始まりました、むにむに。この番組は、ポッドキャストプロデューサーのひとしと、40歳を超えてNPOに関わり始めたじゅんが、世界を変える社会起業家の方々から、ソーシャルビジネスのヒントを学ぶポッドキャスト番組です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。なんかタイトルコール聞いてると、いい番組ですね。
そういうのを作りたいって、じゅんさんが言ってたので。
すごく仕上げてくれてありがとうございます。無理って、もう夢でした。ひとしさんとこんなちゃんとしたところで番組作れるのが。
すごい、なんか、初回の冒頭からすごいラブコールというか。
だってあれですよ。あのコテンラジオを作ってる会社、そしてあのティーチャーティーチャーをやってるMCと、一緒に一素人の私が、ここに座らせてもらっていることの光栄、皆さんにはわかりますかね。めちゃくちゃやりたかったです。
よかったです。ちょっと簡単に僕らが何者なのか、まず自己紹介をしましょうか。じゅんさんお願いします。
そうですね。私は普通に最初広告代理店に就職して、PR会社に転職して、その後自分の会社、スポーツマネージメントみたいな会社で独立をして、その後教育業界をやったり。
今でも自分の会社を経営してるんですけれども、社会にいいことしたいなと思って、NPOの扉を叩いたものでございます。
NPOの扉は最近でしたっけ。
ほんと最近です。そんなことが仕事にできるのかって自分では思ってなかったので。
私43になるんですけど、当時また就職するときって、企業家さんとか社会企業家さんとかっていうのはまだまだレアな感じのもので、就職しなきゃいけないんだろうなと思ってたんですよね。
で、行きたい会社が一個もなくて、しょうがないからいろんな業界見れるかなと思って広告代理店に行きました。
でも周りは当時まだ広告代理店って人気企業で、同期の人たちはみんなすごく喜んでるんですよ。
入社できて。
そう、広告代理店で働けるっていうのでめちゃくちゃ喜んでて、あれ、なんか違うとこ来ちゃったなって、当時から思ってたんです。
嬉しくはなかったんですね。
もうなんか大変だろうなって。働きたくないな。
なんで入ったのか気になりますけど、そこからどうなったかを。
働くじゃないですか。で、12時より前に帰ったことなんてないんですよ。
毎回終店だし、お給料はその分高かったのかと思うんですけど、もう本当にね、すべてをクライアントのために。
クライアントは神様、お客様は神様のためにやっていって、結局飲料メーカー担当してたんですけど、
飲料メーカーさんの中でシェアが上がったとか利益が上がったとかを何十億とかかけてやるんですけど、
そのためにやって、これこんだけ時間使って、これは一生できないなって、もともとモチベーションもないですから、
なんかもう当時からこれやりがいってやつですかね。どこに見出したらいいんだろう。
2年ちょっと探ってたんですよ。みんなが憧れてるんだし、何か楽しいことがあるはず。
僕にもやりがい見出せないかなと思ってたんですけど、全くわからないまま、周りの先輩たちがバタバタと倒れていく。
たまたま自分が倒れなかったけれども、これも時間の問題だなと思って、なんかもうちょっと命を燃やして喜べることをやりたいなって当時から思ってたんですよね。
これは別にそういう業界で働いてる人を否定するっていうわけじゃなくて、僕個人の価値観やりがいとして、本当に見出せなくて苦しんでいたのがもう社会人の始まりでしたね。
もともとは言える範囲でですけど、有名なスポーツ選手と何をされてたんでしたか。
スポーツ選手の現役時代の時のサポートと、引退した後も割とタレント活動みたいなことですよね。
芸能事務所の一人社長みたいなこと最後やってましたね。
そこからもう本当ゴリゴリのビジネスの世界というか。
そうですね。売上げを上げてどうサポートするかっていうところでしたね。
そこから何かがあってNPOのトイラを叩いた。
そうですね。
何かがあったんですかね。
何かがあったんですかね。ずっと気になってはいたんですよね。
憧れてました学生の頃からも社会活動とか社会企業家さんの本とか読んでいて、すごいなって思ってたんですけど、自分にはできないな。
なぜならこれめちゃくちゃ自己犠牲に見えたんですよ。大変そうだな。
そこから何で扉を叩いたのかを今日はお聞きしていきたいなと思ってるんですけど、
僕も簡単に自己紹介しても良いでしょうか。
僕はポッドキャストプロデューサーって言ったんですけど、企業さんの番組の制作の支援とか自分のポッドキャスト番組を作ったりとかしてます。
自分でやってる番組は子育てのラジオティーチャーティーチャーって番組をやってて。
聞いてますよ。
本当ですか。ありがとうございます。
元小学校の先生と2人で親御さんからいただいた子育ての悩みを話しているという番組なんですけど、
僕もポッドキャスト番組としてティーチャーティーチャーをやってるんですけど、
プロジェクトとしては裏側で不登校の子が無料で通える短期卒業型のフリースクールを運営してまして、
ソーシャルビジネスとかNPOとか結構興味がある領域なんですよね。
なのでそういう今回の番組のような話はすごい興味があって楽しみます。
直接やっぱり社会で困っていることがある人に貢献できて、それが仕事になるって喜びと仕事が結びつくって最高じゃないですか。
すごい難しいことだなって思ってたんですけど、
本当この間ですもうちょっと前に、僕が知ってるこういうNPOの業界とかで活躍してる人たちは特別な才能がある人なのか、
特別に自己犠牲を厭わず頑張れる人なのかっていう風に映ってたんですけど、
やることって難しいじゃないですか。利益を上げるだけで良ければ色んなやり方があるかもしれないけれども、
そこで取りこぼされたテーマや課題、難しいからこそやられてこなかったことを取り組むって形にするって非常に難しいことを楽しそうにやってる人がいたんですよ。
それは僕も知ってるような方ですか。
そうなんです。この間紹介させていただいた。
公やけには有名ではないけども、この前お会いさせていただいた。
自分の年下の方だったんですけど、色んな業界、事柄、テーマ、どんなネタでも必ず事業にして解決して周りの人を喜ばせるっていうことを何なくやっててめちゃくちゃ楽しそうで、
あ、そんな姿あるんだ、初めて。自己犠牲じゃないなんかでかつちゃんとビジネスにも昇華できていて、
多くの人を助けてるっていう人に初めて会って、こんな人になりたいなって思ったんですよ。
これまでもソーシャル活動されてる方出会う機会多かったと思うんですけど、その人に影響を受けた理由は楽しそうだったみたいな。
そう、楽しそうだった。
この番組でやっていきたいことをリスナーさんに伝えますと、まさに何年前でしたっけNPO?
最近です、1年経ってないです。
1年前のじゅんさんみたいな方が、仕事はもちろん仕事としてやるのは全然いいんだけど、
もうちょっと社会のお困り事と直結したような手触り感のある仕事がしたいみたいな方が、
ソーシャル領域の新しいキャリアを検討するときの材料になるような話が、
24話分でやっていけたらなと思っているんですよね。
意味のある番組ですね、それは。
社会にいいことしたいな、でもそれは仕事にならないよね。
僕自身は本当にそうでしたけど、意外とでもやっぱり、僕はそのひときっかけにもうたたきましたけど、
内側を見るとすごく楽しそうにやってるし、仕事としてすごくレベルが高いし、
いっぱいそういう人がいるので、一歩踏み出すきっかけになったらいいなというのがこの番組ですね。
はい、というので来週からじゅんさんが衝撃を受けた方ももしかしたら呼ぶかもしれないですし、
そういうゲストの方々をお呼びして、ソーシャルビジネスNPOの面白さを探していきたいなと思っております。
本当ですね。私自身が学んでいきたいなと思います。リスナーの皆さんと一緒に、私が本当初心者なので。
僕もです。
ソーシャルビジネスどうやってやってんの?みたいな。なんでそれで仕事になるの?とか、
そのことの喜びって何なの?っていうのをリアルに聞いていきたいですね。
そうですね。じゅんさんが今関わってみて、NPOの面白さってここだって思ったポイントってありますか?
はい、この間のこの団体の理事長の言葉で、お仕事何されてるんですかって聞かれることあるじゃないですか、社会人になると。
なんて答えます?ひとしさんが言ったら。
ポッドキャストを作ってますって言いますね。
はいはい、そうですよね。とか、エンジニアですとかデザイナーですとかって言うじゃないですか。
彼は社会活動家ですって言うんですって。英語で言うとアクティビスト。
その西洋だとアクティビストですっていうのはポピュラーなことなんですって。
それはエンジニアですっていうのと同じくらい、アクティビストねって言うように社会活動をしていて、
それを仕事にしてるのかボランティアなのかも両方だと思うんですけど、やってる人なんですねっていう認識があるそうなんですけど、
日本だとなかなかまだ少数だと思うんですけど、それって何なのって言ったら、
一国民として主体的な主権者であるみたいな、そのことなのかなって僕は解釈していて、
文句って言うじゃないですか、税金の使い方とか政治のあり方とか、いっぱい文句って出てくるけど、
だったら自分でなんとかしようよっていうふうにしてるのか、傍観してるのかで違うと思うんですよ。
国民として主体者であるみたいな主権者であるっていうことが、
社会活動家であるっていうことの根底にあるんじゃないかなと思ってて、
生き方が前向きでめっちゃいいなと思ったんです、それ。
普通はやっぱり社会課題とかもそうだけど、問題見つけたら誰かなんとかして、なんで誰もやってないんだよみたいな、
行政なんとかしろよみたいなふうに思いつくと思うんですけど、
多分社会活動家って名乗る人って、自分がなんとかしよう、自分ごとにしようっていうふうに捉えられる人なんだろうなと思って、
かっこよくないですか、それ。
生き方としてかっこいいみたいな印象はありますね、確かに。
あと精神衛生上いいなと。
そういう仕事の仕方っていうか。
愚痴っていくらでも言おうと思えば言えるけど、全部自分のせいってすれば愚痴にならないじゃないですか。
そうやって生きてる人がもしいるんだとしたら、なんかすごい恥ずかしいですよね、自分が。
なんか文句言ってるのが。
なんか俺この国の国民なのになんかお客さんだったみたいなふうに思ったんですよ、その時。
それが42歳で起きて、飛び込んだと。
そうなれないからそうなりたいなと思って、背中を追ってる感じですね。
いいですね。もう本当、でもじゅんさんと同じように、なんか仕事ってもうちょっと意味のあることにできないのかなみたいな思ってる方が、
この番組を通して面白さに気づいたりとか不安を払拭できたりみたいなことになるとすごいいいなと思いますね。
今所属してるNPOのお話はまたおいおい聞くとして、何をしていきたいと思ってるんですか。
そうですね。今のところでも、やっぱり誰も取りこぼさない社会をつくりたいっていうところがミッションにあるんですけど、
子どもを中心にして事業はあるけれども、これってもうすべての社会ですよね。
子どもが関わらないところって何もないし、教育だって、場所だって福祉だって何もないし、
本当人とのつながりってもうすべてのところなので、そこ範囲が広いんだろうなと思ってます。
実際もうそれって1年後とかにちょっと形になるぐらいのイメージですか?
したいですね。
いいですね。それの経過とかお話できたらいいかもしれない。
その番組で伝えていけたらいいなと思って、試みをね。
どうしたってメンバー足りないとかね、人ものお金絶対的に足りないとは思うんですけど、
やっぱりソーシャルな活動ってやる必要のないことをやってることが素晴らしいなと思うんですよ。
わざわざ難易度高いけど取り組んでるみたいな。
そうそうそうそう。わざわざ余計なおせっかいじゃないですか、言ってみれば。
それを自ら手を挙げてやってる人たちなので、
関わり方はいろんなグラデーションがあってもいいけど、
皆さんの力、そういうことをやりたいなとか思う人がちょっと部分的にでも一緒にやってみたりとかっていう仲間がここから増えたらいいなってすごく思ってます。
社内外関わらず。
いいです。僕もこの番組レベルでやりたいことみたいなので言うと、
じゅんさんと多分ソーシャルビジネスのカンファレンスとか多分行くじゃないですか。
いいですね。
その時にリスナーさんも何人か来てくれるとか。
オフ会ね。
オフ会と言いつつ勉強会なんですけど、そういうことは具体的にできそうだなと思ってるんで。
本当そうですよね。私が偉そうにソーシャルビジネスとは何も言えないので、一緒に学びましょうしながら、
でもビジネスの世界ではある程度やってきたので、形にするとかね、人のマネージメントっていうのはできるのでそれをやっていきたいですね。
いいですね。具体的にはこういうお二人でおしゃべりをしたり、ゲストをお呼びしたりするわけですが。
どんな人を呼びたいか。
初回はもう決まっているんですけど。
はい。いっぱいプレイヤーいると思うんですけど、楽しんでやってる人を呼びたいですね。
僕がやっぱり衝撃を受けたのが楽しんでやってる方なので、皆さんも多分そこらへんが僕がこの業界に足を踏み込めなかった一番の要因なので、
楽しんでやれるんだ、そして本当に楽しそうみたいな、そんな姿を届けたいし、僕もその謎を知りたいです。
なんで楽しいのか。
多分普通にだから非常に難易度の高いことだし、多分多くの難問、難題がある中、それに取り組んでいることを、なんでそんな顔してできるのっていう人を呼びたいですね。
初回はJUNさんが所属している認定NPO法人、全国子ども食堂支援センターの菅野理事、三島理恵さんをお呼びしようということですね。
三島さんも僕憧れていて、この業界でそんなエネルギッシュに働いているっていうのが、そんな人いるんだっていうのが想定外でしたね。
寄付が何億円って集まっているような文化を作っているのがすごく気になっているので、この辺りをお聞きしたいんですよね。
もうシンプルに実績としても、たった5年でかなり大きなNPOの収益を作ってきたもう第一人者なので、まずそれどうやっているのかも知りたいですし、やりたいことが多分山ほどある人なんですよね。
いつ休んでいるのか全くわからないけれども、ぐちみたいな聞いたことがないですし、落ち込んでいる顔見たことないですし、いつどう見たって元気な顔で笑顔なんですよ。
どんな人なのって、どういう原動力なのって、すごく知りたいです。
じゃあぜひ第一回ゲスト三島さんの回をお待ちください。
楽しみですね。めちゃくちゃ俺怒られてるかもしれないですけど。
その場で。ということで、紹介はこの辺りにしたいと思います。
それではこの番組は毎週火曜日の朝6時に配信いたします。
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それではさようなら。
さようなら。また会いましょう。
ありがとうございました。