1. MORNING NOTE by 平瀬楽器
  2. ピアノにも“しつけ”がある?
2025-11-03 11:01

ピアノにも“しつけ”がある?

MORNING NOTEは兵庫県三田市にある平瀬楽器がお届けする毎朝10分くらいの音楽トーク番組です
ピアノのこと、教室のこと、イベントづくりや動画制作の裏話まで、音楽とまちのあれこれを、毎朝少しずつゆるっと気軽にしゃべっています。
朝の支度や通勤のおともに耳だけご参加ください。


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サマリー

ピアノのしつけについてお話しされています。特に最初の10年間の調律がピアノの性格や音色に大きな影響を与えることを指摘し、人間の習慣づけと同様に重要であると述べられています。

ピアノと其の性格
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬智樹です。今日はピアノにもしつけがあるというタイトルでお話をさせていただきます。
ピアノにもですね性格があるんですよ。それもですね生まれた時、つまり買ってすぐの時からまあだいたい10年ぐらいかなそれぐらいでだいたい決まってしまうんです。
30年ぶりぐらいに調理数かかった時に、同じように見えるピアノでもしっかり育てられたピアノか、ほったらかされているピアノかっていうのが本当にわかってくるんですよね。
今日はそんなちょっと不思議なピアノのしつけのお話をしたいと思います。
はいこの番組は兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと教室のことイベント作りや動画制作の裏話まで音楽と街のちょっといい話を毎朝少しずつお話ししています。
朝の支度とか通勤のともに耳だけご参加ください。
はいというわけで今日は月曜日11月3日の月曜日ピアノの耳だよということでピアノのお話をする日なんですけれども冒頭にお話しさせていただいたように
ピアノにもねしつけがあるような感じがしているというお話なんですこれね実はそのちゃんとした科学的なことは全くわかんないんですけども僕が調律師として長いことやっててですねなんかこう感じてる不思議な感覚みたいなもんなんですよねだから他の調律師さんが同じような表現をされるかどうかちょっとわかんないんですけどもあくまでも僕の話として聞いていただければありがたいんですけれども
結構ねもうあの何十年も調律してないんですっていう風なあのところから始まるご依頼ってね結構多いんですよねもう30年ぐらい調律してないんです40年ぐらい調律してないんですっていう風なものも結構あります
でまぁその話だけ聞くとねゲーって思うんですねヤバいんちゃうのって壊れてんちゃうのって元気でんちゃうのとかもうそのほんまにガタガタなんちゃうのとか色々思いながら伺うんですけれども
でもね実際に伺ってみると例えばその30年ぶりの調律のピアノでもですねもう型やすげーもうボロボロガタガタでこれはもう大変やし調律したって良くならへんのちゃうかなっていうピアノもある一方で全然これいけんちゃう確かに狂いはしてるけども全然ちゃんとなるよみたいなこともあったりするんですよ
これはピアノのメーカーとか品番とか作られた時期とかそんなのではないんですこれは何かと言いますとあの最初のね買われてから最初の10年間ぐらいをちゃんと丁寧に調律されてるピアノっていうのはある程度ねそっから長い間期間が空いててもなんかこう芯があるというかねあんまり狂わないんですよね狂うんですけど狂ってもそこにまた治ろうとするんですよね
例えばめちゃめちゃピッチ下がってたりするんですよね30年40年前のピアノってそれをグッと上げてもちゃんと落ち着いてくれるんですよ逆に買ったままほとんど調律されなかったピアノたまにあるんですよね納入調律1回その翌年に1回ぐらい行ってもうそっから30年40年空いちゃってるピアノこれはねもう本当に悲惨なぐらいガタガタになります
でそっから頑張ってまあ例えば今日やって3ヶ月後にあってまた3ヶ月後にあってっていうのを何回か繰り返したとしてもやっぱりねずっと不安定なんですよねなかなかこう落ち着く場所を知らんというか本当になんかそんな感じでずれやすいそんなピアノになっちゃってるんですもう本当にこれかわいそうなんですけどガタガタって感じなんですよね
でこれ最近本当に僕はよく感じるので新しくピアノを買われた方とかあと中古ピアノでもそうなんですけども購入された方にはとりあえず今日からあと10年ぐらい10回ぐらいはちゃんと調律してくださいあとは多少サボっても大丈夫です
その最初の10年間ちゃんとしておくとあと多少空いても復活できるんですけどもここの10年サボっちゃうと後が本当に大変になりますよっていうふうなお話をよくしますこれは本当に裸なんですけどもやっぱそういうのあるよなというふうに思うんですよね
これって人間で言ったらどういうことなんかなってちょっと考えてみるとですね子供の頃の習慣づけとかしつけに近いのかなというふうに思いますなかなかいないと思うんですけど朝起きて顔洗うとか歯磨くとかいう習慣をつけれなかったらやっぱ急にあってもなかなかそれもいいしできないじゃないですか大人だってもできないじゃないですか
やっぱそういうね子供の頃の習慣づけっていうのはもう意味もなくやっぱやらなきゃいけないそういうふうなものだと思うんですよねこの10年間10回の調律っていうのはこういうもんなんじゃないかなというふうに思います
ピアノにとってこのピアノの一番いい音っていうのはこういう感じで鳴る音だよっていうのをピアノのボディであったり教板の部分であったりとかそういうところに記憶として擦り込むみたいなそんな感じなんじゃないかなというふうに思うんですよね
なので購入されてから最初の10年間っていうのはその楽器としての人格形成というか人格楽器から人格ないんですけど楽器としてのそのちゃんとした人格を作ってる時期なのかなというふうに思うんです本当にそれは最近本当に思います
確かに調律は時間もお金もかかる無駄に思われてる作業なんかもしんないんですけどもこういうのが起こってくると結局長い目で見た時にちゃんとやっとった方が得なんですよねそういうのをもっともっと言わなあかんかなと思うんですけどもなかなか僕らが言ってもなかなか通じひんのかなと思いつつ今日はこんなものをテーマにして選ばせてもらって喋ってるんですけども
なので調律として伝えたいこととすればやっぱりその新しいピアノを買った時は皆さんこれ調律せなあかん一遍調律せなあかんってだいたい思われてるんですよね確かに納入調律1年目2年目ぐらいはだいたい普通にポンポンポンと行くんですけどもそっから先にねなんかこれ無駄なんちゃうかなって思われてるんだと思うんです
お忙しくてアポが取れないというのもあるかもしれないんですけどもそういう理由があったとしても多少その毎年8月がね9月になっても10月になっても別にそれは構わないと思うので
だいたい年に1回の調律をちゃんとしてあげることっていうのが多分そのピアノの今すぐは聞かないんですけどもそれが何十年後になっても響いてくるんですちゃんと歯磨きするような子供が育つみたいなそんな感じなんじゃないかなというふうに思うんですよね
だから本当に最初の10年ってめちゃめちゃ大事10年経ったらもう多少サボってもらってもいいんでとにかく10年間10回の調律をしっかりやっていただくっていうのが一番心がけてほしいユーザーさんに心がけてほしいことなんかなというふうに最近めちゃめちゃ思うわけなんです
習慣づけの必要性
まあ強引にまとめるとですねピアノも人も同じで最初の数年ピアノの場合は10年ぐらいですけどもそこのしつけがめちゃめちゃ大事です
猫ちゃん飼ってきた時にトイレの指導とかするって言いますよねうち猫飼ってないから知らないですけど爪でねタンスとか引っかかるように爪立てるのここですよって教えるって言いません
そんなんと一緒ですよね犬飼ってトイレの場所を教えるみたいな感じで最初のしつけをちゃんとしてたらちゃんと生きていけるんですよちゃんと共生共存して生きていけるんですよそこを適当にスルーしちゃうとやっぱりお互いにとって良くないピアノは自分でなかなか動けない楽器なので
がこそやっぱり最初の10年持ってはるユーザーさんはピアノのためにやっぱりちゃんとしていっていただいてそこでピアノを育てるっていう感覚を身につけていただけたらなというふうに思います
あのピアノの音っていうのはね年々変わっていくものですだんだん枯れて良い音になるピアノもたくさんあります
そのためにはやっぱり最初の10年しっかりしつけをしつけをするあえて言うとしつけをする育てるそういうふうな感覚を持ってピアノに向かっていただくときっと今お持ちのピアノも全然状態は変わってくると思います
で今これもし聞かれててうちのピアノを5、6年調律してへんやんってもし思われたら取り急ぎ1回2回でもいいんで1回まずね調律してみてください今よりも絶対良い状態になりますから
それが気持ちいいなと思われたらまた来年再来年ってやってみてそっから10年間ぐらいちょっと真面目に調律してみてくださいきっとピアノの状態がね
ごろっと変わってきますそういう瞬間が絶対あると思うのでぜひピアノのしつけやと思って10年間の調律ちょっと意識してみてもらったらいいんじゃないかなというふうに思います
はいというわけで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました
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合言葉みたいな流れてきますのでねそれでぜひゲットしていただいて知識をつけていただければなというふうに思います
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それではまた明日の朝もモーニングノートでお待ちしております音楽でこの街の笑顔を増やします 平瀬楽器の平瀬智樹でした
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