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2020-06-17 08:08

@調布国際音楽祭のサイト制作で全員でGitHubを使用したことによるメリット

エンジニア以外の方もGitHubを使っていただくことで、圧倒的に効率的に開発が進みチーム全員がハッピーになった話です。

#寝る前に聴きたい #好きな○○について語る #今日何した#プログラミング #転職 #勉強 #GitHub #調布国際音楽祭
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こんにちは、ながおかのプログラミングチャンネルです。
今回は引き続き、調布国際音楽祭の今年はオンライン開催となった音楽祭のウェブサイトの話をしていきたいと思います。
ここで、開発フローで1個チャレンジしたかったことがあって、それが今できていて、非常にうまく回っていてという話をしたいんですけれども、
フローに関しては、普通にGitHubを使って、 Herokuにオートデプロイを連携してというふうにしているんですが、
そこでチームの中で、私、Gitを本格的に使うのは、私とデザイナーの方の2人なんですけれども、
それ以外にチームのエグゼクティブプロデューサーの方であったり、
マネジメントをされている方にもGitHubのアカウントを作っていただいて、
さらにGitHub上で編集をしてコミットをしてもらうという方法を伝えたんですね。
これは何でかというと、音楽祭のプログラムがありまして、
さらに世界中から見られるものですので、英語版というのも作らないといけないと。
ということで、かなり短期間の間にプログラムが変更されることもかなりあるんですね。
直前に曲目をこういうふうに変えますとやったり、順番が変わったりとか、
あと表記をこれよりもうちょっと変えたいというのがあったりして、
今までのフローだとそういった表記の違いも全部私の方にメールなりメッセンジャーなりで連絡が来て、
それで自分が変更するというのが発生していたんですが、
GitHubを直接編集してコミットしていただければ連絡というのがなくなりますし、
そもそも連絡ミスみたいなものも起きないわけですね。
これをこういうふうに変更してほしいと言っても、どうしても何回も何回もやっていると、
連絡ミスだったりコミュニケーションミスが起きたりすると。
そういった意味で、2つの意味で結構不幸になってしまう。
1つはチーム全体で見て、2度手間になってしまう。
これを変えてほしいと連絡をして、さらに自分が実際の変更作業をする。
同じことに対して本当は1回で終わるはずのことが2回かかってしまっていると。
2つ目の良くないことが、コミュニケーションミスによって、
こういうことじゃないんだけどというミスが起きてしまうということですね。
この2つが一気に解決できるのは、このGitHubの使い方を連絡して、
ウェブ上で編集していただくということなんですね。
このGitを使えることに関して、もちろん使えれば使えるほどいいのは間違いないんですが、
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いきなり全部をコミットして、ブランチ切って、コミットして、マージしてといったところまでを
いきなりフローとして取り入れていただくというのは結構厳しいと思うんですね。
特にGitは常時接続が当たり前の時代の今となって考えると、
基本的にオフライン前提の設計ではあるので、
ちょっと明示式にプルしてきて、プッシュするというこのフローが慣れないと、
癖にならないと忘れてしまうことが結構あるかなと思うんですね。
そういったところとかもあって、普段からずっと使っているという場合でない限り、
あとローカルに環境を構築するのも大変ですし、
なので、普段使わない人に対してはGitHub上で使ってもらうというのが現実的なところかなと思っています。
GitHub上で、しかもブランチに直接コミットしていただいても後から分かりますし、
ちゃんと編集できる範囲を限定的にしてもらえれば十分安全に運用は今のところできています。
これを実際にやってみたんですけれども、
効果は正直想像以上で、
特に主にというかほとんど全ての変更がYAMLファイルというところに入っている文言ですね。
今回インターナショナライゼーションを使って複数言語か多言語対応しているので、
全部基本的に文章や言葉がYAMLファイルに入っている、ロケールのところに入っていると。
それを直接編集していただけるようにしているんですね。
それをすることで、文言の変更も直接直せるのとミスも起きないというのがあって、
私の方も後からちゃんとこういうふうに変更されたなと確認できますし、
万が一何かあったときもすぐ戻せるというようなことがあって、
すごくストレスもないしチームもみんなハッピーというのが思った通りではあるんですが、
うまく回っています。
これはほとんどの、特に例えばIT系の会社だったりしたら、
かなり取り入れられるんじゃないかなと思っていて、
特に記事も前に出たりしてましたし、
小さいチームでもこれは実はかなりお勧めです。
むしろ人数がいない小さいスタートアップだったり、
短期プロジェクトのようなところの方がお勧めかもしれないですね。
そのメリットが大きい。
人数が少なければ少ないほど、
二度手間の作業が発生してしまうとインパクトが大きくなってしまうので、
こういったのがより人数少ないところにほど役に立つかなと思います。
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伝えたことも実は全然多くなくて、
多くなくて、GitHubのアカウントを作っていただいて、
コラボレーターになっていただいて、
そこでこのファイルにこういったものが入っていて、
ここを編集してくださいと。
右上のエディットボタンを押して変更したら、
下のコミット、マージ、コミットボタンを押してください、
というようなことぐらいですね。
これは正直、掛かる作業、掛かるコストに対してのリターンが半端ないので、
ウェブサイト制作だったり、
システム制作しているチーム全員にやってほしいなと思うくらいではありますね。
もし難しい点があるとすれば、
例えばチームの他の方があまりそういったことに積極的でないであったり、
あとはITリテアシーにかなり差がある場合とかは、
難しい場合もあるかもしれません。
ただそういったときは意識改革であったり、
全体のITリテアシーの向上というところが取り組む必要があるので、
時間はかかってしまうかなと思います。
ただそれでもコツコツ長期的なプランとして取り組む価値は十分にある取り組みだと思います。
ということで今回はエンジニア以外の方にもGitHubを使っていただいて、
直接サイト編集をしていただくことで、
すごくみんなハッピーになったというお話でした。
今週6月21日日曜日まで毎日朝10時、お昼の3時、そして夜の8時に1日3回動画が公開されていますので、
chofu国際音楽祭CIMFぜひ見てみてください。
ありがとうございました。いいねやフォローもぜひお願いします。
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