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5/097 スペインの木製玩具メーカー2社の光と影
2026-06-25 31:08

5/097 スペインの木製玩具メーカー2社の光と影

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ルブロナ(Lubulona)廃業

グラパット(Grapat)成長中

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はい、9月18日、木曜日です。 ながらcastを始めます。
今朝はね、夕べも結構しっかり雨降ってて、今朝もパラパラしてましたが、 今は晴れました。
青空も出てきて日も差してますね。 今日は27、8度まで上がるらしいんで、
ちょっと暑い感じになりそうです。 朝ね、今日は瓶と缶のゴミの日だったんで、
それを出しに行った時はポツポツはしてたんですよ。
でも傘は挿さなくていい程度。
今はね、しっかりカンカンデリになってます。
そして6月ももう18日って早いね。 もうすぐ折り返し地点にやってきますけどね。
そんな感じでながらcastスタートです。 番組は自分大好きな62歳、
私ササユキの声のブログ、声の日記です。 通勤途中に歩きながら収録してますので、
息がハァハァ上がったり、周りの雑音、騒音、 風切り音などが入ったりしますが、何卒ご容赦ください。
はい。 むしろね、蒸し暑いな。
風はあるんだけどね。 結構蒸し暑くなりそうな
お天気です。 まあ梅雨に入っているので、
雨降らなきゃ困るっていうところはあるんでね。 降ってもらった方がいいんですけどね。
この蒸し暑さがなかなか キツイかもですね。
さて、 今日はね
唐突なんですけど、こないだ ちょっと取引先、
おもちゃの輸入会社、輸入元って呼ぶ
ところの 担当の方と部屋まで話していって、
なんとなく気づいたことがあったので、 忘れないうちに話しておこうと思います。
そもそもの流れとしては、 そこの輸入元さん、
もちろんいろんなメーカーさんの商品を輸入してきて、 日本に在庫を持って、
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それを、 販売店と呼ばれる小売店に下ろす、
その間に入っている、 そういう会社なんですね。
そういった会社がたくさんあって、
うちもそういう輸入元さん、いろんなところとお付き合いしているわけなんですけども、
そこの輸入元さんがやっているメーカーが、
こないだ潰れちゃいまして、
潰れたというのが正しいのか、 とにかく事業を辞めちゃったんですよね。
我々もそれなりに、
力を入れて、それもね、そんな、 始まって時間経ってないんですよ。
あの、 2、3年ってとこですかね。
今度新しくこれやりますって言われて、 じゃあうちもやってみるかって言って、
いろいろ手こいでをして、写真を撮ったり、 ライブ配信で紹介したり、
印刷物で紹介したりとか、いろいろやってきたんですけども、 その会社が突然、
なくなっちゃったんですね。 ちなみにスペインの
メーカーさんなんです。
夫婦2人が始めた会社で、 自分の子供のために、
って言って、
作ったおもちゃが、
周りでも好評で、 それがだんだん規模を拡大して、
メーカーとなり、 日本にも輸入されるっていう風に、
大きくなってきたところなんですね。
実は最近そういうちょっと、 ファミリービジネスというか、
夫婦でスタートしたみたいな、
ビジネスモデルが増えてきてる気がするんですね。
ちなみに、この辞めちゃった会社っていうのは、 ルブロナっていうメーカーで、
スペインの会社なんですね。
割と、
可愛らしい車とか、
ちっちゃな、四角くできたシンプルな、
家というか、車庫というか、 その組み合わせで遊ぶ、
木とかですね、街を作るようなイメージですね。 四角い枠を積み重ねて、屋根みたいなのを付けると、
お家みたいになったり、
という感じで、車も木製で、
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こういうメーカーまた出てきたなと思ったら、 無くなっちゃったんですよ。
知らないなっていう気持ちも半分以上あって、
もともと僕はそれを懸念というか、大丈夫かなって 思いながら見ている部分があったもんでね。
仕方ないなっていう気持ちも結構ありますね。
最近こういうメーカーさんが、うちの取引先としては増えてきていて、
それの一番大きいメーカーはグラパッドっていうね。 これもスペインの会社ですけど、
ここも夫婦が自分の子供のために作った、
おもちゃが、
きっかけとなって、これが本当に大成功したんですね。 インスタなんかでも映えるもんですから。
今もアイテムをどんどん増やしている、そういう会社で、
本当に近年の木製玩具の中では、大成功した、
成功モデルだと思うんですね。
他にもですね、こういう、
要は親が子供のために作って、それをベースに事業化して、会社化し、
引いては輸出もする、みたいな感じで成長していくっていう会社がちょいちょいあるんですよね。
他にも、おもちゃじゃなくて、室内運動する系のやつで言えばウォーベルっていうね。
本当にシンプルな、
曲線を描いた板の上に子供が乗ってバランスとって遊ぶってやつで、多分今だと、
パチモノというかパクリモノもいっぱい出てるとは思うんですけど、そのウォーベルなんかも成功してますし、
それをすごくちっちゃくして、
おもちゃみたいにした、やっぱりこう、
円の一部、コと呼ばれるね、アーチを描いた積み木の会社なんかもあります。
だから、なんだろう、
木製玩具って、例えばハバとかデュシマとか、
ケーラーにせよ、いろんな会社があって、
実はまあまあ苦しいんですね。
歴史のあるメーカーさんたちもたくさんあるんですけども、
代替わりの問題とか、
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あったりして、事業が継続できない。
あとはやっぱり市場が、
縮小ってわけじゃないんですけども、
新しいメーカーが参入してきて、
値段もそっちの方が安い、みたいな感じになっていって、
ちょっと非常に苦しい中、
そういうインディペンデントというか、
本当に、
個人に近いような人たちが立ち上げた授業っていうのは今、広がっている。
これってある種の、
なんだろう、
世代交代みたいな感じにも見えるんだよね。
なんかね、本屋さんにもそういう感じを受けて、今インディペンデントな独立系の書店って、
増えてるって言われますけどね。
木製玩具の世界でもそういったことが起きていると感じています。
ただ独立系書店は、僕の印象だと、本業を持っている人がやってる感じもするんですよね。
つまり収入は別でもっていて、
で、書店を週に2日だけやるみたいなお店もあるように思ってるんで、
ちょっとね、同じみたいな話しちゃいましたけど、やっぱりだいぶ違うかなと思います。
それで、そういった、
要は親が子供のために作ったところから出発したメーカー、
ある意味こじんまりとやっているんだけど、
だんだん成功して大きくなって、規模が拡大して日本までやってくるっていうことなんですよね。
若干俺は否定的というよりは懐疑的に見ていて、
なんだろう、商品を、要は何て言ったらいいのかな、
スタートはいいんだけども、それを維持していくとか、
あるいは同じものをずっと作り続けていて、
まあうまくいくのか、
ある程度ラインナップを揃えていかないと、
実は維持できないんじゃないかっていう疑問を持ってるんだよね。
逆に言うとさっき言ったようなHAVAとかさ、
あとタイの企業で言えばプラントイ、
逆に言うとプラントイみたいな企業がヨーロッパに進出し始めたことによって、
老舗のヨーロッパの木製玩具の会社って苦しくなっているとも言えるんだけども、
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ある程度規模感のあるメーカー、
それは僕らが最高のクオリティだと思っているスイスのNEF社ですらそうなんだけども、
ある程度規模を持ってラインナップを揃えて、
定期的にというか新作を出していくみたいな形で、
メーカーは生き残っていくっていう部分があるんだよね。
逆に言うとただそれって規模を維持するためにやっている部分もあるんだけどね。
スタートアップのちっちゃな心がやっていくんであれば、
そんなにガツガツ新作を作らなくてもやっていけるとも言えるんで、
そこには隙間があるのかもしれない。
ただ、今って世界的に安全基準、ヨーロッパが進んでいますけども、
アメリカにもしっかり安全基準があって、
これおもちゃの話ね。
日本でもようやく昨年末から施工が始まりましたけど、
そういうおもちゃの安全基準みたいなものができていて、
ワールドワイドに売っていこうとする時には、
そういったところへの対応も技術的なところをしていかなきゃいけないし、
さっき言ったように、ちょこっとできたアイディア、
そこから広がっていったものをどう維持しつつ、
ただ維持しているだけだと厳しいとは思うんですよね。
これはちょっと嫌なんだけどね。
俺もこういう考え方に苦味するのは。
いいものをコツコツ作っていけばやっていけるっていう世の中であってほしいんですけども、
ただ残念ながら、多くの企業、メーカーっていうのは新しいものを出していって、
やっぱりその世の中のトレンドみたいなものを踏まえながら、
市場に合わせて商品を出していくっていう、
いわゆるカギカッコつきの企業努力っていうのをしているので、
現状維持でいくっていうのは結構厳しい。
よく言うよね、現状維持は衰退するっていう言い方をされますけど、
だから俺もね、
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考え方が資本主義的になっちゃってるなとは思うんですけども、
そういった小規模で親御さんが始めたみたいなものが今いろいろ出てきているし、
やっぱり昔と違って、
前はそういうメーカーって扱わなかったというか扱えなかったんだよね。
ある程度規模感があるメーカーを輸入元は扱うし、
それが初めて僕らが扱えるようになるっていうのがあるので、
そういう小さなメーカーさんってなかなかユーザーも知らないし、
僕らのところにもやってこないっていうのがかつての業界の常識だったんだけど、
やっぱりSNSの登場によって、
そういう小さなメーカーであってもエンドユーザーに発信ができて、
市場で受け入れられる可能性が出てきて、
それを僕らもSNS経由で情報を見ているので、
ああ今こういうのが流行っているんだ、
こういうのがインスタで映えるんだっていうことを知って、
お客さんから問い合わせがあったりするよね。
だから今やメーカーさんというか我々販売店も、
お客さんの情報スピードについていけずに、
お客さんから教えてもらうことも多いんですよね。
前は情報の流れって逆で、
僕らが発信してお客さんに伝えてたんだけど、
今は逆なんですよね。
お客さんの方が先に知って、
これって扱ってますかって聞かれるようになった。
だからそういう意味では、
そういう小さなメーカーも発信力があればやっていける。
ただやっぱり最初のインパクトがあったとしても、
その後シリスモになってしまう危険性をすごくはらんでるんですよね。
だからさっき会議的って言ったのは、
そういう小さく始めていったところが維持できるのかっていうところですよね。
商品ラインナップ、今ある商品を。
僕らはその場限りのものを売ってる気はなくて、
ずっとこの後もあるし、極端にまた買い足せたり、
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あるいはもしパーツがなくなったらパーツだけ供給できればなおいいし、
クレームとか修理とかそういういろんな対応をやっていきたいと思うから、
メーカーさんも長く続いてもらわないと困るんですよね。
やっぱりいくらいいものでもメーカーがなくなってしまうと、
やっぱり店舗側でそういったアフターサービスってやっぱりやれることが限られてしまうんですよね。
だからそういう意味では本当にメーカーは続いてほしいっていうのがあるので、
今言ったようなスタートアップから始まった小さな会社に関しては、
いつも不安を感じながら取り扱っているわけですね。
さっき最初の方で話したルブロナっていう会社が、
ここもスペインで始まったメーカーなんですけども、
結局畳んでしまったっていうね。
最近こういう話、新しいところでポッとやってきてポッと消えたっていうのは久しぶりだったんですけどね。
理由は分かりませんが、ある意味組織っぽくない部分でやってるんじゃないかなって思うので、
ある意味危惧した通りになってしまったなって思います。
はい、そんなわけで今日は木製玩具、木のおもちゃの業界に広がっている、
親が子供のために作るところから始まるスモールビジネスが起点の振興メーカーたちというね、
この今の流れと不安定さみたいなところをなんとなく話しております。
たまたまこのルブロナっていうメーカーがなくなっちゃったっていうこともあって、こんな話をしてるんですけども、
その一方で成功している会社もあって、
それがルブロナと同じスペインのメーカーで、グラパッドっていうところがあるんですね。
ここもスペインの地方、田舎の方でやっている会社で、
まさに親が子供のために作ったものがきっかけとなってメーカーになったっていうところなんですね。
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ただここは驚くほど成長していて、コンセプトとかマーケティングなのかな、
そういったものが非常に優れているっていうのは特徴で、
スタートした時もやっぱりSNSから火がついて、
日本の輸入元ができて、我々もそれを扱うことにして、
特に女性にすごく受けがいいんですね。
なんとなく自然な感じ。
塗装なんかも塗膜を作ってテカテカって艶を出したりするんじゃなくて、
木目が残るような形で、水彩系で塗装することが多くて、
割とナチュラル感を全面に出しているんですね。
作っているものも積木とかではなく、どちらかというと、
木でできたビーズをもっとグラフィカルというか、もっと特徴的な形にしたもの。
割と小さめのものがたくさん入った感じで、色味がナチュラルな感じで、
同じパーツがいっぱい入っていて、それこそごっこ遊びにも使えそうだし、
いろんな色を使って床にばーっと並べて、お絵かきの延長線みたいな感じにも使える。
その一つ一つ、雫の形をしていたり、具体的なマッシュルームみたいな形をしていたりとか、
いろんな形をしたもの。ただの球とか、気化学的なものとは違うんですよね。
どちらかというと有機的な、生物とまではいかないけど、でもやっぱりちょっと生物に近いようなフォルムのものをよく作っているんですね。
そういったものを作りつつ、節とかがあることも自分たちはそれを使いますと宣言しているんですね。
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ある意味それは最高にエコとも言えるわけで、
そういった節とか抜けとかですね、そういったものを跳ねていくと使えるものが減っていくことでコストが上がったりとかするので、
そういったものも使っていくよという姿勢なんかも評価されていて、さらに自分たちもそういうコンセプトを結構ビジュアル中心に訴えていくというか、
そういうところがあって、写真とかにすごくお金かけてというと嫌な言い方ですけども、そういうナチュラルでアーシーな感じ、ダウントゥーアースな感じ、
人工的なものではない世界観、規定の遊びとかでもなくもっと自由、ある意味シュタイナーの教育の中での遊びみたいなものも包含しているというか、
別にメソッドがあるとか哲学があるというような振りかぶった感じ、そういったものを振りかざすわけではなく、もっと子供の想像性みたいなものを信じて大事にしていこうみたいな、
本当に今の時代にすごくぴったりのコンセプトで登場して大成功しているんですね。
何だろう、クオリティを必要以上に上げないというのもすごくいい判断で、おそらく彼らがいる地域、スペインのどこだったっけ、カタルーニャ地方だったかな、
他の地元の人たちを雇って、そんな大規模にせずにやっている会社なんですけれども、もともと地域の持っている人とコンセプト、クオリティを上げようとすればするほど大変になっていくので生産って、
そこを程々にとどめておいて、それがまた味になるっていう、これデザインの力だと思うんですけどね、それを全面的にバックアップするそのビジュアルコンセプトみたいなもの、
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だからそこで働く人たちも、例えばNEFを作っている工場とは比べ物にならない、そこには全然開きがあると思うんですよね。
ただNEFみたいな精密さが正義か正しいかというとそれは一つの方向性であって、それだけじゃないんだよね。
だから別のベクトルでこういったものを、おもちゃっていうものを考えて作っていくっていう、別の世界、軸を見せてくれている。
さらに言うと、さっきちょっと言いかけたんだけど、地域の持っている力みたいなものを一番活かせる、一番最大化できるようなビジネスモデルを作ったことが成功につながっているんじゃないかなと思います。
だからどれかが欠けてもいけないんだよね。変にクオリティの高いものを作ろうとするとコストも上がるし、逆にそういう素朴であることみたいなことを良しとしても、それを素敵に感じさせてくれないと消費者っていうのはまた見向きもしないわけですよね。
安っぽいとか、あるいは手を抜いているとか、そういうマイナスの評価を受けてしまう恐れもあるわけなんですよね。
それをビジュアル、コミュニケーションっていう部分で、カタログとかもすごいんですよ。
商品に載っているページは本当最後の4分の1ぐらいか3分の1ぐらいで、残りのページは子どもたちと、あとそこで商品で遊んでいる写真だけじゃなくて、全然関係ない自然の中で子どもたちが遊んでいるみたいな情景をたっぷり使っていって、
商品を見せたいっていうのをものすごく隠しているんですよね。
そういうイメージ戦略みたいなものも成功しているんですね。
何を言いたかったかというと、このグラパッドのモデルってなかなか真似するのは難しいのかもしれないんですけども、
その地域地域の持っている力、資源ですよね。
それは材料とか人もそうなんですけどね。
そういったものを最大化するっていうところをもし真似することができれば、また別の地域では全く違うものが生まれるんじゃないかなっていう気もしました。
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今回そんな気づきがあったんですね。
ただオシャレにしているから売れているっていうだけではない。
それは一つの一面なんだよね。
ビジネスモデルの一角にしか過ぎないっていうか、いくつかの作戦の中の一つをそれが担っているんだけど、
全体として成功できるようにしているっていうあたりは本当にビジネスセンスがあるなと思った次第です。
今日はここまでです。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
ではまたね。
ちゅーす。
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