メガロポリスの紹介
ジョニーと館長の映画とガジェット、ポッドキャスト、始まりました。始まりましたね。
じゃあ、乾杯しましょう。
あれ、噛んだツバメがツバメだ。
いきますね、乾杯。
今日はね、今話題の、話題かどうかわからないけど、メガロポリス。
はい、メガロポリスね。昨日、ちょっと会社帰りね。見ましたか?見てきましたよ。
メガロポリスの監督といえば、フランシス・フォード・コッポラですけれども、コッポラ、何が好き?
僕ね、コッポラの地獄の黙示録しか見たことないんですよ。
やっぱりベトナム戦争のね。
やっぱりあれですから、ヘリのシーンでね、食われましたよ。
館長はいつ見たんですか?メガロポリスは。
メガロポリスはね、先週ぐらいなんで、まだホットなんですけど、そもそも記憶に残るような残らないような、不思議な映画でしたけど。
その感想を話そうかなみたいなね。
だから、コッポラ巨匠で、コッポラが登場した頃っていうのは、コッポラとかルーカスとかスピルバーグっていうのが出てきて、
コッポラが割と親分派だみたいな感じで、ルーカスとかスピルバーグの引き上げてくれたみたいな立ち位置にいる人なので、70年代から本当に大活躍してる人なんですけども、
超大作と小さい作品と超大作と小さい作品とみたいな、結構ムラっ気があって、そこが面白いんですけど、今回はなんか。
メガロポリスは超大作。
超大作で、しかもめちゃめちゃ資材を投げ打って。
いつも通りというより、そういう感じなんですけどね。
ネットであんまり評判も良くなかったり、目に入ってきちゃうじゃない、そういうのって。
ちょっと見てない方のためにあらすじをちょっと軽く話しましょう。
これね、映画ドットコムさんのあらすじを。
ちょっと長いな。
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どれどれ、巨匠フランシス・フォード・コッポラが40年かけて構想したSF。
ジョニー君の好きな構想運10年じゃん。
40年ですよ、40年。
今2025年ですからね。
半分をかけて考えていたと。
85年ぐらいですよね、40年。
アメリカをローマ帝国に見立てた大都市、ニューローマを舞台に理想の新都市メガロポリスを通じて未来への希望を描き出す。
ここら辺で。
ざっくりとね。
ざっくりと。
これ、制作中から話題にはなってたんだけど、お金がなかなか集まんないから。
映画の内容と独特な世界観
コッポラってワイン畑もやってて、コッポラブランドのワインとかもワイナリーがあるんだけど、それを売っ払ってでも制作費を調達したということで、本当に資材を投げ打って巨匠が85歳ぐらいだと思うんだけど、作ったという。
そういう一撃でございますね。
正直一言で言ったらどうでした?
なんかコッポラおじいさんの頭の中を見た感じで、しかも85歳ぐらいの人ですけど、おいてなお盛んなパンキッシュなというかですね。
よく言えばパンキッシュ、悪く言えばよくわからないっていう一撃でした。
でも僕は映像が面白かったから、意外と楽しく見れました。
なるほど。僕もね、はっきり言ってよくわかんなかったです、この映画は。
世界観、ニューローマっていう新しいジャンルじゃないですけど、ちょっと近代的なのにローマ的な古さみたいなのを入れてる。
サイバーパンクとはちょっと違うんですけど、新しいジャンルの世界観だなみたいなのはこういうのとあるんだなっていう。
時代交渉とか車が出てくるとか都市が出てくるとか、はっきりいつの車とミックスされてるからよくわからないけど、でもなんかね。
パソコンとかもありつつ、最初模型の上で話すシーンあるじゃないですか、都市の。
あの足場がすごい古臭いじゃないですか、木の板とかで。
古臭い劇場みたいなところでね、ダスティン・ホフマンがね。
嬉しいわ、ダスティン・ホフマンが元気なんだみたいな。
そんなことをしてて、この時代のごちゃ混ぜな世界観はちょっと面白いけど、話はよくわからなかったっていう。
結構ドラッグ、お酒に酔ってるとかドラッグっぽいシーンもあって、映画の中でそういうドラッグの表現っていろんな監督が試してるけど、コッポラも結構ね、今回はドラッグなシーン面白くやってたよね。
そうですね、主役のカエサルが。
アダム・ドライバー。
アダム・ドライバーがいい人だけど裏側では悪い人をわざと演じてるみたいな時の動きっていうんですか、ちょっと独特で。
そうね、コマ落としとかね、スピードを上げたり下げたりする感じがね、面白かったし。
いつのまにかね、人に殴られてボコボコになってたりとか。
僕ね、女優さんね、メインの女優さん、どっかで見たなと思ってたの。見終わった後にキャストの名前見たら、ワイルドスピードのね、ポールウォーカーが死んじゃった時に作ったスカイミッションってのがあるんだよ。
スカイミッションありますね。
空からビャーって車が。あの時に出てくるハッカーの女の子があの子なんですよ。
で、ちょっとなんか巨乳な感じを強調した役だったのね、ワイルドスピードでは。海からピチピチのTシャツ濡らして出てくるところがスローモーションで映るみたいな。
あっ、すごい可愛いこの子と思ったら、今回のメガポリスのヒロインというかね、主演女優の彼女でした。
貴重な娘役の。僕はちょっと初めて見たんですけどね、松田聖子さんにちょっと顔似てるなと思いますよね。
なんかね、ちょっと口がキュッとしてたね、可愛らしい。
そうそう、求人顔で。
メガポリス全体長いから3時間以上あったと思うんだけど。
2時間ぐらいですかね。2時間20分ぐらいですかね。
結構ね、長くてよくわかんない割には、絵がいつもちょっと変だから、空中ブランコみたいな鉄骨のシーンとか、
要するに統一感のない絵じゃない?1個1個が。
いろんなコッポラの映像スタイルをショットショットで楽しめばいいのかなと思って僕は見てました。
世界というか背景とかが現実離れしすぎて、ビルの上とか劇場、結婚式でサーカス的な見せ物があったり、
全部フルCGじゃないですか。だからなんかお金はかかってるんですけど、ちょっとチープな感じに見えちゃって、
そういう演出なのかもしれないんですけど、もうちょっと実写のものを映してほしいかったなっていうのはちょっとありますね。
なるほどね。なんか黒澤明も結構キャリアの末期のときに夢っていう映画をオムニバスで撮ってたんですけど、
それはこんな夢を見たっていうオムニバスで、その4本が割と脈々なく4本があるんだけど、
なんかあれのコッポラ版かなっていう気がしました今回。
なんかね、小立てにもなってましたよね。
そうそう、小立てね、あったね。
だからなんか僕にとっては、コッポラこの後作れる、もう1本作るかっていうとは、
ふさいが大変そうだから、これが最後の遺作なんじゃないかっていう気もしないでもないけど、
好き勝手やって、それを楽しませてくれたから、しかも劇場で日本で公開されないんじゃないかって言われてたから、
よくぞこれを公開してくれたなっていう気はしたんで、そういう意味でも含めて劇場に行きました。
ちなみにどこの劇場だったんですか?
新宿ピカデリー。でもね意外と入ってた。
ピカデリーでね。
ピカデリーのね、新宿の中心地ですけども、そういうの昼の会。
平日だったね。
でね、4割ぐらい入っちゃった。
俺ね3人ぐらいしかいないんじゃないかと思ったの、この新幹線大爆発みたいに。
新幹線大爆発、僕ら入れて5人ですからね。
でも意外と欲しそうだから、やっぱり見てやろうじゃないかというおじさんたちが来てましたよ、おじさんおばさんたちが。
僕も昨日水曜日、きちんとアップリンクで見て、狭い、スクリーン2なんで、もちろんアップリンク自体もともとスクリーンの広さが狭いんですけど、半分埋まってないですね。
3割、4割。
上映体験と観客の反応
でも3割入っちゃった。
ぐらいですね、夜8時20分の会。
今ね、早く見とかないとだんだん回数が減りそうじゃん、今の。
そうですね。
増えることはないでしょ、これからね。
そうですね、ちょっと面白くないし、2回目見に行こうってなりました?
配信で見てもいいかなと思ったけどね、もうちょっといろいろ何がしたかったのかをもう少し検証して。
パンフレットとか売ってなかったんでね、ちょっと掴めないですね。
だから皆さん是非ね、劇場でやってるうちにこのコップラのメガロポリスを劇場で見たというのは10年後とかに、結構あれ見に行ったのって自慢話になります。
名作、迷うほうの名作。
あれ行ったんだっていうことになりますので、是非やってるうちにご興味のある人は行ってみてください。
行ってみてください。
はい、というわけで今回もジョニーと館長の映画とガジェットのポッドキャストでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。