1. MORNING NOTE by 平瀬楽器
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1時間の本番に12時間かかる理由
2026-11-02 10:21

1時間の本番に12時間かかる理由

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【MORNING NOTE】
音楽・教室・イベント・発信。
平瀬楽器のさまざまな“現場”で起きていることを題材に、そこから見えてきたことや考えたことを、毎朝約10分でお届けする音声番組です。
ピアノや楽器の話はもちろん、音楽教室のこと、イベントづくり、情報発信、そして時にはお店や会社のことまで。
「なぜ、うまくいったのか」
「なぜ、ちょっとズレたのか」
「現場では、実際に何が起きているのか」
日々の仕事の中で見つけた小さな気づきを、平瀬楽器代表・平瀬友喜がお話しします。
朝の支度や通勤のおともに、耳だけでどうぞ。
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🎤 パーソナリティ
平瀬友喜
株式会社ひらせ(平瀬楽器)代表取締役/ピアノ調律師
 https://hirasemusic.net/
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📻 配信
月〜木曜日 + 不定期
1回 約10分
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📻 神戸三田のインターネットラジオ局「さんだいろ」
 http://sandairo.info
さんだいろは、地域で活躍する人、お店、文化、音楽、イベントなど、この街の「まだ知られていない声」を発信するインターネットラジオ局です。
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サマリー

平瀬楽器の平瀬智樹が、ヤマハのエレクトーンフェスティバルのアンサンブル部門を例に、1時間の本番に12時間かかった舞台裏を振り返る。9組の出演者による約1時間の演奏のため、6台のエレクトーンの搬入・設置、音響や動線の準備、リハーサル、表彰式、撤収までを行った。本番の長さとイベント全体の仕事量は比例せず、準備・確認・片付けを含めて一つの仕事だと語る。お客様に見える演奏を滞りなく成立させるため、見えないスタッフの作業が重要だと説明している。

エレクトーンフェスティバルの本番と舞台裏
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬智樹です。
今日は、1時間の本番に12時間かかる理由というタイトルでお話をさせていただきたいと思います。
昨日ですね、11月1日はエレクトのコンクールだったんですね。
まあ、なかなか長い1日でした。本番はたった1時間だったんですけれども。
まあでも、こういうコンサートのお仕事ってね、こういうこと結構あるんですよ。
今日は、そんな舞台裏のお話をしてみたいなと思います。
はい、この番組は兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎回10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、音楽教室のこと、イベント作りや動画、ライブ配信の裏話まで、
街と音楽と仕事に関する日々のあれこれをゆるっとお話ししております。
ただいま、中古ピアノや電子ピアノ、ライブ配信なんかをテーマにしました
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はい、というわけで改めましておはようございます。
11月になりましたね。11月2日の朝でございます。
ちょっと雨模様ですけども、皆さんのエイディアはいかがな感じでしょうか。
昨日なんですけれども、ヤマハのエレクトーンフェスティバルの
エレクトーンフェスティバルのアンサンブルの部というやつ、
いわゆるそのEFの見せ別大会と呼ばれているやつがありました。
これはエレクトーンのアンサンブルのコンクールで、今回は9組の皆さんが出演されました。
コンクールというだけあってね、演奏時間が基本的に決まっているんですよね。
1チーム4分、決まっているんですよ。まあいろんな条件はあるんですけれども、一応4分です。
この皆さんね、コンクール出るっていうことで一生懸命練習してこられますので、
まあコンクールに出演されるような方々がですね、演奏が途中で止まってしまうっていうことは、
まあまず起きないんですよね。でもまあ、紹介とか、あとまあ入れ替えとかセッティングとか、
そんな時間を含めてだいたいまあ1チーム6分ぐらいかな、4分の演奏時間プラスなやかやで6分ぐらいと考えて、
9組なので6×9で54分ですね。だいたいまあ1時間ぐらい演奏時間のコンサートになりました。
ところがですね、この1時間の本番のために我々が昨日どれくらい時間を使ったかという話なんですが、
なんと12時間なんですよね。今日はそんなお話をしてみたいなというふうに思います。
6台の搬入とリハーサル準備
昨日ですね、僕が家を出たのがですね、だいたい8時20分ぐらいですね。
でまあ8時半40分45分ぐらいからかな、あの楽器の搬入が始まります。
エレクトーンのコンクールですので、当然なんですけどもエレクトーンを会場に持ち込まなきゃいけないんですよ。
エレクトーンは会場にないですからね。
エレクトーンって今のエレクトーンがだいたい110キロから120キロぐらいあります。
結構大きい重い楽器なんですよ。
でアンサンブルなので、1台運んだら終わりではないんですよね。
昨日は6台の楽器を運びました。
その6台の楽器をトラックとかに積んでね運んで、
ダイオクンで設置して、電源取って音を出せるようにして、
音響さんにちゃんとケーブル繋いでね、でやって。
で音響の準備、ステージ周りの準備、出演される方の動線とか考えなきゃいけないから動線作って、
先生方もそのUSBとかね、メモリのUSBとかを使えるように整理とかして、
そんなことをじゅんじゅんじゅんと朝からやっていくわけですよ。
でまぁリハーサルが始まったのがだいたい1時ぐらい。
朝8時半から準備を始めてリハーサルまでにだいたい4時間半ぐらいあるわけです。
そんなかかるのって思われるかもしれないんですけど、
やっぱその楽器運んで並べて、見た目も大事ですからね、綺麗に並べて。
配線して音出るの確認して演奏できる状態に持っていくまで結構時間かかるんですよね。
でリハーサル始まったリハーサルは出演される皆さんに実際に演奏をしていただきます。
ステージ上で音のバランス確認したり、自分の音聞こえるかなーみたいなのをやっていただくわけです。
そんなのをやった上でですね、できたら本番で緊張しないようにしていただきたいので、
そんなのをやった上でようやく本番の時間になるわけです。
本番後の撤収まで続く仕事
でそこから3時、ようやく本番が始まりました。
ここからもうあっという間、1チーム4分ですからね、どんどんどんどん演奏が始まっていくわけです。
演奏が終わったら次のチームに入れ替わってまた演奏。
そんな感じで繰り返すうちにだいたい4時ぐらいに演奏が終わります。
でそこから表彰式が何やらあって、だいたい4時半ぐらいに終わったのかな。
本当に朝からずっと準備してきたのに、本番そのものは1時間、あと表彰式が何やら30分ぐらい。
本当なんか、なんて言ったらいいかな、言葉を選ばずに言うと本当にあっさり終わったなみたいな感じで、不思議な感じでした。
でもですね、ここで仕事が終わるわけではないんですよ。
今度は片付けが始まります。楽器の電源を落としてケーブルを外してエレクトロンを運び出して、蓋をつけたりしないといけないですよね。
音響さんは音響機材を片付けますし、ホールのスタッフさんは舞台をばらしていきます。
搬入したものは当然全部持って行かないといけないし、準備したものを逆の順番で片付けていくわけですよね。
昨日はこんな作業が全部終わったのが7時半ぐらいだったかな、家帰ったのが8時半でした。
朝8時半ぐらいに家に出て、夜8時半ぐらいに帰宅ということで約12時間でしたね。
本番時間と仕事量は比例しない
その中で本番は1時間です。残りの11時間は本番以外の仕事、準備とかをしていたことになるわけです。
昨日は1時間ってわかりやすいのでお話をしましたけれども、実はこういうことって結構あります。
イベントって本番の時間と仕事の量っていうのが全然比例しないんですよね。
例えば昨日出演者が9組やったんで1時間やったんですけども、これ18組やったらどうなんでしょうか。
単純に倍やとして2時間ぐらいになるかもしれません。
でもだからといって準備の時間が倍になるわけではないんですよね。
逆に出演が5組になって本番が30分とかになったとしても準備の時間は変わらないです。
半分になるわけじゃないんですよね。会場を使う以上やっぱり準備しなきゃいけないことってある程度決まってるんです。
楽器は運ばないといけないですし、音響は組まないといけないですし、リハーサルも絶対必要ですし、
終わったら全部片付けなきゃいけないんですよね。
本番短かったから置いといてください。でもそんなことはできないんですよね。
だから結局イベントっていうのは本番の長さに関係なく必要な仕事があります。
これは音楽のイベントに限った話ではないと思うんですよね。
お祭りであってもそうですし、講演会とかセミナーとかいろんなイベントありますけども、
多分同じようなことがあるんじゃないかなというふうに思います。
見えない準備が演奏を支える
もう一つおもろいなと思うのは、来られているお客様が見ているのは本当に一部分だということなんですよね。
昨日やったら3時から4時過ぎまで、この1時間ちょっとっていうのが本当にコンサートなんですよ。
でも僕らからすると朝から準備して終わってからも片付けをしているわけです。
その1時間というのはその一部分という感じなんですよね。
だからといって、別にこんな大変なんですよって言いたいわけじゃなくて、
むしろお客様にはそこが見えないのが普通なんですよ。
だってお客様はやっぱり演奏を聞きに来てくださっているわけですから、
別に僕らが運んでいるところも見たいわけじゃないでしょうし、
終わってからケーブル巻いているところも別に見たいわけじゃないわけなんです。
だからそこは別に見えなくてもいいわけなんですよね。
だからその本番の舞台がとどこいなく進んでいって、
演奏されている方の様子がちゃんと見える、演奏がちゃんと聞こえる、
そこをちゃんと作れるというのが一番いいことだと思います。
昨日はその約1時間ぐらいのコンサートを作るのに大体12時間使いました。
改めてこうやって数字にするとなかなかのものだよなというふうに思うんですけれども、
でもやっぱりコンサートを作るってそういう仕事なんだなというふうに思います。
お客さんに見ていただく時間というのはその中の本当に一部分。
その時間を作るために準備があって確認があって片付けがある。
それは全部含めて一つの仕事なわけですよね。
もちろんできるだけ効率よく準備とか撤収ができるようにすることというのももちろん大事なんですけれども、
本番が1時間だからといって1時間分の仕事で済むわけではないんですよね。
やっぱりみんながワーって動いて、たくさんのスタッフが動いて1時間のコンサートが成り立っている。
昨日は時間で考えてみると改めてそんなことを感じた1日でした。
それにしても1時間の本番に12時間ってちょっと笑っちゃうんですけれども、
でもやっぱりそれぐらい準備が大事だなというのを改めて感じた昨日の1日のイベントでした。
今日はそんなお話をさせていただきました。
今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
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それではまた明日の朝もモーニングノートでお待ちしております。
音楽でこの街の笑顔を増やします。平瀬楽器の平瀬智樹でした。
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