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2020-11-27 10:32

#12 不格好経営 ゲスト: 福田恵里


誰かの駆け抜ける背中に、自分も胸が熱くなる。
DeNA創業者である南場智子さんの自伝である「不格好経営」。その熱量あふれるストーリーに触れたことをきっかけに起業を決意した、SHE株式会社 CEO・CCOの福田恵里さんとともに、この本についてお話します。

▽番組概要
・MC:りょかち https://twitter.com/ryokachii
・配信スケジュール:週3回(月・水・金)配信(朝更新)
・配信プラットフォーム:himalaya、Apple Podcast、Spotify他
※himalayaで1週間先行配信
https://jp.himalaya.com/mybestbooks

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そういう自分を鼓舞するような、 奮い立たせることができる本です。
別に起業したいとか、経営者になりたいとか、 そういうことを思っていなくても、
自分をエンパワーメントするのに すごく有用な本だなと思いますね。
こんにちは、よかちです。 今日もマイ・ベスト・ブックスでは、
ゲストのストーリーとともに 一冊の本を紹介します。
今回の一冊は、不格好経営 DNA創業者のナンバさんが書かれた辞典で、
時代をつくったDNAという企業の 創業秘話が描かれています。
ゲストは、前回に引き続き、 C株式会社、CEO、CCOである福田恵里さん。
この本が起業する中で励ましをくれたことや、
すべてのビジネスマンをエンパワーメントする この本のパワーについてお話ししました。
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恵里さんにとってこの本は、 起業しようと思うきっかけになった本だとお伺いしました。
人はどういう時に起業しようと思うのでしょうか?
この本はどんなスイッチを押したのでしょう?
恵里さんは、この本を読むまで、 全く起業するつもりなんてなかったそうなんです。
起業なんて全く考えてなくて、 本当にそんな大それたことって思って…
いや、起業の木の字も全く 自分の可能性の中になかったですね。
大学4年生の時に、何者でもない自分に すごく焦燥感を感じている中で、
就活をみんなと同じようにしていて、
いろいろ面接の仕方とか、ビジネス、 CPAとかそういうマーケ用語とか、
そういうビジネス本を読んでた時に 出会ったのがこの本だったんですよね。
自分と同じ女性で、女性の方で経営者で、 こんなにかっこいい方がいるんだって衝撃を受けて、
すごく読んだ後に、どうしようもなく ドキドキするみたいな、
そんな感覚があった本でした。
全体を通してなんですけど、
あの本の中ですごく様々な人物が バイネームで出てくるじゃないですか。
全員すごく特徴的でユニークで、
その人となりが、まざまざと想像できるような 書きっぷりで書かれてると思うんですけど、
一人一人本当に個性豊かなメンバーが、
合わさってあれだけ大きな成果だったりとか、 イノベーションが生まれてるんだなっていうのを見て、
動物園みたいな組織の生き生きとした感じに すごく惹かれた部分はあったのと、
当時、怪盗ボロバイヤルとか、
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自分たちが高校生の頃、めちゃくちゃガラッケーゲームで 流行ってたと思うんですけど、
あれが本当に自分の周り全員やってて、授業中とかも。
世の中の人全員に使われるようなサービスとか プロダクトを生み出す裏側が、
こんなに毎日いろんなハードシングスと、
ワクワクと挑戦にあふれた舞台裏だったんだっていうのが すごく印象的でした。
本の中ではDNAが乗り越えてきた様々な問題が 主催に書かれています。
私たちがDNAが作るゲームを手元で遊んでいた中で、
次々と起こっていたトラブル、それを乗り越えていくお話は、 読んでいるだけでドキドキしました。
ナンバさんのキャラクターあふれる文体もポイント。
ナンバさんのチャーミングな人柄があふれてて、 思わず起業したくなる気持ちもわかります。
さて、えりさんを起業に導いたこのストーリーですが、
世の中に発信されたこのストーリーは、 えりさんが起業してからも、
彼女を励ますことになります。
基本的にハードシングスしか起こらないんで、 経営してると。
そのハードシングスが起こった時に、
私もいつかナンバさんみたいに自伝書くと思うから、
その時に、こういう他人みたいなところがあればあるほど面白くなるから、
まあいっかみたいな風に思えてたっていうのは、 大きいかもしれないですね。
自分の自伝の章というか、タイトルとか考えてましたもん。
訴訟立てして、今この自分に起こってるハードシングスは、
こういう章でまとめられるんだろうな、みたいな。
実際にすでに様々なストーリーがあったというえりさん。
しかし、えりさんは、その本になりそうなエピソードを振り返って、
こう語ってくれました。
本当にあると思います。
ずっとうまくいってるね、人生とか。
面白くないしね。
なんばさんの姿からは、多くを学ぶことができます。
えりさんも、社長として様々なことが印象に残っていると語ってくれました。
そしてそれらの事象は、プロジェクトによって、あるいは人生のフェーズによって、
様々な立場で仕事をしていく、私たちにとっても学びになります。
なんかなんばさん、もともとコンサル出身だと思うので、
結構起業されて、一番自分が変わらなきゃって思ったことが、
経営者の仕事は決めることだ。
何をやって、何をやらないかを決めることだっていう話があって、
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コンサルとかだと、基本的にいろんなデータを分析してきて、
それをテーブルに出して調整するみたいなことが仕事だと思うんですけど、
決めることっていう風に、自分の仕事を書き換えるアンラーニングがめっちゃ大変だったっていう風な話が、
結構印象に残ってて、
自分もどんどん決めていかなきゃいけないし、
決めたことをやっぱり迷いなく正解にしていくっていうことが、
自分の仕事だなっていう風に思ってます。
話の中で、決定したプランを実行チーム全員に話すときは、
これしかない、いけるっていう信念を全面に出した方がいい。
自分の中では迷いだらけだし怖いけど、
それを見せない方が成功確率が格段に上がるみたいな話があって、
自分の日々の意思決定とか、
マネジメントの時もすごく活かせるなって思ったことで、
心の中ではすごい不安だし怖いし、
この迷ってることを言いたいんだけど、
やっぱり下のメンバーもその迷いとかが伝播すると、
自分たち本当にこれでいいんだっけって言って、
変に迷わせる隙間を与えちゃうなっていう風に思うので、
やっぱりリーダーが方針を決めて、
それを絶対何が何でも正解にしていくんだっていう気概がなければ、
成功するものも成功しないなっていうのはすごく、
この本でまた改めて参考にしているポイントですね。
やっぱり経営者ってそういう力すごく大切だと思うんですよね。
この人が言うんだったら何とかするんだろうな。
今は無謀に見えてても、きっと実現するんだろうなっていう、
本能的な信頼感ってすごく大事だなって思います。
先日、5年後に売上100億でIPOすることを宣言したえりさん。
今回の本を改めて読んで、その発言にまた励まされたと語ります。
実現可能かわからない目標を掲げるっていう話、
ナンバーさんの特徴としてあったと思うんですけど、
本の中で、まだ数十億しか売上がなかったときに、
3年後に1000億の売上作る、みたいなことだけをナンバーさんが言って、
その時に、来年度の100億円も見えてないのに、
どうやるんですか?みたいな話をしたときに、
狙ってもなかなか達成できないような難しいことが、
狙わずにできるはずないよね。大きい試合しようよって言って、
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幹部の皆さんに、ミットを迫ったのを覚えてるみたいな話があって、
それを読んで、私もやっぱり無謀な目標みたいなのをずっと大胆に掲げていたいし、
大きい試合をしていくっていうことを常に諦めずに
施行したいなっていうのはすごく感じたので、
そういう自分を鼓舞するような、奮い立たせることができる本です。
別に起業したいとか、経営者になりたいとか、そういうことを思ってなくても、
自分をエンパワーメントするのにすごく有用な本だなと思いますね。
以前も藤田進社長の本を紹介したことがありますが、
やはり真剣にビジネスをする経営者の本は、
経営者ではない私たちの仕事に対する意識も上げてくれるように感じます。
今回の本も、ナンバさんの仲間や事業を愛しながら力強く進んでいく姿が、
明日の仕事を作業ではないクリエイティブなものに変えてくれると感じました。
物語としてもとびきりに面白い部活行経営、ぜひ読んでみてください。
今回は、C株式会社CEO、CCOである福田英さんを迎えして、部活行経営をご紹介しました。
お相手は旅立ちでした。
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