1. 二番経営 〜組織を支えるNo.2の悲喜こもごも〜
  2. #02「No.2」に向く人、向かな..
2024-03-13 21:39

#02「No.2」に向く人、向かない人

▼今回のトーク内容: 

大事なことは「スキル」と「マインド」の2つ/特に大事なのは「滅私奉公」の精神/時にはトップをコントロールする場面も/トップの「先回り」をしておく!/トップの特徴を生かす/一方でどれだけ「自己犠牲」ができるか/スキルで言えばいかに「ロジカルに考えられる」か/経理など数字に強いのも大切/最も向いてないのは「トップの事が好きじゃない」人/ゲームをするとわかる「No.2」っぽさ

▼番組概要:

COOや副社長などの「組織のNo.2」。その仕事をテーマに、トップのビジョンの実現の仕方や、仕事の面白さ・大変さなど「No.2の悲喜こもごも」を語っていく番組。製造業に特化したコンサルティング企業、オーツー・パートナーズ取締役の勝見靖英と、幻冬舎「あたらしい経済」編集長の設楽悠介がMCを務める。毎週水曜日配信。

▼番組ハッシュタグ:#二番経営

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▼MC:

勝見 靖英(株式会社オーツー・パートナーズ 取締役)

1971年生。慶應義塾大学文学部卒。ジャパンエナジー(現ENEOS株式会社)、PwC、デロイトトーマツコンサルティング、日本IBMなどを経て、2015年7月よりオーツー・パートナーズに参画、2018年4月より取締役。製造業を対象とした戦略策定、業務改革、ERP/PLM等大規模システム導入等のプロジェクトを多数経験。プロジェクトマネジメント、チェンジマネジメントを得意とし、現在は経営企画/会計/人事総務/組織開発/IT/マーケティング広報等を管掌。HCMIコンソーシアム RX 推進人材・高度ロボットSI エンジニア育成事業技術委員会RX 推進人材育成分科会技術委員。

設楽 悠介(幻冬舎「あたらしい経済」編集長) https://twitter.com/ysksdr

1979年生。明治学院大学法学部卒。マイナビを経て幻冬舎に。同社でコンテンツビジネス局を立ち上げ。電子書籍、コンテンツマーケティングなど新規事業担当。2018年にブロックチェーン/暗号資産専門メディア「あたらしい経済」を創刊。幻冬舎コミックスの取締役を兼務。「Fukuoka Blockchain Alliance」ボードメンバー。ポッドキャスターとして、Amazon Audible original番組「みんなのメンタールーム」や、SpotifyやAppleにてWeb3専門番組「EXODUS」など配信。著書に『畳み人という選択』(プレジデント社)。

▼ディレクター:

関岡 憲彦

▼プロデューサー:

野村 高文 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/nmrtkfm⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

▼制作:

Podcast Studio Chronicle ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://chronicle-inc.net/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

▼カバーデザイン:

松嶋 こよみ https://twitter.com/kymmtsm

00:01
設楽 悠介
二番経営 〜組織を支えるNo.2の悲喜こもごも〜。
設楽 悠介
この番組では、なかなか表に出ない会社の二番、No.2をテーマに、
トップのビジョンの実現の仕方や、この仕事の面白さ、大変さなど、
No.2の悲喜こもごもを、リスナーの皆さんにお届けします。
勝見靖英
こんにちは、株式会社オーツー・パートナーズ取締役の勝見靖英です。
設楽 悠介
先頭者、新しい経済編集長のしだれゆうすけです。
二番経営、第2回始まりました。よろしくお願いします。
勝見靖英
よろしくお願いします。
設楽 悠介
前回は、No.2のしんどさというか、つらさと、逆に醍醐味みたいなテーマでお話しましたけれども、
結論として、意外と二人はしんどくないと。
勝見靖英
そうなんですよね。
設楽 悠介
そうですね。
設楽 悠介
そこまでじゃないという。
勝見靖英
ベッドこなせちゃってるみたいなところは。
ただ、承認欲求はある。
承認欲求はあるってことですよね。
設楽 悠介
はい。
という話をしましたが、今回はまた別の切り口のテーマでお話をできればと思っております。
早速本題の方に入りたいと思うんですけれども、第2回のテーマは、No.2に向く人、向かない人です。
これ、もしかしたらレイヤーを分けて考えた方がいいかもしれないですけど、
いわゆる会社経営におけるCXOみたいな形のNo.2に向いているのか。
もしかしたら、もうちょっとちっちゃいチームレベルだったり、レベルでいろいろあると思うんですけど、
共通するかもしれないんですけれども、まずどんな人が向いていると思います?
勝見靖英
このテーマを考えたときに、スキル的なものとマインド的なものっていうのがあるんじゃないかな、
気がしてまして、No.2ができるスキルっていうのはいくつかあると思うんですね。
そういったことも大事なんですけれども、結構大事なのは、
気持ちの面というか、そういうところがすごく大事だなっていうのは思ってますね。
マインドっていうところが、自分のポリシーに合ってる、合ってないっていうので、
向く人なのか、そうじゃないのかっていうのが決まってくるような気がしますね。
設楽 悠介
具体的にはどういうマインドの人が向いているんですか?
勝見靖英
まずNo.2っていうのは、前回も話したように、トップと1位と2位の関係ではなくて、
トップを支えるっていうようなイメージが非常に強いと思うんですけども、
大事なメンタリティとしては、メッシュ方向っていう言葉がよくありますけれども、
そこまで行かなかったとしても、トップだったりに対する気持ちですよね。
自分を犠牲にしてでもその思いを遂げる手伝いができるか、
あるいはトップを上手く支えて、足りないところを補完できるか。
あるいはトップと逆張りというか、キャラ的にも明暗をあえて作るですとか。
アメとムチみたいな。
そうですね。そういったことを厭わないような感覚だったりとか、
03:00
勝見靖英
そういうところに自分を持っていけるか。
あるいはそういうトップに出会えるかどうかっていうところもあるかもしれませんね。
設楽 悠介
こういうマインドを作ってそのトップに合わせにいくというよりは、
実はもしかしたら勝美さんも僕もそうかもしれませんが、
強烈なトップとかクライアントがいて、振り回されるうちにそのマインドになっていったみたいな。
結構ありますよね。
勝見靖英
以前の私がそうだったんですけれども、そのトップだったりお客様でもいいですけれども、
尖りすぎていると足りないところがあると、何か矯正したくなっちゃうんですね。
設楽 悠介
変えていきたくなっちゃう。
勝見靖英
例えばビジネスマナーとしてはありえないんですけれども、めちゃめちゃ遅刻をしますと。
その遅刻が寝坊して遅刻とか、それは論外だと思います。
全然スケジュール見ないで遅刻もないと思うんですけれども、
前の打ち合わせの時に全力投球しちゃうんで、
時を忘れてお客さんだったり相手のことを考えて話して伸びてしまって、
次の方の時間を奪ってしまう。
これ絶対良くないんですけれども、
そういう時には時間を守りましょう。
5分前に終わりましょう。
終わってね、社長っていう話をしていたとしても、
そこはもちろん直していくんですけれども、
ただそれはもう遅刻するものっていう言い方は良くないかもしれないんですけれども、
そこも含めてスケジューリングをしておこうと。
なるほど。
制約条件というか。
設楽 悠介
バフを取っておくみたいなことをあえてやるとか。
勝見靖英
そこまで考える。
本来の自分だったら絶対直さなきゃ。
直さないあなたが悪いですとか、
これを知らないんだったら知っておくべきですよねっていう感じになるかもしれないんですけれども、
そうではなくて、もっとその状態を生かすような感覚かもしれない。
だってそこで前の打ち合わせで熱いプレゼンをしたから大きなディールが決まったかもしれない。
設楽 悠介
それを時間通り切っちゃって違うクライアントに行ってたら損したことがなかったかもしれないってこともあり得るから。
勝見靖英
その時に大事なのは次のお客様としてみると時間を奪われてしまうっていうことになるので、
関係いただかないような段取りを組むですとか、
その代わりのお客様にとってお客様じゃない方たちもいらっしゃるかもしれないですけれども、
そこをどうやって埋めていくのかっていうところまで考えると、
いわばトップってビジネスの最高戦力ですよね。
一番効果的にその戦力を社会に放つことができるっていうこととも言えるので、
トップを使ってるみたいな感じの言い方であまり良くないかもしれないですけれども、
だからそういう感じですかね。
設楽 悠介
今のをある意味性格みたいなことにちょっと考えていくと、
設楽 悠介
人のシャツの襟が立ってたら注意してあげるとか、
設楽 悠介
そういう性格なんですかね。
06:04
勝見靖英
結構貴重面なタイプかもしれないですね。
父性と母性じゃないですけど、お母さんタイプかもしれないですね。
設楽 悠介
ちなみに部屋とかはおきれいな方ですか?
勝見靖英
臭気があるんですけれども、結構きれい目な方だと思います。
設楽 悠介
実は僕の話をすると、僕なんかは部屋とかきれいじゃないんですよ。
人のものが気になるんですよ。
そういうメンタリティもあるかもしれないなと思ってて、
自分の部屋は汚くていいんだけど、ホテルはきれいにして出るみたいな。
勝見靖英
わかります。
設楽 悠介
それで掃除の方とかが、なんでこんな汚いなと思われたくない、
そういうのもあるかもしれないですけど、
人のものが気になるみたいなのがあるので、
そういうちょっともしかしたら貴重面だったり、
例好きみたいな人が性格的にはナンバー2に向いているのか。
ナンバーワンが汚いっていう意味ではないかもしれないですね。
勝見靖英
来楽なトップをうまくフォローしていくようなイメージかもしれないですね。
先ほど冒頭で滅死方向って言葉あったんですけども、
これよく言われるのはどんだけ自分殺せるかみたいなことはよく言われていて、
自己犠牲って言葉もあったんですけども、
これは私の反省も込めて今もできてないことかもしれないんですけれども、
自分が出てしまうことってあるんですよね、何でも。
その自分、出てくる自分。
それは単なるエゴの時もあるかもしれないですし、
こうすべきだ、これが正しいに決まってる、
会社にとってこうだっていうようなものがどんどん出てくるんですけども、
それをいかに抑え込めるかっていうところは、
いやいやそれはまかりならん、この考えが絶対的に正しい、
これは曲げないっていうところがあまり強すぎると
ナンバー2ではないのかもしれない。
その方もナンバーワンになればいいと思います。
設楽 悠介
もちろんそれを自分は否定するというよりは、
自分の考えはそうであるけれども、
設楽 悠介
この会社にとってはこうすべきだみたいな決断ができるみたいな、
そこを割り切れる人みたいなのがいいかもしれないですよね。
逆に今性格とかメンタルみたいな話をしてきたんですけども、
スキルでいうとこういうスキルが、
勝見靖英
まずナンバー2の人は必要だよみたいなのってあったりします?
そうですね。
私が思うのはロジカルに物事を考えられるっていう、
よくミッシーって言葉ってあると思うんですけれども、
やっぱり尖ったトップがいて、
周りを保管していくときに、
網羅的に物事をきちっと考えられるっていうことが結構重要かなと思うんで、
09:01
勝見靖英
ロジカルに物事を考えられるっていうこと。
組織の中でのトップとナンバー2なので、
いろんな人を巻き込んでいくことができるコミュニケーションですね。
それ以外にも交渉だったり調整だったりっていうことを考えていくと、
プロジェクトマネジメント力みたいな言葉で言っちゃってもいいかもしれないですね。
スキル的にはロジシン、コミュニケーション、PM力みたいなのが
パッと浮かぶスキルになっちゃいませんね。
設楽 悠介
ちなみに取締役とかCXOってなると、
だいぶ経営に関わるみたいなイメージがあるんですけど、
そうなるとやっぱり数字とかそういったところの強さって必要になりますからね。
勝見靖英
そうですね。そこは本当にオシャレに必要だと思います。
なのでロジシンにしてもPMにしても、
ビジネススキルとしてはベーシック的な関与的なスキルだと思うんですけども、
それ以外にビジネスに関する知識、ナレッジっていう意味では、
おっしゃっていただいた数字、会計に関するものだったり、
あるいは会社法、金融法っていった法律とか、
ITとかマーケティングとか、
なんかもうありとあらゆる企業系で必要なアイテムっていうのがあると思うんですけども、
そういった知識っていうものがあるっていうことは、
先ほどの網羅的に抑えるっていう面ではかなりプラスになるかなという気がします。
設楽 悠介
前提としてそれがあったほうが多分いいですね。
勝見靖英
そうですね。
設楽 悠介
僕もよく社長に聞くよりも、
実はNo.2に聞いたほうがリーガル的に大丈夫かとかよく分かるかって聞いて、
なんか取材してたときに、
多分大丈夫だと思うよなみたいな。
ちゃんと弁護士と確認してますみたいなことがあったりするので、
そこらへんの幅広さの知識とか、ある意味それも助けるためですよね。
勝見靖英
そうですね。
設楽 悠介
社長がある意味もしかしたら1000を超えちゃうかもしれないのを、
さっき言ったように補正してあげるみたいな。
勝見靖英
おっしゃる通りです。
設楽 悠介
意味合いの中にもなるかなと思ってますね。
勝見靖英
そこの経営活動をしっかりと回していくというか、
実行していくというのが主な職務になってくると思いますので、
それをやるために必要な知識というのは、
自分でやれれば一番いいと思いますけれども、
しなくても知識ベースではあることは求められるかなという気がしますね。
設楽 悠介
逆にもうちょっとちっちゃいチーム、
設楽 悠介
社会人になって3年5年ですよぐらいのところで、
20代ぐらいの人とかで1個のプロジェクトでNo.2をやる機会ってあると思うんですけど、
設楽 悠介
共通している部分も多いかなと思うんですけど、
設楽 悠介
特に若い層でNo.2をやりたいなと思った時に、
抑えておくべきスキルとかマインドとかってありますか?
勝見靖英
まずトップがいてプロジェクトのNo.2って感じだと、
このプロジェクトの全体像をとにかく把握する、抑える。
12:02
勝見靖英
このプロジェクトの目的は何で、どういうスコープで、何から始まって、
どういう中間地点、マイリストーンがあって、最後はどうなったら完成するか。
その全体像を抑えて今の自分たちはここにいるんですね。
じゃあ次の道に行くためにはこれを考えなきゃいけないですね。
もうプロジェクトマネジメントそのものの感じかもしれないですけれども、
設楽 悠介
まずそこを抑えるっていうのを若いなりに、わからないなりに取りにいくっていうところですね。
勝見靖英
あとはどんなレイヤーでも今回の話で活かせると思うんですけれども、
常にシェラーさんも本の中で書かれてると思うんですけれども、
相手の立場に立って物事を考えるとか、
自分の上役の人、役職が上の人は何考えてるんだろうっていうところを一生懸命想像して考えていくと、
今まで自分がこのレイヤーだとこれしか見えなかったものが、上行くとこれが見えるんだとか、
だからこういうことを言ってるんだっていうのがわかってくるので、
一生懸命背伸びをする、し続けるってことは大事な努力をするところっていう気がしますね。
設楽 悠介
ちょっとここまでも出たと思うんですけど、向いてない人っていうのはどういう人ですかね。
勝見靖英
そうですね。もう絶対的に言えるのは、上に立つトップが好きじゃない。
設楽 悠介
向いてないですね。
尊敬できない。
そう。
絶対無理なんですよ。
少なくともその会社においてNo.2にならない方がいいですよね。
勝見靖英
もうなんですよね。
自分が捨てられないとか、皆さん誇りを持って仕事されてる方たちが多いと思うので、
それなりの自信を持つってことは大事なんですけれども、
自分が優秀だと思って、何なら社長と比べて俺の方が賢いとか、俺の方が優秀って思っちゃうこと。
私思ってたんですけど、だから向いてないっていう世界ではそうなんですけれども、
でもそれを1位と2位の関係ではないっていうふうに言うと、比べる必要はないし比べてはいけないんですよね。
設楽 悠介
なるほど。
勝見靖英
同じ世界線じゃない人ぐらいに思ってもいいかもしれないと思って、
優秀かどうかって比較論の話になってくるので、そういうふうについ考えてしまう人っていうのは、
社長はなんとか大学だけど俺の方が学歴上だとか思った瞬間絶対向いてない。
設楽 悠介
ですよね。英語喋れないじゃんとか例えば。
でもかつみさんがおっしゃった通り、キーパーとフォワードのストライカーを比べて、
キーパーがあいつシュート上手くねえなって言ってるようなもんですからね。
勝見靖英
おっしゃる通りですね。
設楽 悠介
確かにポジションの違いと考えると、そう思わないってことが大事かもしれないし、
15:04
設楽 悠介
そう思っちゃう人は向いてないのかもしれないですね。
勝見靖英
私の友人である上場会社の社長をやってる人たちがいるんですね。
その彼は元々CFOっていうタイトルで仕事をしていたことがあって、
初めて上場をしている会社のトップになりました。
その彼に、CFOって二番系的なところだったんですけども、
それとトップになってどうって何が違う?
よく少年野球とプロ野球の違いがあるよとかっていう人がいたりするんですよ。
こんなこと言う人いるんだけど、本当にどう?って聞いたらですね、
少年野球とプロ野球、少年野球と大リーグっていう例えよりも、
サッカーと野球の違いな感じかなって。
設楽 悠介
へえ、なるほど。
勝見靖英
サッカーをどんだけ上手くなったとしても、野球の選手としては違うじゃないですか。
それぐらい違う。
同じ球技だとしても、同じチームスポーツだったとしても違うっていうことをその彼は言ってましたね。
設楽 悠介
だからそのぐらいやっぱり求められるものとか、
それはまあ必要なスキルが違ってくるってことですよね。
そのいわゆるナンバー1とナンバー2みたいなところで言うと。
設楽 悠介
面白いですね。実際両方経験されてわかることっていうのは。
勝見靖英
そうですね。めちゃめちゃ2番タイプ、ナンバー2タイプの人間だったので、
設楽 悠介
そこはなんか自分としても言ってるよね、自分はナンバー2タイプっていうのは。
勝見靖英
でもそういうステージに立つと、こんなに違ったんだっていう。
設楽 悠介
サッカーで手で投げちゃダメじゃないですか、野球みたいに。
そんな感じで、ナンバー2の時にはやるべきことだったことをナンバー1になってやると、
むしろファールというか、それは逆に社長やんなほうがいいですよみたいなことがあるから、
勝見靖英
そのぐらいゲームが違うんだろうなっていう。
見える景色もきっと違うと思うんで、そこに一生懸命想像力を持ちながら、
設楽 悠介
同じものは全く同じじゃないかもしれないんですけど、行っていくっていう。
勝見靖英
でも今のお話面白いですね。野球とサッカーで例えるのがいい気がしました。
設楽 悠介
そうですね。
別に優劣がないじゃないですか。
勝見靖英
そうなんです。
設楽 悠介
マイナースポーツとメジャースポーツで例えられちゃうと、ナンバー2の方がマイナーなのかなみたいになっちゃうけど、
でもそれいいですね。
勝見靖英
マイケル・ジョーダンも大リーグでは活躍できなかったですからね。
できなかったですからね。
設楽 悠介
今回もお聞きいただきましてありがとうございました。
設楽 悠介
第2回となる今回は、ナンバー2に向いてる人、向いてない人、スキル面だったりメンタリティみたいなお話をさせていただきました。
勝美さんありがとうございます。
勝見靖英
ありがとうございます。
設楽 悠介
ちなみに勝美さんに質問をしてみたかったんですけど、
18:00
設楽 悠介
桃太郎伝説ってやります?やったことあります?
勝見靖英
ちょっとだけ。
設楽 悠介
ありますか?
はい。
強いですか?あんまり強くない?
勝見靖英
あんまり強くないかもしれないです。
設楽 悠介
これ僕の勝手な、僕一応ナンバー2の端っくらいとしていろんなプロジェクトでも、
桃太郎伝説でわざとこれを使ってしまえば勝てるっていうカードを使わなかったり、
桃太郎伝説って相手をどっちかといえば落としめていって自分がお金を稼ぐゲームなんですけど、
僕どっちかといえばゲームをやってるときって、自分が勝つよりもその仲間5人と集まって正月とかにやるじゃないですか。
その空気が大事なんですよ。
勝見靖英
なるほど。
設楽 悠介
僕がひどいカードを使って、心の狭い奴が怒りだして帰るとか言っちゃうと、
せっかくの飲み会が楽しくないじゃないですか。
設楽 悠介
そういうことをすごい気にするので、
僕の個人的な持論では桃太郎があえて強くない人がナンバー2に向いてると思ってたりします。
勝見靖英
深すぎて、深すぎて見えないぐらいの何かありますけど。
設楽 悠介
そうですね。滅死方向じゃないですけど、自己犠牲もあわず、
勝見靖英
その場の雰囲気を良くするという目標に向かっていく感じですよね。
設楽 悠介
たかがゲームで大人でなく勝つよりも、ちょっとわざと負けてあげるぐらい。
小学生とやってたらそういう感じじゃないですか。
その余裕感みたいなのが、意外とナンバー2に必要なのかもしれない。
勝見靖英
調和を。
設楽 悠介
そうですそうです。調和の方を大事にする。勝利か調和かみたいな。
勝見靖英
ただ単なる慣れ合いじゃなくて、ちゃんと向かっていくか向かって向かうっていうのはそこありますね。
桃鉄、負けるが勝ちみたいな話ですね。
そこで分かりそうですね。
設楽 悠介
もしナンバー2を採用する経営者の方は、一回桃鉄で。
まず桃鉄で。
桃鉄で一人手順にしてきたら、あれ?こいつ本当に俺のために働いてくれるのかなって。
今思いついたんですけど、それいいかもしれないなと。
勝見靖英
桃鉄かどうかともかく、そういうリトマス試験的なものは本当に必要だなっていうのはちょっと。
設楽 悠介
チームワークで争うゲームだったり、もしくはバーベキューみたいなのをするのもいいかもしれないですね。
そういうのが意外と向いているナンバー2みたいなのを選べるかもしれないなと。
設楽 悠介
いやー、これは。
勝見靖英
分かりますね。
設楽 悠介
ということで、そろそろお時間です。
2番経営組織を支えるナンバー2の引きこもりもここまでお聞きいただきましてありがとうございました。
番組への感想は、ハッシュタグ、2番経営、すべて漢字でポストいただければ嬉しいです。
そしてこの番組を聞いて、ぜひO2パートナーズさんとお仕事をしたい、相談したいという企業の方々、
一緒に働いてみたいという方々はお気軽にご連絡ください。
勝美さんへの質問や感想なども大歓迎です。
メールアドレスをご用意しております。
メールアドレスは番組の概要欄に記載しておりますので、そちらをコピーしてお使いください。
21:04
設楽 悠介
この番組は週1回、水曜日に配信しております。
まだ番組をフォローしていない方がいらっしゃれば、各ポドキャストスタンドで配信しておりますので、フォローもいただければ嬉しいです。
それではここまでのお相手は、
勝美安入と、
篠井雄介でした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
21:39

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