1. 向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
  2. 第197回 特別ゲスト・久野勝..
2019-05-16 23:27

第197回 特別ゲスト・久野勝也氏「世界一を目指す国で感じた脅威」

第197回 特別ゲスト・久野勝也氏「世界一を目指す国で感じた脅威」弁護士の向井蘭が、経営者の立場に立って、労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説する番組です。
00:01
向井蘭の社長は労働法をこう使え
法律の下で展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト社長は労働法をこう使えは
弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って
経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく
ビジネスに関する法律の問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
向井蘭の社長は労働法をこう使え
はい、向井先生、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、新鮮レポ引き続き第2弾ということで
久野先生にもお付き合いいただきまして
いきたいと思いますので
社会保険労務士法人東海久野正弥先生
第3回目になりますが、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
新鮮レポですが、ちなみに前回はね
新鮮の成り立ちの歴史から
実際に回ってた無人という切り口での
新鮮をちょっとお話しさせていただきましたけれども
久野先生的にザックバランにどうでした?
この2日間新鮮回ってみて
いや、もともと私が行きたいみたいな話で
発案したんですけど
そうでしたよ
すごい刺激的で
私やっぱり直感的に感じたのはですね
中国っていう国が世界一を目指してるなっていう中で
この新鮮っていうのは
世界一になるための
一つの手段というような感じで
実験的な
実験都市か
実験都市で
たとえば高速道路の五車線で
とにかくもともと
北京とか上海って結構渋滞が多いと思うんですけど
新鮮ってほとんど渋滞がなくて
そもそも始めからでかくしてやると
世界一のための都市で
やっぱり世界で一番速いスピードで進化してる都市だな
っていうのを改めて感じました
上海と比べると
都市計画みたいな観点で言うと
どうなんですか?
いや、ものすごくよくできてます
やっぱりそうなんですね
さすが、その後気づきますね
渋滞がほとんどない
なかったですね
そうでしたよね
あと歩いてると
歩き始めたらすぐ赤信号になる
点滅するっていう
いきなりピコンピコンピコンってなってます
青になったばっかだよと
思いますよね
そこですか
確かに
カルチャーショックですよね
いや、上海もね
場所によってはあるんですよ
渋滞激しいとこは
青信号すぐ点滅させるんだけど
ここだいたい
基本的にすぐ赤になっちゃう
全部そんな印象でしたね
03:00
もうスピード重視で
車どんどん通らせてるっていう
街の仕組み自体がスピード重視で
あんまり個人の人権とかより
経済成長
そっちを優先してる感じですね
それやっぱ新鮮
上海と比べてもその感覚あるんですね
ありますね
上海でも歩行者のことを全く無視してる
っていうところ一個だけあって
ルジャーズイっていう金融街
あるんですよ
ものすごい上海タワーとか
百何十階建てのビルがある
有名な
よく写真で出てくる綺麗な高層ビルがある
高級ホテルとかある
あそこは歩行者は完全に無視してますね
渡れないからまず
渡る場所が
100メートル先とか
久しぶりにルジャーズイとか行くと
歩道が消えてる
車で動ける
横断歩道なくなってんの
前渡れたじゃんと思って
渡るなと邪魔だから
そんな感じです
それをなんとなく新鮮にも感じる
感じますね
スピード重視でやるから
歩行者は我慢しろと
考えてみるとその感覚はありましたね
ちなみに他に
新鮮な印象はありますか
私は古門崎が製造業が多いんです
特に愛知県の古門崎が
自動車関係やってまして
今ケースの電気自動車で
新鮮のBYDに初めて乗りましたけど
中の内装とか見ても全然問題ないし
日本車とプロが見たら
違うのかもしれないんですけど
私は素人の感覚だと
全然変わらないなと思って
これは脅威だなとか
やっぱり電気に移行していくな
っていうのは肌で感じましたね
一方で日本車も意外と
走ってるなという印象もあります
僕もびっくりしたのが
トヨタ車がとろすごく多い
多かったですね
香港も多かったですけど
新鮮もこんなに多いんだと
香港に関してはほとんどタクシーはトヨタでしたね
車内は日本車も多いんですけど
トヨタだけ多いってことはなくて
だいたいトヨタ、ホンダ、日産が
均衡している感じなんですけど
こちらはトヨタがかなりシェアファー
どのくらいか分からないですけど
多くて
BYDも多いですけどね
走ってましたよね
地元のメーカーですからね
06:00
だけどトヨタの信頼度というか
ブランド力というか
びっくりしましたね
そこはありつつ
まさにプロ先生がおっしゃったように
一方で電気自動車が
バンバン走っているという
両方が動いている感じはありましたか?
そうなんですよ
そんな最先端テクノロジー
中国シューコンパレーと言われる中で
DJIも行ったじゃないですか
行きましたね
DJIを簡単に会社のご説明を
DJIというのはドローンといって
無人小型
最近さすがに皆さん
ドローンで分かるんじゃないですか
分かりますか
よく撮影とかテレビの撮影とかで
風景とかを
最近NHKの特集とか多いですよね
ドローン撮影
なんでこんなとこ撮れんだろうみたいな
空中撮影は
ヘリコプターとかじゃなくて
ラジコンみたいにドローンで
無線で飛ばして操作して
綺麗に滑らかに動きで撮影できるっていう
そういう最初は
遊びみたいな感じから始まったのかね
分からないんですけど
それが今は
例えば撮影に使われたり
仕事で使われたり
農薬を散布したり
地図の計測ですね
地形の計測に使ったり
あとは今進んでると言われてるのは
軍隊ですね
無人でカメラ使って
人を殺すっていうか
銃で撃つ
攻撃される恐れないですか
前は飛行機飛ばして
ジェット機攻撃してましたけど
今はそういうことをしてます
遠隔でドローン飛ばして
銃で撃つっていう
そういう話は聞きますね
そのDJIという中国の会社が
今ドローンのシェアが
70%ぐらい
あれ本社に行ったんですか
本社じゃないんですね
ショールームという
見せていただいて
通訳のもとに聞かせていただきましたけど
2つしかやってくれないんですよ
5機?4機ぐらい
全部やってくれないんだと思いましたけど
一応2つ動かしてくれて
説明してくれて
日本製のドローンもあるらしいんですけど
よく墜落するらしくて
こっちのほうが?
品質は中国製のDJIのほうが
言われてるんですね
そのDJIで久野先生は
お買い物されてましたけど
私カメラを買いました
デザインエンドローさんも買いました
設定に時間がかかりすぎて
09:01
やべえなみたいな
目的を果たせない
単なる買い物になってしまうぞと思いながら
あれはすごくないですか
実際買ってみて
iPhoneとガジェットが
片手で持てるような小さいところに
iPhoneと接続して
例えば向井先生を
インターフェースで顔を押さえると
ずっと追いかけてくれたり
みたいなことをしてくれるんですけど
どうですかね
機能的に超微妙じゃないですか
そうですね
追跡機能で追いかけてくれるのはいいんですけど
ズームとかできないので
自分が走っていかなきゃいけないとか
いろいろと問題はあるんですけど
やっぱり発想でいうと
すごいなと思います
やっぱりさっき向井先生が言ったように
スピード早いって話がそれで
よくこれで一旦市場に
出しちゃったよなみたいなところで
一旦出してるんですよね
アプリも全部連動してて
アプリとかひどいんですよ
撮った映像全部アップできて
みんなでシェアできるみたいなのも
全部敷いてるんで
インフラ整ってるんですけど
物体のデバイスの機能が
日本だったら多分
30点とかで出してる感じですよね
あれで多分実験ぐるぐるやって
さっきの無人店舗じゃないですけど
そういうスタンスでやってる
このシンセのスピードを考えると
ちょっと驚異的だなという感じはしましたけどね
そうですね
間違ったら直せばいいやっていう感じです
ほんとそんな感じですね
この陣は間違い許されないじゃないですか
いやほんとそうですよね
どんどん良くなっていきそうな感じは
しましたね機能も
現時点においても
ドローンなんか性能で及ばないのに
もっと試行錯誤したりされたら
ちょっと怖いですよね
確かにね
ドローンもきっと結構ひどい状態で
一旦出したりして
今あそこまでいってるんですよね
やっぱすごいなぁと思いましたね
ハードの面でもどんどん中国企業が良くなって
ハードも行ったじゃないですか
会社名何でしたっけ
Xiaomi
Xiaomiね
北京の会社ですけど
シンセのショールーム行きましたけど
Xiaomiも最初はバカにされてて
iPhoneのパクリーダーとかね
そっくりのものを出したんですよ
6年前
行った店舗なんてアップルストアみたいな感じの
アップルかなって感じでしたよね
なんだけど
値段安めに売るんですけど
ブランド力も当時は
ちょっとバカにされる中国では
Xiaomiなんか持ってみたいな
だんだん進化してきて
今は高性能の機種も出すし
あと家電に進出してきて
自分では作らないんですけど
12:01
色んな会社に作ってもらって
スマホ経由で家電を操作するっていう
IOTですね
あれを急速に進めていて
家にいたらエアコンとか電気とか
ルンバみたいなのもありましたね
あれもスマホで全部コントロールできるっていう風な
そういう経済圏を作ろうと
そういうことだったんですね
していて
インドとかだとXiaomi1位か2位かな
シェアは?
シェアは
そんな伸びてる
値段が3分
iPhoneに比べて
3分の1どこじゃないか
3分の1どこじゃない
一番安いのは日本円で2万円ぐらいですけど
僕が触って
何も困らない感じで
別に遅いとかそんな感じしなかった?
なかったです
これでいいんじゃないの?っていう
ムカリ先生乗り換えようかなみたいな
そうそう
これだったら別に
iPhoneじゃなくてもいいんじゃないの?
って思いましたよね
ですよね
シンセとにかく回りまくってきましたけど
そんなところでしたっけ?
あとは電気街行ったんですね
電気街
電気街は何かありますか?
思ったこと喋れみたいになってますけど
電気街ね
秋葉原の100倍ぐらいの規模ですから
僕ら回ったスペースって
おそらく10分の1ぐらいです
そのぐらいしかチラッと行ってないんですけど
1日かかっても回りきれないかもしれないですね
回りきったところで
マニアックすぎて
1店舗がある特化した部品みたいな感じじゃないですか
ディスプレイ店舗が
どっかのよくわからない基盤店とか
すさまじかったですけど
あれもでも不思議ですよね
インターネットの時代なのに
ああいうアナログな
ホリデンボが存在してるっていうのはびっくりで
今シンセに行ったら
アイディアと設計図があれば
作ってくれるっていう場所だって言われてますよね
いろんな業者が組み立てとかしてくれるんで
部品とか全部揃ってるから
ベンチャー企業は育ちやすいって言われてます
アッセンブリー
そうですね
都市ですね
都市ですよね
そんな形でシンセ回っていきましたけど
キーワード的にはどうですか?
さっきスピードって話と
世界一みたいな話はありましたけど
もう完全にこれから成長する産業に
巨額の投資をして
スピード重視で進めてる感じですよね
ありましたよね
この番組労働法ですからね
大喜利並みにいきたいところですけど
15:00
どうですか?
労働法という観点から見て
シンセ
半年後になくなってますからね
店とか
仕組み自体が変わってるから
日本の労働法なんて
ついていけないですよね
スピードに
だから
中国も実はすごく法律自体は厳しくって
労働法はついていけてないんですよ
でも無視してやってる
無視してやってて
それで国が上手くいってるんですけど
日本人はやっぱりね
法律守るっていう意識が強いから
法律変わらないとなかなか変わらないですよね
政府も本当は変えたいんですよもっと
だけど支持率下がって
反発受けて支持率下がって
選挙で負けちゃうから
言わないんですけど
ちょっとこれもう
いきなり人を一千人雇うとか
一千人減らして一千人雇うとか
この前どこでやったかな
この前どっかのリストラで
やってましたね
DDか
DDって今ちょっと苦しくて経営が
いろいろいろんなとこから投資してもらって
最初お金あったんですけど
なかなか上手くいけないところもあって
結局運転手さんが安いといなくなっちゃうんですね
お客さんもシビアで
タクシーの方が安かったり早かったりしたら
使わなくなるんですよ
そのプラットフォームにどっから意味ないと
そうであと競合が
入れ替わり立ち替わり出てきて
安売り競争を仕掛けてくるんですよ
出ては消えて出ては消えて
その度に消耗して
今お金ちょっと足りないんですよ
リストラをしたんですけど
二千人か三千人減らしたね
IT技術者だけで何千人いるのかな
二千人か三千人いるんですよ
IT技術者だけですよプログラマーとか
すごいのは二千人か三千人減らして
二千人また雇ってるんですよ
それは何を意図してるんですか
仕事ができない人を辞めさせてるんですね
入れ替えた人
特段問題は?
あるに決まってますよ
関係ないそんなの
そんなの関係ないから
辞めて?辞めてください?
どうですか?
辞めないお金払うよ
どうですか?
君このままだったら仕事ないよ
終わり
今だったら転職もできるよ
うちにいたからって
あっという間に二千人ぐらい
バッと辞めさせるんです
人の流動性のスピード感も
日本じゃ追いつけないような形で
辞めた人不幸せになるか
そんなことなくて
DDで技術者だったら
じゃあうちに来てどうですか?
18:00
って給料上がる人だって言いますよね
ポケットがでかくなってる分
いくらでもまだ
切られても下皿があると
なのでだから上手くいってる面もあるんですけど
こんなスピードでは
こんなスピード社会に
日本はもう立ち打ちできないなっていう
暗い気持ちにもなりまして
今ちょうど日が落ちまして
部屋も暗くなってる状態だったんで
なんか気分が
怖くなるかもしれない
わかりましたが
どうしたらいいんですかね
いやでも現実をね
今回ファクトベースでレポするということですので
無理くりポジティブに持っていく必要もなく
結構実態としてやっぱ
中国の勢いすごいぞということで
一ついいんじゃないですかね
そうですね
ですから労働法の枠だけで考えてても
もうダメだなっていうのは
すごく感じましたよね
いやそうですよね
最近戦略をやってまいりましたが
久野先生は
向井先生がここまで考えてる
いろいろ吸収してるんだなというのも
圧巻でしたけどいかがでしたか
そうですね
やっぱり日本で
普段いて
特に私シャロー事務所なんですけど
結構国内の法律に守られてるな
っていう感じがありまして
海外に来るとですね
本当にやっぱり
世界での戦いで
特に中国っていう世界一目指してる国と
日本っていうのを
そういう構図の中で
やっぱりビジネスやってるっていう実感が起きるので
やっぱりここを経営者は
まず見ないといけないんだろうなっていうのは
なりましたね
もう明らかに世界一目指してますよね
そうですね
日本は目指してないですよね
日本は何を目指してるのかっていう話よね
タクシーの後ろで二人されてましたね
言われてみると
何目指してんだろうっていう
今現状で目標がないですよね
そうですね
そこはすごく考えまして
労働法の方向性とか
そういうところってやっぱり
国家の施策に反映されるべきところだな
と思ったんですけど
やっぱり中国に来て
改めて日本の方向性っていうのを
知りたいと思いましたし
あるのかなと
政治家の人に
無人コンビニに入ってもらわないと
小さなコンテナみたいな
無人コンビニ
実は外から見ると
動物園に見えますよね
檻に入っている
武海先生のような感じ
あんまり行ったら怒られそうだなと思いながら
絵的には結構政治家の
ぜひ入っていただくと
政治家の
偉い先生に
来てもらって
檻に入ってもらう
いいと思うんだけどな
いいと思うんだけどな
表面的な
IT企業の本社とか
すごいなって終わりだけど
勝手にこういうことを始めて
勝手に進化するっていう
21:00
消えていって
また誰かやり始めて
誰か一山当てるみたいな
こういうのは自然に起きる
時に
我が日本国はどうやって
立ち打ち
もうできないんでしょうけど
独自の道で何を目指していくのか
確かに
ナンバー目指している
国は強いですよね
全然違いますね
日本確かに
何を目指しているんだったら
それって大事ですよね
目的があって
初めて法律とか
経済とかマーケットがあるはず
非常に大きな命題を
掲げたまま
帰国することになりますが
非常に大事なファクトを
身にしめて持って帰りますので
今後もこの番組を
いろいろとアップデートしていきたいと思いますので
引き続き皆さんも
聞いていただきたいなと思います
クロ先生はどうしますか
質問来てるんですけど
最後お付けいただけますか
今日の収録は
これでおしまいですか
お腹空いてきた
まさかの
お腹空いた問題が浮上しましたので
お腹空いてきたので
新選収録は
このぐらいで
終わりということになりましたので
クロ先生どっかのタイミングで
1年後とか
先生も
別の国もそうだし
先生も取り組み
インターネットとかの
番組とかも持つ可能性もある
そんな話もあるんですか
じゃあその時は
ぜひ番組でもご紹介させていただきますので
引き続き向井先生と連携して
ご活躍いただきたいなと思います
というわけで
クロ先生や向井先生ありがとうございました
ありがとうございました
本日の番組はいかがでしたか
番組では
向井蘭への質問を受け付けております
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