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2018-12-21 18:55

第176回「パワハラおじさん図鑑14選 vol.1 」

第176回「パワハラおじさん図鑑14選 vol.1 」弁護士の向井蘭が、経営者の立場に立って、労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説する番組です。
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向井蘭の社長は労働法をこう使え 法律のもとで展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト社長は労働法をこう使えは、弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って、経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく、
ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。 向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生、本日もよろしくお願い致します。
はい、よろしくお願い致します。
さあ、今日もやって参りたいと思いますが、感謝メールが最近来ておりまして、
一つご紹介していきたいと思います。
36歳の社長の先生ですね。女性の方からいただいております。
勘違いおじさんについてお話をしている回ですが、第113回、弁護士事務所で労働問題が起きる時代でした。
セクハラ研修の講師をやるたびに、セクハラしている人ほど、俺のキャラなら関係ないなと思っています。
まさに勘違いおじさんだなと思いました。大変面白い話ありがとうございました。
もう本当に感謝状です。
女性の先生、特に社長の先生からは同じような感想を。
この先生は私もよく仕事も一緒にさせていただいて。
ご面式ですね。
この先生だけじゃなくて、女性の先生からは同じようなことを言われますね。
皆さん、感想としては似ているかな。
前回でセクハラおじさん図鑑をやりましたし、その辺も今後…
今後充実させて。
充実図鑑を。そんな増やしちゃいけない図鑑ですからね。
そうですね。ない方がいいですけどね。
確かに、あのおじさん図鑑みたいな世界があるかなと思いますね。
いつかあのイラストレーターの方とコラボしたいですけどね。
ちょっと私アップロードしてみましょうか。
それいいな。
本気でやりますよ。
セクハラパワハラおじさん図鑑。
やりますか。今自分で振りました?
確かに。それいいですね。
やりますか。やっちゃいますか。
本じゃなくても企画としてね。
小冊子でセクハラパワハラ講習用で。
いいですよね。あの方面白い感性だし。
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慈悲でちょっぴりちょっとお金いただいて販売をさせていただくとか。
いいじゃないですかね。
それでなんとか。
それいいな。
向井先生の講演、その辺の問題を扱う時にはその冊子配られるっていうね。
このイラストレーターの方、おじさん愛。
このというのはですね、おじさん図鑑という書籍が出てました。
お名前ちょっと今。
今手元に図鑑がないんです。
図鑑がない。
ぜひね、そのイラストレーターの方とつながってる方いらっしゃったらご紹介いただきたいですね。
おじさん愛が中村隆さんですね。
中村隆さんでしたか。
そうなんですよ。
ひらがなで中村隆さんですね。
たまたまね、神楽坂のカフェに座っていたら、おじさん図鑑って置いてあって。
なんかおじさん図鑑シールってのもありますね。
いらないですね。
それはいらないですね。
すごいなぁ。
ダメだんなお図鑑とかいろいろあるんですね。
なんかね、書きたくなります。
そろそろおじさんネタやめまして、本題に行きましょうか。
われわれ検索しだしてますけど。
そして今日はパワハラおじさん図鑑ということで。
14選。
向井先生がセクハラおじさん図鑑に続きまして、パワハラおじさんの14タイプを。
14がね、ちょっとかぶるものもあったり。
もうちょっとあるかなーって思ってるんですけど、現時点では14選。
14選。
あんれん100選っていう温泉100選とかね。
パワハラおじさん14選で。
100には届かないところですけど。
全然足りないですけど。
OKはいいって問題じゃないですからね、これは。
結構ですね、この中から一部、2、3個、4個とかね、やろうかなって話だったんですが。
見ていくとどれもシンクってるので。
ありがとうございます。
全部いきましょうか。
ありがとうございます。
そして多分時間ありませんので、第2回にわたって。
いきましょう。
パワハラおじさん図鑑14選。
1個目。
いびりタイプって何?
どや顔で言わないでくださいよ。
いびりタイプ。
はい。
いびりタイプはちょっとおじさんって言っちゃったんですけど。
女性の上司もありまして。
本人は自覚がないんだけども。
指導注意をしている間に部下が泣き出す。
あとは若手社員であればあるほど。
逃げるように辞めていく。
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これが5年も10年も続く。
だけど言ってる内容はおかしくはない。
本人は真面目に仕事をしている自覚、つもりがある。
会社ももちろんきちんとはしてるとは思ってはいるけども。
とにかく部下とか新入社員が辞めてしまう。
定着しない。
その人ばかりのノウハウとか経験が蓄積していって、
その人しかわからない仕事がどんどん増えると。
一方で仕事は結構できる。
その道長いですからね。
いらっしゃいますね。
経理、総務とか。
資材部門とか。
ありますね。
現場を取り仕切ってる方とか。
いびりタイプ。
言ってることはおかしくないから、
あんまりパワハラの裁判例とかには出てこないんですよ。
出てこないんだけど、言われた方とかが泣き出したりとか、
大喧嘩なったりとか、
こういう社内にとって困る揉め事が起きるのがこのタイプ。
これはパワハラおじさん図鑑というふうに言っておりますが、
パワハラのタイプとしてありますが、
そのパワハラになるかどうかは、
このポッドキャストはですよ。
パワハラおじさんをどう扱っていくというところがポイントになる。
解決方法を提示しないといけない。
いびりタイプの方は、自分は正しいと思ってるから、
注意したり、場合によってはこれダメだと思って配置展開したり、
対象干渉したりすると、すごい拒絶反応、恨まれますね。
すごく難しいので、私がお願いしているのは、
こういうタイプは、タイプって言うと失礼だけど、
ずっと人生経験、これが正しいと思って人生経験積んでるんで、
それを否定すると攻撃されてると思っちゃうから。
だから、秋山城さんじゃないけど、
まずは受け入れると、会社として。
一生懸命今までやってきたと言ってることも、
正しいことも多いと頼りにしてると言った上で、
例えば言い方とか、相手の世代年齢とか、
そういうのを配慮して、指導教育をしないと、
やはり同じようなことが続けば、
もう、配置展開も含めてやらざるを得ないと。
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だけども、非常に期待してますから、
ぜひ気をつけてみてくださいと言って、
100ある被害を50に減らすとか、
そういう方策になるんじゃないかな。
リスク管理になってくる感じですかね。
そうですね。
では、2つ目。
2つ目は能力限界型っていう。
これもあんまり見ない。
あんまり見ないんですかね。
あんまり犯例には出てこないんですよ。
こういう分析はしてないです。
だけど、私が見てる感じでは、
完全に能力を超えて昇進してしまった。
もしくはもう能力を超えて、
仕事を責任を与えられてしまった。
ありますね、このケース。
っていう方がパワハラになるケースっていうと。
タイプによっては、
うつ病になったりとか、
自分を責めたりとか、
そういう人もいるんですけど、
人を攻撃するってタイプもいるんですよ。
職責の重さが故に、
自己防衛として相手を責めちゃうってことですね。
これうまくいかないのはお前のせいだと。
お前がこうこうこうだから、
だからお前はなってないんだみたいなのをね、
延々職場で大声を出して言うと。
これは実はね、
ご自身の能力も足りてない場合が厳しいかとすると
多くて、本当に自分ができるような、
例えば問題解決できるような仕事だったら、
余裕があるわけですね。
じゃあやってみたらと。
できなかったら、
いや実はここなんだよポイントはと。
こうやったらできるから。
一緒にやろうとこう言えるんだけど、
もうできないから自分は。
怒鳴る。
怒る。
それでなんとか自分を保ってるっていう。
こういった能力限界型の方の対処法というのは。
広角人事はやっぱちょっと可愛い。
これから言う内容はね、
ちょっと私優しすぎるかもしれないんですけど、
おじさん図鑑も愛があるじゃないですか、
おじさんに対して。
愛がないとね、ダメなんですよ。
初めて愛を語る弁護士の先生名の前にしましたけど。
パワハラって好き好んでやってる人もこの中にいるんだけど、
会社のために気の毒だなと、
むしろ家庭用人生を犠牲にしてやってきたんだなって方が多いから、
受け入れるとか認めてあげるとか、
チャンスを当然与えるとか、
サポートするとかそっちが大事で。
能力限界型はサポートしてあげる。
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もしくは負担を減らすですね。
ここでいきなり外しちゃったりしたら、
もうそれは大変なことになるから。
会社を恨むでしょうね。
サポートしてあげて負担を軽くしてあげる。
人を増やす。
部下の数を増やす。
経験豊富な上司をつけるとかですね。
ノルマを下げるというか、
種類を減らすとか。
いろいろありますよね。
これはいいと思うんですね。
いいこと言うじゃないですか。
自己評価ですか。
自己評価。
自己評価タイプ。
別の話になってますよ。
パンハラおじさんの話に戻りまして。
3つ目。
虐待される子供とかも多いんですけど、
昔被害者タイプって、
昔実はパンハラを受けてきた方が、
何十年が後に加害者に回ると。
あるんですか。
ありますよ。
当時上司に受けてた方が今度下に。
例えば、いわゆるバブル世代と言われている方は、
50代前半前後ですね。
当時の上司って、
団塊の世代なんですよ。
団塊の世代はなかなか、
バイタリティあふれる方が多くて、
声がでかい、
狂騒に揉まれてきた。
バイタリティあふれてますよね。
同じ日本人でも違う。
生き物として強いですよね。
小学校のクラスが20クラスあったとかね。
昔そうですよ。
20はわかんないけど、
十何校は当たり前だよ。
昭和20、30年とかね。
そういう上司が、
新入社員の時の上司だったから、
強いですよね。
やられてきてるから。
やられてきてるんで、
当たり前だって、
お前もこのぐらいだって、
俺の昔はこうだったって、
一つの美学まで昇華されちゃったりしてますもんね。
当然ですね。
しかも、
その当時は高度経済成長ですから、
パワハラ上司の上司か。
パワハラ上司の方も、
20代の頃はバブル経済まっただ中だから、
バブル崩壊っていったってね、
今思えばまだまだ元気でしたからね、
90年代の頃。
だからやっぱり自分と比較して、
結構無理なことを強制したりですね。
対処方法は?
治らないですね。
え?
僕の今までの感じだと治らないな。
これあくまでね、
向井先生の経験上の、
経験上のことだけど、
それこそコーチングとか、
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カウンセリングとか受けて、
治るか。
でも今までの、
そういった方々のパワハラ事件とか、
案件を見ていくと、
治らない傾向が多いと。
治らない。
なるほど。
やっぱり正しいと思ってるからね。
さあ、
まだ終わりかけてるこの時間に対して、
まだ3件しか言ってませんから。
4つ目。
はい。
次はね、経営者による、
経営者徴用タイプ、
従用タイプというか、
経営者が、
懐刀じゃないけど、
右腕じゃないけど、
経営者の方に、
可愛がられてる調子のタイプ。
いるいるいる。
上の権力者に可愛がられてる方を、
いいことに。
実力派ジョークとかね、
ハンザー納期とかにありそうですけど、
こういう人はやっぱり、
調子に乗っちゃう人が多いですね。
残念ながらね。
なるほど。
このタイプの対処方法は?
このタイプの方は、
例えば、
本当に深刻なパワハラ被害とかがあればね、
例えば被害者の方が精神疾患になっちゃって、
弁護士さんついて、
会社に内容証明届いたとか、
そうなればもう別世界ですけど、
ちょっとやっぱり、
この人問題あるなとかぐらいでは、
誰も動かないですね。
怖いから。
権力のね、
身の被っちゃってますからね。
怖いですよね。
これは、だから、
権力者の方が、
例えば場合によってはですよ、
失脚したり、
権力の座から滑り落ちたりすると、
途端に告発されたりするんですよ。
パワーハラスメントって、
パワーがあるからハラスメントなんですよ。
パワーがないとならないから。
パワーがあるかないかは大きくて、
パワーがなくなった瞬間に、
逆に袋叩きで会うこともあります。
なるほど、リスクを背負いながら。
本当はそうですよ。
というのが経営者の重要タイプですね。
ですから非常に表に出づらい。
社長さんが交代したりとかした時に、
実は今までみたいに出てくる。
じゃあこのパターンは、
その時には案件が上がってこない。
難しいと思いますね。
僕らは弁護士には上がってこないタイプ。
なるほど。
そうですよね、確かに。
というわけで。
終わりですか?
いやいや、もうね。
今は良くないですけど、
パワーハラ大人図鑑14戦ということで、
4戦やってまいりました。
4戦しかやってない。
次回、10戦ね。
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10戦、頑張ります。
もし行けなかった場合には、
中村るみさんと、
冊子家ということで公開したいと思いますので、
頑張りましょうね。
次回も楽しみにしていてください。
向井先生、本日もありがとうございました。
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