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DJいしかわの「ひとり旅シリーズ」、今回はドイツ編です。果たしてビールとソーセージの国ではどんな出会いがあったのか、召し上がれ。
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みなさん、おはようございます。こんにちは、こんばんは。趣味を何でもむしゃむしゃ、DJいしかわです。
今回は、一人喋りで自分の趣味を紹介する旅行記シリーズの6回目です。前回からの続きですね。
1ヶ月の休みをもらって、ドイツからトルコへ陸路で旅をしようと試みたのですが、まずトランジットで一旦ドバイに立ち寄りました。
たった23時間の滞在だったのですが、なかなかのトラブルに見舞われてしまい、ヘトヘトな状態でドイツに向かいました。
というわけで、本日はドイツ編です。召し上がれ。
むしゃ旅
ドイツはフランクフルトに到着したいしかわは、早々に宿を見つけて荷物を置くと、ドイツらしさを求めて街に出ました。
レーマー広場という雰囲気抜群の観光スポットがあって、中世ドイツの木組みの建物にぐるりと囲まれた広場があったんですね。
その周辺のパブを見つけて、まずはビールとソーセージですよ。ドイツといえば定番ですよね。
たぶん皆さんもほとんどの人がドイツ行ったらビールとソーセージだよねって思うと思います。
やっぱりその土地らしいものを食べるってテンション上がるんですよね。
ちょっとぬるいビールだったんですけど、ソーセージをパリッと食べた瞬間に、なんかこう自分自身がドイツにアジャストしたというか、ドイツにカチッとはまった感がね、なんかあったんですよね。
旅に来たぞ!ドイツに来たぞ!っていう実感ができて、本当に旅をしていて好きな瞬間の一つですよね。
その後はレンガ作りのバルトロメウス大聖堂にも立ち寄って、その日は終了です。
バルトロメウス大聖堂はもう荘厳な雰囲気で、とても素敵なステンドグラスがあるのですが、なんか言葉では言い表せないので、是非ね、画像検索してみてください。
そして翌日にはそのフランクフルトを離れます。
と、その前にフランクフルトではもう一つやってみたいことがあったんですよ。
それは言葉の通じない国の美容師に髪を切ってもらおうというものです。
まだ旅は1ヶ月近くあるので、最悪失敗しても日本に帰るまでは伸びるだろうという予防線もあることだし、適当に最初に目についた美容院へと入ってみることにしました。
そこにいたのは、プラダを着た悪魔に出てくる編集長みたいな女性が一人で切り盛りする街の美容院っていう感じのところで、意外だったんですけど全く英語が通じなかったんですよ。
ドイツ語オンリーっていう感じのお店ですね。
鏡越しでお互いジェスチャーで通じ合えたのは、もうどれぐらい髪の毛を切るかっていうのを目分量だけ。
なんともチャレンジングな企画ですよね。
しかも石川は普段メガネかけていて、髪切ってもらっている間は外しています。
つまり途中経過が一切見れないんですよ。
ドキドキしながらも、これ以上なす術がないという状態で結果を待ちます。
だいたい20分か30分ぐらいだったと思うんですけど、初のドイツ髪切りチャレンジは、一人のパッツン前髪アジア人を生み出すという残念な結果に終わりました。
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希望に満ち溢れた陸路の旅が、ちょっと安穏立ち込めたんですよね。
まあ死ぬわけじゃないんで、まあいっかっていう風にはすぐ立ち直るんですけどね。
気を取り直して翌日からは、移動しながら毎日違う宿に泊まるという生活が始まります。
旅って感じですよね。これがね、やってみたかったんですよ。
次の国、オーストラリア、ウィーンまでのざっくりとした方向を意識しつつ、ドイツを縦断していきます。
で、ドイツには絶対に行きたいっていうところがまず一箇所あって、それがノイスシュバインシュタイン城。
日本のディズニーランドのシンデレラ城のモデルとも言われている、あのお城ですね。
お城って言われたら、みんなこのお城をイメージする人っていうのも結構多いんじゃないかなと思うんですけど、
フランクフルトからそのノイスシュバインシュタイン城に行くには、ロマンチック街道という400キロもある街道をたどるんですね。
絶対新婚旅行とかで来る街道だなっていうネーミングですよね。
まあでもそこでかいリュックを背負って一人で鉄道やバスで移動するんですよ。
そのロマンチック街道はノイスシュバインシュタイン城に行くまでの間にもたくさんの観光地があります。
僕が途中寄ったのはローテンブルクという街です。
今日しゃべるために一応調べたら正式名称があって、正式名称はローテンブルクオブデアタウワー。
タウワー川を望む丘の上のローテンブルクという意味だそうです。
長いですね。
ちょっと紹介文を読んでみますね。
ドイツ南部のバイエルン州に属しており、街の歴史は9世紀まで遡ることができます。
城壁に囲まれたローテンブルクの街は、誰もが心に思い描く中世の街並みがほぼ完璧な形で保存されているため、中世の宝石箱と称されています。
イメージしやすいように言うと、まさにね進撃の巨人の世界ですよ。ウォールマリア。
その当時読んでいたのかどうかちょっと忘れちゃったんですけど、もうね本当に進撃の巨人の世界ですよ。
城壁にも登れるから、進撃読んだ後に行ったらめっちゃテンション上がるんだと思うんですよね。
他にもクリスマスショップだったり、ドイツのクリスマスショップですよ。
ドイツのクリスマスショップだったり、中世の街並みだったり、テディベアの専門店だったりと見どころがたくさんあるんですよローテンブルク。
だけど僕の一番記憶に残っていておすすめなのが、中世犯罪博物館です。
もうねキラキラのメルヘンロマンチック世界観の中に、突如そんな物騒な博物館があったんですね。
もうエントランスには水攻め用の檻があって、なんかこう大きなアームがショベルカーみたいについていて、その先が檻なんですよ。
でそれをたぶん上げ下げして水につけたりとかするっていうね、牛島君のガチバンみたいな感じの拷問器具があって、それがもうエントランスでお出迎えですよ。
でその他にも魔女狩りの歴史が並んでたりとか、各種拷問器具がね所狭しと並んでいる博物館ですよ。
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俺もなんでそこに行ったんでしょうね。中でもうわぁ本物だって思ったのがアイアンメイデン、鉄の書錠って書かれるやつね。
鋼鉄の書錠とか書かれるやつ。あれね本物を見た時は、ああ本当にあるんだなぁ想像上のものなんじゃないんだなっていうね、なんかもう何とも言えない感情が呼び起こされますね。
拷問博物館から進撃の巨人からなんか物騒なものばっかり例えてますけど、基本は可愛らしい街なんですよローテンブルク。
なんか美味しい揚げパンに砂糖をまぶしたようなものだったりとかも名物であって、そういう基本メルヘンな街なんですけど、そこをねまあいろんな行の部分とか院の部分とかを楽しんで満喫したせいで、その日の宿探しは実はちょっと苦労したんですよね。
石川が行ったのは3月なので、まだ雪も積もってたりとか、なんならチラチラ降ったりもするぐらいの時期ですよ。
ローテンブルクから少し離れたところだったと思うんですけど、知らない駅に降り立って、確か宿がこっちにあったはずっていう、そのWi-Fiとか持ってってないから、前にWi-Fiがあったところで調べてキャプチャしてあるスマホの地図を見ながら歩いて行くわけですよ。
だからGPSがないから、自分がどこにいるかっていうのもわからない状態で、雪の中、真っ暗の中、宿があるはずの方向を向かって歩きます。
しかしね、距離感がわからない。その宿が見つからない。反対方向だったかも。引き返そうかなって思ったところで、やっと宿にたどり着きます。
で、夜遅かったので、もうドアも閉まっていたところをどんどんどんと、今日泊まる予定のさっきローテンブルクのカフェで予約した石川だよと、ジャパニーズだよと言って開けてもらいます。
で、どうやらその日、その宿には僕しか泊まらないらしいんですよ。だから、教養部とか真っ暗で、しかも明るいうちには拷問器具なんか見てるから、ちょっとね、怖い夜を過ごすわけです。
まあ、そんな怖い夜を過ごしても、その翌日はいよいよ憧れのノイツワインシュタイン城へ行く日です。
ロマンチック街道の終着点、フュッセンへと向かいます。そのフュッセンからバスでお城へと向かい、そのお城の山のふもとまで行くんですね。
そこからは山を登ります。途中ね、馬車とかとすれ違ったりもするような感じで、城に着くまでの間もね、ハイキングを楽しめるんですよね。
自然も多くて、すごい気持ちよかったのを覚えています。ちょうどね、天気も良かったですね。
このノイツワインシュタイン城、改めて調べるとこんなお城らしいです。
1869年にバイエルン王国の第4代国王ルートビヒニセイの命で着工されました。
ルートビヒニセイは幼い頃から神話や伝説、中世ヨーロッパの物語を好んでおり、中でも特にワーグナーのオペラに感銘を受けたと言われています。
失敗に終わったドイツ三月革命に参加していたため、ドイツを追われ近隣国で貧しい亡命生活をしていたワーグナーをわざわざバイエルンに呼び寄せ、借金を肩代わりし、家を与えるなどの待遇をするほど敬愛していました。
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そんなルートビヒニセイは憧れている中世の世界を再現すべく豪華な建物を建て始めます。その一つがノイシュバインシュタイン城です。
自分の趣味のために湯水の如くお金を使い続けた結果、国の財政は悪化していきました。
事態を重く見た家臣たちはルートビヒニセイを偽の精神鑑定にかけて精神病と認定します。
当地不能として廃遺させたと伝えられています。
退遺させられた翌日、ルートビヒニセイは謎の死を遂げました。彼の死と共にノイシュバインシュタイン城の建築は中止され未完成の状態で現在に至ります。
現実に戻りますと、このお城には30分くらいのツアーがあるんですね。
ワーグナーの世界を再現した部屋だったり、王の間だったりをいくつも見られるんですよ。
確か音声ガイダンスもあったと思います。
未完成って言われてましたけれども、お城に住んだことのない観光客の目線ではどこが未完成なのかは分かりませんでした。
そしてその豪華ん懸乱みはものすごいです。どこもかしこもキラキラ。住みづらそうだなって正直思ったことを覚えています。
なんかね人工の挿入道みたいな地下の入り口みたいなのもあって、日本のお城とはまた違うヨーロッパのねお城の作り方っていうのもすごく面白かったですね。
天井が高かったなっていうのも覚えてますね。
それでお城を堪能した後は、お城の周りも結構自然が多かったので、いろんな角度でお城の写真撮ったり、ちょっと自然のところのベンチで休んだりとかすごくねゆったりのんびりと過ごしました。
ツアーと違うのはもうここは30分で見てくださいねとかっていうのではなくて、自分がもうちょっとここにいたいなって思った時にちょっと長めにゆったりしたりとか、
めちゃくちゃお城があるんだけどすぐ近くのカフェで読みたかった本を読むとか、なんかそういう贅沢な時間の使い方が一人旅をね好きになるところだったりするんですよね。
そして存分にお城を楽しんでドイツ最後の街ミュンヘンへと次は向かうんですね。
ミュンヘンには行きたかった美術館が2つあるんですよ。
1つ目はノイエピナコテイク。
ここにはゴッホのひまわりがあるんですよ。
シンプルでかっこいい石造りの美術館で、1800年代に建てられているので、なんかねおごそかな雰囲気もあるんですけど、そのお目当てのひまわりの前に行くと小学生が15人か20人ぐらい車座になって座って先生がゴッホの絵を解説してるんですね。
めちゃくちゃいい教育現場だなと思って、予定としてはゴッホのひまわりを直で見て、
あ、これがあの有名なゴッホのひまわりだ。ゴッホのひまわりを生で見たぞっていう感動を持ち帰ろうと思ったんですけれども、
そういった昔ながらの美術館、おごそかな美術館でも、そういうふうに子供たちが直に床に座って先生の教えを聞いているみたいな、すごいおしゃれなものってそれはヨーロッパの方から出てくるよなっていう感じがするものを生で見れたっていう意味では、
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それはねすごく自分の印象の中に残っていて、もしかしたらひまわりを見たというよりも、その瞬間にひまわりを取り巻くドイツの環境を見れたっていうことが自分の中では大きかったのかなってちょっと思いました。
で、もう一つ行きたかったのがBMW博物館。正直石川は車には大して興味がないんですよ。詳しくもないんですよ。
なのになんでBMWの博物館に行きたかったかっていうと、展示の方法だったりが面白いっていうのを聞いていたから。
高級車ってドアをバンって閉める、閉めた時の音もデザインされてるって言われていて、そういうものの作り方ってちょっと見てみたいなって思って、なんかね映像の見せ方とかもかっこよかったんですよ。
鉛筆で流線形を描いたりとか、それを木で削り出してみるとか、あとは丸い玉がたくさん浮かんでるんですけど、それを自動で調節して一列に並ぶ玉が曲線を描くんですね。
それが車の形として理想的みたいな感じの展示だったと思うんですけど、クリエイティブなものの見せ方が面白くて、車を見たいというよりはプロダクトを開発する過程を見たいっていう風な興味がある人にはBMW博物館おすすめです。
なんかうまく説明できないんですけれども、ものづくりの過程がインタラクティブに見えるっていう意味ではすごく良い博物館だったなと今でも思いますね。
すごくね駆け足で紹介しましたけれども、ドイツはねそんな文化的な一人旅をしました。
ドイツはね本当にまた行きたいなぁと思える国ですね。まだねベルリンにも行ってないですし、あの東西のベルリンの壁の跡地なんていうのも見てみたいですし、
浦沢直樹先生のモンスターの世界観巡りみたいなこともしたいですよね。 そしてこの旅で石川はこの後オーストリアはウィーンへと寝台列車で向かいます。
まさかあんな事件が起きるとも知らずに。 というわけで次回波乱のウィーン編です。お楽しみに。
むしゃラジでした。
皆さんの聞きやすいものでお楽しみいただければと思います。
もしよかったらそれぞれのメディアでフォローしていただいたり、評価していただいたり、コメントなんかもいただけると個人的にはとても嬉しいですし、明日も更新頑張ろうっていう気持ちになるので、もしよかったらちょっとだけご協力よろしくお願いします。
それでは今回はドイツ一人旅をいただきました。ごちそうさまでした。お相手は石川でした。バイバイ。
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