リハーサルの重要性
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬智樹です。 今日はリハーサルでやっちゃいけないことというタイトルでお話をさせていただきます。
コンサート当日のリハーサル。リハーサルと言ったり、ゲネプロと言ったり、色々なんですけれども、皆さんこのリハーサルとかゲネプロの違いっていうのをどれだけ意識されていますでしょうか?
今日はちょっとこの間あった、とあるちょっとした事件で気づいたことをシェアしたいなというふうに思います。
はいこの番組は、兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする、毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のちょっといい話を毎朝少しずつお話ししています。
朝のしたことか、通勤のお供に耳だけご参加ください。
はいというわけで本日金曜日はですねイベントラブフライデーということでイベントに関するお話をするんですけれども、今日のお題はですねリハーサルのお話です。
コンサート当日ですね小屋に入った日のリハーサル、一体どういうことを意識してされているんですかという話なんですが、
リハーサルでやらなきゃいけないこととやっちゃいけないことっていうのを整理したいなというふうに思います。
もちろんこれはねあのジャンルとか人それぞれによって若干考え方違うんですけれども一応まあオーソドックスな考え方だと思いますので僕なりの考え方をお伝えしたいと思います。
まずですね何があったかと言いますとこの間ちょっとお伺いしました、某社会人吹奏楽団のコンサートの収録のお仕事におかかったんですね。
で僕らまあ絶対流れがわかんないんでリハーサルからこうずっと見させてもらってるじゃないですか練習しながらね、トロ練習しながら。
ほならリハーサルの時間にですね指揮者の先生が普通に練習を始めちゃったんですね。
じゃあちょっとここ不安やからサックスだけやってじゃあここからここまで通しましょうかみたいな、そんなのをし始めたんですよもちろん演奏者なんで演奏は大事ですコンサートですからね演奏大事ですよ気持ちはめちゃめちゃわかります。
でもねあのしばらくこの練習をやっててね、しびれを切らしたのか照明のスタッフさんがね声を掛け張ったんです。
あのすいません一度通しでやってもらわないと照明が決まらないんです。一応あのプランの希望をいただいてるんでこれいっぺんちゃんとやらしてもらえませんかって言われたんですよねこれすごい大事な一言だったなぁと思うんです。
というのもですねまああのこの時期のコンサートクリスマスの曲とかがいっぱいあるので当然スタンドプレイとかもいっぱいあるわけなんですよ。
なのでここからここらへんはトランペットの人が立つとかねここからここらへんはサックスが立って演奏するとかここらへんはパートで全部なんでパートを照らしてくださいここはこの人を照らしてくださいみたいな指示が企画の人たちが出てるんですが
ですがホールのスタッフさんてねその日その時間しか見れないじゃないですか かつですね楽譜を渡されたとて楽譜読める人がそもそもそんなにいるとは思えないですし
でそんなんね楽譜見たからって本番で入って急にできるわけがないんですよ なのでリハーサルってねそういう人たちのためにもめちゃめちゃ重要な場で
こういうふうに流れているので次トランペットのソロやったらここらへん人が立つんかと じゃあここにスポット当てなきゃいけないよねとか
こういう曲調やったらこんな風にあの背中の幕のとこ色を変えようかなとか なんかそんなことをね考えながらやってくれはるのが証明さん証明スタッフさんなんですよ
なのでまぁ今回はあの企画の人たちからここらへんとここらへんとって一応出ては僕も それをもらってたんですけれども何小節目から何小節目が大声のソロ
何小節目から何小節目がサックスのソロみたいな感じでダーッと書いた一覧があるわけなんですが その何小節目って追っかけれないのでやっぱり一遍通しでやってほしいわけなんですよね
なのにも関わらず指揮者の先生は普通に練習を始めちゃったわけなんですよ それはねあかんわなーって話ですよね時間もないですしこんなゆっくりリハーサルする時間ないですからね
それで痺れ切らしたというのは当たり前の話でいいタイミングで言ってくれたなというふうに思いました でもっと言うと僕らはその日はねあの撮影収録のスタッフで行かせ回ってるんでそれこそですよ
トランペットのソロやってるかっこいいソロやってるのに僕がチューバーの人を通ってたらまずいわけで そこらへんはやっぱり一応資料はあるものの通してもらわんと曲と一緒に覚えなあかんでね
リハーサルの目的
で楽譜もらってもそんなね僕ら客席でバッサバッサ見れないんですからね だからやっぱり一度通してやってもらうっていうのはやっぱりスタッフのためにすごい大事なことになります
まあねステージに立っている人たちっていうのはどうしてもその日の自分たちの演奏っていうのを 最優先に考えてしまいますもちろんそれは当たり前の話で全然悪くなくて
むしろ自然なことなんですよねでもなんです でもやっぱ本番の小屋に入ったら特に当日はそれはもう自分たちの練習ではなくて
ホールの人たちの練習に切り替えなきゃいけないんですよねこれは音楽だけに限らずお芝居とか 他のことでも全部そうで小屋入りするともうそれは練習にはならないんですよ
その前の日までに練習仕上げとけっていう話なんです で僕はまあ芝居をしてたのでよくそこらへんは教わったんですけども
小屋入りするまでの期間が練習期間であと何日あと何日って追っかけて小屋入りしてから もう練習期間ではないというふうにもうめちゃめちゃ言われました
そこで練習する時間なんかはないとなのでそこはもうスタッフさんのための時間だから スタッフさんが一番やりやすいように動きなさい
あそこに立てと言われたらそこに立ちなさいとそういうふうなふうに言われたんですよね だからそれを僕らは身をもって覚えているのでこの間の指揮者の先生がやられたみたいにね
あんなことしたら僕らに問わされたなぁと思うんですよね まあ音楽の人はねまだそこまで厳しいことは言わないんですけれども
でもやっぱり単なる地明かりでやるコンサートであればまだしもいいんですけどもあのポップス みたいなことをやって照明がどうのこうの光がどうのこうのここは赤くしてほしいとか
映像が出てとかそういうことをするんであればやっぱりリハーサルって時間はすごく大事で その時間は自分たちの演奏ではなくて
フォールの人たちの練習時間として差し上げてほしいなぁと思うんです 照明音響映像後舞台進行こういう人たちがやっぱり本番を効果的にそして安全に
スムーズに回すための時間だと思ってやっていただきたいなと思いますし その時間っていうのはまあ多少ねここはもういいかで飛ばすこともあったとしても
音をちゃんと出すとことか立ち位置とか mc のタイミングとかね そんなもやっぱりある程度やっていただいたら全部じゃなくていいんですけどね
ある程度やっていただくことで全容がつかめるというのが必要かなと思うんです やっぱり猫ずーっとそのコンサートに向けて準備をしている人たちっていうのはもうそういう頭になっちゃ
てるじゃないですか次こういうことがあってああいうことがあってここで 司会が出てきてお話ししてね指揮者はここでは出てこなくってみたいな段取りを全部覚えて
らっしゃるのでもうみんなわかってるもんやと思いがちなんですが ホールのスタッフさんはその日だけですからね
そんなもん一時覚えてらんないわけで作っていただいた段取り表だけが頼りなんです だったらちゃんとその人のための練習をきっちり必要なところだけでいいんでちゃんとやって
いただくっていうのがまあお約束かなというふうに思います プロですからねちゃんとやればちゃんとやっていただけるんでそこは安心してやって
いただいたらいいんじゃないかなと思います というわけでまあまとめなんですけどもリハーサル当日のリハーサルというのは
演奏を仕上げる時間ではなくて本番を仕上げる 本番を成立させるための時間だと思い直していただけたらと思います
要は当日はですね自分たちの練習じゃなくてホール全体の練習スタッフさんの練習 そういうふうな意識があるだけで全然現場の空気が変わってくると思いますし
何より本番当日にね来られるお客さんが見られる その本番の姿っていうのもやっぱり変わってくると思うんですよね
このリハーサルの時間をおざなりにしちゃうとなんか中途半端になってしまって なんかタイミング悪かったなぁみたいなことになってしまいがちなので
リハーサルはリハーサル自分たちの練習ではないと思っていただくのがまぁ ベターかなというふうに思います
まあ諸説ありますからね僕の考えですあくまでもこれはもう皆さんの考える通りして いただいたらいいと思いますけど基本的にはこれであんまり間違いはないかなと思いますので
これからコンサート特にます手真似とかされる方は参考になさっていただければと思います はい今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました
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それではまた明日の朝もモーニングノートでお待ちしております 音楽でこの街の笑顔を増やします平成学期の平瀬智樹でした