1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
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2024-12-10 09:33

《1109》障がい者?障害者?どっち⁉️

ご紹介する論文はこちら

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjep/58/2/58_2_129/_pdf

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《AI要約》※誤字多数ありますが、ご容赦ください


内科医たけお先生が紹介した論文は、障害者表記が身体障害者に対する態度に及ぼす効果を、接触経験との関連から調査したものです。この研究の主なポイントは以下の通りです:


## 研究の背景と目的


- 障害者を表す漢字の「害」をひらがなで表記する傾向が増えている

- この変更は、障害者に対する差別や偏見の解消を目指している

- 研究の目的は、ひらがな表記が障害者に対する態度に与える影響を、接触経験との関連から検討すること


## 研究方法


- 対象:関西および中国地方の国公立・私立大学生および大学院生

- 予備調査:18名に対し、身体障害者に対するイメージを自由連想で記述

- 本調査:348名を対象に、以下の項目を調査

1. イメージ尺度

2. 交流態度尺度(当惑感、抵抗感など)

3. 接触経験(援助経験、実際の接触経験)


## 主な結果


- 接触経験の有無によって、障害者に対するイメージが異なる

- 接触経験がある場合:

- 「尊敬」や「関係」といったポジティブなイメージが強い

- 接触経験がない場合:

- 「社会的不利」や「同情」といったイメージが強い


## 結論


ひらがな表記(「障がい」)は、接触経験がある人にとって、障害者に対するポジティブなイメージ(尊敬など)を喚起する可能性がある


## 研究の限界と今後の課題


- この研究は身体障害者のみを対象としており、他の障害(知的障害、精神障害、内部障害など)は含まれていない

- 調査から4年経過しており、現在の状況とは異なる可能性がある

- 他の種類の障害に関する同様の研究が望まれる


たけお先生は、この研究を通じて障害者表記の歴史的背景や現状について考える機会となったと述べています。また、身体障害以外の障害に関する同様の研究の必要性も指摘しています。

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内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分に10分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブをやっていて、公開の話録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今週1週間はですね、
昨日で終わってしまいましたけれども、12月3日から9日が障がい者週間ということで、
障がいとかですね、障がい者に関する話題をお送りしております。
今日お送りするのは、毎週火曜日は教育振身論文ということで、論文のご紹介をしているんですけれども、
今日ご紹介するのは、ちょっと古いんですけれども、2010年かな?
そうですね、2010年の教育心理学研究っていう雑誌があるみたいなんですけれども、
その中で、この障がい者評価、身体障がい者に対する態度に及ぼす効果、
接触経験との関連からっていう論文をですね、ご紹介してみたいというふうに思います。
ですけど、今読んで気づきましたけれども、これは音声配信に非常に向いてない論文を選んでしまったことに、
今気がつきました。というのは、このタイトルの障がいがですね、「ひらがなのがい」になっているんですけれども、
音声配信のどっちも障がいになってしまいますよね。
このタイトルが、「がいをひらがなで書く障がい」っていうのと、
あと、「全部漢字で書く障がい」っていう表記あるじゃないですか、どっちも見かけると思うんですけれども、
それが、ひらがなにしている障がいの方がどういうふうに感じるか、みたいなのを調査した結果になっております。
ということで、これを音声配信でやるのはちょっとミスりましたね。
あとはね、これちょっと論文で難しかったです。
すいません、初めにお詫びしておきますけれども、っていう感じで早速始めていきたいと思いますけれども、
問題と目的っていうところですね、障がい者、これまたちょっと、漢字のがいの方ですね、
をどう表記するかという問題は以前から議論の対象になってきたと。
例えば戦後用いられてきた、精神迫弱という名称、これ今は言うことないですよね、
という名称は、人格すべてを否定するような印象を受けるという関係者の声や、
障がいを適切に表現していないという点から、知的障がいと表記変更の崩壊性が起こられた。
教育界においても従来、障がい児教育、これは漢字のがいですね。
あと特殊教育と称されてきた教育分野は、特別な教育的支援を必要とするすべての児童生徒への指導という考えのもと、
特別支援教育へと現在名称転換が図られているということになっていて、
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そういう書き出しになっていて、ちょっと英語の話とかいろんな話があるんですけれども、
いずれにしてもこの障がいのがいという字ですね、これがよくないんじゃないかということで、
それをひらがな表記に変える障がいですね、がいがひらがなで書くというようなものが、
少しずつ親父の文章とかですね、そういうのでも見かけるようになってきたという感じになっております。
その背景として、やはり障がい者に対する差別偏見とかですね、今でいうとスティグマとかですね、
そういうのがあるのを解消しようということで、このがいの部分をひらがなにするというのが一部使われてきていて、
今回の私の実はこの1週間の紹介するところでもですね、漢字のがいを用いているんですね。
これはちょっと意図的にどっちがいいのかなとか思って調べて、結局障がいその漢字のままで出しているんですけれども、
なんですけれども、ひらがなで書くということもあるかなというふうに思いまして、
この研究ではこの障がい、ひらがなで書く障がい者、表記が障がい者に対する態度に及ぼす影響というのを、
この接触経験との関連から検討することを目的としたということで、
この接触経験というのがですね、この論文の多分キーワードの一つなんですけれども、
というかその複雑にも書いてますからね、接触経験との関連からということで、
それを調べたというような論文になっております。
対象はですね、この大学生ですね、国公立の大学生の、
ちなみにですね、この予備調査と本調査という2つの調査に分かれていてですね、
予備調査がこの関西の国立、私立の大学生及び大学院生182人に対して、
この身体障がい者に対するイメージを10連想でいろんな記述をしてもらったみたいな、
そんな感じになっていて、574号が収集されて、
不自由だ69号、大変だ43、不便だ32、つらい26、弱い19、頑張る17、
強い17、遅い14、苦しい13、明るい12、みたいなそんな感じで、
なっていたという感じですね。
ちなみにですね、これ障がい者の中ではですね、この身体障がいに限定してますんで、
ちょっと一番最後に述べますけれども、
それ以外の障がい者にはこの調査に関しては含んでいないというのはちょっと1つポイントかなと思います。
本調査ですね、本調査に関しては、
同じく関西及び中国地方の国立、私立の大学生及び大学院生348名を対象に調査したということで、
1つがですね、このイメージ尺のですね、先ほどと同じようなイメージを聞くもの、
あとは交流態度尺度ということで、
交流に関してこの当惑感があるかとかですね、抵抗感があるかみたいな、
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そういう尺度があるみたいなんですけど、これ私初めて知りましたけど、そういうものと、
あとは接触経験ですね、
その援助したことがあるかとかですね、
実際に接触したことがあるかみたいなのを一緒に調べて、
その接触経験とイメージと、
あとその交流態度ですね、
これを全部調べてみたっていう、そんな感じになっております。
ここからちょっと難しいんですよ、
因子分析っていう方法を使ったりとかですね、
あとはその各々の関係みたいな分散分析っていうのをやったりとかですね、
いうのでテーブル1、2みたいなのが書いてあって、
ここが難しいんでもう省略しますけれども、
フィギュア1と2かな、
で、最終的な結論が出ておりまして、
特に2のところはですね、やっぱりこの論文の最終的な結論は、
この接触経験の有無ですね、
によってこのイメージが変わってくるんじゃないかということで、
この接触経験のあるのがフィギュア2の方ですね、
冗談なんですけれども、それがない分と比べると、
やっぱりこの一つ尊敬っていうところですね、
とかこういう関係っていう部分ですね、
やっぱり全然違ってくるっていうことで、
それがない方はこの社会的不利であったりとかですね、
あと同情みたいなそういう感じのイメージになりがちっていうのは、
そんな感じの結果になっておりました。
はい、なので最終的な結論としてはですね、
この障害者ってひらがなで表記することによってですね、
この接触経験がある方に関しては、
この尊敬のイメージになって、
良いイメージになるんじゃないかみたいな、
というような結論になっておりますっていうそんな感じですね。
だからちょっとこれも今から14年前の調査なんで、
今はちょっと内容が変わってきてるかもしれないですし、
あとは今でもやっぱりこの障害者をどういうふうに表記するかっていうのって、
法的な文書でもいろいろあるじゃないですか。
なのでちょっと僕もこの歴史的背景よく知らなかったんですけれども、
改めて考える機会になったらいいかなというふうに思って取り上げさせていただきました。
あとはちなみにこの冒頭というか途中でも言ったように、
これ身体障害に関してしか調べてないんですよね。
なんですけれども、身体障害っていろんな身体障害者ありますけれども、
一番障害者の中では他の人から見ていて分かりやすい部分あると思うんですよね。
昨日取り上げた高知能機能障害とかですね、
一昨日ちょっと触れた内部障害ですね。
例えば心臓が悪いとか心臓が悪いとかですね、そういうものとか。
あとは精神障害ですね。
に関してはやっぱりパッと見分からないじゃないですか。
だから余計にその辺はスティグマとか偏見、
差別の原因になったりする部分もあるので、
そこら辺もいい調査があればなというふうに思ったんですけれども、
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今回ちょっと調べた限りではあんまりいい論文がなかったので、
これをご紹介させていただいたという感じです。
はい、ということで、じゃあ最後しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよー。しんしんじゃんけんじゃんけん。
パッ!
ということで、今日もお知らせの一日でありますように、
お会いとはない一回の竹でした。
今日もいいしんしん。
09:33

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