズナアイさんという言い方はあまりしたくないですね。
キズナアイちゃんというコンテンツを作り上げた人たちっていうのがいますよね。
複数人ですね。
彼ら彼女たちによって作られたあの作品というのはですね、
キャラクターがこっちに向かって話しかけてきて、
YouTubeという媒体で何か頑張ろうとしているというその構図がユニークで面白いっていう感じだったはずなんですよ。
それでぶっちゃけもう落ちてたんですよ。
それでもう終了なんですよね。
ある種メディアワード的な言い方をするんだったらその構図で終了なんですよ。
あとはそれをより深く、より多くの人に知ってもらうために、
同じようなYouTuber的なコンテンツを繰り返すっていうところだったんですよ。
そこまでがある種メディアワード的だった。
そこからの曲作ったり展開したりみたいなのはもうタレントとかIPとかのメディアミックスの話とかになっちゃうので、
そこまで行くともうその形式というのから外れてるわけですよね。
いわゆるVTuberに対してそこにはいないのにいるからエモいみたいなっていうのは、
初期のそのメディアワード的な感動ですよね。
その構図の感動。
おもろいことやったったの、その構図の感動に対してずっと恐縮を、
いわゆる懐かしむ思いを馳せているだけなんですよね。
本当は生きてないんだけど今を生きてるんだよみたいなそういうのあるじゃないですか。
キャラクターは生きてるんだよみたいなVTuberのみんなは生きてるんだよ。
今でこそもう生物だよねっていうふうになったから、
もうそういうVというのはみたいなそういう思いに関しては、
30:03
なんか子さんVTuberファンの感じだなっていうのはもうそうなってると思うんですよね。
別にそれが悪いことではないですよ。
ていうかもういとこりゃまさにどんずばそこだしみたいな。
何回も言うけど一旦自分の思いは置いた上でクールに言うね。
ってなるとですね、もうそれ終わってんの。
もうそれは終わっちゃったの。
で、それに対してその構図をもう一回やるっていうのは、それはそれでまた今度新しい表現ですよね。
そうなんですよ、あえてもう一度それをやるっていうのは、
だからあえてそのカセットのウォークマンで作品を作るのと同じなんですよね。
だから今の媒体じゃないものを使って、ある種もう一回面白いことをやる。
だからちょっとレトロなね、例えばジーコジーコの電話機あるでしょ。
ああいうのを使って電話ボックスを使ってインタラクション作品を作ったりっていうのはもちろんあるわけですよ。
そういう枠にね、VTuberって生きてるんだよみたいなそういうのは使われるようになるんだろうなっていうのは思います。
ただ一方でですね、普通にビジネスと言い方はちょっとあれだな。
ずっと運用していく、いわゆる作品全として固定化したくないのであれば、
そういうようなその教習に関しては一旦諦めたほうがいいんだろうなっていうのは
一つ冷静な意見としては言えるとは思います。
だって違うもんっていうね。
作品というのは基本的にはそれっていう形でこれがこれですっていうのである種止まってるんですよね。
それに対してその鑑賞者がどう感じるかであったりとかっていうのがある種インタラクションのポイントですよね。
だけどそれがずっと続いていったり何か展開していったりっていう風になると難しいよねそもそも。
その存在自体がメディアートみたいなのは苦しい言い訳だよねっていうのは思っていて。
なのでそういう意味ではライバーという言葉が一般的になった時に初めて
やっと引導を渡してくれたんだなっていう感じは
そういうアート的な目線で言うと伊藤ぽよは感じていますね。
自分の個人的な熱いパッションみたいなのは置いといた上で今言いましたけど。
そういう見方もできるよねっていう話なので個人的に本当にそう思ってるかっていうと半々かなっていう感じなんですけれども。
でも実際にそうだと思いますよ。
やってる側、事業者側からするとマジでそうっていう感じなので否定することは難しいんじゃないかなっていうのは思いますよね。
とはいえでも伊藤ぽよは自分の作品のテーマとしては物語とキャラクターっていうのはずっとその作品のテーマにはしていて。
33:05
お仕事とかで何か作る時もなんやかんやそのテーマで自分の作風としてずっとやってきているところはあるので。
それに対してキャラクターこうなんだとか物語はこうなんだって言うともいいんだけど伊藤ぽよとしてはやっぱりメディアート的なものが好きだから
鑑賞者とコンテンツというか作品の間の中に生まれる想像力というのをメインの作品テーマにしているのでどうなのが別にその時その時代の想像力の生まれ方というのはあるので
特にそんなに何でしょうねあの時代が変わってしまったなあふえーんみたいな気持ちは99.99%ないですね。
ただねその時代が変わっているんだけれどもそれを認めた上ででもいいよねって言うんだったらまあいいんだけど認めないで新しいものを否定してしまうのは良くないよなっていうのは思いますね。
それは単純にそのあのなんだろうなまあ生きじゃないよね生きではないですよね。
いや別に生き生きじゃなくてもいいんだよって場合は別にいいんですけど伊藤ぽよは生きと衰強の世界で生きているのでまあ生きなほうがいいかなっていうのは思ってますね。
新しいもの古いものも新しいですから今はねそういう意味ではねごちゃ混ぜにしていいと思うんですよ。
昔はそうでもなかったけどねアーカイブがそんなに残らなかったし昔のものを今のにリバイバルとかもそんなになかったですからそういう意味ではね今伊藤ぽよは今回話していた前はこうで今はこうでこれからこうみたいな話もぐちゃぐちゃになっていくんだろうなって思います。
今この瞬間はそう言えるんだけれども多分近くなってくるんだろうなあって思うしあと今大学でもしそういうような内容をやってるとしたら多分先生が言うことも全部的外れだと思うんですよ。
ただ先生が教えてくれるのはそうこういう見方とかこういうふうに喋ってもいいみたいなだから今もそのたかだかちょっとさ技術を使った面白作品に対してさ別にそれ以上の感想ってないじゃん。
ないんだけどそれに対して例えばバックボーンがこうだからとか時代背景がこうだからとか技術的にはこういうものだからとかそういうようないろんなことを言っていろいろ楽しめるんですよね。
一つの作品とか一つの技術とか一つの世の中に対してですねいろんな楽しみ方ができるっていうのはある種人生を楽しむ一つの遊び方ですよね。
それで誰かを誰かと喧嘩したりしたらしょうがないと思うんです思うんですけどあんまり意味がないと思うんですけれどもなんだろうね特に誰かと関わらないのであればですねいろんなものの見方ができるというのは非常に自分のその何でしょうね目で見る世界を豊かにする行為だと思うので
36:21
いろんな見方をいろんな人別に賛成しなくてもいいんですよそれを全部賛成だよとかそれを全部反対だよとかしなくてもいいのでいろんな見方ができるいろんな色眼鏡を持つっていうことをぜひ学んでもらえるといいんじゃないかなっていうのは思います。
そういうものを若いうちに学ばないとやばいことになるなっていうのは最近すごく痛感しています。
本当にやばいですねみたいなこれは教養とかの話ではないんですよね別に暗記とかそういうなんかこれを知ってると偉いとかそういう話でもないのでなるべくその何でしょうねいろんなものを見た方がいいっていうのはこういうことかって若いうちにいろんなものを見た方がいいよっていうのはこういうことだったんだなっていうのは感じています。
ということでちなみに今の話はずっとラファエルさんの作品ボーッとスクリーンセーバー的にボーッと流れるんですけどそれをボーッと見ながらしゃべりました。
ぜひ皆さんもなんか自分で作品を作るときに今の表現そして昔の表現も今もシャッフルされてますからぜひいろんなトライアンドエラーして面白くこの世を見ていければといいんじゃないかなというふうに思います。
ちょっと特にレジュメも何も用意せず話しちゃったので3分的になっちゃったんですけれどもお便りいただいた方これでご満足いただけたでしょうかという形でございます。
ということでお便りありがとうございました。
聞いてみたいテーマとかキーワードとかありましたらぜひTwitterもしくはマシュマロの方で概要欄にURLがございます。
ポッドキャストの概要欄みたいなところにあるんですURLはそれちょっと探していただいてマシュマロまあ普通にマシュマロスラッシュイトっぽいのでいいんですけれども送っていただけると答えるかもしれませんということでではまた次回。
38:26

コメント

スクロール