田んぼ作業の始まり
おはようございます。こんにちは、こんばんは。
本日もライブ配信にて、日付が変わる。そんな時に始めていきたいと思う、このブリコラのサラダ仕立てでございます。
先ほどまで、僕、声が出ないくらい疲弊してたんですよ。
もうね、声がね、もうカスカスでねっていうくらいで、もう本当にエネルギーっていうじゃないですか、自分の中の充実したエネルギー。
これっていうのは、やっぱり声とか、まあこれ言葉とかさ、そういった呼吸っていうのかな、呼吸のコに気持ちのキ、コキみたいなところに関わってくるのかなって思いますよね。
だから本当に自分の中に活力、エネルギーっていうものがなくなると、声が出なくなる。ですよね。
いやいやいやで、何してたのかっていうとですね、明日からちょっと高知県、雨が降るらしいんですね。
で、雨が降る前にですよ、田んぼのお世話やっちゃおうじゃないかっていうことがありまして。
で、もうね、今日やってたんですけど、昨日は田んぼに水がね、ちゃんと行き渡るように、田んぼのこの四方をですね、囲むように穴を掘るとか水を掘り続けるっていうのをやってたんですね。
これも1日がかりやってたので、多分5、6時間やってたんですよね。
で、そこがね、終わって、ついに注水、つまり水が注がれたんですよ。
田んぼの中にですね、水がはられたんですよね。
無心の心境
で、水はられたら次何をするのかというと、あぜはりとかあぜぬりっていう、そういう作業をするんですね。
で、これ何かっていうと、この田んぼの中に水がはられるとですね、どろどろができるんですね。
その泥を使って、この田んぼのふちの壁に泥をですね、かきこんでパシャン、かきこんでパシャン、こうっとかきこんでパシャンってもうたたきつけるんですよね。
で、泥をはりつけるっていう感じですね。
で、それをですね、泥をたたきつけたら、はりつけたら、あとはですね、こうくわでですね、ペタペタペタペタって、サーッサーッサーッって、あの左官屋さん、壁塗り職人みたいにですね、サーッてね、でこぼこがないようにね、それをね、壁を作っていくんです。
泥で壁を作っていくんですね。
すると、水がそこから漏れ出なくなる、漏れ出にくくなるということなんです。
とにかくですね、田んぼっていうのは、今の季節から始まって、秋口まで使うわけですね。
だからこの秋口まで持たせる。
多分ね、秋口までね、大雨が降ったり台風があったりするんですよ。
いろんな気象条件がね、こうあってさ、で、その田んぼはずっとそこに動かずにいてくれるじゃないですか。
だからね、あまりにもその壁が薄かったりとか、そういう時ってね、もう決壊するんですよね。
ダムが決壊、穴が開くみたいな感じで、田んぼの水がですね、穴が開いちゃって、こうブワーって流れ出ちゃって、おいおいおいおいと。
せっかく田んぼに水溜まってたのに、全部流れ出ちゃったよ、みたいなことが起こってしまいかねないんですよね。
だからそれを防ぐためにですね、ペタペタペタペタって、もうクワ1本で全部人力ですよね。
完全に全部人力でやらせていただきました。
その時間が5時間だったんですよね。
だから今日のタイトルは、雨がこぼれ落ちる前に泥と戯れる5時間はっていう話なんですね。
昨日ですね、ありがたいことに、こういう田んぼの作業を無心になってやってる。
どういう心境でやってるのかなっていうことを聞いてくださった方がいらっしゃったんですよ。
働く意義と怒り
興味を持ってくださっただけでも本当にありがたいんですね。
僕ね、何を考えてるかなって、その質問によって感じることがあったので、まずその話をさせていただけたらと思います。
レターいただきありがとうございました。
僕ですね、とにかく無心。
何も考えてない。
ちょっと考えようかなと思ったりもするんですけど、考えないでやってましたね。
考えてたら何もできなくなっちゃう。
めちゃくちゃきついんですよ。
昨日の溝掘りの方がきついかなと思ったんだけど、今日のアゼ張りの方が何倍もきつい。
なんできついのかっていうと、中がドロドロで足が取られるんですね。
だから一歩一歩、田んぼの中で移動するだけでもすごく足が重いんですよね。
これがものすごく大変でした。
道徳の教科書に見る価値観
僕がやってるのは天空の棚田なんですよね。
隠れ里にある天空の棚田。
めちゃくちゃすごいキャッチコピーですよね。
すごい景色が爽快な場所なんですよ。
この棚田っていうのは四角い形をしてないんですね。
その山の中を切り開いて作っているものなので、山の斜面の形になっていて、決して真四角ではない。
どちらかというと長い丸みたいな形でですね。
そういう曲線がまた美しいんですよ。
人は直線だけが美しいと思うわけじゃないじゃないですか。
この曲線美っていうのもあるじゃないですか。
これが僕大好きなんですけどもね。
でもその棚田っていうのは山の中にあるわけです。
だから場合によっては機械が入らないっていう場所もありましてね。
耕すたりとか、田んぼ、稲を植えていくのっていうのも機械でやることができるんですけども、
機械を使えないっていうところもあるらしいんですね。
あるんですよね。
僕がやってるところはものによっては機械が入るっていう感じなんですけれども。
でもできる限り人力でやっていこうということでですね。
やらせていただいています。
一つ一つ手作業なんだよ。
だから今日もね。
クワでね。
もうね。
ずっとクワを握ってね。
もうこのAIとか自動化の時代に全部人力ですよ。
何考えてるのかっていうと何も考えてない。
無心っていうのが一つ答えなんですけどね。
無心って難しいんですよね。
田んぼの作業と家事の重要性
だって田んぼやろうって言ってさ、ずっと体動かしてるんだから、
その間って何も考えていないとは言えないですよね。
無心っていうのは何も考えないでぼーっとしているみたいな感じなのかなーなんて思うんですけども。
でもなんかこう無心になってやるみたいなこともありますからね。
まあそれもありなのかなと思うんですけど。
僕にとっての無心っていうのはとにかく自分の世界に入り込んじゃうっていうことかなって思うんですよね。
でこう自分の世界に入り込むと何が起こるのかっていうとですよ。
これはちょっと私的な表現をさせていただきますけども。
あの笹のね葉っぱが風でゆらゆら揺れます。
その笹の葉っぱがゆらゆら揺れている形が姿形が影になって映し出されるわけですね。
その影になって映し出された笹の葉っぱがゆらゆらしているのはまるでほうきのように見えるんですけども。
でもそこに地面に積もっているね砂だとか埃だとか土っていうものは全くもって動くことがないっていう感じ。
何言ってるのかわかんないからもう僕もわかんなくなってきますけどね。
とにかくですね自分の中だけのこの世界観っていうのは周りのところにねなんか飛び火をしないというか
周りで風が吹いたとしてもそれを感じることがないというか
周りで何かが起こっていても自分の世界の中には何も影響がないというか
そんな感じがしたんですね。
僕はね昨日の朝とかすごくなんか不安だったんですよ。
なんかねこの田んぼの作業もそうなんですけれどもスケジュールにめちゃくちゃ追われてるなと思いまして。
僕ね仕事をこの前ね任期満了につきやっていた仕事を退職することになりました。
でそれから停職についてないっていうことは言えないんですけどもお仕事をいただいて委託していただいて会計の仕事事務の仕事などをやったりとか色々やってるんですけども
何か一つのところに所属をしてやっているっていうことはないんですね。
というかこだまこまちプロジェクトもやってるしさ。
なんかそんな感じですよ。
地域と文化の保存
なんで何か仕事を辞めてからよ1日も休んでねえなあなんていうことをねふと思ってですねすごく不安になってしまったなんていうことがあったんですけど
もう仕事始まってさっていうか田んぼの仕事をさ一心不安にやるわけですよね。
するといつの間にかその自分の外側からやってきた不安っていうものがね多分不安って自分の中から生まれてくるように思えて何かこう外の世界を気にしまくってんですよね。
なんですけどその外の世界を気にしたりとか外の世界からやってくる不安っていうものが自分の中に入ってこなくなった。
そうしたらなんかやれんなあなんていう感じを思ってですねすごくそれが救いになりました。
なんかやっぱりこう自分が一心不安になんかやっているっていうことはなんかこう救いになるんだなあっていうことを思いましたね。
なんていうのはこれね何も考えずに何も考えないっていうのは難しい話なんですけどね。
ここを綺麗にやろうとかさもうちょっと深い穴掘りたいなとかさいろんなこと考えているから難しいんですけども。
まあそういう作業をしている最中にねふと浮かんでくることっていうものももちろんあるんですよね。
これってねすごいアイディアが降ってきたなとかそんな感じですよね。
まあ今日ね僕の中にふっと浮かんできたのはねちょっとね怒りにも似たようなそんな感情だったんですよね。
このね話ねするとですねなんか理解をしてくれない人もいっぱいいるなって思ってるんですけど。
でも多分もうちゃんのこのラジオを聞いてくださっている方は分かるよそれって共感をある一定のレベルまではしてくださる方が多いんじゃないかなってちょっと思っておりますので勇気を出して喋るね。
僕ねこの言葉っていうか言説なんかそういう発信とかを見るとゾワゾワっとしてしまうのがあるんですよ。
でそれはねなんかこう稼がないっていうのは人の役に立ってないんだよっていうような言説がよく見られる僕はよく見ちゃうんですよね。
農業と神事の関係
多分僕の中ですごく引っかかるワードだからよくこれ目についちゃうんだと思うんです正直なところね。
稼ぐことそれの言説でどういう文脈の流れで出てくるのかって言うとですね稼ぐのが怖いとかなんかお金をもらうのがなんか気が引けるみたいな人たちに対してよ大抵はそういう人たちに対して
あのねってお金を得るっていうことは決してやましいことじゃないんだよお金を得るっていうのはさその人の役に立ってもらうんだからね人を幸せにしていただくんだからそのいただいたお金っていうのはあなたが幸せ人を幸せにした量なんだよっていうことを言われたりするんですよね。
でこれねともするとこんな風に取られてしまうこともあってじゃあお金を稼がないっていう人たちはお金を得ていないっていう人たちは誰のことも幸せにしていない誰のことも救っていないんだよっていうことを言っているようにも聞こえてしまうのはもうちゃんだけでしょうか。
なんていうのはねもうものすごくもう僕自身ゾワゾワッとするねこの言説なんですよねで別にこれ何かその意義ありとかって言いますこれからなんか怒りなんですけどもちょっと僕も本当にこれはって思ったりもするんだけども
まあねこう僕今日ずっと5時間ずっとクワを握って力仕事させていただいていてそれは1円も入ってこないわけですよ
だけどさまあこれでお米がもし実ってねそれで家族が食べられる分のお米が取れたならばさそれって誰も救ってないことになるのかなーってちょっと思ったりもしたんですよね
僕小学校教員をしていたことがあってさこれ11年間やっていてでそのうちの4年間確か4年間は中学年っていうのを持ってたんですよ3年生と4年生のこと中学年っていうんですけどねその中学年の道徳の教科書にこんな話が出てたんですね
これはお母さんの請求書っていうそういう題材なんですけども聞いたことある人いるかなこのお母さんの請求書っていうのは本当賛否両論あるそういう題材ではあるんだけど僕はなんか結構真にずしっと来るなと思って大切に読んできたそんな題材なんですよね
どんな話なのかっていうと多分これ全然ネタバレとかねそんなネタバレしてなんもなのがこの道徳の教科書なのでいいと思うんですけども
まずねたかし君がいるわけですよ登場人物はたかし君とお母さんなんですねたかし君はお母さんに対してね請求書を叩きつけるんですねお使いに僕行ったよとかお留守番もしたよとかお皿洗いとかお手伝いもしたよとかそういうことを言うんですよ
だから例えばねお使い1回行ったから100円とかねお留守番したから200円とかねそれからお使い行ったから200円とかっていうそういう請求書をお母さんに叩きつけるんですよね
しめて500円です500円は僕にくださいみたいなことを請求するんですよそしたらさお母さんわかったわよって言ってたかし君にその500円玉を用意するんですねでそれとともにそれとともにですよお母さんお母さんも1枚の紙切れをたかし君に渡すんですね
その紙切れはですねあんなさーんこんにちはこんばんはですねありがとうございますあの今日ですっけあの演奏の放送をアップしてました水の旅人でしたっけいやーめちゃくちゃ良かったですよ
僕今日本当に声が出ないぐらい疲れ果てたんですよ5時間ずっとクワを握って田んぼの作業をしてエネルギーがもう枯渇しちゃって声も出なくなったでその時にその放送なんかもう言葉を自分の中に入れるとかっていうの厳しくてなんだろうこの水の旅人っていうひらがなで書かれたタイトルはと思って
ポチッと押したんですよね疲れますよそれはそうですよ
でそしたらさあ素敵な音色が聞こえてきちゃってうっとりしちゃってですねそれで僕その田んぼの仕事の後ちょっと農業の事務職の仕事があってさあもうやべえな今日と思ってたんですけどもうねあんなさんのですねその演奏をちょっと聞かせていただいてすごく元気になりましたありがとうございました
あのちょっともしかしたら嬉しいあの教えてくださいいやーめちゃくちゃ嬉しい僕も嬉しいですありがとうございますはいハープやっぱハープかいやギターじゃねえだろうなと思ったんですよねあのハープのなんて言うでしょうかねそのなんか音色とあと和音になるときいくつかの音が重なるときのそのなんかなんか超面白いなって思いました
なんか調和の取れた音っていうものがすごくスッと入っていきましたアイリッシュハーブって言うんですねアイリッシュっていうのは何イギリスみたいなことですかちょっとわからない僕アイリッシュってそういうことかなアイルランドアイルランドそうですかすげーな良かったですハープされるんですねスタイフでハープが聞けるとは驚きましたまた聞きに行かせてください
はいそうそうそうそうそれでですねお母さんが紙切れをたかし君にポンと渡すわけですねそこに何て書いてあったかっていうとですねこれ授業で結構こういうふうにあるんですけども洗濯とかお料理とかですねあと何ですかねまあいろいろ書いてあるわけですよ家事のねあのとかでお買い物とかね
様々なものがこう書いてお掃除とかね書いてあるわけですねそれでその下に金額が書かれるわけですじゃあそれ金額なんて書いてあったかねここなんですよこれなんですよお掃除ゼロ円お料理ゼロ円
みたいなことで全部ゼロ円ゼロ円ゼロ円って書いてあるんですよね
そうそうそうアナザースあーそうきたそう来るんですよでまぁこの道徳の教科書にこの話が乗るっていうことは道徳の教科書を作った人の何らかのやっぱり意図があったりとかつかませたいなんかその道徳の価値観っていうものがねあるんですよねあるので
一概に言えないんだけどこれを読んだね人たちっていうのは様々にいろんなことを思うわけですね例えばこれねその後どうなるのかっていうとその請求書を見てたかし君はその請求書を自分が出した請求書を取り下げるんですねで500円もいらないっていう風になるんですね
でまぁこういう結末を迎えるんですけどさあこれがですねまあ賛否両論めっちゃありましてまあ教科書を編纂した人はですね大抵無償の愛とか家族の中での役割だとかそういうものってお金が発生しないよねみたいなことを言ったりもします
だからたかし君それ間違いだよねっていう話をしたりもするんですよねでもまぁ一方ではこんな捉え方をする子もいていやお母さんにもちゃんとその課示台はお金を支払うべきだよねっていうことを言ってくれるそんな生徒児童もいるんですよね
でもう一人一人と捉え方が違ってそれはそれでいいんだよっていうのが僕のなりの党道徳の授業であって何か一つのねこの無償でやることが大事なんだみたいなことをねガツンと別れみたいな風にね言うのは僕の主義ではないんですけどでも多分道徳の授業を教科書を作った人はそういうことを目指したくて
そのお話を収録したっていうことはありますけれどねそんなことがありましたで僕この話をすごく今日思い出したんですよねこれたかし君のお母さんのねお母さんの請求書って言うんですけど実はもともとは海外のお話でブランドレーの請求書っていう話がありましてその話を日本版にアレンジをしたものなんですけど
はいそうそう確かにそれは意見分かれますねとアンナさんいただきましたそうなんですよ本当にねこれね賛否両論あっていい話だと思っていて道徳でそういうもんでいいと僕も思っているんですよ
特にねこれテレビで昔やってたんですけれどもこの授業を取り上げた番組が確か nhk かなんかであったんですよねその時にねその一人の男の子が一生懸命意見を言うんですよお母さんだってお金をもらうべきだよとかって言うんですよね
でもその授業ではですねその子の意見はまあ封印されてしまったんですよねそれで他の子たちの家族なんだから無料でやることが普通なんだよ大事なんだよお母さんいつもありがとうみたいなそういう話にこうなっていってその男の子の考えは意見っていうものはもうなくなってしまっていくんですけど
そして多くの男の子はもうそれからその授業で意見を言うことはもうなくなっちゃったなんていうことなんですよね
なんですがその子にそのテレビのね取材人が後でグッと寄って君はなんでそういう言葉というか意見を言ったんだいってお母さんもお金をもらうべきだよっていうことを言ったんだいってなんかそういうことをねインタビューしてくれたんですよこれナイス取材人と思いましたね
そしたらですねその取材人に男の子が答えるんですね実はねって僕のねお母さんは女で一つで僕のことを育ててくれてるんだとずーっとずーっと仕事も一生懸命やって何とか家を切り盛りしてくれていてその上で家事もやってくれている
そんなお母さんのことを考えるとなんかそのお母さんのご苦労っていうものをなんか報われてほしいみたいなことがあるんでしょうねそれがあってそういった背景があってその子のもう言葉っていうものが生まれてきているんだっていうことがわかって道徳の授業ってすごく難しいよねっていうそういう話なんですよね
やばい泣けるあんなさん共感していただいてありがとうございますだからそのね本当に3年生とか4年生とかそういった小学生の男の子の一人のこのね心の中で揺れ動いた価値観というものはまあそういうわけなんですよ
でまあ僕もよくねこう家にいるようになって家事とかいろいろさせていただくようになって名前のつかない家事ってめっちゃあるなって思ってます名前のつかない家事ってあるよね掃除でもなく料理でもなく洗濯でもないねそんなさ名前のつかない家事ってあるなーっていうのをめっちゃ思うんだけども布団を畳むとかももしかしたらそうかもしれないしさ
テーブルを拭くとかっていうのもそうかもしれないしさ靴を揃えるとかっていうのもそうかもしれないしさなんかうちなんかお手洗いのスリッパがいつもいつもあっちゃこっちゃいってんですよねそれをさ子供がねネギ散らかすわけですけどもしっかりこう整えるみたいなこともねまあしていこうっていうことであるんですけどそんなのも見つつは見えない目に見えない家事やなーなんてことをそうそうそうそう
アナさんも泣き笑いですよね僕もそう思いますよ思うんですけどねまあそんなもんすよでねーまあそれを思ったときにねなんかお金の話をちょっと今しちゃったので話それそれそれるんですけどなんだかこのお金をね
稼いでいることが人を救っているとか人を幸せにしているっていうことではまあある側面は正しいと僕は思いながらいやーそれだけじゃないでしょうねっていうことを思ったんです
でその男の子のこと考えてよとかこうやって田んぼとか畑の仕事を一生懸命やっていてでも収入にはなってないこの桑のですね一振り一振りは何なんだろうとかって思ったりもしました僕はねこの桑のね振っていくねその田んぼのお仕事っていうのは嫌いじゃなくてね
あの文字通りお米作ってるからライスワークですよでもなんか嫌いじゃなくて早く終われーなんていうことはねあんまり思わないんですよねまあきついんだけどめっちゃきついんだけど早く終われーなんてことは思ってないっていうことは多分ライフワークに近いそんなものが僕の中にあるんじゃないかなーって思ったりもしますね
それからねこの田んぼをやるっていうことはですね何がいいことがあるのかっていうと実はその里山って言われているこの動物や生き物自然とそれから人が一緒になって暮らしていける場所これ里山と僕は呼んでるんですけどその里山の原風景であるその田なだね田んぼをやるっていうことはですね
やるっていうことはですよその里山を守ることにつながっていくんですよね里山をこれからもこの場所でねずっと残していきたいここの文化を残していきたいってまあそのように僕なんかはすごく強く思うわけです
それをねやっぱりねなんだろうねお金がなかなか入ってこないお仕事かもしれないんだけどもこうそうすることによってね喜ぶものがいっぱいあるんですよねそれは人もそうだし外からやってくる人はやっぱりこの田なだの風景を見て心癒されるなんていうことはあるでしょうしまたこうやって人が里山を守ることによってそれによってね
生き延びることができる生き物たちもいるんですよねそういった守られる環境があるよねっていうことですはいあんなさんありがとうございます読ませていただきます私ね先日千葉のさはらというところに行ったらだしが出ていて地元の方が大勢でお祭りをされてたんです
大勢出てお祭りをされてたんですなるほどだしっていうのは山の車と書いてだしというものですねあのお味噌汁のだしじゃないないですよはい音声だとね伝わりにくいですよねそうですかそうですかすごい労力なんですよでもこれもお金入ってないですよね
神事も農業も通ずるものがあってこれらも無償ですよねあんなさんありがとうございますそうですよねいやちょっと勇気出ましたそうなんですよねでこの神事を大事にするとかっていうことって僕こう思ってるんですけど今までやっていたお仕事とかの手を
全部止めて経済活動とかをやっていたものも全部止めてそれでその儀式っていうものを参加をするっていういわば時間が止まる一時なんですよね人間の中で言うその時の進み方っていうものと全く違うものがその儀式の中で
起こっているなあっていうことを僕は思っていますのでここに価値がないとかこれ人を救ってないんだよとか幸せを生み出してないんだよって言われちゃうと僕はちょっとなんかそうかなぁちょっと怒りにも似たですね感情がふつふつと湧き上がってくるんですねあんまり僕は怒らないんですけどなんかここは引っかかっちゃうんですよね
っていうようなことがありましただからこの世の中にあるものがすべてお金で回るのであればですねそれはそれでまあいいんですけどそうじゃないものがやっぱりあるよねっていうことを思うとなんかその言説にはちょっと納得しかねるなあっていうことがありましてね
怒らなそう
アンナさんありがとう
なんかねこう田んぼをやってたらですねふと本当に何も考えずにやってたらそういうものがふわっと湧いてきて
あー今日じゃあラジオでこれはお話しようと思ってですね温めていたら日付が変わってしまいました
はいもう本当に5時間ずっとクワを振って昨日もやったので合計10時間以上12時間くらいですかね合計でクワを振ってました全部人力でしたよ
はいまあまあまあまあまあそんなねお金のこともありつつなんですけどもまあ何が言いたいかって言うとですよなんかあのいろんなことあるけどさ自分が信じた身ことっていうのってすごく大事だからさやったらいいなって思います
本当に良きことを回すにはお金が必要いや本当にお疲れ様ですありがとうございます
はいとはいえですねまあこの田んぼのお仕事ももしお金がいっぱいあったらですね誰かがきっとやってくれたりとかなんかいろんな解決方法がもしかしたらあんのかもしれないんですけれども
まあでもねそういう問題でもないかーって思ったりもするもうちゃんもちょっといたりするんですよね何でしょうかねなんかこう昔その話をずっと聞いてきたんですよね
まあ今がそのお金で解決するっていうことが一つの解決策の選択肢の一つなかもしれないんですけど昔のね人たちってみんなで田んぼやってましたなので一人自分の家の田んぼだけじゃなくて隣の人とか
お迎えさんの田んぼまで行って手伝いに行くんですって特にね田植えとか稲刈りとかこのですねお仕事の時って自分の陣地のお米自分の敷地内のお米っていうものをほっぽり出してその場所に行ってやるんですってこれすごくない
なんでそんなことするのかっていうと田植えとか稲刈りって今やらなきゃダメっていうその1日があるんですよね今しかないっていうそのたった1日です1日を逃すとちょっとね稲の生育がおかしくていびつになってしまったりとかあと稲がですね育ちすぎちゃうとか
獣に食べられてしまうとかですねそういうことがあってその1日を逃してしまってはいけないということでみんなでですねそこを手伝いに行くんですってでそしたらですねそこに来てくれた人たちをおもてなししてお昼ご飯は振る舞うみたいなこともですねそうやって行われていたみたいなんですよねで僕ねその精神ってすごく大事だなーって思うんですよ
あのその精神がさすごく大事でなんかそのなんか気持ちはずっと持っていたいなって思いました
僕もねその今やっている田んぼって自分の田んぼというかお借りしている田んぼでしてねなんかすごく僕たちの暮らしの力をになってくださる方でね何かこう恩返しをしたいなと思いつつでも僕たちにできることってなかなかない
まあそんな中でですねこの田んぼっていうものをじゃあ土地をお借りする形なんですけども一緒にやらせてくださいって言ってやっているところでございますはい
アナさんの読ませていただきますねそれねお祭りをやっている人たちと同じそう思ったんですよ神様ごと昔は小読みを見ながら農業を行っていて地元でみんなでする小座敷いて振る舞ってみんなで食べる
はいそうですよねこの時のなんかいい雰囲気っていうのはありますよねまあ今なんか人間関係の付き合いとかっていうものもねもっと何か簡略化しようとかってなっているようにも思うんですけれどもね
僕も思いますよなんかこう人付き合いがちょっと面倒だなぁと思ったりとかそういうことももちろんあったりもするなんか自分のことでいっぱいいっぱいだと思ったりすることもあるよあるんやけどねあるんやけどなんかそういう話を聞くにつけてね僕自身もなんか心が現れるような気がしておりまして
このね農作業をやっている時にねなんかこう目に見えないつながりというかですね目に見えるんですけどねなんかこう自分の時間とか労働力労力っていうものを誰かのためにこう渡していくっていうことの尊さみたいなのを感じるなーって思いました
はいはいはいアンナさんありがとうございます農業イコール真摯神事だったと思いますでもうちゃんの気持ちもすっごくわかるということですねアンナさんは田舎生まれ田舎育ちですかそうなんですね
農業っていうのは本当にまあ神事の一つですよねっていうかもう農業をこの世界にもたらしたの日本にもたらしたのって神様っていう風に言われてて
ニリギの見事様でしたっけね農業の神様がおりましてねはい正直田舎嫌いです近所とかめんどくさいですよ苦手だったあんなさんはそうなんですね
そうだったんですねそうかそうか話してくださってありがとうございますそうですか
僕もねたまにそう思うこともありながらです
やりたいことがあるし予定が入っていたのに上間近お祭りがあるとかって言ってそれをやったりしなきゃいけないっていう時もあるからねどうしてもね
なんか終わった後すごくスガスガしかったりね
するんだけどね
アンナさんありがとうございます東京に来て
ここでは結婚してないとかと
東京に来て
ここでは結婚してないとかとやかく言われないんだって
30代の頃ね
なるほどなるほど田舎の時はまあそういうことをご結婚のこととかさまざまなことを言われる東京に来たらそういうことすらも言われなくなって
快適って思った
確かにね
田舎の方々は高知県僕住んでて高知の人たちは
東京を目指しがちなんですよね大阪とか東京を目指しがちでですね
それで何を目指してるのかなきらびやかなからいいと思ってるのかなとかいろいろ思うんですけども
もしかしたら今アンナさんがおっしゃるようなその快適
快適っていうのは便利だけじゃなくて
なんかこの人間関係がさっぱりしているっていうことも一つそうなのかもしれないですね
そういうのがあって目指すっていうこともあるのかもしれないよね
そして東京に来て
なんか冷たいなぁとか世間の風はとか疲れるなぁみたいなことでまたUターンで戻ってくる方々もいると
ああいうような感じですかね
はい
もうね30過ぎて結婚してなかったら犯罪者扱いかーって思ってしまった
マジかーとないやねんそれ
そんなことあります
物語の執筆とキャラクター
マジかよ
今ね本当にこの話題はデリケートな話題なので
僕ちょっとすごく苦手なあれなんですけど
30代で結婚をねまだしてませんっていう人たちは
たくさん今いる時代ですよね
でも私の時代はありましたということですね
なるほど昔ね
ああそうかそうか
そうなったんですね
いろんな時代を経てそんな価値観を経て今の時代があるっていうことなんですかね
ありがとうございます
はい
アンナさん今日いろいろお付き合いいただいてありがとうございました
ありがとうございました
アンナさんのお話もさまざまに聞かせていただくことができて
すごくありがたかったです
こうしてつながれることはありがたいですね
本当に今日の結論なんだったのか
ちょっと僕もよくわからなくなってきておりましたけれども
とにかく明日も僕は桑を振るいます
今日終わらなかったから
明日雨が降るって言ってるのに
雨が降っている中で多分桑を振るんでしょうか
はい
いやいやいやもうとんでもございません
お疲れのところ遅くしてごめんね
とんでもないですありがとうございます
誰かに入ってきていただきたくて
こんな夜にもかかわらずですね
ライブ配信でやらせていただいているんです
誰も入ってこないかなって思いながらもやっているんですけど
アンナさんが入ってきてくださってとても嬉しかったです
風邪ひかれませんようにありがとうございます
アンナさんもおかげさまです
エピソードのまとめ
お大事にしてくださいね
ということで今日はありがとうございました
最後に軽くお知らせをさせてください
こだまこまちプロジェクトという
木の精霊のキャラクターを作る
そんな取り組みを僕はさせていただいております
先日4月28日に
このこだまこまちプロジェクトは1周年を迎えました
その記念をしてですね
今度メールマガジンを開催しようと思っております
メールマガジンの登録は無料となっております
今しばらくお待ちくださいませ
今僕ね元田んぼの作業などしていてですね
この準備をなかなか進められないんだけど
なんとか構築し終えるというところまで来たので
あとはリリースするだけなんですよ
こだまこまちプロジェクトのメールマガではですね
皆様にこだまこまちプロジェクトの
会議録ですね議事録
会議をした議事録みたいなものを
こうやって読みやすくしてですねお伝えしたりとか
またその僕たち田舎でですね
それぞれがメンバーそれぞれがですね
フィールドを持ってるんですよね
農業をしていたりとか
お魚の養殖をしていたりとか
そういうようなもので何かお買い求めいただけるような
商品が出てきましたらまず真っ先にその
メールマガジンでですね
お伝えをできたらなあなんていうことも思っている次第でございます
そうですそうです
新キャラ生まれてましたよね
ありがとうございますそうなんです
新キャラ生まれましてつい先日ですね
楽境の妖精っていうのができまして
その楽境の妖精がゴールデンウィーク中に開催された
高知県の黒潮町とかと言われているね
ところのTシャツアート祭りっていうね
そういうイベントがありました
そのTシャツに真っ白なTシャツに
様々なプリントをして
白い砂浜のビーチのところにですね
わーっと白いTシャツが青い空
青い海をバックにですね
飾られるっていうような
海の潮風ではためくっていうようなね
そういうのがあるんですけども
そこにもね実はその楽境の妖精登場させていただくことができまして
すごくありがたい
そんなひと時を過ごさせていただきました
ということでこれからも新キャラをね
続々と登場させていきます
今ですねまたさらにですね
2体キャラクターを制作中でございますので
お送り次第皆様にお届けしたいなと思っている次第でございます
はい
あとは今本を1冊執筆をさせていただいております
アンナさんもですね
テーマにされている場面刊目ですね
この場面刊目っていうことを
テーマにしているというか
どうなのかな物語を今書いておりましてですね
そうそうそうそう
続々とキャラクター作ってます
場面刊目っていうのをテーマにしているというか
物語小説でございまして
その中に出てくるキャラクター
主人公というか登場人物の1人が
その場面刊目というね
象徴を持っている
そういった子なんですね
僕の一緒に今暮らしております
子どもたちもですね
この場面刊目というものがありまして
この本は
彼らに送りたいなって思っている本でもあるんですけれども
そんな感じでですね
もうそろそろ
その執筆の原稿が出来上がる
というところまで来ているのかな
というようなところでございますので
この小説は
こだまこまちプロジェクトの
こだまこまちの本筋のストーリーにも
実はつながっていくお話でもとしても読めることができる
というようなギミックも仕掛けられておりますので
お楽しみにいてください
ということでお時間をいただきありがとうございました
お相手はこだまこまちプロジェクトの盲者でございました
本日ご参加いただいたのは安田さんでございました
あなたとあなたの大切な人に森の精霊のご家族が
ご加護が訪れますように
明日もクワフルいます
おやすみなさいありがとうございました