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2021-06-28 09:26

数学の補習授業をしている話 from Radiotalk

落ちこぼれの僕が補習授業をしている理由とか。
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いちです こんにちは 授業終わりのゆるトーク
です 今日は数学の授業ですね
正確に言うと補修授業をしてたん ですけれども
一年生二年生向けに数学の授業 をついていけない学生さん向け
ですね これ何の因果かなと思うんですけ
れども僕ね大学生の頃数学の科目 を二回落としてるんですよ
何やったかな多分ね線形台数の方 じゃないかな
あの工学部やったんですけど大体 どこの大学でも工学部二大数学
科目というと線形台数と微分積分 があるんですね
多分情報系と違うかもしれません 僕が今教えてる学部では線形台数
と微分積分に加えて情報数学という 広い意味で言うと理算数学に入る
分野なんですけども 計算機で使うことが多い数学ですね
論理台数であったりとか二進数 であったりとかグラフ理論であったり
とか 数学基礎論とはまたちょっと違う
分野ですね 集合論とかも当然扱いますけども
基礎論における集合論とかとは ちょっと違うコンピューター向け
にアレンジされた数学の内容で 大体この三つが三本柱ということ
になろうかなと思います 数学の伝統的な三本柱というと
大数学 幾何学 解析学 その土台に数学基礎論みたいな
ものがバーンとあってということ になるんですけども
幾何学は多分工学系やとやることは あんまりないかな
ただ情報系やったらコンピューター グラフィックスとか幾何学なので
現代的には幾何学ですけどね 扱うんですけども
大体基本になるのが解析学微分析 文と大数の線形大数学の行列とか
出てくるやつで 特に今の大学1年生2年生というのは
高校で行列をやってないので もうやらなくなって何年も経ち
ますので スタート地点が昔に比べるとだい
ぶ後ろに下がっちゃったことでは あるんですけど
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それを差し引いてもですね 僕は数学できなかったんですよ
当時高校で行列 行列は得意やったはずなんですけど
大学入ってからは全くついて いけなくなって
授業には出てたんですけどね 頭入らなかったんでしょうね
3年目で予約取れたのかな お情けかもしれないですけどね
そんな僕がですね 今線形大数であったりとか
微分析文だったりとかを教えている という矛盾を感じるんですけども
勘違いしないでくださいね 全然分かってなくて教えてるわけ
じゃなくて ちゃんと分かった上で教えてます
その分ね 分かるのに苦労した分
ついていけない学生さんの気持ち というのは
ここら辺でつまづくんやろうな というのは結構分かります
多分同じとこでつまづいてるん やないかなと思って
探っていくとやっぱここか みたいなところはね
結構僕と一致してるんですね 人間の頭ってそんなに違わへんのかな
大学の先生ってね やっぱり大半の方は
やっぱり成績も学部時代から 優秀な方多いですから
僕なんか例外だと思うんですね 皆さん本当に難しい入試を突破されて
成績も優秀で そのまま大学に残られたりとか
企業行かれて 教授院で戻ってこられたりとかね
それは人それぞれなんですけども 優秀だと思います
僕なんかはどちらかというと 落ちこぼれから進んでた口なので
補修授業向きの教員かもしれない ですね
なんでこんな話をしてるかというと 話してる理由ではないんですけども
ふと思い出したのが 高校生の頃だったと思うんですけどね
その音楽理論というものに ものすごくハマっていったことがあって
あれもさかのぼるとピタゴラスまで さかのぼれるように
数学とは非常に親和性の高い分野 数学だとは言わないですが
数学と親和性の高い分野で
その音楽理論の基礎ですけどね それをですね
爆風スランプのドラマーの方が 雑誌に連載されてたんですね
キーボードマガジンか キーボードスペシャルかどっちかですわ
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どっちやろうな どっちか思い出せないんですけども
例えばCメジャー ドミッソーですよね
Cメジャーというのは こういう成り立ちで
こういう理屈で成り立っていて というようなことから始まって
1年ぐらいですかね 読んでたのが
連載はもうちょっと長かったかも しれないですけどね
めちゃくちゃ勉強になったんですよ
その連載の特化で ドラマーだから
メロディーでもないし 和音を出すわけでもないし
ベース音を出すわけでもないし 本当にピュアなリズム楽器じゃないですか
彼が自分が音程を担当してないからこそ
遠くから音楽理論を俯瞰できるんだ っていうようなことを書いてらっしゃって
確かにと思って そうなんですよね
生地の現場に 音の現場ですね
音程でありハーモニーの現場に 近い人って
どうしてもこれだけは伝えなきゃ というのも
たくさん出てきちゃうと思うんですよ
たぶんそこから一歩を引ける人が 優秀な指導者だと思うんですけども
なかなかそこまで行くのって 難しいじゃないですか
専門から外れた人が俯瞰的にお話をする っていうのはいいことなんかなぁと
思ったんですけども
お名前言うと簡単にわかりませんね
ニューファンキー瀬吉さんですね
当時もすでにニューがついてましたね
ドラマの方で
でねこれね全然その
よた話かというとそんなこともなくて
学術的な会議でも
これねとある会議で試されてたんですけども
これイタリアで開催されてた会議で 試されてたんですけども
誰かが発表したら
その人は発表終わったら喋っちゃダメと
でそれを別に聞いた人がまとめを言って 質問に答えると
でその人がちゃんと理解してれば 発表は伝わったということですし
聞いてる人もその第三者の目で解説されるから 頭に入る
でさすがにこう間違った方向に行くと 発表者が訂正をするというようなね
仕組みの会議があったんですけども
あれ参考になりましたね
僕も実際東京で開催させてもらった会議では 採用させてもらったんですけども
やっぱりこうなんていうのかな
あんまり専門家じゃない人が説明するっていうのも 教育上はいいことなんかもしれないですね
まあちょっとなんで僕がこんな数学の 補修授業やってるのかという言い訳でもあったんですけども
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去年そうなんです遠隔授業をやってたんですけども
ごめんなさいどっちでもお腹痛くなって すごい凝想で画面ににらんでたかもしれないですけど
すいませんお腹痛かったんです
はいというわけで今日のお昼のゆるゆるトークでした
聞いてくださってありがとうございます
イチでした
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