1. MORNING NOTE by 平瀬楽器
  2. ケースも譜面台もスタッフ服も..
2025-10-01 11:47

ケースも譜面台もスタッフ服も…黒のヒミツ

MORNING NOTEは兵庫県三田市にある平瀬楽器がお届けする毎朝10分くらいの音楽トーク番組です
ピアノのこと、教室のこと、イベントづくりや動画制作の裏話まで、音楽とまちのあれこれを、毎朝少しずつゆるっと気軽にしゃべっています。
朝の支度や通勤のおともに耳だけご参加ください。


◆配信スケジュール(平日も土日もやってます)

月曜:ピアノの耳だより
火曜:教室の舞台裏
水曜:おんがくミニ豆知識
木曜:平瀬楽器の動画ラボ
金曜:イベントラボ・フライデー
土曜:サタデー・フリートーク
日曜:SANDA Music Guide orモーニングレビュー


———
◆音声だけで聴きたい方はstand.fmでも配信してます  
 https://stand.fm/channels/672e07ae69bc2015d004e0e7
◆お店HPはこちら
 http://hirasemusic.net/
◆YouTube
  http://youtube.com/hirasemusic/
◆Instagram
  https://www.instagram.com/hirasemusic/

◆平瀬楽器公式LINE
 http://hirasemusic.net/LINE


#平瀬楽器
#MORNINGNOTE
#音楽で、この街の笑顔を増やします


---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/672e07ae69bc2015d004e0e7

サマリー

今回は、楽器や譜面台、スタッフの服装に多く見られる黒色の理由について探っています。黒色は目立たず、汚れが目立たないため選ばれ、演奏会や舞台での統一感をつくるために重要な役割を果たしています。

黒色の選択の理由
おはようございます。平瀬楽器の平瀬トモキです。MORNING NOTEにようこそ。 今日は、ケースも譜面台もスタッフも
黒のヒミツというタイトルでお話をさせていただきます。 楽器に関するもの、音楽に関するものって結構黒い色のものが多くないですか。
実はね、それらってちゃんと理由があったりするんです。 そんなお話を今日はさせていただきたいと思います。
この番組は兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする、毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のあれこれを毎朝少しずつお話ししています。
朝の支度とか通勤のお供に耳だけご参加ください。 お聴きの配信プラットフォームでフォローをしていただくと更新通知が届きますので、
聴き逃し防止にぜひぜひどうぞよろしくお願いいたします。 というわけで今日は水曜日、音楽ミニマメ知識の日なんですが、
先ほど言いましたように、楽器のケース、あと譜面台とかね、 舞台のスタッフさんの服の色とかね、なんでか知らんけど黒のもの多いんですよね。
この理由についてちょっとお話をしたいなというふうに思います。 まず一つ目、楽器のケースが黒い理由なんですね。
もちろん黒じゃないケースもいっぱいあるんですけども、基本的にメーカーから買って届いた最初のケースで、
だいたい黒とか黒っぽいものが多いと思います。 これはなぜかと言いますと、これ単純に目立たないように、汚れが目立たないようになんですよね。
例えばトラックとかに積んでね、金管楽器とかだったら積むじゃないですか。 大きなケース、チューバーとかね、大きなケースだったら積むんですよ。
そうならどうしても擦れて汚れたりするんです。 なので移動が多い楽器には、やっぱり汚れが目立たないケースっていうのは絶対必須なんですよね。
あと舞台裏とかで置いていくことが多いと思います。 楽器演奏している時にはいらないものなんで、ケースっていうのは。
なのでごちゃごちゃ置いててもある程度統一感があるっていうのが、 黒が選ばれている理由らしいですね。
先ほど言いましたように、やっぱ最近はソフトケースとか、ケースカバーとかもあって、 ちょっとカラフルなものも増えてきています。
でもやっぱり黒が主流かなというふうに思うんですね。 黒とか濃い色が主流かなというふうに思います。
これはやっぱり目立たないからなんですよね。 二つ目、譜面台。
譜面台も結構黒が多いですよね。 もちろん銀色とかカラーのものもあるんですけども、やっぱり大半が黒だと思います。
これ黒が多い理由はなぜでしょうか。 目立たないからというのももちろんあるんですけども、譜面台って目立つ目立たないとか関係なしにありますもんね。
皆さん目には入れているんですよ。 これね一番大きな理由は照明あるじゃないですか。舞台上の照明。
あの照明の反射を防ぐというふうに言われています。 これが例えば銀色とか白とかだと照明の明かりが観客席側に反射してしまうというふうに言われているんですよ。
なので黒の色を使って色を吸収するというか、反射させないようにしているというのが譜面台が黒い理由の一つです。
あと目立たないというのも理由ですけども、もう一個、みんなが黒の譜面台を使っていると、演奏会とかで世界観としてパッと見た感じ、ある程度落ち着いた感じに見えるんですね。
みんながいろんな色の譜面台をもし使っていたら、例えばオーケストラのコンサートで、あっこは赤とかこの辺黒とかちょっと白が混じっているぞとか黄色の人がいるぞとかなると、ちょっとやっぱゴチャゴチャしててお客さんも気になるんでしょうね。
だから黒で同じ譜面台で統一するというのが舞台上のルールになっています。
舞台上での役割
目立たないというか、目立つのを防ぐという意味で黒い理由をしているんでしょうね。
3つ目、マイクケーブル。これも黒いですよね。これはもう単純な話で、やっぱり目立たないようにしているんですよ。舞台上で目立たないように。
あと正面を浴びても反射しないように。というのが黒い理由なんですけれども、実はマイクケーブルに関してはいろんな色のマイクケーブルがあります。
赤とか青とか黄色とか緑とか色んなケーブルがあって、逆にカラフルにしてどのケーブルがどのマイクかを分かりやすくするっていう方もいらっしゃいます。
でも僕はねあんまりあれ好きじゃなくて変に目立つじゃないですか。そこだけピュッて目立つんであんまり好きくなくて、やっぱり目立たないのが基本かなぁというふうに思いますので、僕個人的にはマイクケーブルは黒。
やっぱり悪目立ちしないように。舞台上でそこばっかり目が行かないように黒にするっていうのが理由としてはいいかなぁと思ってますし、僕自身もやっぱりそこはわりとこだわりますね。
もちろん色のついたケーブルも持っとるんですけども、もったらん時の最終手段として使うみたいな感じで、黄色いケーブルだったかな持ってるんですけども、あれは本当に使うときはもうマイクがないんだなとケーブルがないんだなという感じです。
今まで楽器の話をしてきましたけども、舞台スタッフさんのTシャツが黒い理由。これはですね、多分全世界共通だと思うんですけども、日本では特に黒子という職業がありますよね。
黒子さんというのは何かと言いますと、上塗りとか。上塗りの場合は黒子じゃないことも多いか。上塗りでいいですかね。人形を動かせる人って顔もすっぽり被してる、恰好してる人いますよね。鬼滅の刃の隠しってやつですね。顔まで見えてない人。あれ黒子って言うんですよね。
さっき言いました人形上塗りの場合は顔出してやって貼る場合もあるんですけども、顔ない場合もありますね。ああいうふうに裏の人は顔隠しても見えないようにするんですよっていう文化が日本にはもともとあったんです。なのでそれの名残やと思いますけども、黒いシャツを着てとにかく目立たないようにする。
そういう格好、黒い格好をしていると舞台上を多少移動してても客席からは気づかれにくいですし、客席の人も気にしないというふうになっています。なので舞台スタッフさん、照明のスタッフさんとか、舞台さんとか、音響のスタッフさんとかがみんなだいたい黒で揃えているっていうのは、お客さんが舞台に集中できるように、舞台そのものを引き立てるようにするためなんですね。
要は、そうじて言うと目立たないためなんです。あと楽器で言うとね、大きな黒いものありますよね。ピアノ。ピアノという楽器。これはやっぱり黒の鏡面艶出しっていうのが定番やと思います。ピカピカのやつが定番だと思います。
あれは何でかと言いますと、今までの話とはちょっと逆でですね、高級感であったりとか、威厳であったりとか、目立つように舞台上で映えるように伝統的に黒の鏡面艶出しを使っています。
今ピアノはね、木目のピアノとかもどんどん流行ってきていますけども、舞台においては木目のピアノって使われないでしょう。使ってないでしょう、きっと。使ってるの見たことないと思うんですよね。あれはやっぱり舞台上で映える色が黒やからなんですよね。
黒の意義と影響
でも、黒の鏡面艶出しのピアノであっても、実はピアノの蓋の内部だけ艶消し、マットブラックにしてあったりとか、ボディ全体をマットなブラック、艶消しの黒にしている場合もあります。
それは何でかと言いますと、先ほどから何回も出てきてます。照明が反射しないように黒の艶消しにしている場合っていうのがあるんですよね。あと、艶消しにすることで高級感が出るっていう考え方もあったりします。
なので、ピアノの黒は今までの黒とはちょっと違うんですよ。照明を反射しないようにっていうのは一緒なんですけども、あえて高級感を出すための黒、目立たせるようにする黒、存在感を出すための黒っていう考え方があるんですよね。
なので、ちょっとまとめると、楽器のケースであったりとか、譜面台とか、ケーブル、スタッフさんの服の色とか、この辺りの黒は、舞台裏も含めてですけども、目立たないための黒色だったんですね。
ピアノっていう楽器の黒は、舞台の真ん中とか、舞台の端っこでもいいんですけども、置いた場合の存在感を出すための黒っていう色の選択だったんです。
黒っていう色は、実は隠す色でもありますし、引き解かせる色にもなるという、舞台上では本当に支えてくれる色ではあるんですけども、万能なカラーなんですよね。
もちろん、一人で歌を歌ったりする時なんかは、黒のドレスっていうのはちょっと地味かなとは思うんですけども、それでも逆に言うと目立つかもしれないですね。
一人の場合は、どうしても目立つカッコをみんな支配るんで、そこで黒がパンと出てくると、ちょっと目立つかもしれないですね。
そんな感じで色を選ぶ場合っていうのは、いろんな形の選択肢はあると思うんですけども、こと舞台上に関して言うと、目立たない黒と目立つ黒があるんだよっていうお話を今日はさせていただきました。
はい、というわけで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
今日のお話で気になったことや、音楽、レッスン、イベント、動画のご相談なんかもありましたら、ひらし楽器の公式LINEからお気軽にご連絡ください。
LINEの検索画面でひらし楽器と入力していただきますと、ひらし楽器サンダーセンターっていうアカウントが出てきますので、それをお友達追加の上メッセージを送りください。
今日の配信がちょっとでも面白かったかなとか、ちょっと役に立ったかなとか思っていただけましたら、
いいねとか感想のコメント、それとフォローボタンで応援していただけると、とってもとっても励みになります。
どうぞどうぞよろしくお願いいたします。
というわけで、今日から10月ですね。
昨日ちらっと言いましたけども、4月1日から始まったこのモーニングノート。
昨日で丸半年を終えまして、ここからまた半年の後半が始まりました。
半年ね、あっという間ですね。
またちょっといろんなこと考えておりますのでね、またお付き合いのほどどうぞよろしくお願いいたします。
はい、というわけで、それでは明日の朝もまたモーニングノートでお待ちしております。
音楽でこの街の笑顔を増やします。
平瀬楽器の平瀬智樹でした。
11:47

コメント

スクロール