1. MORNING NOTE by 平瀬楽器
  2. クラシック音楽って、“ジャン..
2025-05-14 12:13

クラシック音楽って、“ジャンル名”じゃなかったんだ。

MORNING NOTEは兵庫県三田市にある平瀬楽器がお届けする毎朝10分くらいの音楽トーク番組です
ピアノのこと、教室のこと、イベントづくりや動画制作の裏話まで、音楽とまちのあれこれを、毎朝少しずつゆるっと気軽にしゃべっています。
朝の支度や通勤のおともに耳だけご参加ください。


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00:06
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。 今日は、クラシック音楽って、ジャンル名じゃなかったんだ。というタイトルでお話をさせていただきたいと思います。
なんとなく使っているクラシック音楽っていう意味に、迫ろうかなと思っております。 このMORNING NOTEは、兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のあれこれを毎朝少しずつお話ししています。
朝の支度とか、通勤のお供に耳だけご参加いただければ嬉しいです。 ただ今、YouTubeとインスタでライブ配信を行っております。
コメントとかね、いいねとか残していただけると大変嬉しいです。 あと、スタンドFMで聴いていただいている方は、いいねできます。感想もコメントで書けますのでね。
ぜひぜひそんな感じでご参加いただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。 というわけで、改めましておはようございます。
水曜日はですね、音楽ミニマメ知識ということで、音楽のお話をしているんですけども、今日はですね、クラシック音楽って、そもそもどういう意味っていうお話をしたいなと思います。
皆さん、クラシック音楽ってね、なんとなく使ってるでしょ。 あれね、正体ご存知ですか。正体って言ってもクラシックの音楽なんですけども、
実は実はそのクラシックっていう言葉の語源なんですよね。 皆さんなんとなくね、クラシック音楽って古い音楽って思われているかもしれないんですけども、
語源から迫ってみるとですね、クラシックの語源はラテン語のクラシクスという言葉なんですね。 クラシクスってどんな意味っていうと、まあ一流のとかね、
模範的なとか、そんな意味で別に音楽の言葉ではなかったんですよね。 文学とか芸術全般、あと建築とかでも使われてた言葉です。今でもクラシックな建築とか言ったりしますよね。
なのでクラシック音楽って言うと、時代が経っても値打ちがあるとか、ちゃんと模範的な、みたいな、なんかそんな意味がニュアンスが含まれていると思ってもらっていいかなと思います。
じゃあクラシック音楽ってなんだろうっていう話なんですけども、 ちなみにですね、クラシックっていうのは先ほど言いました通り古い音楽っていう意味ではなくて、
もともとの語源からすると一流のとか形式があるとか、模範的なとか、そんな意味なんですけども、クラシックというのは実はジャンルじゃなくて、ある意味総称なんですよね。
ふわっとしてるんですけども、クラシック、勉強された方はよくご存知だと思うんですけども、特にピアノの方はご存知ですよね。4期というのがあります。
03:06
バロック、古典、ロマン、近現代、ロマン派とかね、古典派とかバロック音楽とか聞いたことあると思いますよね。
バロック、古典、ロマン派、近現代と、この4つの時代に分かれるんですよね、クラシックって。
その時代ごとに作曲家がいてて、その時代によってスタイルが分かれています。
皆さんよくご存知でしたら、ロマン派とか代表的なドビュッシーとかね、バロックとかになるとモーサルトとか、あの辺の時代の音楽って全然違うじゃないですか。
そういう風な時代によって作曲家が違いますし、当然出てくる音、出てくる楽曲も全然違うんですよね。
この4つの時代をざっくりまとめてクラシック音楽と呼んでるんです。
なのでね、クラシック音楽ってかなり幅広い音楽の意味なんですよね。
じゃあ、このクラシックっていつぐらいから一般的に呼ばれるようになったんやというお話なんですが、
これ実はですね、18世紀の後半から19世紀の初めぐらいにクラシック音楽という風に呼ばれるようになったと言われているんです。
その頃の18世紀19世紀の人たちからすると、例えばバッハとかモーサルトとか、その辺の作曲家の音楽っていうのは聞いてたか知ってたかわかんないですけど、あったんでしょうね。
その人たちの音楽が過去の名作みたいな感じで見直され始めたらしいんですよ。
なんやこの時代の音楽っていいよねとか誰かが言い出したんでしょうね。
それが再評価されて、それを古典という風な感じの括りにしまして、クラシックっていうそこから言葉が出てきた。
この辺の音楽いいよね、イコールクラシックみたいな感じなんでしょうね。
で、それがあってクラシックっていう名前がついて、その辺の時代の人って古典派じゃなくてロマン派、近現代にかかる頃なので、
そこから今の時代の人たちがロマン派であったり近現代であったり、そんな風な時代の名前をつけていったんだと思います。
なのでね、クラシック音楽っていうのは一言で古い音楽っていうよりも、時代を越えて残ってきた音楽っていう風に思ってもらったらいいんじゃないかなと思います。
当然なんですけども、今皆さんがよくご存知のバッハ、モーザルト、ベートーベン、他にもショパンジャー、いっぱいいますやん。
なんか出てこないけど。
誰がいる?
さっき言ったドビュッシーもそうですし、いろんな作曲家いると思いますけど、当然ここに上がってこない作曲家の音楽もたくさんあったと思います。
06:01
でもその中で生き残ってきた作曲家とか音楽とかがクラシック音楽というジャンルとして今我々が認識しているというような感じですよね。
だから本当に残ってきた音楽っていう感じですよね。
でまぁ先ほど4期に分かれていると言いましたけども、近現代って言ったらね、だってもう現代って言っちゃってますもんね。
全然クラシックってわけではないんですよ。
だって実際ピアノのコンクールがありまして、これ4期が勉強できるコンクールっていうピティナーピアノコンペティションっていうのがあるんですけども、これは4つのキーから課題曲が選ばれてるんですね。
そっからこう自分で選んで演奏するんですけども、近現代の作曲者の曲って、本当にご存命の方が作曲されてますし、このコンクールのために作曲して選ばれた曲なんかもあるんですよ。
でもクラシックって言うんですよね。
だから本当にクラシックイコール古いってわけではなくて、やっぱりそのある意味、この形にのっとってっていう枠の中の音楽のほどクラシック音楽って言ってると思ったらいいんじゃないかなと思います。
だから先ほど言いましたバッハとかモーツァルトとか、あの辺の音楽が再認識されたっていうのと、その当時の時代の音楽で言うと、先ほど出てきましたドビュッシーとかね、あの辺の音楽ってその時代にしては最先端の音楽だったわけなんですよ。
その最先端の音楽も100年とか経ってくると、我々はクラシックと思ってるみたいな感じで、だから今の時代、例えばポップス、でももしかしたら100年後に愛されてたら、それがもしかしたらクラシックになってるかもしれないですよね。
今我々が近現代って言ってるような時代の音楽がちょっと過去みたいな名前になって、100年後の音楽が近現代みたいになってね、そのちょっと過去みたいなジャンルで、例えば今のJ-POPみたいなのが選ばれるみたいなこともあるかもしれないです。
だからお城で音楽聴いてた時代の人たちありますやん、チェンバルを弾いてたような人たち、モーツァルトとかベートーベンとかあの辺の時代の音楽って多分その時代は最先端だったと思います。これがクラシックやーっていう感じでは全然なかったと思うんですよね。
だからそれがやっぱり時代を経て、それがちゃんと残って、今の時代の人たちが名義上クラシック音楽と分類しているような、そんな感じなのかなぁと思うんですよね。だからまあ過去から、現代から過去を振り返ってみた時に、これいいよねって思ったのが今クラシックとして残ってると。そういうわけです。
だからまあ、今皆さん本当によくご存知のジブリの曲、被災市場の曲なんかはもうね、もう皆さんよくご存知ですし、あれなんかもある意味現代のクラシックですよね。あれの曲を近現代っていうふうな区分けでは見ないです。どっちかっていうと本当にポップスに近いのかもしれないんですけども、でももうあんだけ親しみを持って演奏もたくさんされてますし。
09:18
みんな本当によくご存知の曲っていうのも、ある意味本当に現代のクラシックって言っていいぐらいのポジションなんかなというふうに思います。
だからクラシック音楽って、なんかこうそもそも古くて硬くてよくわからんみたいなイメージを持ってはる方が多いのかもしれないんですけども、実は実はあの意味から突き詰めていくとそうじゃないんですよっていうのが今日のお話の骨子ですよね。
言葉の由来ってすごく大事かなと思います。特にクラシックっていうのは古いという意味じゃないんだよっていうのを知っていただくとクラシック音楽に触れる、触れ方も全然変わってくるんじゃないかなというふうに思いますし、音楽そのもののね聞き方もやっぱり変わってくるんじゃないかなと思います。
ぜひぜひクラシックなんか面白くないんじゃないのみたいなんじゃなくて、少し興味を持って聞いていただければいいんじゃないかなと思います。と言いながら僕もね仕事上クラシックには触れてますけどもそんなに別に毎日毎日クラシック聴いてるわけじゃないですし、オーケストラなんかなんちゃらシンフォニーとかめっちゃ好きで聞くとかそんなことでもないんですよ。
もちろん聞かないことはないですし、全然知らない人よりは詳しいですけども、そんな別に大好きな人じゃないですからね。大好きな人からすると全然レベルは低いんですけども、それでもやっぱりクラシック音楽っていいなと思う部分いっぱいいっぱいありますので、やっぱり全然触れてない人とかは触れていただいてもいいんじゃないかなというふうに思います。
はい、というわけで今日はですねクラシック音楽というものについてのお話を少しだけさせていただきました。まあ興味を持ってもらうきっかけになればいいかなと思います。
はい、明日は木曜日ですね。木曜日は平瀬楽器の動画ラボということで動画のお話をさせていただく予定になっております。前にもちらっとお話しましたかね、もう1ヶ月ちょっと続いたんでね、そろそろSNSとかでね告知をしたいなと思っとるんですが、
一応これね毎朝ネタ考えてるんで告知のしようがないっていうのを最近気がつきまして、一体どうしたらいいかなっていうのがちょっと悩みでございます。やっぱり気持ち早くネタ考えて朝にツイートするみたいなのがいいかな。なんかそんなんをやっていこうかなと思ったりもしております。はいまた明日の朝も聞いていただければ幸いです。
というわけでまた明日の朝もこのモーニングノートでお待ちしております。今日は木曜日皆さん多分仕事ですよね。僕ももちろん仕事なんですけどもしっかり今日も1日頑張っていければと思っております。それでは良い1日お過ごしください。いってらっしゃい。
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