音楽に順位はつけられるのか
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。
今日は、音楽に順位はつけられるのかというタイトルでお話をさせていただきます。
音楽ってね、順位ってつけられるんでしょうかって、よくある話なんですけど。
今日はですね、この後コンクールなんですよね。 その主催する側の人間がこんなこと言うのも変なんですけども、同じ曲を弾いても演奏している人よりやっぱり違うじゃないですか。
聴く人によっては好きな演奏も全然違うわけじゃないですか。 それなのにコンクールで点数つけるじゃないですか。
これってなかなか不思議なことやなというふうに思うんですよね。 今日はそんな点数のお話をしてみたいなというふうに思います。
この番組は兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎回10分ぐらいの音楽トーク番組です。
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スポーツの日ですけどもいつも通りやっております。 そしてそして今日はですねこれからあのブルグミラーコンクール
北進地区の本番の日ですねこれから行くんです。 もう我々は運営する側なので朝から準備して出演の皆さんをお迎えすることになります。
そんなコンクールの日の朝にこんな話するのも何なんですけれども
そもそも論として音楽に順位ってつけられるんでしょうかという話。今日はそんなお話をしてみたいなというふうに思います。
評価できる共通基準と審査員の違い
まああの音楽にはね正解がないなんでよく言われますよね。 まあ同じAという曲を演奏するにしても演奏する人によって全然違うんです。
テンポもまあ微妙に違うでしょうし音の出し方も違います。 同じ楽譜を使ってたとしてもそこから生まれてくる音楽っていうのは一人一人やっぱ違うわけなんですよね。
でそれに加えて聞く側にもやっぱり好みがあります。 僕がいいなぁと思う演奏と他の人がいいなぁと思う演奏ってやっぱり違うことってのは当然あります。
音楽ってねそういうものだと思うんですよね。それが当たり前だと思うんですよ。
でもコンクールっていうものになるとですねそこに点数がついちゃうんですよ。で結果が出ます。
これってね考えてみたらなかなかこう矛盾もあるし難しいこともやってるよなぁというふうに思うわけなんですよね。
ただですねこの音楽には正解はないって言いながら何でもありかって言ったらそうではないんですよね。
例えばその楽譜に書かれていることをちゃんと読み取れているかどうか。
ここはスラーで演奏しなきゃいけないのにスラーが埋めてなくてポンポンポンポンって切って演奏しちゃったとかねそれ罰じゃないですか。
リズムとか音程はどうなんか。歌の人とかやったら音程がちょっとピッチが外れてとかねそれはダメじゃないですか。
音楽として自然に流れているかどうかそのフレーズ感がちゃんと取れているかどうか。
曲がやっぱりこういうフレーズで流れているっていうのは演奏がどうのこうのっていう以前の問題ですよね。
曲の構成をちゃんと理解して演奏できているかどうか。
こういうふうにやっぱそのある程度そのベースの部分で共通して評価できる部分っていうのは絶対あるんですよね。
それがやれた上で表現の違いっていうのはあります。
だからねその審査員の先生方って何してるかって言ったら間違えた回数をチェックしてるわけではないんですよ。
あそこ間違った間違ったとかそんなことを知るわけではなくて演奏全体を聞いていろんな角度から評価をされています。
でもちろんね人間が評価しているので審査員によって判断が違うこともあります。
だからそれこそ好みがあってね。
ここの部分はちょっと私は小さい方が好きで大きい方が好きとか絶対あるわけなんですよ。
だからこそ複数の先生方に審査をしていただくそうなっています。
例えば今日のブルグメラコンクールは3人の審査員でしょ。
でステップなんかも3人ですよね。
コンペになってくると5人になりますし。
コンペのピティナのコンペの全国大会グランドなんとかファイナルとかになってくると7人とかの審査員になるんですよ。
複数の審査員に審査していただくことで平均化が取れるってわけなんですね。
でコンクールなのでやっぱ当然その審査員がいろんな好みも全部含めてやった上で結果が当然出ます。
で1位の人もおればそうじゃない2位の人3位の人もいます。
賞をもらう人もあればそうじゃない人も当然います。
もちろん皆さん一生懸命練習してきます。
だからといって必ずいい結果がついてくるとは限らないんですよね。
これってねなかなか難しい世界なんですよね。
でも僕はやっぱその厳しいところも含めてコンクールの一つの特徴かなというふうに思ってます。
もちろん頑張るんですけどね。
頑張ったことと評価されることっていうのは必ずしも一緒ではないんですよね。
これは別に音楽に限った話じゃないです。
スポーツの世界でもそうですよね。
スポーツなんかすごくわかりやすいですよね。
100m走とかみんなめっちゃ頑張るじゃないですか。
でも結果1位は一人だけなんですよ。
仕事とかもそうですよね。
やっぱ精一杯やったつもりでも思ったような結果にならないこともあります。
でもだからといって頑張ったことに意味がなかったってわけではないんですよね。
コンクールの役割と結果の受け止め方
ではですよ。そもそも論としてコンクールって何のためにあるのかって話なんです。
例えば優秀な演奏者を選ぶため。
これはもちろんそうなんですよ。
1位とか2位とかが出る以上出たらそれはそうなんです。
これはもちろん大切な役割です。
やったらコンクールって一つでいいわけなんですよ。
一個のピアノコンクールっていうのがあってみんながそこに出るっていうやつであれば、
1人の優秀な演奏者を選ぶっていう意味ではいいかもしれないです。
でもそうじゃないじゃないですか。
いろんな地域でいろんなコンクールやってますし、いろんな特色のコンクールをやってるわけです。
例えば今日はブルグミラーコンクールでブルグミラーの曲ばっかり演奏されます。
これはなんでなんかって言うと、
例えば普段のレッスンの中ではなかなか喧嘩できないような緊張感の中で演奏する。
発表会とかでもない場所で緊張するっていうのはありますよね。
いつもと違う会場とか、違うピアノとか、違うお客さんとか。
あと自分の演奏を専門の先生方に聞いていただく。
これだけでは普段とは全然違う経験になるわけですよね。
例えばこの10月12日のこのコンクールっていう目標があることで、
やっぱりいつもより一歩二歩踏み込んで練習することもあると思うんですよね。
そういう機会を作るっていうことにコンクールも意味があると思うんです。
どうしても気をつけておきたいことっていうのがあるんですけども、
コンクールの結果っていうのは必ず出るんですよね。
これをうやむやにするとコンクールじゃなくなってしまいます。
コンクールの結果っていうのはその日の演奏に対する評価なんですよね。
あくまでも間違っていただきたくないのは、
その人の音楽人生全部を評価したものではないんです。
あくまでもその日のその演奏です。
逆に言うと今日いい結果が出たからといって、
もう何にも努力せんでええわっていうわけでは絶対ないんですよ。
逆に言うと、今日思うような結果にならなかったからといって、
その人にピアノ弾く才能がないっていうわけでもないんですよ。
特に子供さんのコンクールっていうのは大切なことだと思います。
めっちゃ頑張ったのに思ったような結果が出なかった。
これはめちゃめちゃ悔しいと思います。
賞を狙ってたのに取れなかったってそれは悔しいと思います。
でもその悔しさを次にどうやって繋げていくか、
そこまで含めてコンクールっていう経験なんじゃないかなというふうに思います。
ここで最初の話に戻るんですけども、
音楽に順位ってつけられるんでしょうか。
僕は音楽そのものに絶対的な順位をつけるっていうのはなかなか難しいと思ってます。
でも一定の基準の中で演奏を評価することっていうのは意味があると思ってるんですね。
先ほど言いました、音楽の構成を理解しているのか、
どういう音楽かを理解しているかっていうのはすごい大事なこと。
演奏する上においてすごい大事なことだと思ってます。
なので、評価っていうのをつけられたものに対して、
それをちゃんと受け止めることにも意味があると思うんですよね。
大切なことっていうのは、1位、2位とか何点とかいう評価結果を出すことだけではなくて、
その結果とどう向き合うかだと思っています。
コンクールに出慣れている人っていうのは、
例えばその1位とか2位とかに選ばれたとしても、
その結果からやっぱり反省することがいっぱいあって、
じゃあ次のコンクールこういうふうに臨もうかっていうふうなことをされるわけなんですよね。
やっぱりそこの結果とどう向き合うかっていうのはむちゃくちゃ大事なことかなというふうに思います。
運営側がつくる演奏環境
今日もお昼くらいになりますけども、たくさんの方がコンクールに参加されます。
もう今の時点ですごい緊張している人もいると思いますし、
もしかしたら初めてのコンクールでワーワーワー言って楽しみにしている人もいるかと思います。
でも僕ら運営側ができることっていうのは、
やっぱり皆さんが安心して自分の演奏に集中できる環境を作る。
多分これが一番の仕事かなというふうに思っています。
今日のコンクールに出たという経験とか、何かしらの評価が出たという経験が参加された皆さんにとって、
次の練習とか、次の音楽とか、次のコンクールとかに発表会とかに繋がるものになればいいなというふうに思っています。
僕らは運営側なんでね、皆さんがやっぱり心地よく演奏できるような場を作ること、
それを一生懸命やっていきたいなというふうに思っています。
てなわけで、そろそろ会場に向かって出ないといけないかなというふうな時間になってきましたので、
今日は終わりたいなというふうに思います。
今日は音楽に留意をつけるということっていうお話でございました。
はい、今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
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それではまた明日の朝もモーニングノートでお待ちしております。
音楽でこの街の笑顔を増やします。平瀬楽器の平瀬智樹でした。