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2015-02-18 1:08:41

第17回:祝!ベネディクト・カンバーバッチさん、バレンタイン婚/『オックスフォード連続殺人』/マイケル・ガンボン、舞台俳優を引退/『ビリーエリオット ミュージカル』の果てしない魅力

第17回:祝!ベネディクト・カンバーバッチさん、バレンタイン婚/『オックスフォード連続殺人』/マイケル・ガンボン、舞台俳優を引退/『ビリーエリオット ミュージカル』の果てしない魅力 by Miz & Sin
00:01
今すぐにでもロンドンに飛び立ちたい二人が、現実にはいけない今週のロンドン旅行プランを妄想します。
このポッドキャストでは、実際にロンドン旅行に行くまでがワンシーズンです。
それまで、インターネット上や雑誌にあふれるロンドン情報を駆使しながら妄想旅行をすることで、
実際のロンドン旅行をより充実したものにするのが目的です。
では、第17回妄想ロンドン会議を始めます。
水口です。
よろしくお願いします。
行こうかなと思います。
バレンタインですね。
バレンタインです。
愛の告白されましたか?
愛の告白を…
マイクが落ちたよ。
マイクどこ?
マイクを救って。
大変失礼いたしました。大丈夫でしょうか?
マイク救出です。
改めまして、バレンタインですね。
はい、バレンタインですね。
私ね、バレンタインデーは稽古場を2つ駆け持ちしてまして、
1個目はほぼほぼ男子ばかりの稽古場。
そこでですね、女子のスタッフさんとか女子の出演者の方たちがいろんなスイーツを持ってきてました。
私は丸腰ですね。
丸裸の状態ですね。
丸裸です。
丸裸です。
2個目の稽古場に行きまして、そこでなんと女子からチョコをいただきました。
マジで?
素晴らしい。
Bちゃんからいただきました。
あ、Bちゃん。
もしかして裸の板チョコ?
いや、まさかまさか。めっちゃ可愛い。クマのチョコくれた。
すごい。
さすがBちゃん。
高いBちゃんという可愛らしい女の役者さんなんですけれども、いただきまして、
大事ね、そういう聞くばり。
それでね、バレンタインデーなんですけれども、
ただそれどころじゃなかったというね。
14日の未明にニュースが飛び込んでまいりまして、
完全に犯罪事件が起こっている未明とかいうとね。
そうですね。
我らが、ベネディクト・カンバーバッチさんが。
我がでしょ。
我らが、ベネディクト・カンバーバッチさんが、
なんとバレンタインに結婚式をあげられるということで、
イギリスの各種ゴシップ誌がニュース一面に取り上げてたわけなんですよ。
デイリー、あれ?
デイリーメールとか、ファンとか、テレグラフとか、いろいろありますわな。
で、取り上げてるぞっていうのをBBCニュースとかがまだ取り上げてたりとかして、
見た中で、これマジで?と思ってたら、実際ご結婚だったそうで。
一応さ、日本で言ってみると、東スポと大スポと、日韓スポーツと関係等ですよね。
03:05
そうそう、それそれそれ。
そうなん、そうなん。
すごいね。一大事件なんだね。
さすがベネディクト・カンバーバッチさん。
ね、バレンタイン婚でございますよ。
だから私は、私誕生日が11月5日なんですね。
11月5日が来ると、ガイ・フォークス・ナイトの花火と共にベネディクト・カンバーバッチさんが婚約した時のことを思い出し、
そして2月14日のバレンタインが来ると、ベネディクト・カンバーバッチさんが結婚したことを思い出すという、そういう宿命なんやね。
そうですね、また来年からそんな感じで、新たな記念日が増えていくというね。
でもガイ・フォークス・ナイトが誕生日ってかっこよくていいじゃん。
ガイ・フォークス・ナイトは嬉しかったよ。後から知ったけど、ガイ・フォークス・ナイトになるものがあって、しかもそれが自分の誕生日やったってことを知ったのは、後から知ったけど嬉しかったなんか。ガイ・フォークス・ナイトちょっと好き。
あれかっこいい。
まあまあ、もともとそういう日ではないけれど、花火で華やかにって感じはするからね、今。
そうやね、花火で華やかに。
もともとは処刑された日やね。
そうそうそう、ガイ・フォークスさんがね。でもなんかちょっと話ずれるけど、最近あれ見て、映画のほら、オックス・フォード連続殺人。
あれね。
あれ面白かった。
萌え!ってなるでしょ。
なったよ、ジョン・ハート。
ジョン・ハート先生、あれを見てから、V4ベンデッタを見ていただくと、うわ、ちょっと萌え!ってなるから。
クライマックスのすごくいいシーンで、ガイ・フォークス・ナイトが出てきて、またちょっと片田舎のね、いわゆる、
オックス・フォードね。
派手な都心の話じゃなくて、ちょっと鬱屈した感じの田舎のお話っていうところもあって、それとまたガイ・フォークス・ナイトがぴったり合うんだわ。
で、なんかその、ジョン・ハートがガイ・フォークスの風装を捨てるっていう。
しかもナチュラルにやってて、別に誰も何も突っ込まないっていう。
まあ別にね、ガイ・フォークス・ナイトだからみんなガイ・フォークスの格好をしたりしてるわけなんだけど、それがまたね、萌えっすわ。
あれいいよね。
あれ隠れた名作だね。
私あれ、ちょっと原作まで買ったもん。
原作面白かった?
原作はね。
あれね、文字で見た方が面白いかもしれない。
その分かりやすい、さらっと流れるところ、その学術的な、数学的なところが、もうちょっと丁寧に揺らされているので。
なんかね、私らには何か分からんままに、でもなんかこの物語の中の人たちは分かってるんやなっていうのを思いながら、
ふわーっと進んでいくからね。
何かの定理が発見されてとか、すごく数学的にすごいことが起こってっていうことも、割と現実にそこした形で書いてたりとかするから、
06:08
その時にどんだけすごかったかみたいなことを、ちょっとフィルマーの定理が解明された時にどうやったみたいなことも、ちょっと織り込まれて書かれてるから、
映画見て興味をもし持たれたんやったら、原作読んでみたら絶対面白いと思う。
すごく良かった。丁寧に作られた映画で地味で。
ちょっとね、ちゅっちゅラブラブしてる感じがね。
なんかね、監督さんは変態監督って呼ばれてるらしくて、他の作品を見てみると。
だからきっとそこに片鱗をね。
でもまあいろんな変態ではありますけど、冒頭の長回しがオックソード連続殺人というタイトルがつくぐらいですから、
もちろん殺人事件が起こるわけなんですけれども、第一の殺人が起こるまでのあの長回し。
その長回しを全部見終わった後でもう一回見ると、ああーって思うんすよ。
これはきっと小説では味わえない。
映像的な演出はね、もちろん売り込まれてますから。
ただね、私すごい好きやねんけど、イライジャウッドがアメリカからの留学生としてオックソードやってくるわけで、
このイライジャウッドがもうまあまあモテモテなんですよね。
女子という女子からモテモテでですね、まあまあラブラブチュッチュなシーンになるわけなんですけれども、
それがちょっと長すぎやしないかっていうツッコミはちょっと入れさせてもらいました。
イライジャウちょっと頑張りすぎてるなーみたいな、ああ大人になったのねみたいな感じは思ったよね。
ちょっとあのモテモテイケメンをキロるあまり。
しかもなんかね、別にいつもの感じから変えて演技をしてるわけでも決してないから、
この感じなのにモテモテやねんやっていう、なんかそういうのちょっとハテナマークが浮かびながら見てて、
最後にね、どんな感じやったんだろうと思ってネットで調べてみたら、
これこの役はじめはイタリアの俳優さんカエル・ガルシア・ベルナルが予定されてたみたいなのがあって、
超男前じゃないですか。
それやったらわかるわみたいな、なんか思ったね。ちょっと色男すぎてね、役がね。
ちょっとなんかあの、純情青年っぽいイライジャではちょっとない。
違う違う。決して別にいつも純情青年を演じろとは決して思わないんだけど、
でもなんかその僕特質さは抜け出せないままやのになぜモテるみたいな、ちょっと不思議な返りがありましたよね。
そんなことなかった?
09:01
なんかあれ?こんな子やっけっていう。
あれもうちょっと高青年っぽいキャラじゃなかったっけっていうのはちょっと一抹の不安を抱きながら見たけど。
ただこの作品はさらにちょっとタイムリーで何があって、
タイムリーってね、今私ガイ・フォークス・ナイトと私の誕生日、そしてベネディクトさんの婚約っていうところの物理的によりタイムリーということしか言ってないんですけども、
数学の定理だったりとかがメインで出てくるだけあって、冒頭にいきなりね、アラン・チューリングさんとかが登場するわけですよ。
もうその辺の数学的な巨人たちの名前が。
なんかそういうのもあって、3月13日のイミテーションゲームの公開を楽しみにしている私としては、
おー!アラン・チューリング!みたいな。
最近アラン・チューリングの名前見たらドキドキするよね。
そろそろですね。
でもね、1月に今年の楽しみなエンタメって言って、3月13日っていうのがすっごい遠い気分だったけれども、
もうすぐやん!
ほんとそうなの。
だからちょっと楽しみです。
ちょっと待って脱線していい?
イミテーションゲームの試写会ないかなと思って探してたの。
そしたら今ってオンライン試写会っていうものがあるんだね。
どういうこと?
オンライン試写会。
お家にいながら試写できるってことですか?
もうね、そうなの。なんとそうなの。
試写会って…
映画館じゃないね。
何を持って試写をするの?
試写はお試しの写しでしょ?って書いて試写でしょ?
でも別に技術的にさ、この絵先映るかなっていうわけではないじゃん。
ないねないね。
結局その反応を見たりとか、その宣伝方法を決めるための試写会じゃない?
そうですね。
それはオンラインやと反応見れないじゃない?
ああ、そういうこと?
いや、でも感想とか、むしろオンラインで見るぐらいの人やったら
SNSとかTwitterとかやってるやろうから、それがいいんじゃないのか。
そういうことか。それ何かどっかで書いてくださいねっていうことでいいのか?
きっとそういうことじゃないかなって思うんですけど
ちょっとすいません、マイクの位置が定まらなくて
もしガサガサゴソゴソ鳴ってたら本当すいません。
本当失礼いたしました。
これなんでこうなっちゃうの?
だから別に普通に置いたらええやん。
こうか。
こうやって置いたらいいのか。
水口離して。
はい。
おー、できたー。
すいません。
失礼いたしました。
失礼いたしました。
そう、だから、でも一応ね、申し込んでみたの。
あ、あったら連れていけよ。
いや、だから連れるとかじゃないよ。
え?あ、そうか。
オンライン試写会やから、私の家に来るんやったらいいよ、見に来て。
あ、じゃあ行くよ。
だから、PCで見に行って。
いいよ、別にあなたの横に私が座ればいいんでしょ?
こんな試写会ある?楽しい?楽しめるのかな?
え、ポップコーン買って行けばいいんでしょ?
うん。
そうね。
12:00
わかった、行くよ。
そうね、オンライン試写会とかもありますので、皆さん是非ちょっと試してみてください。
ちょっとね、でも公開前に見れるチャンスは逃すべきじゃないよね。
それは逃すべきじゃない。
でもね、でもでもでもでもでも、映画館好きとしてはやっぱり。
いやいやいや、スクリーンに行くにせよ一回見とく人より早く見れるチャンスは一応逃すべきではないよね。
それはあるね。人より早く見入れるに越したことはないね。
で、映画館に改めて行きたいという話ね。
やっぱりファーストインプレッションになるものをやはり最高の環境で迎えたいっていう、この映画館オタクの私の心がむずくわけですよ。
私、ネタバレ完全にOKな人間じゃないですか。
そうやね。早く見たいね。
すごい情報を早く仕入れて、万全の状況でいきたいっていう人間なので、全然いいですよ。
わかりました。
当たったら連絡ください。
了解しました。
というわけで、そんな今週のありゃこりゃでございました。
はい。
では続きまして、今週の気になるニュースをちょっと読んでいきたいと思います。
気になるっていうかあれでしょ?
バレンタインコンでしょ?
バレンタインコンはもうだから終わった。
終わったの?
うん。だって知らんねん。内容全然どこからも出てきてないからさ。
アンドリュー・スコットさんが参加したっていうこと?
あとトムヒが写真に撮られてたってことぐらいじゃない。
だからそれは本人たちがやっぱり内緒にしたいって言うてんねんから。
まあクローズドでね。
そういうことじゃない。って思ったよ。
平穏無事に華やかに終わられたらそれで、私も幸せだなと。
そうやねん。私も今となってかわいさ余ってニックス100倍。
待て待て待て。
なんかもうさ、羨ましすぎて。ベネディクト・カンバーバッジなる人がさ。
すごいよね。
苦労してきた人やし、真面目な人やし。
でもなんかこんなに人生上手くいって、あんな綺麗なお嫁さんもらって、子供も欲しい欲しい言うてて。
子供もさ、今妊娠中なわけじゃない。
しかもオスカーにノミネートされて。
ていう時に結婚式して。
そうだよ。
名がたる人たちに祝福される。
そう、もうなんかやつが羨ましくて仕方がないよね。
なんかね、全然関係ないんだけど、つい昨日。
なになに?
2002年から3年間の作品のMI54っていう放題でレンタルされてたりするスプークスっていうドラマを見てたんですよ。
何の指知識もなく見てたらベネディクトさんがピャって出てきて。
あ、出てきた?
ピャって。
しかもすっげーしょぼい。
15:01
だまくらかされて密通してしまった。
内部の情報を明かしてしまって、ゆくゆくは罰せられるやろうなっていう下っ端の国の職員。
はいはいはいはい。
もう私としては意外なくらいに見慣れない、よくない服。
どういうことどういうこと?
あつらえてもいないシャーロック張りのすごくこだわって選んだコートとマフラーとっていう状態でもない、ただのつるしの背広。
いわゆる既製品ってやつ?
そうそうそうそう。ピラピラのネクタイを締めた。
まあだから、しなり何なりの職員っていうのをその衣装で表してたってこと?
それともあれかな?衣装は自前でっていう例のやつかな?そっち系かな?
なんていうんだろう。
一応用意してもらってはいたの。
あつらえてない、しかもコスチュームプレイでもない感じの。
普通のね。
普通の。
セラリーマンの役だもんね。
いわゆる姿勢の人々ですよね。
うんうん。
っていう役でパラッて出てきて。
メガネかけてた?
いや、かけてなかった。
かけてなかった?
2分くらいでパラッと出ていくっていう。
よう気づいたね。
いやでも分かんないけど。
まあ。
ただなんかすごい違和感を感じたまま。
で、ベネディクト・カンババッチがこれで終わりっていう。
え、それ2000年?
2年か3年か?3年かな?
10年以上前の作品で、マッシュ・マクファリンとかの編が主演してたりとかするようなドラマ。
連続ドラマの単1シーンに通りすがりの人が出てきて。
ああそっか、でも10何年前でこれなんやっていう。
ほんの10年前なのね。
そう。が今や主演でハリウッドで。
まあでも10年前って言っても、あの人映像とかし始めたのそんなに早くなかったから。
そうだからその辺でちょちょちょちょって出て、あとはもう結構ビッグステップを踏んできたんやろうなっていう気はするんだけど。
まあホーキングだろうね。
ああそうね。
そっかそっか。でそれの前の作品を全く予期せぬまま見たらすごい違和感で。
ホエーって。
ドキッとするよね、なんか。あ、知ってるみたいなね。
そう知ってる人が出たらファーってなるよね。
なるなるなるなる。
あれちょっと今の今の今のって。
わかるわかる。うんうんうんうん。
そっかそっかそんなベネディクトさんご結婚おめでとうございました。
おめでとうございます。
はい、じゃあ言っていい?ほんまに今週の気になるニュース言っていい?
気になってんの?
うん気になってます。
気になったんやったら言ったらいいよ。
すごいもうなんかちょっとツイッターとかでもつぶやきかけたんやけど、ちょっとつらすぎてなんか下書き消しちゃったんです。
18:07
これね読みますね。
はい。
ハリポタ・ダンブルドア役マイケルガンボン舞台俳優を引退。
映画ハリーポッターシリーズのダンブルドア校長役で知られるマイケルガンボンが、もはやセリフを覚えることができないとして舞台俳優を引退することを発表しました。
ガンボンは2009年に2度、ロンドンのナショナルシアターでのリハーサル中にセリフを忘れてしまうストレスからパニック発作を起こし病院に運ばれていたということです。
本人の言葉です。
セリフを覚えるのに永遠とも燃える時間がかかる上、あっという間に忘れてしまうと明かしたガンボンは、
認めるのは恐ろしいが私にはもうできないんだ。胸が張り裂けるよと、ザ・サンデータイムズにコメントしました。
とのことです。
50年だそうですよ、舞台のキャリア。
もうベテラン中のベテランさんですね。
74歳。
その年で、本当に失礼かもしれないけど、舞台に立つっていうことって、とてつもないこと。
とてつもない。本当にとてつもない。
そう考えたら、ジュディ・ベンチさんとか、日本で森光子さんとかも立ってらっしゃったけど、
その重圧たるやつ、凄ましいなっていうのは。
そうなんだよね。
本当に舞台に私は立ったことが何度もあるので、実感として言わせていただくと、
失敗が許されないっていう恐ろしさ。
今日のお客様には今日しか会えない。
持って帰っていただくものは今出すしかないっていうことって、
やっぱり日々感じて、それを忘れてはできないっていうのを。
それができないって分かった瞬間の、何十年経ってらっしゃった方の失望とか、絶望っていうのは、もう計り知れないなっていう。
訳を小さくすればとか、セリフを少なくすればって絶対みんな考え張ると思うんだけど、それも許されない。
そういうことじゃないよ。
それすら忘れた時にどうしようもないとかっていうプレッシャー。
そのセリフを、一個自分の言うセリフを覚えるとか覚えないとか、そういうレベルじゃなくて、
21:04
舞台が幕が上がってしまえば、あとはもう全部の責任を一人で負うしかなくて、
歩くとか、そこに立つとか、この小道具を右手に持つとか、ここでちょっと半歩前に出るとか、
舞台俳優さんって頭の中の脳みそが回路が二つあるってよく言われるけど、
一つは演出家の目となって、自分がどうやってどのタイミングでどう動くのかっていうのを機械的に客観的に見る。
いわゆる段取りだったりする。
あとその段取りをしながらもう片方の脳みそで、まさに今ここで何十回何百回とやっている同じハムレットだとしても、
今ここで初めて驚く、初めて悲しむっていうリアルな感情を再現する。
その再現は再現と見えてはいけなくて、そこでフレッシュなものとしてお客さんに見てなくちゃいけなくて、
この相反する二つの回路が頭の中に存在するっていうのが、もうすごすぎて無理って私はいつも思ってる。
すごいなって。だからよく舞台に立ってる役者さんに対して、そんなにたくさんセリフを覚えてすごいですねっていう言い方をする方もいらっしゃるんだけど、
なんかね、知れば知るほどそういう問題じゃないっていうのがよくわかるから。
だからどっちの回路がダメになってももうダメで、二つとも生きてなきゃダメで。
相反する理性と感情っていうもので、この感情に持っていくために、ここの理性をコントロールするっていうことの積み重ねだと私は思っていて、
ここで泣くために、ここのステップを確実に登らなきゃいけない。
本当にそれで、この小道具を右手から左手に持ち替えなきゃいけない。この人をこの角度で見なきゃいけないっていうことを、
まあまあまあ、ナチュラルにやってる場面もあるし、それは経験と技術とで積み重ねていくものだと思うんだけど、
それが一つかけ間違えただけで、もうその時のお客様にとても失礼なものを見せてしまうかもしれないっていうのが、
その第一線でやればやるほど切実なものになっていくんやろうなっていう気はしていて、
マイケルガンボンさんが今まで積み重ねてきたキャリアが、一瞬にして一つのきっかけを忘れてしまうことで、
24:02
すべてが崩れるっていうのを味わわれたからこそ、ちょっともう舞台は無理だっていう決断に至られたんやろうなっていう、
もう本当に一つの小さなことかもしれないんだけど、それが致命傷に、もうその自分が許せないっていうところに、
まあそんだけ厳しい世界にいらっしゃるっていう裏返しなんかもしれないんだけど。
なんかね、私がご一緒させていただいた日本の舞台俳優さんで、もうほとんど目が見えない。
しんちゃんも知ってると思うけど、多分お客さんは誰も知らないんじゃないかな、あの方が目が見えないってこと。
私も聞くまで知らなかったです。
でも本当に見えないんだよね、ほとんど。
でも天才的な演技で、たとえあの人は全部見えなくなったとしても、きっと何らかの方法で舞台に立とうと努力する人だろう。
それでこそあの人のアイデンティティだし、生きてるって感じることができるんだろうし、
仕事としてのやりがいっていうのがそこにあるんだろうなって。
で、もう一人の方も、これもしんちゃんもよくご存知の方だけれども、
私も大好きな俳優さんで、まさかのね、えっと、脳拘束になりかけちゃったっていう。
あれなんかおかしいなって思ったらふらって倒れちゃって、病院に行ったら脳拘束かもしれないですって言われて。
で、もうさ麻痺とかにもなるし、それこそ言語の能力にも障害が出てきちゃうし、
もう役者できないかもって思ったって。
でもまあ、結果、軽度っていうか、その時だけで済んで今は元気にされてるんだけれども、
やっぱりその時からのその人の舞台の取り組み方っていうのかな。
まあ私が勝手に感じてるだけかもしれないけど、やっぱり全然違って。
どれだけやっぱり自分が舞台が好きかっていうのがわかるんだろうね。
で、もうなんか、お金もらわなくても何でもいいから、とにかくずっと舞台に出たいって。
そうかと思って、もうなんか、舞台俳優ってほんと一度それを味わってしまうと、
27:01
もうね、舞台から降りるのがどれだけ辛いことかっていうのがよくわかるだけに身近な人たちのエピソードを聞いてたらね。
だからこのマイケルがね、マイケルって呼ぶけど。
ジャクソンじゃないよね。
私の中のマイケルはガンボンだよ。
ガンボンさんね。
ジャクソンじゃないよ、ガンボンだよ。
ガンボンだよ、マイケルがね。
自分でその舞台を引退するっていう風に、自分で。
だから周りに言われてとかさ、もうストップがかかったんじゃなくて。
最初はそうやったかもしれへんし、でも最終的には自分で決意するわけじゃない。
だって工業側としては、お客さん側としては見たいもん、マイケルが立ってるところを。
だから何としてでも、この記事にも書いてたけど、そのイヤーピースをつけて、セリフを身持ちしてもらって、それで何とか立ち続けようとしたこともあったって書いてて。
そこまでしてやっぱりお客さんは、マイケル・ガンボンが舞台に立つ姿っていうのを求めてたわけなんだよね。
だって素晴らしいんだもん。
そうなんだよ。見たことないよ、生では。
でも映画でも。
すごいんだもん。
だからそれを自分で決意したっていうのが、胸が張り裂けそうにもつらくて。
本当に一回お客様の拍手をライブで浴びると、もうやめられないよね、役者はねってよく言うんだけど。
本当だよね。
それが実感として私も本当に、お客様の笑顔を見て拍手していただくと、もう何者にも変え難いなっていうことになるんだけど、それ回数が少なければね、まだ中毒にならないじゃないですか。
一生に一度の思い出で終われるかもしれない。
結婚式的な感じね。
そうそう。
違う?
本当に中毒になっていく過程ってあるんやなと思って、2回味わったら3回目4回目5回目ってどんどん良くなっていくもので。
だってもっともっとどんどん良くなっていくんだもんね、その経験っていうのは。
もう一回スタンディングオベーションを浴びてしまうと、もう引き返せない次元ですよっていうところを、
マイケルガンボンさんは何百回とお客様の称賛を浴び続けていらっしゃるってなったら、やめるっていう決断って、いやまだできるでって思ったら続けれるんだもん。
それだけやっぱりプロフェッショナルだったんじゃないかなって思うけどね。
やっぱり騙せないじゃない。お客さんも騙すことも自分も騙すことになるから。
ドラマとか映画の仕事はまだ続けるっていうことだから、もう完全にお客様の前からいなくなってしまうってわけではないんやけれども、舞台は引退ってことでね。
30:12
彼の本当に言葉をね、最後にいいですかお伝えしたいんですけど。
死んでないよ、死んでないけどね。
舞台は私が渡していられる唯一の場所だ。幕が上がれば誰も止められない。誰もカットと叫んだりできない。千人もの観客が私がどのように歩いてどのように立つのかすべてを見ているんだ。
重いよねこの言葉、本当そうなんだよね。
これからのね、マイケルガンボンさんのね。
いやでもまだまだね、映画とかドラマとかでは見たいからね。ダンブルドア校長先生以外の役をね。
そうやね、以外の役欲しいね。
もうあの、以外にも大好きな役いっぱいあるので、私はレイヤーケーキが大好きなので。
レイヤーケーキ皆さん、要チェックでございます。
というわけで、こんなマイケルガンボンさんの舞台へのね、思いを共感感じ取ったところでですね、しんちゃんが最近見て心を打たれた舞台の話を聞きたいと思います。
もうね、最初にお伝えしておきます。とっちらかる可能性大なんで。
分かった、私がんばって軌道修正させるわ。
本当にね。
ご覧になられた方も多いと思います。ビリエリオットミュージカルです。
伝わらなくていいんだね。
多分ないんだよ。
分かった。了解。
私もちょっと改めて見た。
もしかしてまだご覧になられてない?
私見てない。
あ、お前か。
見れてないね。
今日は魅力を伝えつつ、ネタバレにならない。ネタバレって言ったらおかしいねんけど、私に教えてほしい。どんだけ素晴らしいかっていうの。
まずどこからいきましょう。
まずちょっと概要からいきましょうかね。
スティーブンダルドリー監督のリトルダンサーっていう放題ですね。現代はビリエリオットの舞台化。
映画なんだよね。もとはね。
もともと映画で、イギリス北西部の炭鉱の町に生まれた男の子がバレーダンサーを目指す。
時代はいつなの?
70年代かな。
じゃあ結構昔だ。ピンクレディとかの頃だよね。
あ、そう来るか。
分かった。ビートルズとかの頃。
そうね。そういうことだね。
そういうことだね。の時代のお話。
っていうだけのことやねんけど。
男の子がバレーダンサーを目指すの?
33:02
そう。っていうことが、あまり一般的ではない時代の、一般的ではない町での物語。
だからその炭鉱の町って言ったけども、例えば田舎町やから、まさかそんなバレーダンサーになるなんて、みんな炭鉱のお仕事に就いてとかそういうこと?
もちろんそうなんです。一番押さえといていただきたい基礎知識として、炭鉱の町っていうのが、男の子がバレーダンサーを目指すっていうメインストーリーではあるんだけど、
それは縦軸であって、横軸にとても貴重な、重大なキーワードとして、炭鉱の町っていうのがあって。
なぜかというと、炭鉱の町で力仕事をメインにした力自慢のマッチョな男たちの町っていうのが大前提にあって。
ラピュタのパズーの親方みたいな人たちがいっぱいいるんだ。
フンってやったら、バツンってシャツが弾ける男たちなので、男は強くなければならない。腕っぷしで食っていかなきゃいけないっていう、みんながそう思ってる町やから。
主人公のビリーもまずはボクサーを目指すっていう、ボクシングジムに入れられて、ちょっとしたダンサー、同じ稽古版をバレーダンサーの女の子たちがシェアするっていうところから、バレーの魅力に目覚めていくっていう物語なんだけど。
その大前提として、男は腕っぷしだからボクシングでしょ。で、お父さんもお兄さんも周りの男の人たちが全員思ってる。俺たちは腕で食っていくんだっていう町での出来事っていうのと、
あともう一つ押さえておいていただきたいのが、単行の物語って言ったんですけど、時代背景が、おりしも時代はサッチャー政権なんですよ。
サッチャー!鉄の女サッチャー!
サッチャー!私たちがこの間、ザ・オーディエンスを見まして、
サッチャーへの思いを語ったよね。
そう、サッチャー政権といえばっていう無駄を徹底的に排除して、
36:02
政策やっけ、あれね。
そうそうそう。っていうのを、真っ最中。
あれでしょ、徳川よしむねみたいなことしてたんでしょ?
そうだね、うん。暴れん坊将軍?
あれじゃん、贅沢禁止令じゃん。
そういうこと、そうそうそう。無駄を一切排除して、だから単行が最たるもの。
え、単行が?
無駄な単行。
だからどんどん閉山されてってこと?
資源が今、全盛期で出てるものに関しては、それは続けましょうっていうことやねんけど、
少しでも枯渇しそうな資源とか、あとちょっと労働者が多すぎるんじゃないっていう山に関しては、
経産の方向に向かってたりとか、財政をちょっと占め直しましょうっていう政策を取っていて、
それに対して山の男たちがストライキをずっと起こしてるって、
そのビリーエリオットが住んでる町も男たちがストライキをずっと続けてて、戦い続けてるっていうのがすごく重要なキーワードで、
だからその屈強な男たちが、失礼しました。
働きたいのに働けない。サッチャーに勝つまでは俺たちは動かないっていうストライキをやってる中で裏切り者もどんどん出ていくし、
ストライキを続ければ続けるほど生活が貧窮していく。
それで山は閉山されていったらみんなどういう仕事になるの?
だからもう炭鉱で持ってる町なので、閉山になったら一家離散状態になってしまうし、
今どんどん給料が削減されそうになってて、それに対して反抗してストライキを起こしてる。
それはイギリス全体で起こってた話で、ストライキが一斉に起こりすぎたために電気が不足して、みんなろうそく生活を。
ストライキしちゃったから?
エネルギーが絶対的に足りなくなったので、今まで車が普通に走ってたのに、車が走れなくなったから馬車が復活したっていう話もあるぐらい。
そんなにない。結構な長期間なんですか?
国を揺るがすエネルギー不足。
1日2日じゃないんだね。
39:01
もう1年とかの話になってきて、石炭に変わるエネルギーがちょっとずつ出てきてはいるんだけど、まだまだ石炭がメインに。
男たちがストライキをしてるがために国全体が貧窮するぐらいの、国を揺るがす一大事。
っていうのが時代背景なわけで、ビリエレットの。
その中で戦い続けてる男たちの中で、その男に成長しようとしている男の子たちが、でもちょっと違う道を歩みたくなった時にどうするっていう。
っていうお話ね。じゃあ、ビリエリオットっていうタイトルでもちろんビリに焦点当たってはいるけど、周りの子供たちとかにも。
周りの親友の男の子と、もうちょっと変わった男の子で、その男たちの中でどう生きればいいんだろうねっていう。
すっごく3人組が?
3人組じゃねえけどな。
そうじゃん。だって、ビリとちょっと変わった子と。
3人やろ?
2人。
親友の男の子と生きられて。その子をちょっと言ってしまえば、セクシャルマイノリティーな感じの男の子。
ゲイの子?
その時点では女装好き。
女装?女装ダンスなんだ。
だったりする男の子も、その屈強なマッチョメンたちの中でどう生きていくっていうお話なのですよ。
でもめっちゃ泣いたって言ってたやん。
私は号泣しましたね。
シャード?そこからもうなんか号泣なわけやっぱし、ビリの。ビリに号泣するの?何に号泣するの?
で、私は舞台をまず見た。
さっき舞台見たんだよね。
そう。なので、何やろうな。私が泣いた理由は今説明してしまおうと思う。
せんほうがいい?説明期間と見に行ったほうがいい?
積み重ねプラス、私は大前提として記念公演。
そのビリエリオットが。
全世界に。
に出てたんだね。
ツアーというか10周年かな?
記念公演で、そのモデルとなった単行の街からニューヨークからイギリス中の街々からっていう全世界同時中継があるスペシャルナイトの映像で、
42:00
ミュージカルの初代の伝説となっている男の子が大人になって、大人のビリエリオットとして出てきたりとか、歴代ビリエリオットが27人かな?
そんなにいるんだね。
一斉に踊るとかっていうスペシャルイベントもあったりとか。
舞台作品としての積み重ねてきた歴史にも感動したってことか。
そう、あとそれを今ここで共感させてもらえるとか。
それはいつあったの?
去年の舞台かな。
そういうことがウエストエンドっていう街で毎晩行われてるっていうことに対して号泣するっていう、ちょっと人からおかしな理由で感動の理由はいろいろなことになったんですけど。
でもその歴史を経て日本で見れるっていうありがたさ。
今のこの英国エンタメバンザイみたいになってるこの日本のね、この感じも嬉しいよね。
海外の作品って言えばアメリカ一遍倒だったのが、今はイギリスの作品もDVD化してくれるし、ましてや映画化にかけてくれるようになって。
本当に嬉しい。
何十万かけて見に行かなきゃいけない。3000人見れたり2000人見れたりしますからね。
ビリエルとミュージカルのスクリーニングも日本でやってくれるなんてこんなありがたいことになるよね。
びっくりだもんね。
でもそれだけお客さんもついてるってことだからさ。
やっぱりちょっと細分化していってるっていうのもあるし、少しでも本物に近い状態で見れたらいいねっていうのはね。
ちょっと映画と舞台とはやっぱり印象が違くて。
その後映画見たんだよね。
やっぱり舞台の方がダイナミックで華やかで、少しお笑いの要素とか全部がちょっと派手な感じ。取っ付きやすくって。
私は今の順番で見れてよかったなって思ってるけど。
舞台を見てその華やかさに惹かれて、映画を見たらより細やかで。
だからその実際の単行の街とかが映画では見れるってわけでしょ。舞台だったら想像するしかなかった景色とかっていうのがね。
45:01
その実際の住宅街で男たちがストを起こしてる感じとかって。舞台と映画ではやっぱりちょっと表現方法が違ってて。舞台はなんていうその…
私ね、ごめん説明しようとしてくれてるのに想像するのを言うと、レミゼラブルで工場のシーンみたいな感じの最初のさ。
工場っていうかあれね、刑務所?
一日の始まりっていうタイトル。え、うん、工場、工場。
あれあれ。
わかった。
あそこのシーン?
もうちょい汗臭いかな。
じゃあ最初。
舞台はでもそっちの印象が、男たちが並んでストライキを起こしてるっていうのもすごくショーアップされていて。
私は学生たちのABCソングとか民衆の歌をイメージしてんけど。
あんな感じですっごい盛り上げてくると。
舞台はね。
いやほど盛り上げてくる。
俺たちタンコーメン!みたいな感じでしょ。
オラコラサッチャー!みたいな。
舞台ってその時その時の感情の塊みたいなのをダイレクトにお客さんに投げることができて。
映画だとそれが単調だったりとか単純?
なんかちょっと浅く見えてしまうようなものですら、ケレンみと相まってなぜか受け入れることができちゃうっていう舞台マジックね。
舞台マジック素晴らしかったね。
演出が素晴らしい。
盛り上げるために多少のケレンみっていうことは大前提としてそれをどんどん盛り込んでくるこのスティーブンダルドリーの熟練の技っていうのが。
映画は同じ人が観てるみたいな。
同じ人なんです。
ただその同じ人の視点の差?
それは面白いね。
っていうのを見比べるのもこれまた一興な感じで。
いいですね。
明日東京に出張なんですけど。
帰ってきたら行ったらいいよ。
帰ってきてもやってるかな。
明日の夜に立つから夕方に行けるかそんな時間どこにも。
全員にしてください。
本当にそういう葛藤に苛まれておりますけれども。
今すごいシャッチャー宣言がどうやったっていうことを一応私なりにご説明させていただいたけど。
これね、抑えとくと抑えとかないとでは全く違うっていうのだけは私が見に行って帰りにエレベーターに乗り合わせたカップルが証明してくれたんで。
48:07
カップルどんな感想だったの?
あの人らなんであんな怒ってたの?わからへんのよ。わかった?
いや、俺もわからんかった。兄にしとけばよかったなっていう会話を聞いたので。
でもね、その人らは兄にしとけばよかったよね。
私たちがたまたま同じスティーブン・ダルドリーのThe Audienceを見て私はすごく興味を持って一応調べてたので。
同じか。
そっか、それもあるのね。
でももう一つすごいなと思ったのは、その映画では直接は語られないのね。
全国民の常識だから、常識的な歴史だから語られないんだけど、映画では割と、違う違う違う、舞台では。
説明範囲?
というか、サッチャー推しなのよ。
あ、そっちね。
サッチャー憎しの論調がすごくて、サッチャー人形とかが出てきて、それも盛り上げる一つの仕組みとして。
なんか、ブリティッシュジョークやね。
政治的なことを笑うっていうのが、舞台ではより強調されていて。
風刺のピリッと効かせる一面っていうのが舞台って、やっぱりその時その時の世情を反映させるってのがあるもんね。
なんかそれがより強調されている。
よく考えたら、その初演じ2005年かな、サッチャーめっちゃ生きてるやんっていう。
ほんまやな。
でもこのご時世にやっちゃうんだって。
それが許される。
今で言ったら、全然違うけど、日本でいうと人気もあったりとか、すごく支持もされてたりとか、でも反対も多かったっていう。
例えば小泉首相のことをそういう風に扱ったりするってことでしょ。
小泉人形を出してきて、小泉政権に。
小泉政権に批判するなり、担当するなりっていう。
面白がるっていうことだよね。
そういう一面を出すってあんまりないよね。
そう、だから日本はさ、宗教もそうだけど、政治の話をするのを良しとしないじゃない。
触らぬ神に。
そうでしょ。でも全然イギリスとかはそうじゃなくて、私はこう思ってるっていう風に、普通に街のカフェとかで若者たちが語り合ってたりするわけじゃない。
いや、私はチュートリアルの方が好きやけどとか、お笑いの話とかをするみたいな感じに。
51:01
私ジャルジャル派みたいな。
みたいな感じで政治のお話もするじゃない。
そういう国民性の違いなのかなと思う。
それ深い目、風刺できてしまうっていうのもちょっと日本とは文化が違うので、面白いなと思う。
そこまで直接的に当時の政治をどうこうっていうのがすごく見たことがないなと思って。
それを抑えてないと、そのエレベーターのカップルみたいなことになってしまうと、ちょっと物語を味わうには。
いやでもさ、わかるやろ。そのカップルさ。
何に怒ってるか。だからその、ストはしてるけど。
サッチャー名とか言ってるんでしょ。
そのサッチャーがどういう政策を取ったのでとか、何に対してストライキを起こしてるっていう。
ストライキっていうのも直接語られてはいなかったんかな。
何かに対して怒ってるおっさん達っていう認識だったみたい。
それはさ、その人たちがさ、ちょっとさ、ダメなんじゃない?
私はそう思うけどな。
若かったらそうなんかな。サッチャーの名前知らない人いっぱいいるからね、今。
知らなくてもさ、何か怒っとったらギッと政治に対して怒ってんねんなって思うやん。思えへん?
分かんない。私は分かる前提で見てたから。
想像するもんだって。
分からんかったら楽しめへんねんっていうのだけは。
分かってた方が楽しいよねってことやな。
ちょっとお伝えしておこうかなと思って。
もしあれやったらwikipediaでサッチャー。
違うでしょ。あれを見てって言うんでしょ。
サッチャー。マーガレットサッチャー。鉄の女の涙を見てるでしょ。
鉄の女の涙。別の放題を見つけてんけどな。
別の放題があるの?
鉄の女の素顔みたいな。
そんな放題もあるの?映画ですけどね。サッチャー首相を描いた。
そう、でも当時のご時世みたいなところを抑えておいてもらう。
まぁでもイギリスにとっての近代の激動の時代だよね。サッチャーって。
日本で言う朝間産総事件とか。
そう来るか。
っていうぐらいの国を揺るがす事件なわけですよ。
っていうのをちょっとおさえ、ちょっと詳しくなってから行くとより楽しめるっていうので、
もしご存知じゃない方がいらっしゃったなら、そこをちょっと補強してから行かれるとより楽しめます。
私はあと一個めっちゃ気になってるのは、ビリー・エリオット役の子は果たして男前なのかってこと。
かわいい。
何歳ぐらいの時の話なの?
ビリー自体は12歳かな。
54:01
ビリーは12歳。役上ではね。
ただ、今やってる、しかもエリオットくん。
エリオットっていう名前なんや。
そう。が、8歳か9歳か。
そんなちっちゃい子がやってんの?
そう。
マジで?それあれやん。小児の役を4歳にして射止めて足玉な的なことやん。
そうだね。足玉なちゃんバリだね。
ただ、ビリー・エリオット役にはとてつもない宿命が待ち受けておりまして、声替わりすると後半なのよ。
つらすぎる。しかたがない。天使の声を。
楽曲を担当されてるのがエルトン・ジョン。
素晴らしい楽曲たちが全部作ってて。
もうその曲もロックで盛り上げる盛り上げるっていう。
イヤが多でもん。
映画は違うの?
映画はね、実際の70年代80年代ぐらいに流行ったブリティッシュロック。
なのでザ・クラッシュとかあの辺のなんかイカれるロックが、もう怒りのロックたちがガンガンかかってて。
それはそれで盛り上がるんやけど、舞台版はもう全部をエルトン・ジョンが作っていて。
それがね、おかしいほどにボーイソフランじゃないと歌えない美しい高音の曲が溢れてるわけですよ。
なので声替わりの前兆が現れたら後半っていう悲しい宿命を背負っていて。
ただそのビリー・エリオット・ミュージカルの映画上映版で出てくるエリオット君は超可愛い。
で、ダンスも上手い。
え、じゃあその時8歳ってことは結構長いことビリーをやれてたってこと?
今ね、多分現役でやってる子。
真似やってんの?ビリーを役を。
去年やってるから。
え、今は?今年は?
多分まだやってるよ。
マジで?じゃあ見に行けるってことやん。
頑張れば見に行けるんじゃないか。
行こうよ見ようよ。
めっちゃ可愛いで。
やってんの?やってんの?9月もやってんの?
ちょっと調べましょうか。
ちょっと皆さん見に行きましょう。名前はエリオット君?
エリオット…
エリオットがファーストネーム?
ファーストネーム。
ビリーじゃないんだね。エリオットなんとか君なんだね。
エリオット・ハンナ君。
エリオット・ハンナ君。
ファーストネームはスペシャル版ということで、
一番最初にスティーブン・ダルドリーのご挨拶とか、
あとエリオット君の劇場案内とかがついてて。
なんかバックステリーツアーみたいなやつ?
ここが楽屋だよって。
女の子たちがここでみんな着替えるんだって。
可愛すぎる。
57:00
イギリスの典型的ないい劇場。
どこでやってんの?
劇場名なんやっけな。
全然調べてなかった。
じゃあ調べとくわ。
で、古い壁とか剥がれてるような
由緒ある劇場の中を案内してくれるの。
ここにセット置いてるんだよとかっていうのも
すごい楽しくて。
めちゃめちゃ可愛い。
それは始まる前に見せてくれるの?
始まる前に。
いつも思うんだけど、幕開いとか始まる前に見せてくれるんだよね。
できれば終わってからがいいなって思うんですけど。
ネタバレネタバレって思う。
そうですよね。
それはちょっと表だ。
でもなかなか楽しかったよ。
ほんま?いいないいないいな。
そっか。
明日行けたら。
帰ってきたら見に行ったらいいじゃん。
帰ってきたら見に行ける。
帰ってきたら見に行けないよ。
だって夕方一回しかやってないのも。
昼間やってたら私行けるけど。
私はごめん。じゃあ行ってくるわ。
やっぱり私明日しかないやん。タイミングが。
そっか。
ちょっとこのDVD出るは出えへんやんぐらいの。
本当に?出たらいいのにな。
頑張って海を越えた通販をすれば。
売ってんの?
一応UKでは売ってたから。
マジで?じゃあじゃあじゃあ。
じゃあもう買おうかな私。
もう見たい。
本当に。
なんやろな。
あのさ、イギリスの
ガイドブック?
あ、はいはいはい。
ツアーガイドブックみたいな。
ルループとか。
のミュージカルのコーナー見たら必ず載ってるよね。
載ってる。載ってるよ。
リトルダンサー。
載ってる載ってる。
もう理由がわかった。
そっかー。
これは盛り上がるわ。
全部そうだねんけど、有名すぎるやつって
ちょっと触手が。
てかいつでも見れるわと思っちゃうし。
ちょっと牽引しちゃうところがある。
今じゃなくてもいいかなみたいな。
そういうのを思っちゃって見なかったりすることがあるけれども。
やっぱ見ないとダメだね有名なやつね。
あのー、これは私はちょっと見てよかったなーって。
でその、もちろん映画もあるから、
その補強関係に全く一緒のものではないので、
ちょっと方向性が違ったりとか、
なので同じ物語を二度味わえるとかっていうこともあるし。
それいいよね。同じ物語を二度。
あとね、もう一個だけ、
あのー、映画版ももちろんそうやねんけど、
1:00:00
成長したビリー・エリオットが最後に出てきて、
世界的なプリンシパルになっている。
ビリー・エリオットの姿が最後に出てくるっていうのがあるんですよ。
で、ワシュー・ボーンの白鳥の湖の土船で踊るっていう夢を叶えるっていう。
っていう夢を叶えるっていう物語なんですけど、
あのー、ビリー・エリオットミュージカルの一番最初のビリー役の男の子を演じた子がですね、
もしやもしや?作説ストーリーですか?
リアム・ムーアさんのっていうのが、
リアルに?
行っちゃった。
マシュー・ボーンの白鳥の湖のプリンシパル?
行っちゃった。
そのスペシャル・ナイト。
その映画、今公開されているミュージカルのステージで、
一夜限りでビリー・エリオットの大人になったシーンっていうのに出てくるの。
そうなんだー。
でも、その世界的なダンサーさんのダンスの素晴らしさ。
で、本当にビリー・エリオットみたいに成長して、世界的なプリンシパルになってっていう。
リアルビリー・エリオットよね。
本当にここまで夢を叶える人っているね。
途中、あまりにももてはやされすぎて嫌になって、
ちょっとステージを離れられたこともあったみたいだけど、
今戻ってきて大人になったビリーを演じるっていうことの贅沢さ。
すごいね。なんか泣けるな。
ちょっとそれに関しても感動したし、
そのスペシャルで、カーテンコールで今までビリーを演じた27人の総踊りっていうのがあるんだけど。
総踊り。
なんかね、その言い方宝塚っぽい。
最後のみんなでね。
総踊りって言われるとなんかちょっと。
黒塩ビって言う。
ビリーって書いてあるTシャツを着て順番コに出てくる。
泣けるわ。
年代ごとやったりとか、ダンスの種類ごとに出てきたりとかするんだけど、
今バレーダンサーで活躍されてる方とストリートダンサーで活躍されてる、
ヒップホップとかファンクとかで活躍されてる方と、
あと役者として活躍されてる方とっていうのでも明確に違うんだけど、
みんなが一つのダンスを作り上げるっていう。
バレータイムあり、
ヒップホップありっていう、
完全にバレーダンサーの体を突き押されている方から、
おいスキンヘッドで全身にレズミかよっていう方までが一斉に出てきて、
でも全員ビリーっていう。
なんか、面白いね。
1:03:00
面白いね。やっぱり深読みやけど、
子供の将来っていうのは本当に一つじゃなくて、
どんな可能性も秘めてるっていうことの体現みたいな感じがね。
もう私ちょっと感動してるもん。
でもみんなが、
現役なのか離れられてるのかちょっとわからないんだけど、
みんながそのステージをずっと楽しんでるっていうことが、
すごく嬉しくて。
そうか。
もうね、50なっても60なっても、
舞台にね、70なっても、
ぜひぜひ立ち続けてほしいですね。
本当に。
感動しましたよっていうことを語りすぎたかな。
とつらかったかな。大丈夫ですかね。
大丈夫ですよ。ちょっとここでアナウンスですが、
ビリエロってミュージカル見たいぜって思ってる方ね。
でも、そんな近所でやってないよっていう方のために、
朗報でございます。
UK版ではDVDが出ているということですね。
ビリエロとぜミュージカルライブDVD2014年版ということで、
7ポンドでございます。
1400円くらいかな。
DVDも多分ブルーレイも出てて、
あと北米版、北米アマゾンでも、
北米版も出てんだね。
一応出て、
で、それはリージョンフリーやったんちゃうかな。
えっと、
ブルーレイ、
DVDは、
UK。
で、ブルーレイは一応リージョンは北米版に一緒なのかな。
日本は。
あと、
いや、DVDは違う。
DVDはUKだよね。
UKだよね。
え、売ってるってこと?
違う違う違う。リージョンがね。
あ、そういうことか。
このUK版のやつがってことね。
日本とは違うよってことね。
見れる方と見れない方が。
PCだったら見れるんだよね。
UK版のリージョンでも。
そんなことないの?
リージョンは違う。
NTSCとある。
その違いはパソコンでは乗り越えられるけど、
リージョン違いは無理なので。
そうそうそう。
UKでDVD買っていただいて、
誰だから見れないよっていう方は、
パソコンに突っ込んでいただければそれは見れると思う。
そういうことか。
3,000円くらいでプレイ上がってくるね。
北米版の方がいいかもしんないね。
北米版だったら見れるもんね。
ブルーレイがね。
ブルーレイだったら見れるので。
これミュージカルだからきっと英語分からなくても。
1:06:01
字幕出たら分かるんじゃないかな。
ずっと歌とかなので繰り返しあったりとか。
今の感じのストーリーを聞いてたらもう分かります。
大丈夫です。
ぜひぜひB.A.O.Tミュージカルライブ体験してみてください。
私も買おう。
というわけでちょっと長くなりましたが。
本当にありがとうございました。
今日はちょっといろいろ舞台のこととか話をさせてもらいました。
興奮しすぎました。
というわけで今日は終わりかな。
何かあるお知らせとか。
お知らせ特に。
特にない?
大丈夫かな。
というわけで。
でもなんかこうやっておしゃべりしてるんですが。
ご意見ご要望があれば。
それ行こうか。
Twitterとかやってまして。
妄想ロンドン会議名義でアカウントを持っておりまして。
Twitterでもいいですし。
メールのお便り。
妄想ロンドンあっとマークGメールドットコムにお便りいただきましたら。
MOSOLONDONあっとマークGメールドットコムでございます。
妄想ロンドンあっとマークGメールドットコム。
こちらにお便りいただきましたら。
喜んでお返事をいたします。
何か喋ってほしいこととか調べてほしいことがあったら。
私たちに全力で調べさせていただきますので。
ほんま全力ですよ。めちゃくちゃ全力ですよ。
インターネットを駆使しますからね。
そこかい。
というわけで。
またね。
これね。
00007
007
007につなんでおります。
毎月7のつく日に更新しております。
妄想ロンドン会議。
次回投影は2015年9月を予定しております。
その辺に向けて。
ロンドンのこと。
いろいろ情報を集めつつ。
皆さんと共有していけたらいいなと思っております。
私はね。英語の勉強も頑張ってます。
私はビリーエリオットに向けて全力で頑張ってます。
じゃあ次の課題。
投影旅行の課題に。
投影旅行って間違えてる?
投影でいいんじゃね?
頭が頭痛みたいになった?
なったね。
じゃあ次の投影のテーマの一つに。
課題の一つにビリーエリオットザミュージカルを入れたいと思います。
ありがとうございます。
ではまた次の7のつく日にお会いしましょう。
さよなら。
ありがとうございました。
01:08:41

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