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コーノ
うん。
コーノ妻
何となくこう、ちらほら聞こえてくる限り評判がすごい良いっていうのと、
うん。
戦場カメラマンの女の人が主人公っていうので、あなたが好きなんじゃないかっていうのですごいおすすめしたいって思って見たんですよ。
コーノ
あ、そうなの?
コーノ妻
はい。
コーノ
ふーん。
コーノ妻
ふふふ。好きそうやなと思って。
うん。
どうでしたか?
え、何やろな。
コーノ
いや、好きだ。好きやと思うよ。全然。
コーノ妻
結構その、戦場カメラマン的な情報は、私全然無知な感じやったんですけど、
はいはい。
ちょいちょいこう、あの写真店行ったりとかしたじゃないですか。
はいはいはい。
何でしたっけ?何でしたっけ?誰でしたっけ?
いや、いろいろ、いろいろ言ってるけど。
お、いや、ギヨンのところで行ったやつ。
コーノ
ギヨン、ギヨンはアンリカルテイブレッソンじゃない?
かな?
コーノ妻
うん。
なんか、でその団体何でしたっけ名前。
コーノ
マグナム?
コーノ妻
マグナムとかね。
コーノ
うん。
コーノ妻
そういうのを私は全く知らなかったんですけど、あなた好きじゃないですか。
やっぱり作中にそういうのも出てきたじゃないですか。
はいはい。
ということやったんですよ。
うん。
そこまで私もどれくらいそういうところをフューチャーされるか知らなかったんですけど、
結構珍しいんじゃないかと思って戦場カメラマンこうやってテーマにされる映画。
コーノ
うーん、そうだね。
コーノ妻
しかも近未来。
コーノ
うーん、近未来、ほぼ現代ですね。
コーノ妻
そうですね。
はい。
どんな、どんなようになった?
コーノ
え?
いやだから、あのー、
俺はその報道カメラマン、フォトジャーナリストってどういうもんかなみたいなのは、
昔いろいろ調べたことがあって、写真集とかも買ってたから、
はいはい。
で、なんか調べれば調べるほどやりたくないなって思ってた。
はい。
そのまんまやった。
うーん、なんかあの現場に俺は耐えれると思えなくて、
全然嫌やなって思って、
なんかその、割とそういう、
何やろ、誰やったっけ、名前忘れたけどあの、
日本の映画でも、俺ちょっとしか見てないけど、
あのー、地雷を踏んだらさようならっていう映画があって、
それは、えっと、ベトナム戦争の後の、
カンボジア、ベトナムカンボジア内戦の戦争というか、
ベトナムカンボジア戦争かな、
あの辺のやつを語ってんのかな。
はい。
だから、あとはそういう、
日本の写真家の人の話というかいっぱいあるんだけど、
コーノ妻
だからそういうのを知れば知るほど、
コーノ
無理やなって。
漢字の映画やった、あれも。
なんかその報道写真店みたいなのを何回か行ったことがあって、
そういう現場を結構、
コーノ妻
舞台にした映画って感じだったかな。
コーノ
報道写真が撮られる現場みたいな。
基本、男の人が、
コーノ妻
いわゆるステレオタイプな報道写真家のイメージ。
インタビューする役割みたいな感じでしたよね。
カメラを持ってなかった。
コーノ
報道記者みたいな。
フォトジャーナリストって頭おかしい人が多いって言われてて、
本当に戦場にいるジャーナリストって言いながらも、
コーノ妻
嫌われる。
コーノ
まともな人間はできないからっていう。
兵隊は戦ってるわけやから。
その横でやってるっていうのが、
いろんな人から嫌われる。
もちろん敵からは嫌われるし、相手からは。
そういうちょっとクレイジーな人みたいな感じ。
うっとんだ人みたいな。
言われるから。
キャラもその感じやった。
出てきた報道、フォトジャーナリストみんなそんな感じやったから。
コーノ妻
男の人は。
途中で出てきた友達とかもだいぶそんな感じやった。
コーノ
いい写真撮るなよみたいな。
仮面になる写真撮るなよみたいな。
コーノ妻
みんなああいう感じの、よく言われてる。
そういうイメージやったから。
そういうのもよく描かれてたな。
コーノ
夢ならいい感じやった。
夢っていうか正義感を持って。
コーノ妻
それを言うとあれですよね。
メインの主人公はあれは。
リー、大人の女の人の方が主人公。
コーノ
一応そうやろうけど。
キャストは一番最初は大統領やったけど。
コーノ妻
まあまあまあ。
女性2人、若い子と大人の女性は
多分主張してる人間に寄り添えるキャラとして描かれてて。
ベテランと新人というかほぼ素人みたいな人。
23歳、若い子が。
23歳ぐらいの時に思ってましたか?
コーノ
報道、カメラマンに興味。
そうかな。
もうちょっと言ってたぐらいかな。
コーノ妻
やっぱりそういうのに足突っ込むのはそういう年代なんですかね。
いや全然関係ないと思う。もっと早いと思う。
25歳ぐらいでみんなやったはるから。
やっぱり正気を保つっていうのが難しいじゃないですか。
やらへんやろな、そういう人でないと。
一応あの二人とも途中やっぱりすごい混乱するというか。
気にかけてるからな。
それがちゃんと交互にある感じがすごい絶妙やなって思いました。
転換みたいになってたからな。
そうですね。
コーノ
あの赤のサングラスの人。
コーノ妻
あれ?
コーノ
めっちゃいるやん。
コーノ妻
そんな?リアル感を持って見てたんですか?
コーノ
ああいう人めっちゃいるやん。
典型的な差別主義者みたいな。
コーノ妻
どこにいるんですか?
コーノ
あんな兵隊が一番怖いから。
いかにも見たようなことを言ってるけど、どこにいるんですか?
コーノ妻
ああいう人を写真とか映像とかでいっぱい見てきた。
コーノ
あそこめっちゃ怖かったな。
コーノ妻
何してんのって思うし。
コーノ
見た目がもう。
全体的にめっちゃ綺麗でしたね。
映像が全体的に。
最初だから結構ニュース映像みたいなの使ってたから、
どれくらいなんか鮮明やったねちゃんと中は。
コーノ妻
なんかその印象的に撮ってる感がすごいあったじゃないですか。
火花とかも全部。
芸術的なカメラワークみたいな感じのシーンが、
まあまあ挟まれていくみたいな。
で、音楽もかなり使われてるし。
コーノ
知らんけど多分昔のロックみたいな感じやろな。
コーノ妻
70年代みたいな感じで歌ってたもん最初の。
コーノ
そっか。
コーノ妻
なんでやっぱりドルビーで見てよかったなって思うのはその辺すごいありました。
なんかね、
いろんなことを知ってると多分あっちこっちに散りばめられた要素が、
何か現実の何かにリンクしてすごい深読みできるやつなんやろなって思うんですけど、
意外と直感的にめっちゃ楽しめるやつになってんなっていうのが意外でした。