エピソードの紹介
9月3日、水曜日です。
空は青空ですが、薄く雲がかかっています。
トンボも飛んでいて、ちょっと秋を感じなくもない。
以前は、朝起きて、リビングでご飯を食べたり、エアコンをかけざるを得なかったのですが、
ここに窓を開けて、空気を入れ替えて、エアコンをかけなくても済む時間があるので、本当に暑いところは超えたのかなと。
9月ですからね、そんな気がしています。
夏の疲れが蓄積しているのではないかという疑惑は間違いなくあるので、しっかり身体をいたわっていきたいと思うのですが、
今日は水曜日なので、私は今日から1週間スタートです。
今週もよろしくお願いします。ながらcast始めます。
この番組は、自分大好きな61歳、私笹行きの声のブログ、声の日記です。
通勤途中に歩きながら収録してますので、息がはぁはぁ上がったり、周りの雑音、騒音、風切り音などが入ったりしますが、何卒ご容赦ください。
2日休んでのまた出勤ですが、やっぱり歩くのも良い運動ですねって思いますね。
まあ61歳でこんなこと言ってちゃいけないのかな。
なんか歳とってもすごいしっかり歩いてる人とかいるんでね、ちょっと感心しちゃうんだけど、俺もああいう風に歳とれるのかなって不安はあります。
昨日もジムに行ってズンバをやって、筋トレ2つだけやって帰ってきてるんですがね、これで維持できるのか。
やっぱり一時期コレステロールを気にして、図書館にフロア6階分ですね、階段上がったり降りたりを週に2回ぐらいやってたんですけどね、あれ復活したいんだけど、暑いからな。
でもね、ちょっと階段登りよりもやって、健康診断も一応視野に入ってきたので、ちょっと体をね、なんだろうね、ここのところその辺ずぼらだったんで怠けてましたんでね、
なんとかまた気にしながら数値良くしていきたいなと思ってます。
前置きはこんなところで、今日は本当、サイン内容になると思いますけど、もののけ姫を久しぶりに見たんで、その話をしていこうと思います。
タイトルの背景
金曜ロードショーでね、見たんで、多分カットもされてるんじゃないかなと思いますが、そこは気にせず話していこうと思います。
金曜ロードショーを録画して、この休みの月間を使って3回ぐらいに分けてみたのかな。
はい。
率直に言って最初の感想は、ようわからんでしたね。
最近の、というか、ある時期から、わかりにくくなってるなと思うんですよね。
で、こんな時は頼るのは、岡田敏夫さんの考察動画ですね。
えーとね、2本ぐらいあったんですが、どっちもね、2時間超えてたんで、多分内容ほぼ一緒かなと思って、そのうちの1本を見させてもらいました。
やっぱね、あの考察、あるとないとじゃね、その物語の理解が随分変わりますね。
まあその動画の中で、いろんなことがわかったんですが、ほんとそれ聞いてないと、ただただ上辺だけ見てるような感じになっちゃうんだよね。
印象的だったことをいくつかシェアしていこうと思うんですが、詳しくは概要欄にその動画へのリンクを貼っておくので、2時間ありますけどね、見てみてください。
しかもこの岡田さんって、無料部分と有料部分の配信があって、ここまでが無料、残りは有料でみたいな感じで話をしてるんですよね。
僕が見たのはその切り抜きと言われる、無料部分を視聴者側が編集してまとめてるものなんですけど、深い部分はその有料の方で語られてるので、そこはね、僕も課金してないのでわからないので、あくまで無料部分を見てわかった話っていうところなんですけども。
まず最初にですね、結構面白かったのは、「もののけ姫」っていうタイトルが宮崎駿の考えていたのと違ってたっていう話で、これはもともと宮崎駿は「あしたかせっき」というタイトルで考えてたらしいです。
せっきのせつっていう字がちょっと僕も見たことがないというか、ちょっとなじみのない字だったんで、ここで僕は再現できないんですが、岡田さん言うには伝説みたいな意味らしくて、「あしたか伝説」みたいなニュアンスでのタイトルだったらしいんですね。
つまり、主人公はあしたかなんですね。それをですね、何かの時に鈴木P、ジブリのね、が、「もののけ姫ってどうも先走って言っちゃったらしくて、そっちが後から割り込んでくる形で正式なタイトルになったらしいです。
なので、まずそこが誤解されやすい部分だっていうことを言ってくれました。
あしたかというね、一人の若者の物語なんだよっていう枠組み、全体のフレームはそういう感じになってるっていうので、もののけ姫っていうタイトルになっちゃうと、もののけ姫にどうしても焦点があってしまうんで、
彼女の物語として、そういう枠組みで捉えてしまうんだけど、そこがね、誤解されやすいんだっていう話をしてくれました。
文化と物語の深層
あしたかが自分たちの生まれた村で呪いを受けて、西の国へ向かって、「おはようございます。」っていう物語なんですね。
設定の中で面白かったのは、最初にたたり神がやってきて、あしたかが倒すんですけども、その後ですね、ひい様だっけ?
神子ですよね。神子がたたりを沈めまして、夜、長老たちというか偉い人たちが集まる、なんて言えばいいんだね、小屋?
非常に高床式の極端な、めちゃくちゃ床が高いようなところの部屋で、みんなが集まって、あしたかをどうするかみたいな話をする部屋の説明があります。
このもののけ姫に限らずですけども、ある時期、ラピュタまではわかったけど、その後の宮崎駿の作品って、俺は未来少年コナンからの宮崎アニメファンであるにもかかわらず、ある時期からもうわかんなくなっちゃったんですよね。
その理由っていうのが今回の考察動画で改めてよくわかったんですけども、宮崎さんは多分、この全部を説明しないっていう風にしたみたいなんですよね。
それは見ればわかるだろうっていうことらしいんですよ。俺の作った映像をちゃんと見てればわかるっていうことらしいんですね。それはなんだろう、どうもラピュタがちょっと表現しきれなくて、説明の方に寄りすぎてしまったっていう反省があるみたいなんですけどね。
例えばさっきちょっと話そうとしたのは、冒頭で祟り神を殺して逆に呪いを受けてしまった足高を招いての午前会議じゃないけどさ、姫様の前で村の偉い人たちが集まって話をするっていうところで、
非常に高いところに家というか屋代があるんだよね。そこの絵をよく見ると、足高の方から姫様を見たアングルの時に、右側にでっかい岩が小屋の中に突き出してるんだよね、壁を。
そこの部分、壁がなくて岩がもろに見えてて、それが部屋の中に突き出してる、突き出てるっていう部屋で、その前に机があって、その岩に対して真正面にその机が置かれているっていうことで、
要はその岩を神として祀っていたんじゃないかっていう話が初期で出てくるんですね。それが巨石神功みたいなもので、縄文の時代と繋がっている。しかもその部屋の一角には、縄文式土器のようなものが置いてあるんですね、実際。
物語の中でこの足高の腕を見せろって姫様が言って、巻いてあった布を外してみんなに見せるときに、この腕に、それこそ縄文のようなまだらというか縞模様が見えて、その向こうに縄文土器があるっていうアングルまで登場してるんですね。
この辺りから、おそらく東北の方でまだその縄文の文化を残した村というか国って言ってましたけども、当時の感覚でいうと国ですよね。
そこが足高の故郷であって、足高は足高彦と呼ばれていたんですけども、彦がつくのは王様の若義女というか皇太子っていうのかな。
次の王様になるものにつけられる故郷のようで、足高彦なんですね。そういう意味で。彼はその後のセリフでも出てくるんだけど、今後国を背負う彼を追放する形になっちゃうんだけども、
それは非常に痛いけども呪いを受けてしまったから仕方ないみたいなセリフがあって。結局彼は次の王ではあったんだよね。
そして虚跡侵攻をしているような、まだ古いというか伝統的なものが残っている場所の出身なんだっていうことがそこで出されるけど、そんなこと何も言葉では説明されないんだよね。
この辺りがその宮崎アニメの難しさっていうことだと思います。
もののけ姫の謎
はい、そんなわけで今日はこの間の金曜ロードショーで見たもののけ姫のお話。
解説動画も見た上で話しておりますが、まだ何も話せてないですね。
いや本当ね、結構驚きの話であるんですが、ただ見てて分からないことっていっぱいあって、
コジボウだっけ、あいつは一体何者なのかとか、タタラバとあの女の人は一体何者なのか、そこに攻めてくる侍とかですね、
そもそももののけ姫さんは何でああいう状況にいるのか、
一応これは話の中ではちょっと説明があったけど、見捨てられたみたいなことだけど、
ただそれをさ、なぜ今度モロが育てる必要があったのか、みたいなところとかですね、結構謎。
で、モロはなぜ、あ、エボシだ、あの女の人、を必要に狙うのか、
そもそも冒頭のシーン、米を運んでいる、エボシが引き入る米を運ぶ牛飼いがですね、
そこをモロと子供たちともののけ姫で襲うっていうところも、何で襲うのか、
おそらくエボシを殺そうっていうことだと思うんですけど、それがなぜなのか、
おそらくこれも、結局タタラバを維持するために周りの木を切りまくっていって、
タタラバのそばの山ってハゲ山じゃないですか、
そんな状況で森を壊しているっていうことが理由なのかなとも思うんですが、
ちょっとね、そこもよくわからないし、
あの自己防もね、首を取るっていうことを、おそらく帝から命を受けてやってきている。
けども、そのためだけなのか。
その解説を見るとですね、岡田斗司夫さんの、そもそも石器というアシタカの物語であるっていう話と、
どんどんこっちへやってきて、そのタタラバにたどり着いて、
それもさ、旅している途中で、
モロたちに襲われたタタラバの牛飼いたちが山から落ちて川に流されて、
みたいな人を救ったところからタタラバに導かれていくっていう、
この辺はね、非常にわかりやすい流れなんですけどもね。
産は一体誰の娘なのか問題とかも、そこでは語られていたり、
あるいはアシタカを見送った、兄様と言っていた三人娘の中の一人がカヤ。
カヤが本当は見送っちゃいけないのに見送りに来て、
自分の大事にしていた翡翠かな、何かでできた探検を渡しますよね。
その辺りに彼女とアシタカの関係はどうなのかとかですね。
逆にアシタカと産の間には何があったのか、みたいな話も語られてますし、
モロとオッコトヌシの関係とかですね。
いろいろ話のようにはっきり描かれてないんだけども、設定の中にはある。
意味は絵コンテにも書いてないんだけど、
モロの声優である三羽昭弘さんのアフレコっていうのかな、
声を入れるところで宮崎駿はそこに書かれてないことを説明するみたいなこともあって、
結局のところその辺り、宮崎さんじゃないとわからないことも結構隠されているみたいなことらしいんですね。
アシタカと産の関係
一個面白いなと思ったのは、
胸を撃ち抜かれて、それでも産を助け出して、
しし神様の池で傷を癒した足高が目を覚ましたのがモロの住処なんだよね。
そこがなんていうの、本当に岩室なんだよね。
床もまったいらで、上に乗っている屋根の部分も平らなでっかい石、岩で、
両脇の壁もちょっと内側に傾いたような形で、本当に岩室って感じのところにモロは住まっていて、
そこの中で足高は目を覚ます。
隣には産が寝てるっていうところで、
実は起きたときに足高の服って、鉄砲って言わないんだっけ、火なんとかで後ろから撃たれて、
服に穴が開いてたんだよね。
でもその穴が実は、足高が目を覚ました時点では作られてたんですよね。
それをやったのが実は産なんだよね。
みたいなところは、絵をよく見ていくとわかる、みたいな感じで謎解きかと思うんだけどね。
ただそういったところを理解が進んでいくと、またこの物語はより味わいが増すのかなっていう気はして、
この辺りは見る側があるけど頑張らないとダメなんだよね。
だから宮崎さんはそういうものを逆に、俺の映画を見るんだったらそのぐらいで食らいついてこいぐらいの気持ちで作っているのかもしれないですね。
私が参考にした動画のリンクを貼っておきますので、よかったら見てみてください。
というところで今日は終わりです。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
ではまたね。チュース。