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2022-11-04 17:37

ながらcast2/160 クロコダイル〜ワニみたいに潜む日常のハラスメントと性差別、そしてその対処法〜

【紹介した本】クロコダイル〜ワニみたいに潜む日常のハラスメントと性差別、そしてその対処法〜著者:トマ・マチュー・リボアル堀井なみの・コザ・アリーン http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ka/1236.html 男性は自分の中の「ワニ性」を突きつけられるでしようし、女性が味わう恐怖や怒り、絶望感を味わうでしょう。女性にとっては、不愉快な描写ばかりだと思いますが、最後の方に、そんな状況になった時にどうしたらよいかというヒントも与えてくれます。
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はい、sasayukiです。ながらcastを始めます。この番組は59歳の私、sasayukiの声のブログ、声の日記です。
通勤途中に歩きながら収録してますので、息がハァハァ上がったり、周りの雑音、騒音、風切り音などが入ったりしますが、何卒ご容赦ください。
今日もポカポカしてますね。昨日も暖かかったんですけどね。いやー、過ごしやすくてありがたいです。
さて、今日は本の紹介をしようと思います。
図書館で借りたんですけども、鴨川出版のクロコダイルという本を紹介しようと思います。
サブタイトルが長いので読んでみますね。 クロコダイル
ワニみたいに潜む日常のハラスメントと性差別 そしてその対処法
というね、ちょっと長いサブタイトルがついていますけども、今のでね、内容がほぼ言い表されているので読んでみました。
これはですね、ブリュッセルっていうからベルギーですかね。で、出版された本の翻訳になります。
で、ざっくり言うとですね、漫画なんですね。基本的には。ただストーリーじゃなくて
コマ漫画がたくさん載っている超短編
あの1ページとか 長くて見開き
です すごく長いのは見開きが2ページぐらいかな
でもそれは一つぐらいなのでほとんどは1、2ページで構成される漫画なんですけども、描いているのが女性が路上
道を歩いている時に受けるハラスメントですね。性的なハラスメントを描いています。
これはですね、もともと クロコダイルプロジェクトっていうのがあったらしくって、そういった事例を集めて
で、本にしようっていう プロジェクトがあったらしいんですね
で、それを
漫画家さんが 漫画に描いた本なんです
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で、これはですね 表紙もね、ドーンとでっかく緑色のワニが描かれていて
印象的だったので僕も手に取ったんです。 あと鴨川出版っていうのもあったんで
手に取ってみたんですが、パラパラっと見たんですけど図書館で あまりにも内容が濃かったので
借りてみることにしました。本当何の気なしに撮ったんですけどね
で まあどうだろう、イメージしにくいと思うんですけど
例えば女の人が路上を歩いているシーンがあって、ワニが
それに対して何か声をかける。でもそれがまあ
売説な言葉であったり、暴力的な言葉だったりするわけですね。そういうのが
一つのエピソードになっているんですが、そういったエピソードが本当に これでもかこれでもかと
出てきます まあかなりそういう意味では
ちょっと特殊な本
特殊って言い方おかしいんですけども、おそらくこれが日常的に いろんなところで起きているんだろうなっていうことが
想像できる そんな内容ですね
まあとにかくこの本にはエピソードが満載で、どれもが本当嫌な気持ちになるものが
もういっぱいなんですよ 本当にちょっとしたことから結構複雑なものまで
でもいずれにしても女性が非常に 嫌な気持ちになっているということがよくわかる
ですね 例えばなんですけど公園で女の子3人ぐらいが遊具のとこで
あの話をしてて一人の男が なんか飲み物買ってこようかなんて言ってで遠くに行って向こうの方から
大きい声でホテル行こうぜみたいな まあふざけてなのか
まあ本音なのかわかんないけどそういう声をかけて
こっちの女の子がうるさいなんて言うとその男2人連れだったっぽいんだけど2人で やってきて文句を言い始めるみたいなやりとり
最終的には男たちは捨てゼリフを吐いて 消える
なんか最後は何かアイスクリームを女性に顔にパシャッと
当ててというかぶつけて みたいな話とかあるいは
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いわゆるタクシーに飛行場から乗った女性が乗ったタクシーが 運転手がやたら非売な話を
どんどんしてくるみたいな
まあほんと嫌な気分になるとかですね まあそんな話もとに黒城でそういった
危険なあるいは本当に不愉快なことがたくさん そんな話がいっぱいあります
でそれだけじゃなく例えば恋人感であって まあ彼女は全然する気がないんだけど
男の方は一方的にまあ 中場レープのような感じで無理やり
させられちゃうみたいな話とか それで彼女は完全にね心を閉ざしてしまうみたいな話もあったりするし
レジの話もあったなぁ レジ売ってる女性の方から見たときにすごい喚いてる
まあジジイかなぁ なんかとにかく
攻撃的なセリフをずっと言ってレジ待ってる間もでレジが終わった時にはお金を何か その彼女に投げつけて
言っちゃうとかですね逆にレジ打ちの男が
その なんだお客の女性に対して
なんかくどいてるみたいな話とか まあ
とにかく満載なんですよ これを読んでると本当にあの
女性が嫌な目にあってるっていうことがまあ本当に感覚として肌感としてわかるし その
怖さっていうのかな これがねあのすべての男性がワニとして描かれてるんですよ
ちょっと大人しい感じのワニの時もあれば怖そうな感じに描かれてる時もあるんです けども
すべての男がワニなんですね これがまあ完全に女性の
側から 視点でね描かれているからだと思うんですけども
例えばなんだろう深夜の あの
路上で薄暗がりにワニが一匹立ってるみたいな一枚だけのカットがあったりするんです けど
おはようございます その怖さですよね
何もないのかもしれないんだけど何かあったら怖いっていうまあ当然の感覚なん だけども
まあね僕は男として読んでるんだけどもこれは確かに怖いなっていうのが 感覚として肌感としてわかるそんな本です
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この本の特徴を付けているのは 男性がすべてクロコダイルワニとして描かれているっていうところなんですね
これは非常に示唆的だと思っています 女性から見た時に
特にこういうそのハラスメントしてくる男性は特にワニ で仕方がないと思うしそれだけのなんだろう
警戒しなきゃいけないあるいは怖いあるいは危害を与えてくる まあそういうものとして象徴的だと思うんですよね
ただ多少はですねそのそうではない男性も描かれてはいます 例えば地下鉄の中で絡んでくる2匹のワニ
がいてそれをですね あの
止めに入る 男性がいるんですね
やめなさいよ嫌がってるじゃないですか的な でもその男性もワニなんですよ
これはねあの 男が読んだ時に
いや俺はワニじゃないぞって 言いたいと思うんだよね
あの正直なところ ただ
結局のところはワニなんだっていうところに結構深い意味があると僕は思っています だから
読んでる僕自身も俺はワニなんだなって改めて 突きつけられた感じがします
でそうこの本ねー 誰に読んでほしいかっていうと
男性にまず読んでほしいんだよね これを読むことであ自分の中のワニ性
ワニ的なものがあるっていうことを自覚 する
まあ必要があると思うし 女性から見た時にまあ
いかになんだろうひどいことをしているか まあ暴力的であったりまあ
ね言葉の暴力ハラスメント もっと時間的なことも書かれているし
こういったものを持っている まあさっき話けど恋人間でのレイプなんかも扱われているんですけどもそういったものが
描かれているんで これが自分の中にあるっていうことを
なんかね噛み締めなきゃいけないし 女性がいかに怖い思いをしているかっていうのを
理解しなきゃいけないなと思います
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そんなわけでね今日はクロコダイルという まあ漫画のような本を紹介してきました
さっき男性に読んでほしいって話をしたんですが女性にとってはかなり不愉快な エピソードが満載だと思います
それをねどう受け止めるかちょっと僕もよくわからないんですが 最後にですねそういう状況になった時にどうしたら良いかというヒントが書いてあるので
ここのところは役に立つ部分があるんじゃないかなと思います
なんだろう例えばそういう変な言葉をかけられた時に無視するとかね
変な言い訳をしてまたそれに言い返されたりするとおかしくなっちゃうからこうした方がいいとかですね
いろんなアドバイスが書いてあります
逆に周りの人ですねそういった被害に遭った人に対して
よくセカンドレイプだったりって言われますけども追い討ちをかけるようなことは言わない方がいい
といったアドバイスもありますしそういった現場にいる人間がどう振る舞ったらいいのかっていうアドバイスもあります
なかなかここは辛辣でそれぞれの人間が嫌だなとか辞めさせたいっていう気持ちになると思うんだけど
何も実際のところは自分の中で言い訳をして何もしないで傍観者になってるみたいな状況もあると思うんですよね
そんな時にこうしたらどうだろうかっていうアドバイスなんかもあります
逆にもしそれがみんな傍観しているとしたらそこにいたわには感謝してるわけね
みんな傍観してくれてありがとうみたいなセリフが書いてあったりしました
でもそこのところは何かの役に立つんじゃないかなという気はしています
これがベルギーの本なんですけどこのクロコダイルプロジェクトがどのぐらいの広がりを見せてるか僕も分かってないんであれなんですけども
例えば自分が乗っている通勤電車の中でこの本に出てくるような女性に対して何か無別的な発言をしたりとかっていうことは見かけることはないんですよね
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それは日本がそういう文化的なあるいは治安の面から恵まれている国なのかなっていう気はするんですが
例えば痴漢みたいな犯罪はやっぱりあるみたいなので
目に見えないところでいろんなやはり女性に対するハラスメントがこの公然の場で公の場で行われている可能性はやっぱりあるなと思います
あくまでも自分がね男性の側にいるので本当に気づかない鈍感なだけなんじゃないかなという気はするのでね
異国の遠い国の話だって切り捨てるわけにもいかないなと思いますし
西さん言ってるように恋人とか夫婦の間での関係の中での男性のワニ化っていうのも当然あるんですよね
自分の中にもなかったかって言われればあったんですよね
それを突きつけられることになるんですよね
この本の最後に希望として書かれているのはワニクロコダイルがその着ぐるみワニの着ぐるみを脱ごうとする
中から普通に人間の男が出てくるんですよ
途中でファスナーが突っかえちゃって脱げなくなるんだけどそこでそばにいる女性が手伝ってあげるっていう
最後一枚漫画で終わるんですがちょっと希望的な終わり方ですよね
男性も望めば周りの助けを借りてワニじゃなくなれるということなんですけども
ちょっと楽観的かなっていう気もしますね
僕はワニはワニとして生きていくしかないんじゃないかなと
その中で程度の良いワニになるっていうのが僕のイメージですけどね
はいじゃあ今日はここまでです
最後までお聞きいただきましてありがとうございました
ではまたね
チュース
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