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2024-11-02 12:08

読書の秋、いま一番の話題と言えば

サマリー

「読書の秋、いま一番の話題と言えば」というテーマで、ガルシア・マルケスの名作『100年の孤独』の人気とその理由について語られています。この本は文庫版が50年ぶりに出版され、売上が村上春樹のベストセラーを上回るなど話題になっています。

ガルシア・マルケスと100年の孤独
2024年の11月の、何日や、2日です。
読書の秋、いま一番の話題と言えば、というタイトルにしたんですけど、これは先日の
森鎮さんの成功うどく銀で、スポーツの秋、いま一番の話題と言えば、というタイトルで
配信されてたんで、ちょっとそれを習ってというか、それに習って
つけてみました。森鎮さんは、スポーツの秋ということで、バロンドールについて
一番話題ということで、いろいろ話していらっしゃってました。私はバロンドール全く何か知らなかったんで、
何か知らない人が聞いても、よくわかる面白い解説でした。
で、私が今回、読書の秋、いま一番の話題と言えば、ということで、喋ろうと思うのがですね、
これちょっとね、もう古いネタなんですけど、100年の孤独が爆売れしているということで、
それについて話したいと思います。まあ、いま一番の話題とまではいかないかもしれないけど、
先月ぐらい、先月ぐらい、もうちょっと前かな、夏頃、すごい話題になってました。
まあ、読書の秋なんでね、いまから読むっていうのも全然いいと思うんですけど、
文庫版の売上と歴史
100年の孤独は、皆さんご存知でしょうか、どういうか、読まれましたか。
私はですね、去年に初めて読んだかな、去年、一昨年かな、一昨年ぐらいに確か読んだと思います。
で、その時に感想を話したりとかもしました。
で、当時は文庫版が出なくて、いま売れてるのは文庫版なんですね。
文庫版がですね、確か50年ぶりとかに出て、その、なんていうんですか、
単行本が出てから50年ぶりに文庫版が出たっていう感じなんですね。
で、その文庫版がすごい売れてるというのがいま話題です。
そのどれぐらい売れてるのかって言うとですね、これ文庫版6月、今年2024年6月に出たんですけど、
そこから今3ヶ月、4ヶ月ぐらい経って、3ヶ月時点で33万部発行らしいです。
これがどれぐらいすごい数かって言うと、去年のですね、
2023年のベストセラーの一つである村上春樹のですね、街とその不確かな壁が、
去年ベストセラー何やったかな、なんかベスト10に入ってたんですけど、それが32万部です。
もう超えてます。どれぐらい売れてるかっていうのはまあそれで、なんとなく分かる人なら分かるかなっていう、
なんとなくね、分かるかなと思います。
はい、で、えっと、100年の孤独、この読んでる人はね、
もうみんなこの辺のニュースとかにもよくわかってるし、内容とかもよくわかってると思うんですけど、
読んだことがない方に向けてちょっとだけ紹介したいと思います。
作家がですね、ガルシア・マルケスっていう作家で、コロンビアの人です。
読書体験とアプローチ
で、ガルシア・マルケスの100年の孤独が初めて出たのが1967年です。
で、それでコロンビアでめっちゃ売れて、なんかこれ、ポッドキャストで聞いたんですけど、ソーセージのように売れたらしいです。
で、めっちゃ売れて、1982年にこのガルシア・マルケスがノーベル文学賞を取りました。
ノーベル文学賞は作品というよりは作家に対して送られるもので、
この100年の孤独に対してノーベル文学賞というわけではないんですけど、
その代表作、ガルシア・マルケスの代表作がこの100年の孤独っていう小説です。
なんかこのタイトルがね、100年の孤独っていうタイトルがどんな本なのかなって思うと思うんですけど、
その孤独っていうからすごい暗い本なのかなって思うかもしれないですけど、
なんかそういう感じではないですね。暗い、引きこもったみたいなそういう感じの本ではないです。
どんな本かっていうと、この100年ってあるぐらいだから歴史の本なんですね。
歴史、歴史というか長い期間の本ですね。
マコンドっていう村を起こすブエンディア家の、
何て言うんですかね、栄子精髄というか、親子3世代4世代ぐらい続くんかな。
でそのマコンドっていう村が、何もないところから村が起こって大きくなって、
で廃れていくまでっていうのが物語られている、そういうちょっと違うけど対話的な小説ですね。
でそれの舞台がコロンビアで、コロンビアの実際の歴史もちょっと反映しているっていうような、そういう小説です。
でこの小説文学っていう話なんですけど、この100年の孤独っていう本は、
ジャンルがですね、有名になりましたね。
マジックリアリズムっていう分類される小説っていうことで、すごい何のこっちゃって話なんですけど、マジックリアリズムっていうジャンルでなってます。
どんな話かっていうと、マジックリアリズムっていうのはなんかそのおとき話と現実が行き来するような、そういう小説ですね。
すごいわかりやすく言うと、日本昔話みたいなとか、日本の昔の妖怪団みたいなやつ、ああいう話を現代でやってるっていう、現代というかそのちょっと前の話ですけど、
だからどっからどこまでが真実でどっからどこまでがおとき話なんか、ちょっとわからないぐらい入り混ざってるのがマジックリアリズムっていう小説のジャンルですかね。
ファンタジーではないんですよね。内容もやっぱりファンタジー的じゃないんですね。
そこにある現実の地続きのおとき話という形で出てきます。
私が思うのは、これが近いんちゃうかなと思ったのがですね、タイの映画でアピシャポンという監督のタイの映画で文明おじさんの森っていう映画があるんですけど、
これが結構現実と、そのなんていうんですかね、お化けじゃないけど、そのおとき話の地続き感が出てるなって僕は思ったんで、そういうのに近いかなと思います。
はい、わかりますかね。100年の孤独がどんな話かっていうのをちょっとわかってもらえたか、ちょっとわかんないですけど。
あとはですね、これ先月、9月の30日のラジオ、アフターシックスジャンクションというラジオでもですね、同じようにバカ売れしてる、なぜ100年の孤独がバカ売れしてるのかみたいなテーマで喋ってたんで、そこ聞いた方がもっとわかりやすいかもしれないです。
もう1ヶ月ぐらい前のラジオの配信なんですけど、スポティファイとかで聞けるんで、僕はそれ最近聞いて、この話しちゃおうかと思いました、今、そうですね、あとはですね、私がポッドキャスト、ザットーというポッドキャストを撮ってるんですけど、そこのトータルで一番再生回数が多い回もこの100年の孤独回です。
これがですね、たぶんこの100年の孤独が文庫が6月に出て以降すごい話題になったおかげで、それを聞いてる人がすごい増えたっていう感じですね。
なんかそれがですね、やっぱり一つがですね、理由があると思うんですけど、その一つがですね、100年の孤独は結構読みにくいって言われてるんですね。
海外の小説なんで、それだけでちょっと読みにくいと思う人も多いと思うんですけど、それ以上にやっぱり、なんて言うんですかね、読み慣れない要素がいくつかありまして、難しいっていうよりも読みにくいっていう感じです。
結構読んでる人はいっぱいいるんで、そんな教養がないと読めないとか、知識がないと読めないとか、そういう本ではないです。歴史を知ってないとか、コロンビアの文化を知ってないと読めないとか、そういう感じではないですけど、読みにくいですね。
その理由の一つがですね、名前、人の名前。海外の小説で人の名前難しいってあるあるやと思うんですけど、この100年の孤独に関しては、同じ名前いっぱい出てくるんですね。人めっちゃ出てくるんですね。どんどんいっぱい出てくる。誰が誰か分からなくなってくる。
だから余計そういう意味で読みにくいっていうのがあります。話どんどん進んでいくけど、誰が誰だったかもうほんまにわけわからないのがあるんですよね。この本の読み方の一つとしては、そういうのを気にせず読むっていうのがいいと思います。
これ誰のことやろうとか思いながらそのまま読むっていう。これ一個一個引っかかってると先に進めないんで、その話そんな大事じゃないみたいなのいっぱいあるんで、どんどんどんどんわからんまま読み進めていくっていうのが僕は正しいというか、最後まで読める読み方だと思ってます。
あとはなんかこう、人がどんな読み方してるのかみたいな、そういう本があったりするんで、百年の孤独を読めなかった人に向けて書かれた本なんかちょっとわかんないんですけど、友田敦さんの百年の孤独を代わりに読むっていう本があったりします。
これもですね、僕持ってて最後までまだ読めてないですけど、ちらっと読むとなんかすごい百年の孤独を読みながら自分のなんか回想みたいなのをずっとひたすら語ってるっていう感じで、これもねちょっと百年の孤独的なんですよね。関係ない話どんどん出てくるんで、それどういうことなのかなとか一時引っかかってると先に進めないからどんどんどんどん適当に読み上げていくっていうのが百年の孤独の正しい読み方だと僕は思いますし、
この百年の孤独を代わりに読むっていう本もそういう読み方でいいんじゃないかなと思います。
この人、友田敦さんは他の本、えーとね、他にもいっぱい本、何個か本書かれてて、パリのガイドブックで東京の街を確保するとか、そういうちょっとどういうタイトルなのっていうような本を書かれたりとかしてるんで、
なんかそういう、なんやろ、思理滅霊術じゃないけど、なんかこう方向はどっちに行くのかよくわからない本とかを読みたい人にはいいかなと思います。
はい、じゃあ今回はそれぐらいですかね。百年の孤独読んだ方とか読む気がない方は、あの私の雑踏の百年の孤独回をぜひ聞いてみてください。終わります。
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