1. 妄想ロンドン会議
  2. 第297回:『マシュー・ボーン ..
2021-04-22 1:04:47

第297回:『マシュー・ボーン IN CINEMA/赤い靴 (The Red Shoes)』レビュー

2017年にロンドンで見た、あの大傑作を再び日本の映画館で!

この作品の感想を表すと

「ものすごい、アダムがクーパーだった…!」

この一言に尽きます。

ご覧になった皆さんになら、頷いていただけますよね…?

とにかく、素晴らしかったです!

(2021/4/22収録)

----------------------
"What's 妄想ロンドン会議?

日本に居ながらロンドンカルチャーを遊び尽くそう!
オトナ女子ふたり(Miz&Sin)による、ロンドンニュース・英国Film/Stage/Drama/Book・英会話情報。神戸在住時々ロンドン。

Miz&Sinがロンドンについて二人でおしゃべりする通常シリーズ(ときどき、ロンドンと全く関係のない雑談回もあります)と、Mizがひとりで語る英語学習のシリーズ、2本でお送りします!

Podcast:https://itunes.apple.com/jp/podcast//id1116127104?mt=2
twitter:https://twitter.com/mosolondon
instagram:https://www.instagram.com/mosolondon/
blog:https://mosolondon.com
MAIL:mosolondon@gmail.com
----------------------
00:07
第297回妄想ロンドン会議を始めます。
みすぐちです。
しみずです。
よろしくお願いします。
はい、本日はですね、私たちの大好きな、待ちに待ったバレエ作品が、スクリーニングで日本に上陸するということで、見てまいりました。
あの、なんか、なんて言うんですか、キンキーブーツに続き第2弾みたいな。
ほんとだね、一度ロンドンで見たことがある作品を、映画館で日本で見るっていうね、イギリスさんいらっしゃい、みたいな感じ。
わしら、だから行ったときに、わりといいチョイスをしてるんじゃね?っていう。
そうだよね。ほんとだよ。だって、わざわざさ、海を越えて映像作品としてさ、やってくるって、これ、やっぱり人気だったりとか、いい作品じゃなかったら来ないもんね。
って思うので、わたしらの心理眼、結構いいんじゃね?っていう。
まあ、でも、ロンドンで何見ようかってチョイスするときに、すでに人気だったりとかさ、話題に昇ってるから選んでんねんけどな。
まあ、これちょっと見なあかんよなって思って、慌ててチケット取ったりとかしてるからね。
まあね、そんな中でも、今日、今からレビューさせていただきます、ニューアドベンチャーという、ニューアドベンチャー図か、という図でした。
イギリスのですね、バレー団って言うと、なんかちょっとなんやろ、バレー団って言っていいのかしら?この日本語であってるのかな?
バレーカンパニー。
バレーカンパニーしておこうか。バレーカンパニーがありまして、そのですね、とても有名な人気の振付家さん、マッシュボーンという方がいらっしゃいます。
これ、ややこしいんですけどね、イギリス界隈、エンタメ界隈にマッシュボーンが主に2ついる、この状況。ちょっとややこしいんです。
1人は今日、今からお話しします、バレーの振付家、演出家であるマッシュボーンさん。
そしてもう1人は時々、というかしょっちゅう結構、妄想ロンドン会議の映画のレビューだったりとか、話題にも登ることがありました、映画監督のマッシュボーンさん。
どっちかというと、そっちが主流なのかな?
そうだね、日本でもちろん有名なのは、映画監督の方のマッシュボーンさんかと思います、キングスマンとかね。
異風同道で爆発する人でおなじみかな。
そうですね、でおなじみなんですけれども、ではない方のマッシュボーンさんの振付演出作品、ニューアドベンチャーズのレッドシューズ、赤い靴ですね、こちらを見てまいりました。
03:04
しんちゃんこれさ、私たちロンドンで一度、初演と言ったらいいのかな、新作上映されていた時のやつを見てるんですよね。
そうだね。
覚えてる?いつ行ったか。
それが尺前とせんのよ。
私、もちろんね、私たちこれね、やっぱ記録に撮ってるっていうのはすごくいいことだなと思うんだけど、リアルロンドン会議っていう、投影中にね。
その時に何したこれした、あれ食べたこれやったっていうのを日々日々取り手間なく、夜にね、しんちゃんと二人で語ってるポッドキャストが。
公開日記ですね。
公開日記があるんですけど、その公開日記によりますとですね、これは2017年の1月22日のことだったようです。
え?そんな前か。
そうだよ。
そうか。
ポッドキャスト的にはリアルロンドン会議2017の第6夜っていうやつですね。
これの後半の方にこのマシューボーンのレッドシューズ見たよっていう話をしてます。
結構なんか割と鮮明に覚えてたので、その行き帰りの道々含めなんか記憶に新しいなと思ったからそんな前だと思ってなかったね。
結構前なんだよね。
で、このマシューボーンさん引き入りニューアドベンチャーズ、このレッドシューズというのがどういう作品なのかっていうのを軽くご説明させていただきますとですね。
オリビエ賞2巻。
英国バレエ界の記載、マシューボーンの話題作が日本初上陸。愛と芸術を巡るクラシック映画の名作が舞台として鮮やかに蘇るということで。
こちら手元に私、いつものにパンフレットをご用意させていただいてるんですけど。
てか今回パンフレットがあったのよ。めっちゃ嬉しい。
あったんや。全然見てなかったわ。あると思ってなかったわ。
そう、こういうのってパンフレットなんか用意されてないじゃない。緊急物の時もパンフレットありませんって書いてたんだけど、今回もあると思わんかったから、
映画館の入り口の横にインタビューとか今回のキャストとかっていうのがコピーで貼ってあったから、
私一生懸命それを写真に撮ってたら、かかりんのお姉さんに、あのよかったらパンフレット売ってますよって言われて、え、パンフレットあるんですかって言って。
まるでさ、パンフレット買うのケチってさ、めっちゃ写真撮って書いてる人みたいになってて恥ずかしいと思ってんけど、おかげで買いました。よかった。お姉さんありがとう。
もう気づいてなかったわね、こういう人多いかもね、もしかしたら。
いや、あると思わへんかったからそう。しっかりとしたパンフレットありましたので、ちょっとあのイントロのところだけね、伸ばしていただきます。
はい、古典作品を斬新な手腕で蘇らせてきた英国バレー界の記載、マッシュボーンが10代の頃から愛し続けたクラシック映画の名作。
06:01
そしてアンデルセンの童話をもとに発表した赤い靴は、2016年のワールドプレミアで開幕前にソールドアウトを記録し、見事ローレンスオリビエ賞2冠に輝いた。
マッシュボーン史上最高傑作と評され、イギリス、アメリカ中の観客を魅了した待望の話題作がついに日本のスクリーンに初上陸する、っていうことでしてね。
そう、2016年がワールドプレミアだったんだよね。で、開幕前にソールドアウトだったから、私たちは多分その追加講演的な感じのやつを2017年に、てか2016年から2017年までかけてやってたのかな。
で、そのときのリアルロンドン館員が聞き返したら、あと1週間で閉幕するみたいなことを言ってたんで、ギリギリ滑り込みで行けたみたいな。よく取れたよね、チケット。
これでも、空いてるとこ探そうぜみたいなんで、結構見た気がするな。
そうそう、それに合わせて行ったんだよね。
っていうのも、私たちはその前の年の2016年の多分9月頃に、来日公演で、眠れる森の美女かな、を見に行ってまして。
あそこ、光江かな。
あ、光江で、渋谷光江のホールに見に行きます。シアターオープか。で、ちょうど来日公演があって、うわー、リアム・ムーワ君みたいってなって、補足説明させていただきますと、
そもそも私たちがニューアドベンチャーズなるバレエカンパニーに興味を持った一番大きな理由というのが、そこにリアム・ムーワ君が所属をしていたということで、
このリアム君っていうのが誰なのかと言いますと、しんちゃんどうぞ。
ビリー・エリオット・ザ・ミュージカル、初代のビリー。
天使のおたごえです。
一番ちっちゃかったのかな。
大きな方ね。
だからこそ一番注目されていたし、
なんか、なんていうの、ほんまに光り輝く子っているよねっていう。
やばいやばい。発行してたね。
当時の映像で残ってるのもあるし、誰だ、主題歌というか曲作ってた人、おじさん。
エル・トン・ジョン。
エル・トン・ジョンさんのエレクトリシティ。
はい、名曲です。
の、PVで踊ってたりもする、もうビリーといえばのお子さん。
お子さん、そう。
ビリーは多分日本で有名なのはエリオット・ハンナ君の方だとは思うんですけれども、
エリオット・ハンナ君は10周年のビリーの公演で主演を、ビリーを務めてた子なんですけれども、
09:00
それよりもだから10年前にリアム・ムア君という子がやってたっていうのと、
あと今現在入手することができるビリー・エリオット・ザ・ミュージカルのサントラっていうんですかね、曲集は、
リアム君の声での収録のやつが、今まだ買えるのかな。
私は持ってるんですけれども、それで天使の歌声を聞くことができます。
エリオット・ハンナ君とまた違う、全然違う歌声なんでね、聞き比べてみたりしていただいても楽しいかと思います。
記念公演で大きくなったビリーっていうワンシーンがタクチョの湖で踊るっていうシーンで、
昔ビリーをやってた彼が大人のビリーを演じるっていうムデアス演出がね。
エモい。エモとはこのこと。
カーテンコールでちょっとオスタンド置いといてって言われて、すこすこ引き下がるっていう。
かつてのスターだったのに、ビリー界のね。
今回この赤い靴、このスクリーニングで特筆すべき点として、
ちょっとまたビリー繋がりではあるけれど、
映画版のビリー・エリオット、彼が少年がバレーダンサーになるまでの日々を描いた映画で、
それも大きくなってプリンシパルとして大きな劇場で主役を踊るって言ったときの大きくなったビリーを演じられていたアダム・クーパーさん。
あとスワン・レイクっていう作品、とてもマッシュ・ボーンの特徴的な素晴らしい舞台なんだけど、
それを演じているっていう、このアダム・クーパーさんが何年ぶりかに戻ってきたんだよね。
何十年ぶり。
20年ぶりだって。
ね。
そう、だからさっきしんちゃんが言ってくれたスワン・レイク、白鳥の湖ですね。
これが1995年。
これはもうむっちゃくちゃセンセーショナルだったのが、白鳥役が全部男っていうね。
うん。
かっこいいのよ。もうほんまそれしか言えなくて申し訳ないんですけれども。
全衣的というか、前髪シュッとしてるというか。
そう、見た目にもだし、やっぱり今から何年前よ、25年、6年前の作品になるんですけれども、
去年じゃない、一昨年、3年ぐらい前かなにも、違うキャストでね、来日公演でスワン・レイクやったりとかして、
本当に彼の作品全てにおいてそうなんですけれども、
1個作るとかなり息が長く、何年かおきに再演をしたりとか、
ワールドツアーもあったりとかね。
そうそうそう、っていうので本当に精力的に色々回ってらっしゃるんですけれども、
そんな本当に先駆けとなった、一番これで世界名が売れたっていう作品に出てたその時の主役、アダム・クーパーさんが、
12:08
20年ぶりにこのニューアドベンチャーズに参加して、
帰ってきたって感じだよね。
帰ってきた、そう。
でも中でも本当に、今回のお話は後でも軽くあらすじなど紹介しますけれども、
主役の女の子とそれを取り巻く男2人のうちの片割れですね、
アダム・クーパーさんが演じるということでね、
本当に私たち、ビリー・エリオット・ザ・ミュージカル、ビリー・エリオットファンとしてもすごく嬉しいところでもありますし、
本当にこのレッドシューズ、2017年に見に行った時にもうめちゃくちゃ興奮して、
このポッドキャストで語ってたんだけど、本当にいい作品だった、めっちゃすごかったって言ってたけど、
もう一回こうやって映画館で見て、見てわかったことは本当にいい作品だった。
私たちが見たときはアダム・クーパーさんではなかったので、
それでもすごい素晴らしいって思ってたけど、
今回改めてアダム・クーパーさんで見ても、
いやいやいやいや、こんな興奮することあるっていうぐらい。
そうなんです、本当そうなんです。
映画館でずっと鼻血でそうでした。
いやほんまそう、色気爆発してね。
しんちゃんからの最初のLINEのメッセージが見たよ、的なやつ来たんですけども、
おかしかったもん、アダムのクーパー炸裂してたみたいなさ、
なんかそんなの書いてなかった?
アダムがめっちゃクーパーしてたやったっけ?
この人大丈夫かなと思って。
めっちゃアダムがクーパーやった。
そうそう、めっちゃアダムがクーパーやったよ。
確かにアダムがクーパーやった。
しかも私、最近のアダム・クーパーさん、
私、白鳥の湖の映像でしか見てなかったから。
これはDVDとか出てますので、ご覧になられたい方、もし興味ある方はぜひともお聞きください。
あ、白鳥の湖ね。
そうなんだよね。
それももう鼻自問に色気爆発してるけど。
その時より年を重ねられているからかしらね。
その時のDVDが何年収録なのかわからないんですけど。
Amazonで。
間違えちゃった、Amazonでって言っちゃったからさ、さっきしんちゃんがさ。
それがそのまま頭に残っちゃったんだけどさ。
なんかあれだね、やばいミツリンから来たみたいになっちゃったね。
DVDでって言って。
今回のザ・レッドジュースは2020年のアダムさんでしょ。
最新のアダムじゃん。
もうさ、すごいね、この年を重ねれば重ねるほど色気って増すんですね。
立っとるだけでなんじゃこりゃって。
やばかった、めっちゃかっこよかったっす。
ほんとにこんなかっこよかったと思って。
15:01
私、アダムさんね、ふーんって思ってて、
すっごい人気やから、めちゃくちゃ人気やから、
人気だよねって思ってたけど、
いやいや、これ、もうなんか名前を知らなくても、
この人誰?なんなんこの人?って思っちゃうぐらいに、
本当にすっごいかっこよかったです。
声も聞こえてきたもん、私なんか知らんけど。
なんか聞こえてきたよね。
聞こえてくる聞こえてくる。
ベルベットボイス聞こえてくる。
ベルベットボイスだよね。
ちょっとほんとに思った。
ほとんど聞いたこともないからわからへんねんけど。
知らない。
舞台に行ってる限り声を発することはないのでね、彼らは。
うん、そうなんですよ。
いやいやいや、はい。
なんか日本にも、雨に歌えばミュージカルバーって来られてて、
あれの時、
来られてました。
っていうのがね。
うーん、そうだね。
いやいやいやいや、もう、なんやろうね、
ザ・イロケ。
ザ・イロケでございました。
いやー、ほんまに。
顔毛がすごい。
そんなことはちょっと後で話します。
はい、そうですね。
あらすじですか。
あらすじね、ストーリー読もうか。
というわけでネタバレです。
ネタバレさせていただきます。
はい、こちらストーリーでございますが、
踊るために生まれてきたビクトリア・ペイジちゃん、
アシュリー・ショウさんが演じられております。
彼女がですね、
私たち今初めて知るよ、
しんちゃんも初めて知ると思うんだけど、
レルモントフバレー団というバレー団だったんだって。
見てないからね、そんなのね。
そんなこと一言も言ってないからね。
そういうバレー団を率いる伝説的プロデューサーの
ボリス・レルモントフさん、これがアダム・クーパーさんですね。
ボリスさんという名前だったんだって、
もちろん私たち知りませんでしたけれども。
彼に、この若きビクトリアちゃんがですね、
才能を見出されまして、
バレー団のスターとして活躍するようになるんですね。
同時にですね、同じ頃に入団した
こちら作曲家のジュリアンくん。
今回ドミニー・クノースさんが演じられておりました。
ジュリアンという名前だったんだって、ジュリアンくんですね。
かっこ、苦悩の若き作曲家。
そんなのやってんの?苦悩してたっけな。
割とちょっとなんかのんびりした感じだったけどね。
みんな、新生バレリーナとかバレー団プロデューサーみたいな、
すごい簡潔なかっこ書きがついてるんやけど、
ジュリアンくん、クラスターくんだけは苦悩の若き作曲家。
若き作曲家だけじゃダメか。
苦悩してたんや。
そんな2人がですね、大抜擢されるわけですね。
このアンデルセンの童話をもとにした、
このレルモントフバレー団の新作ですね。
アンデルセンの赤い靴というこのバレーの舞台に、
それぞれプリマドンナと作曲家兼指揮者として抜擢されるわけです。
18:06
もう舞台は大成功しまして、
で、やがてですね、この若き作曲家と、
あ、すみません、苦悩する若き作曲家だけ。
苦悩の若き。
すみません、すみません。苦悩の若き作曲家とビクトリアちゃんは、
やがて恋に落ちるんです。
だがしかし、恋愛に溺れるものは、
真の偉大な芸術家になれないと信じるレルモントフと衝突し、
運命の歯車がくり始めていくというのがストーリーになっておりました。
私なので一つ誤解していたことが分かりました。
このアダム・クーパーさんが演じるポリス・レルモントフさん、
バレエ団の伝説的プロデューサーですね。
彼はビクトリアちゃんに横恋暴していたわけではなく、
恋愛に移すを抜かすと、芸が廃ると。
本気でバレエをやりたいのであれば、
お前恋愛なんかするな、みたいな。
すごい何は失ったね。
芸のためなら、娘も泣かせる。
そういう目的があって、
二人を別れさせようとしていたそうなんです。
私、てっきりこの2017年の主演見てたときからずっと、
このバレエ団の団長さんは、
ビクトリアちゃんのことが好きなんだと思ってたんだけど、
違うんだね。
でも芸術を愛するっていうところ、
それを聞いて、ふと思い浮かんだシーンは、
トーシューズを履いた女性の足を模した、
銅像を部屋に飾っていらっしゃって。
あれ変態かなと思ってた、私。
そういう癖があられるのかと思ってたけど、
あったね。
足首フェチみたいなね。
そうそう。
バレリーナを象徴するようなレリーフをすごく崇拝して、
頬ずりして、チューしてみたいな。
してた、してた。
ど変態なシーンがあったんですよ。
そう、やばいなと思った。
バレリーナっていうものを崇拝するのではなく、
バレエというものを象徴するトーシューズを崇拝していたんだってことが今わかった。
よかったですね。
マシューボーンさんもこうおっしゃっております。
赤い靴のメインテーマは、愛vs芸術、そしてキャリアvs愛です。
ダンサーと作曲家という2人の若い芸術家のラブストーリーであり、
愛か、それとも最高の芸術的成果の魅力を追い求めるかの間での戦いが描かれています。
21:02
そうですか。
ボリス・レルモントフは、
愛に溺れるものは偉大な芸術家にはなれないと信じているのですって書いている。
マシューボーンさんがおっしゃっている。
だからそれは2017年に見たときに、私が誤解していたとこだなと思った。
ごめんって思った。
ごめん、ほんまごめん、謝るわ。
もっと大きなね、女にうつつ抜かしやがってみたいに思ってたんだけど、
違うかったんだなと思った。
自分のバレエ団もひいては、バレエという世界に芸術を愛するがゆえの変態度合いだった。
サキャペイジちゃんという先生バレリーナを女性として見て愛していた作曲家ジュリアンと、
芸術ミューズとして愛していた、芸術の象徴として愛していたボリスさんの戦いだったってことだよね。
そうなんです。
なるほど、なるほどって気づいておけ。読み取れなかった、ごめん。
いやいや、わからんかったね。そうなの、そうなの。
この、そもそももともとの、これは映画だったわけなんだけど、
アンディル・センの赤い靴を下敷きにしたバレエ団の物語を描いた映画っていうのが、
1940何年かだかにあがって、それをもとにして今回バレエ作品としてマッシュボーンが立ち上げたっていう形になるんだけども、
そもそもともとの映画のモデルとなったバレエ団のプロデューサーと、
踊り子さんみたいな話があるらしいよね、実際にロシアのバレエ団のお話なんだけども、
それはね、今回は赤い靴を、主役は女の子だったじゃない、
2人の男性が1人の女の子を巡って、いろいろっていうお話だったけども、
男性だったんだって、踊り手さんが。
ニジンスキーさん。
そうそうそうそう、それもちろん、あれですか、しんちゃんもチェック済みでいらっしゃいましたか。
いや、今、文字を見ながら喋ってるけど。
文字を見ながら。
伝説的バレエダンサーと呼ばれた人ですね。
私は本当に無知で申し訳なかったことがないんだけど。
私も無知なんですよ、本当に今回このパンフレットで解説読んで知ったぐらいなので。
だから原作的な、もともとあった映画もきちんと見れてなくて、
24:06
見れてないしね。
やりたいなと思いつつ。
2017年のポッドキャストから言うてた。
あんまり好きなときに見れる作品ではないからさ、あんまりなくて、
いや、たぶんDVDとか買えよって話やねんけど。
なかなかね、機会があればねって私も思うけどね。
だから、別の視点でどういうふうに作られたものをどう新解釈したんだろうとかっていう比較を、
今回もちょっとできなかったので。
それはね、それは本当にそうですね。
原作の映画の方でリアムくんがやっていたプリンシパルの人のキャラはどういうふうに描かれてたんですか?
そういうことね。
興味がつきないわけですね。
リアムムアくんの今回の役柄についてちょっと言及させていただきますと、
今回バレエ一団のプリンシパルという役柄なんですけれども、
彼がですね、美しく素晴らしい踊り手っていう立ち位置なんですけれども、
なんかこうナルシストで3枚目っていう、非常にコミックリリーフ的な役割になっておりまして。
おもろいやん。
そう面白いの。
私でもね、これまで私が見たリアムくんのね、私あと何見たっけ、あれ見たよ、シンデレラ。
シンデレラもやし、ネプレル森のビルも。
ネプレル森も見ましたし。
で、ニューアドベンチャーズを見れてる、私3つしか見れてないんですけれども、
その3つの中でも、ビリーも含めてなんですけれども、どの役よりもこの役が私は彼に合ってる気がしましてね。
というのもなんか、彼のインスタグラムフォローしてるんですけれども、3枚目かどうか置いといてね、
美しく素晴らしい踊り手であり、しかもちょっとナルシストなのを確かに思います。
もうめっちゃいきいき演じてた。
おもしろかった。
で、その彼がゲイっていう設定でね、
で、バレエ団のあれは何だろうな、
製作さんみたいに見えたけどね。
製作さんみたいな、マネジメントする感じの男の人がいるんですけれども、
その彼とね、めっちゃバリラブラブやんな。
そう、重たる物語が進行しているちょっと外で、めっちゃその彼ら2人の物語がどんどん進行していってたのが、
2017年の主演の時にロンドンで見た時には、めっちゃそっちばっかり目が行ってたんだけど、
今回さ、そんなに映ってなかったね。
だからいらん話やもん。
だから、突然のさ、2人の、え、なんかキスシーンとかあってさ、
え、どうしたん、その2人みたいに、どこから現れた?みたいな、っていうのがあって。
27:03
もう正直ね、全世界を敵に回すかもしれへんけど、もう言ってしまいますわ。
いる?それ。
だからね、おもしろやから、そこはね、入れといてあげてください。
Thank you 大事って、マシュ・ボーンさん言ってたから。
やっぱね、真面目ばっかりじゃね?疲れるでしょ?
Qの部分をすごく、いや、カンの部分ね。
カン、カンだね、カン。
なんか、リアム文学の大ファンとして、
立ち位置的に作曲家のほうがポジション上じゃない。
ドミニク・ノースくんがやってた若き作曲家のほうが、
デシロも多いし、見せ場も多いし、物語になってるしって思って、
で、リアムくんがその位置にいてほしいなって、ずっと思ってたりもしたのよ。
その主役級で、舞台にいてほしいなって、もっともっと見たいなって思って、
赤い靴の時も思ってたんやけど、今回スクリーニング見て、
あ、違うわ、無理やわって思って。
なんかさ、彼にはさ、ピュアさっていうのがないっていうか、
なんかさ、人間じゃない役とか、
あと、ちょっとどっかずれてる役のほうが、
たぶんね、すべてのピュアさをビリー時代に置いてきたんやと思う、あの人。
声とともに置いてきちゃったんだと思う。
せやな。
そう。
せやな。
いや、ドミニクくん、断然ドミニクくんだよ、あの役は。
逆に、ドミニク・ノースくん、むちゃくちゃかっこいいし、ものすごい体切れるし、
やねんけど、彼に、あのプリンシパルのおもろはちょっと、まだ早いかもしれんなって思った。
早さな。時期なんや。時期的問題。
なんか、あそこまで、おもろを楽しむ感じはまだないんかなって。
はい。
そうそう、だからね、もっともっと見たいからと思って、よく帰っていたけれど、
いやー、今回のキャスティングがどんだけ絶妙やったかって。
よかったね、よかったね、ほんとにめちゃくちゃ面白かった。
ストーリーもね、よかった。
なんか音楽もストーリーも演出も、ほんとにいい作品だなって思いました。
めっちゃ上から目線ですいません。バランスいい。
なんか現実世界として、バレエダンサーとそれを取り巻くプロデューサーと、みたいな作曲家とっていう、
30:01
もちろんメインの種筋はあんねんけど、
それにバレエ作品、赤い靴をがっつり入れ込んでくるやないっていう、その世界観の違いとか、色彩の違いとか、
っていうのがもうすごい、なんていうかな、鮮やかで、
バレエ作品としての赤い靴がすごく陰影と赤い靴っていうものを、
モノトーンの中に靴の赤だけがカーンって目立ってるんだよね。
人の服も黒を着ようとしてて、赤が入る人もいるけど、
陰影の世界みたいな感じ、本当に昔のモノクロ映画を見てる感じかな。
の世界観っていうのが、この現実世界の中でむちゃくちゃ際立って見えてたので、
なんかその辺の作り方ってすごいなと思って。
そうだね。
一つの作品やねんけど、もう二個作品見てるみたいなお得感があったなっていう。
このニューアドベンチャーズって、このマッシュボーンさんの演出の特徴的なところとして、
いつも説明させていただいてるんですけれども、バレエなんだけど、
トーシューズは履かない、チュチュも着ない、白タイツも履かないみたいな、
普段の服着て、裸足なら裸足で、靴なら靴で踊りますみたいな、
言葉の代わりに踊るみたいな。
言葉の代わりに、セリフの代わりに歌うのがミュージカルなら、
セリフの代わりに踊るのがこのマッシュボーンのバレエみたいな、
なんかそんな感じで、歌わないミュージカルって私思ってるんだけども。
プラス顔芸な。
プラス顔芸。
本当にだからね、この作品に関しては、ロンドンで見るにあたって、
なんの予習も入れなかったんだよね。
だって、英語で喋らないんだからっていう。
ミュージカルとか、普通のストレートプレイを見るときは、ある程度ちょっと予習というか、
英語わかんないですから、どんな筋でとか、どんな感じの展開なんかなっていうのは、
見ていくんだよね。その方が楽しめるからさ。
けど、このマッシュボーンさんのバレエの作品を見るにあたっては、
本当そんな予習一切いらなくて、多分客席に座っている人たちみんな同じ気持ちだよねっていう、
リピーターさんを除いてね。で見れるっていうのが、
本当にめっちゃね、対等な状態で今私客席に座ってるんだって、
ロンドンで初めて思えて嬉しかったんだけども、
なんか本当そういう作品なんだよね。
でもすごくやっぱり喜怒哀楽にあふれていて、
とてもスペクタクルな感じ。
33:01
スペクタクルな感じね。
なんかすごく意識して作ってくださってるのもわかるし、
バーバルなんだろうなっていう。
だから本当今までバレエっていうと、
私呼ばれてないって思ってたんだけど、
特別な人しか見に行かないっていう、
演劇を見たことがない人が言うのと同じ気持ちを、
もしかしたらバレエに抱いてたかもしれないけど、
こんな面白かったんやって本当に感動して、
わざわざそれを見にロンドンに行っちゃったぐらい好きなんだよね。
なんか印象としてバレエ、やっぱいい服着てって言って、
清掃で行かなきゃいけないってどっかでやっぱちょっと思ってて、
そうじゃないってわかってても、
そういう気持ちでいたけれど、
TシャツにGパンで見に行ってよかったんやって。
本当そう。だって舞台の上の人もTシャツにGパンだったりするからね。
今回は時代背景的にTシャツにGパンはらんかったけど、
上半身裸とかいましたからね、下、水着とか。
水着とかはあったね。
割とそこも面白い。
面白いシーンでした。
なんか器用はなくて、
だからといって、
芸術的に劣っているかといったら、もう決してそういうことはなくてっていう。
最先端すぎて通りまくってて、嬉しい。
本当はね、この作品が2020年、去年かに来日するはずだったんだけども、
コロナで叶わずってことで、
本当ね、この作品のすごく象徴的なセット舞台美術があるんですけれども、
オペラーカーテンを模した、
くるくる回る回転舞台といったらいいのかな。
シームレスに舞台が、劇場の客席側と、
舞台側っていうのがどんどん変わっていく。
見た目にもものすごく鮮やかな舞台セットがあったんですけれども、
あれ持ってくるんやって、ちょっとね感動してたの私は。
あれくるんかと思って。でもね、叶わずで。
なんで、そういう意味でも、この映像作品として来てもらって、
本当に嬉しいなと思う限りでございます。
いやでも、夢は捨てきれない。アダム・クーパーさん待ってるよ。
アダムがくるんだったんかな。それはちょっとわかんないけどさ。
36:05
何人かご用意されてるかもしれないし。
ご用意されてたかもしれない。
もうアダム・クーパーないわって。
いやすごいね。ほんますごいね。
私メモにこうやって残してるもん。
アダム・クーパーをちゃんと見たのは初めてかもしれない。
すげえ色気だったって書いてる。
そうなんか、役的に9割顔芸やったから。
顔顔って言ったことないよ。大丈夫だよ。
でもやっぱしさ、カメラじゃないや、この映像のね、
映像化するにあたっての、
彼の演出家さんもついついアダムの顔アップに取っちゃったんだろうね。
つい抜いちゃったんやと思うね。
もうだって、かっこいいし、もう顔が本当に、
ガンサーって言葉ありますけど、顔で踊るダンサーさんのことね。
もうそれは、何なら、踊りじゃなくて、あんた顔で踊ってるよね、みたいな。
なんか揶揄されるみたいな言い方で言われる言葉だったりするんですけども、
彼はもうなんか、いえいえいえいえ、もうなんか、全部すげえ、みたいな。
もうなんかスタイルから何から全部で表現されてるのももちろんやし、
軽いステップ、ちょっとした移動のステップとかでも、
もうなんかやっぱ人目を引くのよね。
すごかった。
で、近寄ったら男前やし、もうなんなんこいつっていう。
なんかね、私その、初演のロンドンで見に行ったときはさ、
リアム君のことがすごいさ、好きやったから、やっぱりリアム君、
わーって目で追って見ちゃってるから、それがあったからかもしれないんだけど、
どっちかって言ったらリアム君の方じゃなくて、
このプロデューサー役のバレー団長役の人の方が主なわけで、お話としてはね。
で、彼がお話をさ、展開させていくので、そっちを見とくべきなんだと思うんだけども、
このマッシュボーンの作品の演出の特徴として、
本当に群像シーンがすごく多くて、
で、こっちでちょっとやってる、何だろうな、
主となるお話がセンターで進んでいる横でも、
いろんなサイドの人々のお話っていうのが展開されてるから、
あっちもこっちも目がつい行っちゃいがちで、
しかも主となるお話は必ずしもセンターで演じられていないってこともあって、
もちろんその照明だったりとか、人々の動線とかでね、
観客の目線を主となるお話の方に向けるようにもちろんされてるんだけれども、
どうしてもさ、ちょっとこう、私たち観客が他に興味を取られてしまって、
このバレー団長さんをね、見逃してしまってたシーンっていうのは、
2017年にはたくさんあったなってことが今回分かって、
39:02
で、もちろんカメラワークっていうのが映像作品では働いてるから、
カメラがさ、主となるお話、主となるキャラクターをずっと追いかけてくれてるわけやん。
私らが探さなくても、今はこっち、このお話してるんだなっていうのをストレスなくにしてくれてて、
にしても、アダムさん、もし、これ本当失礼な話かもしれないんですけど、
2017年の私たちが見た作品に、もし団長役アダムさんがやってたら、
もしかしたら、私リアム君そっちの毛で、ちょっとめっちゃそっち見ちゃってたかもしれない。
つい目がいっちゃうっていうか。
立ち姿だけで、とても印象的。なんかね、手がでかいのよ。
パーツ。
いや、でも、とてもこれってプラスなんだなっていうぐらい、手がでかい。手のひらがでかい。
手のひらね、大きいね。
それ多分、もう自覚はしてらっしゃるので、とても効果的に使ってらっしゃるし。
そうだね。彼自身、振付家でもあるから、これどうなんだろうね。
もちろん、シューボーンさんの振付が主軸にあって、
でも、彼なりのアレンジとかっていうのも、演出家と相談しながらだろうけども、きっと入ってるよね。
すごい信頼関係はあると思うので、やっぱりここはこうするよねっていう暗黙の了解もあったやと思うねんけど、
ちょっと手を出すだけで、そこにも目が行ってしまうとか、
もう少し手を伸ばしただけで、人より長いから。
得だね。
でかいね。
このパンフレットにも、アダム・クーパーさんの、本当にしんちゃんがさっき話したさ、
トーシューズを履いた足先の像の横で、苦悩に苛まれる。
苦悩を取るべきなのか、変態を取るべきなのか。
両方両方。
ベルベッディーなヘアギンに包まれてたアダム・クーパーさんが、
バシーンって手を伸ばしてるっていうシーンが映ってるんだけどね。
やっぱりこういうシーンが、それ選ばれるよねって思った。
これ本当にバレエダンサーだって思ってるから、バレエの一シーンだと思って、
私は今この写真を見てるけど、これだけ見たら、何なんだろうって思うシーンに仕上がっているんですけど、
この一枚の写真としてはね。
でもすげえ、ただ手を挙げてるだけなんだよね。
なのにすごい迫力。
これしんちゃんに見せたい。
たぶん見てる。
同じの見てる?
公式ホームページ。
じゃあそれですね、それですね。
赤い服を着て。
そう、苦悩の表情で顔を背けながら手を高々と挙げてる。
42:04
あげてる、OKOK。
もうど変態シーンやねんけど。
でも私このシーンめっちゃ好きやった。
好きやったんやけど、なんかアダム・クーパーさんがやると、やっぱりアダムがクーパーなだけに変態度が増して見えたんだよね。
いやー、すごいよね。
これが役者力というものなのかなって思いましたね。
すごいね。
こんな印象的なシーンではあったけど、ここまでやったっけっていう。
そうね、本当それはそう思った。
なんか普段ね、こういう緊急ブースとかもそうなんだけど、ロンドンで見たことのある作品のスクリーニングをね、映像バージョンっていうのを日本で見るときには、日本語字幕が入るじゃない。
だからそこで初めて、あ、そういう意味やったんかみたいな発見とか、最初に見たときとの印象っていうのが大きく変わる、深まるってことが多いけど、今回はさ、セリフもともとないやん。
だからその、見に行くときに、そんなに印象の違いないんじゃないかなって私思ってたんだよね。
だからむしろ生で見ない分、なんかその迫力だったりとか、空気感っていうのをなんかこう感じられないから、楽しめるんかな、大丈夫かなっていう、その2017年の印象がね、あまりに良かっただけに。
で、ちょっと心配してたところがあったんだけど、だけど、まあその映像化によってその付け足されたカメラワーク、これがね、なんかもうこの赤い靴っていうか、まああのマッシュボーンさんのバレエ作品にとっては、なんかもうある意味その字幕並みに、その有弁っていうか、そのこれはこういう意味だったんだよみたいなのを、なんか教えてくれた気がして、
やっぱりなんかその、前にロンドンで見たときより作品の解釈っていうのがね、まああのアダムがクーパーしてたってところを差し引いたとしても、あの映像作品であのこのマッシュボーンさんのバレエ作品を見るっていうのは、本当にその作品の解釈が深まるっていうのはあったんだなーって、ちょっと新しい発見だった。
このカンパニー自体も、まあその作品を映像化するってことに結構慣れてらっしゃるので、
うん、今回7作目だって。
うん、なのでなんかそういう、ね、自分らで考えたそういうセオリーがあるのかなとも思うし、それがまあすごい伝わりやすい、わかりやすいっていうのもあるしね。
結構攻めたカット割だもんね、だって。
うん。
割と酔ってるというか、こんなになんか酔っちゃうんだみたいなさ、なんかよくそのダンスとかね、ダンスシーンのある演劇作品とかを映像化するときって、
45:05
うん。
まああの観客からの声がよく上がるのは、こんなにアップに切り取ってしまって、せっかくの軍部シーンが台無しだみたいな声が上がることもある。
ある。
もうさ、バレエ作品なんてさ、もうほんと割とずっと軍部いるじゃん、当たり前けどさ。
だから引きの3カメぐらいでいいやんっていうぐらいでね。
うんうん。でもあえてもうなんかそれ切り捨てちゃって、もうパンじゃないや、あのフォーカスしちゃいますよみたいな。
うん。
一人の人に寄りますよって。
どんどんズームしちゃいますよっていう。
でも分からん。もしかしたらアダムクーパーしすぎてたからさ、ほんまはそこまで寄ってないのに、私ら勝手に心のさ、カメラが寄ってたんかもしらん。
あ、何、心の虫眼鏡で見ちゃってた?
そうそうそうそうそう、そうかもしらん。
やば。
言うほど寄ってなかったかもしれないんで、今思った、話しながら。アダムのせいかも。
そうなんかな。
そうやで。
アダムがちょっとでも映ったら自分でズーミングしてたんかも。
そうそうそう、そうかもしらん。
でもね、この写真たち見ててもね、後ろでぼやけてちょびっと写っとるだけやないっていう写真見ちゃってんのよね。
うんうんうん。
リアム君もそうやねんけどね。
うんうん。
そう、まあね、心の目でズームしちゃうっていうのはね、本当に舞台を生で見てるときってのもしょっちゅう往々にして起こることなんですけども、
いやわからん、もしかしたらこれ映像か作品やけども、今回はそれがちょっと起こっちゃったかもしれないね。
うーん。
今回なんか、ロンドンで見たときには全然思わへんかったんやけど、なんか結構だからそのわらかしのシーンを入れてくるよねっていうのが、
ロンドンのマッシュボーン作品、結構あるよね、肩苦しいものではないっていうことをシーンでも見せてくれてるから、ちょっと息抜きではないけれど楽しいシーンっていうのをいくつか入れてくれてて、
たとえばそのみんなで水着で踊ってる、どこやっけ、モンテカルロかな。
モンテカルロス。
のシーンとか、あとなんかその愛する2人、恋する2人が、ちょっとそのバレエ団が嫌になってちょっと逃亡しちゃうシーンが途中に入ってて、
でその逃亡してパリかなんかの劇場に逃げ込んで、そこでお金を稼ぐために。
あれでもウエストエンドだった。
ウエストエンドだった。
最初がコベントガーデンで、そのバレエ団、元いたバレエ団があって、ウエストエンドだった気がする。
パリは行っただけか。
そうそう、パリは公園に行ってたの、バスへのキャバレーみたいなとこね。
あのお笑い芸人さんとかが出てるようなショーをやってるところにバレエダンサーとしてちょっと潜り込んで、ちょっとお金を稼がなきゃみたいな。
48:08
で、周りの人たちはコメディタッチのダンスを踊る、ダンスというかネタというかみたいなシーンとかも、なんか意外とまあまあ長くて。
そうね、思ってる並み方ね。
あれ?っていうぐらい、もうワンタンやっちゃうの?っていう長さがあって。
たぶん裏の事情もあるんやと思うんだよね。
誰かが着替えてるから。
誰かが着替えてるか、馬店してるか。
着替えも多かった、そうだね。
魔法のような馬店がしなあかんからね。
でもなんかそのモンテカルロのみんなで水着でバランスボールダンス大会みたいな振り付けもすごい楽しくて夢中で見れるねんけど、こんなにリアル?みたいな。
でもなんか、私は過去に見た2作よりかは、そういうシーンは短く感じた。
なんかこれいつまでやんねやろみたいなシーンが、もうちょっとなんかあった気がすんねん、他の。
あったよね、シンデレラ。
シンデレラも、スリーピングビューティーもあったよ。
なんか兄弟たちのいさかいが、もう同じこと2回やった、3回目きたーみたいな。
これ何回やんの?みたいな。
でもそれもなんかどうなんやろって思って、みんなで楽しく作ってんのかなとか思うと、このシーンはお前ら好きにやれやとか言われてんのかなって思うとちょっと微笑ましいなと思って。
まあね、確かにね。
ただ、その前のモンテカレロの面白水着ダンスの直前で、それこそ我らがリアムさんとかはさ、ビシッと服着て踊ってたりとかしたわけでね、
まさかこの面白シーンにわざわざ着替えて参加せえへんやろって思ってたけど、後から来たときにはちょっとおい待てよって思った。
そこ出てくんのかいみたいな。
そうそうそうそう、みたいなね。
選んで楽しいシーンなんだろうなとは思いました。
なんかそういうのね、もうなんかカンパニーとしていろいろみんなで相談しながら、お前もうちょっと後ろ行けやとか言いながらやってんのかなって。
ね、確かにね。
まあね、そういう感じの作品でございますよ。
いや素晴らしいね。
素晴らしかったね。これは本当ストーリー的にもね、やっぱあの映画作品を舞台化してるだけあって、ストーリーも面白かった。
どこまでその端折ってんのか、どこを追加してんのかはね、ちょっと見てないんでわかんないんですけど。
まあそのバレエを作る、ゆったらうその世界の裏側を描きながらその華麗な舞台上のシーンを見せてくれるっていうその多面性とか、その見せ方もねやっぱりなんかすごく濃淡はっきりしていて、
51:21
いやもう、っていうことを君らがやってんのかっていうところまでね、バレエ団を演じてるのがバレエな人たちなのでね。
実際のところどうなんですか?ニューアドベンチャーズではこういうことなんですか?みたいな。
まあね、観客としてはね、なんかそういう気持ちになったりもするよね。
いやー、なのでね、本当にちょっとこういうコロナ禍ではありますので、
じゃあめっちゃ良かったから次回のニューアドベンチャーズ見に行こうぜっていうのは言えないのがですね、なんとももどかしいところではございますけれども。
しんちゃん、次回、ニューアドベンチャーズの今後の動きなんていうのはもうチェックされてたりとかするんですかね。
いや全然してないですね。
そうっすか、はい。私も今、ニューアドベンチャーズの公式ホームページを今開いてみたりとかしました。
おー、何か情報は。劇場がね、ロンドンちょっとずつやっぱり動き出してるのかな?動きとしては。
そうだね、ダンスポッドキャストなるものが配信されているってことかわかりました。
ん?ん?ん?なんと?
ポッドキャスト?
4月の29日にBorn to Danceっていうポッドキャスト番組が始まるそうです。
何かボロボロツッコミで。
面白いな。
ツッコミがち?これ。
あーでもね、第1回目はマシューボーンさん。で、次がアシュリーちゃん。
で、ブレンダーさん、レイトンさん、ケインさん、ポールさんという、たぶんニューアドベンチャーズのメンバーがそれぞれ出てきて語る感じかな?
ほうほうほうほう。
ですね、なんて気になる方は、そんなお知らせや。もう間もなくでございますよ。
なぜにそこで声のメディアを。
あれ?YouTubeとかじゃないのかな?ちょっとわかんないんだけど、とりあえずポッドキャスト。
今ね、全世界的にもね、音声メディアというのは結構注目を浴びているそうなので、知ってた?しんちゃん。
僕たち今長年ポッドキャストやってるからさ、そんなことになってるとは、つい知らずだったんだけど、すごい声のメディアが今見直されてるんだって。
54:04
それはそれや。
あ、そう。
それはそれ、これはそれや。
あ、そう。
踊ってくれよ。
まあね、そういうことらしいよ。
いやいや、そんな、稽古場5分見せてくれたら、それって大満足ですよ。
まあ、しゃあない、しゃあないね。だってさ、こういうご時世ですから。
ちゃうやん。リアムに語ってほしいけど、見たいのにこっちは。
まあ、確かにね。
こういう気持ちを煽ろうてか。
いや、そういうわけでもないと思いますけど、一番近いバレエ作品としてのニューアドベンチャーズのプロダクトとしましては、ロエルアルバートホールの150周年記念公演です。
2022年の夏、ザ・カーマンという作品がですね、やりますっていう。
Don't miss it in summer.
ザ・カーマンね。
2022。
それも日々出てますね。
この作品を。
カルメンを男性に置き換えた作品ですね。
現代風ですね。
やっております。ザ・カーマン。
カーマンで合ってるのかな、読み方は。
合ってる合ってる。
合ってんのか。
非常にエネルギッシュな。
刺激的な作品ですよ。
これをやるそうでして、なので、2022年のロエルアルバートホール150周年記念公演。
みんなお楽しみにっていうね。
それまではさすがにないのかな。
好きがあったら入れ込もうとはしてると思うけどね。
もちろんね、もちろんね。
そりゃそうだ。
こんだけね、レパートリーたくさん持ってらっしゃるので。
そうですね。あ、でも、あ、もう一個あるぞ。
あ、あるある。すいませんすいません。
2021年の11月から来年4月までですね。
あ、マッシュボーンの、えっと、ナッツクラッカー?
くるみ割り人形ですね。
そういうことか。ナッツクラッカー。
これでも超ピンクで、ちょうど派手です。
マッシュボーン流のね、やつですね。が来ます。
どこでやるんだろう。
えっと、10年ぶりだって。
10年ぶりに帰ってくるって書いてますね。
うわー、すげーな。
なので、これはいつものサドラーズウェルズ。
ウェルズシアター?
57:00
あ、ですね。書いてる。
サドラーズウェルズウィルビートランスファードインチュー。
うん、そうそうそうそう。
ちょっと住宅街のほうに入っていて、ウエストエンドではない感じ。
そうなのよね。ちょっと北のほうに行くのかな。
私たちはホルボーンにその時宿をとっていたので、
ホルボーンの駅からもう反対側に、反対ってどっちなんだ。
上側に。
テムズ島は反対側に、上側にテクテクテクテク歩いて行って、冬の寒い時だった。
あれ、このままこの住宅街を進んであってるのかなと思うと、
本当にいきなりドーンと現れて。
ポコっとね。
ダンス系の公演をよくやってる感じの劇場で。
よかったね、こじんまりとしていて。
公演した瞬間にみんながバス停に走って行く走って行く。
私らはね、歩いて行き帰り行けたので。
それもあってね、そこに宿もとったっていうのもあったけど。
ロンドン市街、歩いて2、30分ではあるんだけれど、
地理がわかってないとすごい不安になるところではあった。
確かにね。
なんか新しくて、すごく刺激的な劇場だなとは思った。
そうですね、サドル・アズウェルズでこの作品をやるのは、
12月の7から翌年の1月30までで、
それまでにも2劇場、その後にも結構10劇場ぐらいツアーが決まってますね。
できるのかな、頑張ってほしい。
うん、ぜひぜひ。
っていう感じです。
また寒いときにやりはめんな。
そうだね、いつも冬だね、ここはね。
なんとなくそんな印象。
で、夏とかにツアーで巡るみたいな感じなのかな。
日本にもね、2年おきに来てくれててっていうのが。
若手公演やられたりとかね、いっぺんにされてるので、
いやいやいや、またとっつかまえたいですよ。
本当にね、また現地でぜひぜひ。
あれだね、やっぱ新作見に行きたいな、新作。
って思いました。
やっぱちょっとよく出しちゃうよね。
ロイヤルアルバートホールの150周年記念公演っていうのはちょっと興味はある。
でも私あれが見たいのね、シザー・ハンズ。
シザー・ハンズね。
私ね、ニューアドベンチャーズ名機でやってたかどうかちょっと定かじゃないんだけど、
ハエの王が見たかったんだよね。
あー、そうか。
あれめっちゃ見たかった、ちょうどなんか、うわーこの間やっとったんやみたいな。
で、チケットも完売で見れなくてさ、あれ見たかったな、すごい。
ということで。
ニューアドベンチャーではないか。
もう休んでる場合じゃねえぞ、ニューアドベンチャーズ。
確かにね、確かにね。
そう、です。
1:00:02
あ、ニューアドベンチャーズでやってた。
2011年、ロード・オブ・ザ・ファイズ、そうだね。
ハエの王、これ見たいっすね。
私の大好きな小説なんですよね。
ですです。
はい。
というわけでね、結構語りましたよ、今日も。
あらま、あほんとだわ。
もうすいません、最近なんか長くなってしまって、申し訳ないんですけども。
っていうね、大好きな大好きな作品が日本で映像化されたのが上映してたということで、本当に本当に関係者の皆さんありがとうございます。
今回も楽しくですね、妄想論の活動を励ませていただきました。
はい。大満喫ですよ。
大満喫です。
というわけでね、予告はしない私たちではあるんですけれども、私的にね、しんちゃんにちょっと付き頑張ってほしいなと思っているお題が一つありましてね。
私の今大好きな作家さんで追いかけておりますアンソニー・ホロウィッツさんという方がいらっしゃるんですけれども、妄想論の会議でも何とか取り上げさせていただきました。
次回、はい。
で、言い方があまりにもこれ以前ご存じの、ご存じのソフトは初めてで、そのそもそもしんちゃんがこれめっちゃ面白いでっていうので、
読書家しんちゃんの小説紹介コーナーで紹介されたメインテーマ殺人という本。
そっちがまあめちゃくちゃ面白くて、私がはまりにハマってですね、2冊目も読んじゃったって言って。
しんちゃんがまだ読んでないっていうんで、これについて語りたいんですけれども、
ないし、全然違うのを配信するかもしれないんですけれども、そんな感じで、もうそろそろ動画撮ろうとしてますっていう報告でした。
うん。
ね。
うん。
なによ、どういううんよ、それ。
うん。
今、その本は手に取ってます。
あ、今手に取ったの。
はい。
えっと、第2作は、えっと、そのさばきはしっていう作品ですね。
うん。
The sentence is this.
そうそうそう。
This.
This.
うん。
うん。
頑張れ、私。今ちょっとね、またちょっとつんどくが増えてきて、心が痛いんだ。
つんどくが増えてきちゃった。
読書家のつらいやつだよね。
違う本とか読んじゃってたから、戻るわ。
戻らんでいいよ。違う本、別に読みたかったら読んでくれていいんだよ。
戻るわ。
申し訳ない、それは。せっかく楽しんでるのに、他の方にさ。
大丈夫。気になりつつ、横目で見つつ、っていうね、今、いや、うん、任せろ。
任せろ、出た。
はい、なのでね、映画館とか、ちょっと足を運べないよっていう方、いらっしゃると思いますので、
1:03:03
あの、身近にね、ロンドンにヒュッと連れてってくれる、この素晴らしい小説っていう、この文化。
しかも妄想もはかどるっていうね。
超はかどるよ。本当に、妄想ロンドン会議論のために書いてくれたんじゃないかって、あの、ホロイッツさんに。
あの、尋ねたんよ。これ、あたしらのために書いてくれたんですか?って。
いや、それです。あ、うん、せやでって言われても嫌でしょ。
なんだ、あの、これ聞いてくださってる妄想ロンドンの皆様、本当に、あたしたちと、あの、なんだろう、エンタメの趣味が合う方は、これマジ読んで、めちゃくちゃロンドンやし、
あの、おもろいんで、あの、アンソニー・ホロイッツさんのメインテーマは殺人、そしてその裁きは死。
で、原書で読みたいという方は、原書もかなり平易な英語で書かれてますんで、大丈夫です。この私でも読めました。
なんで、あの、ぜひぜひ読んでみてください。
超おもしろい。
てかもうほんまにちょっともう、早く読んでほしい。早く感想を語り合いたいから。
はい。
というわけで、あの、今日はこのあたりでお別れしたいと思います。はい、えっと、妄想ロンドン会議ではお便り募集しております。
ハッシュタグ、妄想ロンドン会議をつけて、ツイッターでつぶやいていただくか、直接私たちまでリプライください。
メールでのお便りも大歓迎です。
妄想ロンドン、atmarkgmail.com、mosolondon、atmarkgmail.comまでお便りください。
この先ちょっとしばらくオートスターがなかったら、清水がんばれっていう応援メッセージ待ってます。
はい、ではまたお会いしましょう。さようなら。
ありがとうございました。
01:04:47

コメント

スクロール