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はい、おはようございます。平瀬楽器の平瀬トモキです。MORNING NOTEにようこそ。
本日はですね、クラシックだけじゃない話というタイトルでお話をさせていただきます。
はい、MORNING NOTEは兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする、毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りとか動画制作の裏話まで、音楽と街のあれこれを毎朝少しずつ気軽に話しております。
朝の支度とか、通勤のお供に耳だけご参加いただければと思います。
本日もYouTubeライブとインスタライブでライブ配信を行いつつ、スタンドFMで収録しておりますので、これ終わってもスタンドFMでお聴きいただけますし、
YouTube、インスタの方もアーカイブに残りますので、よければまた聴いていただければと思います。
はい、というわけでですね、日曜日はMorning Review & 音のひとしなというサブタイトルがついているんですけども、CDとかDVDとかの取り扱っているお話をしたいなと思います。
その前にですね、昨日のライブ配信についてコメントをいただいてます。
平野さん、またコメントいただいてるんですけども、
明日のフルートオーケストラをビデオ配信されるのをですね、またまた簡単にイメージしていましたが、大手テレビ局の舞台中継と同じような手順、方法なんですね。
ご成功をお祈り申し上げます。というようなコメントをいただきました。
はい、そうなんです。昨日ね、最後の方で明日はこんな仕事してきますよというお話をしたところを拾っていただいてコメントをいただいたんですけども、
今日はですね、里のねホールといううちの近くにあります、1000人のキャパのホールで行われるフルートオーケストラのコンサートをライブ配信させていただくことになってます。
フルートオーケストラって言ってもね、本当にフルートの人100人以上集まるような結構でっかいステージなんですね。
それを今日はですね、5台のビデオを使って、ビデオカメラを使って配信させていただくんですが、
またそんな話はね、明日以降またさせていただくんですが、
なんでこんな話をしているかと言いますとですね、
今日はこのCDとかDVDの取り扱いとこのライブ配信の話をちょっと取り混ぜてお話ししようかなと思います。
2020年、19年ぐらいですかね、コロナというのが始まりましたね。
もう過去の話ですが、そのコロナになった時に一番最初に思ったことっていうのがあったんです。
正直うちなんか音楽教室が全く止まってしまったし、
あとホールとかが使えなくなったので、これやばいなと。
このままの状態が続いたら、うちの会社ももちろんなんですけども、
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地元のアーティストたちの活躍の場がなくなるんじゃないかなっていうのを思ったんですよ。
うちがね、イベント得意やからそんなことを思ったんでしょうね、きっとね。
音楽教室の発表会もできないなとかも当然思ったんですけども。
そこでですね、これまでやってたイベントの音響のお仕事と、
その時点で61年やってるYouTube、この知識を組み合わせて
ライブ配信というのができないかなっていうのをちょっと考えたんですね。
そこから手元にあります古いビデオカメラ、家庭用の小さいビデオカメラとか、
そんなの組み合わせたり、ちょこっと新しい機材買ったりして準備してたところにですね、
あるレコードメーカーの営業さんが、うちがそんなのやってるらしいっていうのを聞きつけて話を持ってくれたのが、
あるシンガーソングライターのメジャーデビューのお話やったんですね。
そこからゴソゴソ準備を始めてましてね。
そんなわけで、うちのいわゆるライブ配信のコンサートのデビュー戦というのが、
2020年の9月17日、ある歌手の方のメジャーデビューライブやったんです。
最初からいきなりメジャーの歌手ってね、もうビビり散らかしたんですけどもね。
配信開始のスタートボタンを押すときの緊張って本当に今でも緊張はするんですけど、
あの時の緊張はやっぱり忘れられないなというのが本当に正直なところです。
そこからいろんな配信ライブやってきたんですけども、
クラシックだけじゃなくてポピュラーとか演歌とかそういうのが多いっていうのが、
この時のメーカーさんとかとのつながりがあった。
これが本当にきっかけなんです。
この2020年9月から今までで大体4年半ぐらいですかね、
約220回のライブ配信を経験してきてます。
年間で50回弱ぐらいですかね。
そのうちなんと33回がこういった歌手の方とのお仕事になってるんですね。
計算してみると15%なんですよ。
まあまあ多いですよね。
そんなわけでCD扱ってる楽器店さんってね、少なくはないと思うんです。
でも平瀬楽器はCDもちろん扱ってるんですけども、
メーカーさんとか事務所さんとの距離が近くてですね、
その方々と一緒に仕事することも多い楽器店なんです。
コンサート会場でCDを販売させていただく。
CDの即売っていうのももちろんいくんですけども、
こういった配信のお仕事ですね。
歌手の方がCD新譜販売するときに、
こんな新譜が出ましたよって買ってくださいねみたいな、
いわゆるキャンペーン的な仕事ですね。
そういうのを一緒にさせていただくことが多いんですよね。
でもまあコロナももう落ち着いてきてて、
こういった配信を使ったコンサートとか、
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あとキャンペーンっていう仕事ももちろん少なくなりました。
それでもね、やっぱりその首都圏とか、
あとメーカーさんとかではまだまだやってるんですよ。
皆さんね、ご存知かと思うんですけども。
もしこれ聞いてる音楽事務所とかメーカーの方、
ぜひまた平瀬楽器にもお仕事振っていただければと思います。
うちの場合はね、この兵庫県の三田市っていうちょっと片田舎なんでね、
ちょっとわざわざ来ていただかないといけないっていうのが、
ちょっとネックなんですけども、
またそれもね、何かしらの形で解決できればなというふうなことを考えております。
そんな感じで、この220回いろんなライブ配信を経験してきている中で、
機材もどんどんどんどん増えていきまして、
今ではですね、大きなホールでの配信もできるようになりました。
いわゆる業務用のビデオカメラみたいなものを持っていますので、
今日みたいなその1000人のホールということは、
結構ね、客席も広いんですよね、当然なんですけども。
一番奥の方で撮ってても、そんなに汚い画面じゃないようなビデオカメラも持ってますし、
いろいろ音響機材はね、当然持ってるんですけども、
そんなわけで、今日みたいな1000人のホールでのコンサートの配信っていうのもできるようになりました。
まあぶっちゃけね、楽器屋さんの仕事だなっていうところはあるんですけども、
うちはですね、やっぱり人と音楽と街が重なるところに平成楽器の仕事があると思って、
いろいろと手がけているっていう感じですね。
きっとこの配信っていう仕事は、正直先ほども言いましたけども、
コロナが落ち着いて、一通りの役割は終えたかなと思っているんです。
でもですね、配信ならではの楽しさっていうのもやっぱりいっぱいあるんですよね。
例えば、こういった今日みたいな大きなホールのコンサートは別ですけども、
サロンコンサートとかってあるじゃないですか。
小さい小さい規模の100人とかいかない、もっと小さい規模のコンサートとか。
あと最近では、喫茶店とかカフェとか、居酒屋さんとか、
そういうところで行うような小さいライブとかも増えてきてますよね。
ああいった身近なコンサート。
そういうのの違いって何だろうなっていうと、
やっぱりアーティストとの距離が近いっていうところだと思うんですよ。
でっかいホールでのコンサートももちろんいいんですけども、
やっぱりそういった小さいサロンコンサートみたいなのがあるっていう理由の一つは、
やっぱり距離感だと思うんです。
で、うちがやってるような配信コンサートっていうのは、
この2つの得所取りなんですよね。
本当にちっちゃいちっちゃい距離のコンサートだったら、
出演者とお客さんとの距離が本当に近くて手が届くところでやってたりするじゃないですか。
なので、おしゃべりの合間に声かけたりすることもあると思うんですよね。
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感想を言ったりね。
慣れていない人だったら、なかなかあえてできないかもしれないですけども。
感想を言ったりとか、お客さんとのやりとりが楽しかったりとか、
そんなのがあるんですけども、
配信コンサートの場合、コメントっていうのがね、
だいたいあるんですよ。
今日の配信に関してもコメントがあるんですけども、
そういうのができるっていうのは、
なかなかやっぱり大きなホールでのコンサートではないことなんですよね。
1000人規模、1000人いかなくても300人くらいのコンサートホールだったとしても、
お隣の人とおしゃべりしながらなかなか音が聞けないですよね。
しゃべりたくても。一応それマナーですから。
それが配信コンサートだったらできるんですよ。
それプラス、歌手の人とか演者の人もスマホ持っていれば、
それに対して反応ができるんですよね。
このあたりがね、サロンコンサートと大きなコンサートと、
足して2で割ったような魅力っていうのが配信にあると思っています。
なので今でも先ほど言いましたように、
首都圏とかでは配信使ったキャンペーン的なこともまだまだやってますし、
アイドルの方なんかね、オンラインサイン会みたいなやっぱりやってますよね。
ああいうのにすごい使い勝手がいいというか、神話性が高いなと思っています。
だから平澤楽器はそれめちゃめちゃやってきてるんで、
どうも今でもやってるところって、今でもというか当時からやってるところって、
西日本ではもううちしかないぐらいの勢いだったらしいんで、
今でもやってますしね、これからもそこの部分っていうのはもっともっと磨きをかけて、
いろんな人に楽しんでいただけるようなものを作っていければなというふうに思っております。
というわけで今日はですね、CDの取扱いの話から少し配信の話をさせていただきました。
今日これから大きなホールでの配信ライブ、本当にリアル今から行くんですけどね、
しっかりやってきて、緊張はしてるんですけども、楽しいものをお届けできればなというふうに思っております。
最後までお聞きいただきました。ありがとうございます。
明日、月曜日はピアノの耳だよりということで、ピアノのお話をさせていただきます。
一応二つ候補があるんですよ、今考えてるのにね。
どっちの話しようかなと思って、明日の朝の気分で決めるんですけども、
ピアノの調律師としてのお話を少ししたいなと思います。
今日の行ってきた配信の感想なんかも折り混ぜながらお話しできればなというふうに思っておりますので、
また明日の朝もモーニングノートでお待ちしております。ぜひお聞きください。
それでは今日日曜日、皆さんお休みかな、いい日曜日お過ごしくださいませ。
こちらは仕事です。いってまいりまーす。