内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
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ということで、今週1週間はですね、
昨日で終わってしまいましたけれども、12月3日から9日が障がい者週間ということで、
障がいとかですね、障がい者に関する話題をお送りしております。
今日お送りするのは、毎週火曜日は教育振身論文ということで、論文のご紹介をしているんですけれども、
今日ご紹介するのは、ちょっと古いんですけれども、2010年かな?
そうですね、2010年の教育心理学研究っていう雑誌があるみたいなんですけれども、
その中で、この障がい者評価、身体障がい者に対する態度に及ぼす効果、
接触経験との関連からっていう論文をですね、ご紹介してみたいというふうに思います。
ですけど、今読んで気づきましたけれども、これは音声配信に非常に向いてない論文を選んでしまったことに、
今気がつきました。というのは、このタイトルの障がいがですね、「ひらがなのがい」になっているんですけれども、
音声配信のどっちも障がいになってしまいますよね。
このタイトルが、「がいをひらがなで書く障がい」っていうのと、
あと、「全部漢字で書く障がい」っていう表記あるじゃないですか、どっちも見かけると思うんですけれども、
それが、ひらがなにしている障がいの方がどういうふうに感じるか、みたいなのを調査した結果になっております。
ということで、これを音声配信でやるのはちょっとミスりましたね。
あとはね、これちょっと論文で難しかったです。
すいません、初めにお詫びしておきますけれども、っていう感じで早速始めていきたいと思いますけれども、
問題と目的っていうところですね、障がい者、これまたちょっと、漢字のがいの方ですね、
をどう表記するかという問題は以前から議論の対象になってきたと。
例えば戦後用いられてきた、精神迫弱という名称、これ今は言うことないですよね、
という名称は、人格すべてを否定するような印象を受けるという関係者の声や、
障がいを適切に表現していないという点から、知的障がいと表記変更の崩壊性が起こられた。
教育界においても従来、障がい児教育、これは漢字のがいですね。
あと特殊教育と称されてきた教育分野は、特別な教育的支援を必要とするすべての児童生徒への指導という考えのもと、
特別支援教育へと現在名称転換が図られているということになっていて、
そういう書き出しになっていて、ちょっと英語の話とかいろんな話があるんですけれども、
いずれにしてもこの障がいのがいという字ですね、これがよくないんじゃないかということで、
それをひらがな表記に変える障がいですね、がいがひらがなで書くというようなものが、
少しずつ親父の文章とかですね、そういうのでも見かけるようになってきたという感じになっております。
その背景として、やはり障がい者に対する差別偏見とかですね、今でいうとスティグマとかですね、
そういうのがあるのを解消しようということで、このがいの部分をひらがなにするというのが一部使われてきていて、
今回の私の実はこの1週間の紹介するところでもですね、漢字のがいを用いているんですね。
これはちょっと意図的にどっちがいいのかなとか思って調べて、結局障がいその漢字のままで出しているんですけれども、
なんですけれども、ひらがなで書くということもあるかなというふうに思いまして、
この研究ではこの障がい、ひらがなで書く障がい者、表記が障がい者に対する態度に及ぼす影響というのを、
この接触経験との関連から検討することを目的としたということで、
この接触経験というのがですね、この論文の多分キーワードの一つなんですけれども、
というかその複雑にも書いてますからね、接触経験との関連からということで、
それを調べたというような論文になっております。
対象はですね、この大学生ですね、国公立の大学生の、
ちなみにですね、この予備調査と本調査という2つの調査に分かれていてですね、
予備調査がこの関西の国立、私立の大学生及び大学院生182人に対して、
この身体障がい者に対するイメージを10連想でいろんな記述をしてもらったみたいな、
そんな感じになっていて、574号が収集されて、
不自由だ69号、大変だ43、不便だ32、つらい26、弱い19、頑張る17、
強い17、遅い14、苦しい13、明るい12、みたいなそんな感じで、
なっていたという感じですね。
ちなみにですね、これ障がい者の中ではですね、この身体障がいに限定してますんで、
ちょっと一番最後に述べますけれども、
それ以外の障がい者にはこの調査に関しては含んでいないというのはちょっと1つポイントかなと思います。
本調査ですね、本調査に関しては、
同じく関西及び中国地方の国立、私立の大学生及び大学院生348名を対象に調査したということで、
1つがですね、このイメージ尺のですね、先ほどと同じようなイメージを聞くもの、
あとは交流態度尺度ということで、
交流に関してこの当惑感があるかとかですね、抵抗感があるかみたいな、