1. 向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
  2. 第281回「運送業は完全歩合性..
2020-12-25 19:18

第281回「運送業は完全歩合性の時代に!?」

第281回「運送業は完全歩合性の時代に!?」弁護士の向井蘭が、経営者の立場に立って、労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説する番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/mukai/q/
00:01
向井蘭の社長は労働法をこう使え
法律の下で展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト社長は労働法をこう使えは
弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って
経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく
ビジネスに関する法律の問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
向井蘭の社長は労働法をこう使え
向井先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ今日も行きたいと思いますが
はい、よろしくお願いします。
今日はね、向井先生の方からちょっとお伝えしたいお話があるということで
そうですね、はい、そうです。
えっとですね、運送業の、タクシー会社もそうですけども
はいはい
完全歩合性セミナーというものを
日本法令さんで12月の4日にやります。
12月の4日。
4日。で、これから収録します。
で、この放送が流れているときはもう収録されているので
あ、じゃあ参加はできないんですね。
参加できないんですけど、ネットで変えるので
あ、なるほど。セミナーをってことですか。
セミナーの動画音声を変えますので、テキストと一緒に。
で、社労士の西川先生というですね、
あの、愛知の先生なんですけども
非常にこう、運送業の部合給制に詳しい研究している。
そんなピンポイントの社労士の先生がいらっしゃるんですね。
いるんですね。
はいはい。
そうか、名古屋って運送業多そうですもんね。
まあ全国どこでもね、多いんですけども。
えー。
はい。なので、あの、ぜひ、もうこれ聞いているときは終わっているかもしれませんけど
おすすめしたいなと思っています。
じゃあその内容をちょっと一部今日お話ししていただけるということですかね。
はい。
ちなみにそれ、あの、知りたい方はどこ見れば手に入るんですかね。
えーとですね、日本法令の検索ですね。
部合給向い日本法令とか、西川向い日本法令とか。
やれば出てくる。
はい。で検索すると、だいたい部合給向い西川とかで検索すると出ますね。
なるほどですね。
はい。西川幸高先生か、フルネーム、あ、そうですね、幸高先生。はい。
結構長いんですか、組まれて。
いや、そういうことないですね。
初めて。
一緒に攻め合わせるのは初めてですね。
あ、そうなんですね。
最近ちょっと話一瞬ずれちゃいますけど。
03:02
はい。
あの、今日ね質問取り扱わないですが、過去最高ぐらい質問が多いですね。
そうですね。
この1ヶ月。
なんでだろう。
質問読みきれないですよ。
読みきれないですね。
もうすぎて。
すごいですね。
ありがたいですね。
ついにお金の話から、まさに人労働系の話がフォーカスされるのが、もうなんかこの質問を通して体感しますよね。
はい。
まあそんな中でね、やっていきたいと思いますけど。
はい。
いかがですか、そのあえて運送業をさっき部合というふうにおっしゃっておりましたは。
あの、完全部合なんですけど、今回のセミナーで話すのは、
はいはい。
簡単に言うと、完全部合にすると、簡単に言うとですよ、残業代は払わないといけないんですけど、
簡単に言うと0.25しか払わなくていいんですよ。
1.25とか。
まあまあ0.25というか、割増分しか払わなくていいんですよ。
0.25、0.35とか。
というのは部合級の中に、残業時間の賃金も含まれていると、割増以外は。
という、労基法上の仕組みがありまして。
はいはいはい。
ですので、例えばですね、一般的に運転手さんは30万固定給で80時間働くと、
だいたい20万ぐらい残業代もらえちゃうんですよ。
だいたい。
それでいいかな、30万。
そうですね、20万ぐらいもらえるはずなんですけど。
なんですね、はい。
それがですね、8分の1ぐらいになるという計算になります。
からくり。
からくりになります。
2万円から3万円ぐらいで済んじゃうっていう。
払う側からすればってことですね。
そう、払う側からすればですね。
で、どちらも労基法上問題はない。
運用上問題ない。
それってすごくないですか。
数字だけ見るとそんなことあるんかいって感じですね。
あるんかいって思うでしょ。
あるんかいって思うでしょ。
そんな嘘だでしょうと、そんな認識は許されないでしょうってなるんだけど。
8分の1、現じゃなくて8分の1になるんですよね。
8分の1になっちゃう。
そんなことありますよね。
そう。
はい。
7分の1とか8分の1ぐらいになりますね、だいたい計算すると。
そうすると、弁護士さんに訴えられてもそんなにすぐ困らないという内容になりますよね。
あと経営上も、当然働かない運転手の人はそれなりの給料になりますから、働く運転手さんにお金払いますよね。
はいはいはい。
はい。
で、完全部合って違法じゃないのってよく言われるんですけど、違法ではないんです。
06:06
ただし補償給を決めないとダメ。
ああ、はいはい。
外資的な言葉でいう、振込的なものですか、完全部合って。
外資も同じですね。振込ですよね。
運送業、振込師の時代。
そう。時代に逆行してる感じでしょ。
うんうん。
いやいや違うんですよ。もうこれしかないんですよ、僕も研究して。
それはどの観点に立った時にこれしかないんですか。
えっとですね、3月30日に最高裁判決が出たんです、今年。
はい。
コロナ真っ只中の時に、最高裁で。
国際自動車っていうKMタクシーっていうですね、東京でタクシー乗ってたら大手4社のうちの1社なんですけど、
ありますね。
で、KMタクシーの乗務員の人が、この賃金制度はおかしいって言って訴えて、
で、6年ぐらいかかって最高裁まで行ったのかな。
で、判決を出てですね。
で、うよ曲折あって、最終的には全面焦燥したんですね。
ほうほうほう。
そう。
で、これも話すと長くなるんですけど、簡単に言うと、
部合給を払ってるんですけど、当然タクシー会社の運転手さんには。
うんうん。
残業代が出るんですよ。部合給固定給に対して。
うんうん。
浪費補助。
うん。
それを差し引くんですね、部合給から。
部合給が10万、仮にですよ。部合給が10万円で、
はいはいはい。
図表代が5万円。そんなことないけど、そんな長時間労働なんでそんなことないんです。仮にですよ。
うん。
そしたら、普通10たす5じゃないですか。払わないといけないのは。
はいはいはい。
それを10から5引いて5たす5にしちゃうんですよ。
ほうほうほう。
それっていいのって思うじゃないですか。
うんうんうん。
要するに、部合給って自由設計だから、
残業代を引いたお金を部合給にしたっていいだろうって理屈なんですよ。
分かりますかね。これ分かんないな。
いやいや、理屈的には分かりますけど。
何の考えのもとにそれが許されるかがちょっとピンとこないですけど。
要するに自由設計だろうっていうことだったんですね。
そこが優先な作業ですね。
これが最高裁で、いやいやこれは実際部合を残業代に置き換えてるだけで、
違法だと。
うんうんうん。
いうことで負けちゃったんですね。国際的に。
はいはいはい。
運送業も同じやり方やってるんですよ。
部合から残業代引いたり、部合を残業代で払ったり。
うんうんうん。
部合給なのに、残業代A、B、Cみたいな名前つけて払う。
09:05
ですよ。
あ、そっか。今回それが3月31日で負けたんですね。
負けたんです、3月31日。
あ、なるほど。
でも負けたって聞けば、感覚的には負けるよねという感じしますけど。
そうでしょう。
はい。
で、いよいよ最高裁で負けちゃったんですね。
うんうんうん。
そうすると時間で払うしかないんですけど、タクシーも運送業も、
例えば遅く、悪気ないんですけど、容量悪く走ってる人の方が給料高くなっちゃうんですよ。
なるほど。
それって、やっぱりちょっと経営上は困るわけですね。
うんうんうん。
よりたくさん荷物を運んでもらって、お金もらってる人に払いたいじゃないですか。
はいはいはい。
実質受け負いですからね、運送業は。
うんうんうん。
だからそれを雇用にしてるのは無理があるんですけど、
それを、まあ完全具合何が悪いと言ってやるしか、もう方法ないよっていうセミナーなんですよ。
なるほど。
そんなセミナー、人来るんかいってなったんですね。
あー。
向井さんと。
で、日本法令もマイルドなタイトルにしたんですよ。
はいはい。
ちなみにタイトル名は?
完全部合級の実務みたいな。
あー。
ふわっとしてますね。
ふわっとしてんだよ。
うんうんうん。
いやいやいやいやいや違うでしょ、違うでしょと。
これさえやればOKとかそんな感じにしたらどうかなって僕は言ったんですけど、
なんかふわっとなっちゃって、
そんなまあいいかと思って、
そしたらね、まあいっぱい人来て、それで、
それはそうですよね。
なんでかって言うと、山ほど仕事あるんですよこれ。
これで困ってる運送業かなりある。
あー。
残業代問題。
で、経営上も完全部合の方がいいじゃないですか。
はいはいはい。
で、未払い残業代問題の悩まされなくて済むと。
一石二鳥なわけですよ。
うーん。
で、基本、えっと参加者は運送業の経営者とか人事ですか?
いや、車道士。
車道士の先生ってことですよね。
これは車道士。
はい、車道士。
で、僕はもうこれ別に自分でなんか、
あのー、なんですか、これでお金儲けようとは思ってなくて、
車道士さんに広めてほしいんですね。
完全部合。
なるほど。
で、なんでかって言うと、
うちに来る未払い残業代請求の案件の、
弁護士さんがつく未払い残業代請求の案件のうち半分は運送業なんです。
あー。
運送業。
うんうん。
だから運送業さえ抑えれば、
裁判所とか弁護士が関与する案件半分に減るんです。
うんうんうん。
そう。
なので、運送業についてちゃんと抑えるのが大事で、
12:01
はー。
うん。
まあ僕は絶対、やったほうがいいなとは思って、
結構熱い気持ちで、
挑んでるんですね。
挑んでるんですが、
まあそれなりに今でも反響はありますね。
へー。
あります。
今、完全部合推奨するような業界って、
向井先生の中では、
一旦今だと運送業ぐらいですか?
運送業、タクシー。
あー。はいはい、その業界ね。
うん。
運送業、タクシー、あとは、
完全部合、やっぱり物を売る営業職ですね。
なるほど。
これも、まあ完全部合でもいいんじゃないかなって思うけどな。
あの言い方違いますけど、最近安田さんと一緒に
雇わない経営っていう形でされてますけど、
雇わない経営って究極あれですよね。
完全部合ですよね。
完全部合です。
で、完全部合だとパワハラは減ると思う。
ほうほう。断ればいいし。
労働問題もセクハラも、まあないってことはないけど、
セクハラ、パワハラも、まあ減るでしょうね。
あー。
うん。だって自分が責任を取ってますから。
あの、貰う側がってことですね。
貰う側。
支払われる側が。
うん。
で、セクハラなんで我慢してるかっていうと、
当然あの、自分、会社辞めると困っちゃう、逆らって、
辞めさせられたったり嫌がらせると困っちゃうからですけど、
あの、完全部合の場合は、いや結果出してるから、
逆に社長さんはセクハラやってる方を
クビにするでしょうね。
はいはいはい。
辞めてもらう、辞めさせちゃうでしょうね。
まあどっちが正しく評価されるべきかっていう話がちゃんとできますよね。
そう。
ああ、そういう意味でも。
だからまあ、そうね。
あの、まあセクハラ、パワハラそう簡単になくならないってのはその通りなんだけど、
実際は、まあ、じめじめしたハラスメントは減りますね。
ああ。
うん。
向井先生の知る範囲で、その成果報酬というか、まあ完全部合か、
完全部合という仕組みだからこそ生まれてしまうハラスメント系の話ってあるんですか?
完全部合のハラスメントは少ないんじゃないですか。
あんま効かないですか?
あんま効かない。
いや要するに食べていけなくなるっていうのはありますよ。
まあそれはハラスメントとは違う話ですもんね。
うん。
あの、パワハラと結構パラレルなんですよ。
パワハラって何で起きるかっていうと、我慢する。
何で我慢するかって言うと、辞めたくないわけですね。
15:04
ですよね。
うん。
で、辞めてどこでもやっていけるような、まあそういう能力があれば、
まあ辞めればいいだけですからね。
あとは、できない人を会社に雇わないといけないので、
怒んないといけないと。
うん。
自動教育しないといけないと。
はいはい。
そうすると、できない子供に勉強を教えるのと同じで、
お母さん怒っちゃうわけですよ。
いますよね、怒っちゃうお母さん。
いますね。
まあ僕も怒られたけどいっぱい。
はい、お母さん聞いてるから気を付けたほうがいいんじゃないですか。
そうですね。
はい。
まあ愛のムチですからね。
何でフォローしてるんですか。
ちょっと遅いけど。
はい。
でも、怒られてできたかは微妙なんですよね。
実際ね、うちのお母さんはどう思ってるかわかんないけど、
僕何でできたかっていうと、
怒られたっていうより、
お母さんが自分で教室始めちゃったんですよ。
ああ。
で、僕に構えなくなったんですよ。
ああ。
他の子供を見ないといけないから。
はいはい。
で、他の子供を見てるうち、
教えるの上手くなったんだと思うんですよ、おそらく。
なるほど。
だって他の子供に怒れないじゃないですか。
怒られてるのに。
あ、こんな感じでやらせればいいんだなって思ったんだと思う。
へえ。
その話、お初ですね。
あとは他の子供を教えてると、
手が回んないんで、
自分の子供もそんなに四六時中見られないんですよ。
なるほど。
自発的にやってもらわざるを得なかったんですね。
で、できたとかそのぐらい言うだけで、
もうあとやっぱりすごい準備で大変そうだったんで。
だから、なんていうのかな。
これからやって成績上がるんだったらいいんだけど、
実際は真逆ですよ。
僕の経験から言ったら。
もう頭真っ白になるんだけど。
運送業の。
あれ、なんの話?
運送業のなんでしたっけ。
完全部外からお母さんクモ敷きの子育てなんですよ。
なんで、全然脈絡。
いやいや、教育というかね、人材開発教育というところで非常に近しいところありましたけど。
だから結構ね、固定給の運送会社だとガミガミ起こる会社もあるんですよ。
だってお前このぐらいは運んでくれよとか、
お前何やってんだよとか、
もうこんな遅いルート、こんなルートでこんなノロノロ走ってみたいなあるんですけど、
完全部外の長距離とか全然ないですね。
すごい大人の世界ですね。
大人ね。
相談受けたとき。
あと、過労死の問題が逆に完全部外は起きてましたね。
なるほど。
そう。
というわけでね、今日は運送業の完全部外性の進めということで、
シャロシの先生を対象に今回シャロシの先生と組んでセミナーするということですので、
18:02
もし興味ある方は向かい欄。
西川日本法令。
日本法令ですね。
運送業完全部外球性への制度変更と設計の実務。
で検索すると、
その辺りで検索いただいて。
出ますので購入してよろしければいただいて、
西川先生も長年研究しているので素晴らしいと思います。
ぜひ興味ある方はチェックしてみてください。
よろしくお願いします。
というわけで今日の辺りは終わりたいと思います。
向井先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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