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2024-04-07 09:25

#1 田舎にスマホは必要か-失われつつある感覚-

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00:08
オスオス、おはようございます。こんにちは、こんばんは。
ブリコラサラダ仕立て、始めていきたいと思います。
森林インストラクターのもおちゃんでございます。
本日は、「田舎にスマホは必要か?」という視点派エッセイをお送りしようと思っております。
よろしくお願いします。
ゲーム、あれ、やめられんよねー、という70歳ぐらいのおばあちゃん。
おばあちゃんは山の中でひっそりと暮らして素敵な宿をやってるんですが、近頃、スマホを手放さなくなっているんだそうです。
また、あるおばあちゃんは、動画をずーっと見とると日が暮れちゅうなー、だって。
僕の仕事の一つは、集落のおじいちゃん、おばあちゃんにスマホを教えることです。
娘や息子たちに無理やり持たされて、使い方もよくわからないまま月々のスマホ代を払ってる、なんて状況がめっちゃ多いんです。
しかも格安スマホとかじゃないから、めっちゃ高いんです。
使わない機能をあれもこれもつけられてしまっていて、実際に使うのなんて通話くらいなものです。
だから、少しでも元を取ってほしいなーという思いで、スマホ相談会を開いてます。
でも、僕のやっているお仕事は本当に意義のあることなのだろうかって、よく考えます。
冒頭のゲームや動画に夢中になっている田舎のお年寄り、想像してみると何とも違和感を感じませんか?
令和の田舎ってこんな感じでいいのか?って僕は思ってしまいました。
僕は緊急事態があった時の安否確認とか、情報入手の手段としてスマホを使えるようになってほしいって思って、この仕事を始めました。
けど、田舎にもスマホが着実に普及していくと、何ともまあ違和感ある光景が見られるんですね。
これを違和感だと思うのは僕の感覚のバグなのでしょうか?それとも、
僕はこれでもテクノロジーを活用した教育にずっと携わってきました。
ゲームや動画だけでなく、テクノロジーを使うと便利になるどころか豊かになるよって、それを伝えることをずっとやってきました。
実はお年寄りが使うスマホはかなり機能が制限されていて、通話とちょっとしたインターネットでの調べ物は簡単にできますが、それ以外の機能は大変使いにくくなっています。
03:16
そうなるとどうしても使い方は動画やゲームくらいに留まってしまうんです。
どうやって着メロを変えるの?電話番号の登録はどうするの?という程度の質問が多い現状では、一線を超えた使い方をレクチャーすることは難しいんですね。
88歳でも未だに現役プログラマーとして活躍するおばあちゃんも世間にはおりますが、そこまで行きたい人もいればゴールはそこではないという人もいます。
また一方で田舎にはテクノロジー神話を信じている人もあって、テクノロジーがあると苦労がなくなって売り上げもバシバシ上がるだなんてことが信じられていたりもします。
通信速度の向上や時短やスピーディー、だから田舎にはテクノロジーの凄さに気がついた人はどんどん取り入れていこうってなる風潮もあります。
これは僕はある意味賛成なのです。 田舎のポテンシャルが引き出されて享受できる人が増えるのですから。
その一方で田舎の持つゆっくりとした時間感覚が急にとてつもないスピード感覚を持ってしまうようにも感じます。
行政はスマホの普及を進めたい。 もちろん
企業側も売り上げにつながるし進めたい。 僕自身も災害などに備えて効果的な活用を進めたいと思っています。
しかし行き過ぎると失われてしまいそうになるものがあることもまた直感的にそこはかとなく感じます。
物事は移り変わるものですが田舎の場合本当にそれで良いのだろうかと スマホサポートをしながらいつも葛藤をしています。
話はちょっと飛躍します。 各家族って言葉があります。親子で住む形です。
そこにはおじいちゃんやおばあちゃんはいなくて親子のみです。 そんな家庭が今の日本は60%くらいと言います。
昔はそうではなくておじいちゃんやおばあちゃんたちと一緒に住むことも多かったのだそうです。
さあそこでどんな時間が家族に流れていたのでしょうか。 今その家族文化をひも解いてみると
すごくアナログなことが日常の会話を通じてじわっと染み込むように伝達されていたようなのです。
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例えば自然感覚のこと。例えば身体感覚のこと。 この自然感覚・身体感覚っていうのが僕はこれからの鍵になっていくと思うのです。
身体の中の重心の置き方、 呼吸の方法、
それが派生していくと自然の見方、 料理の仕方、
食事の作法と技法、こんなところまで発展していきます。 一歩その空間に入った瞬間にその場所は空気が淀んでいるなとか
透き通っているなとかもわかるし、 どの木を切れば森は生きるのか、
反対にどの木を切ったら森は枯れるのか、 そんなことも感覚でわかるようになるんだそうです。
これをみんなが身につけていた。 少なくともその土地ごとに適したものが共有されていたんです。
でも今この感覚の存在に気がついて学ぼうとする人はほぼいません。
文化は60年間語り継がれなくなると廃れてしまうという傾向があって、 今その最終局面に来ているんだろうと。
ただ便利になるからとか、ただ売上が上がるからとか、 そんな理由でテクノロジーを活用していくと、
人は自然からどんどん離れてしまうなって。 いやこれは人の独りよがりな見方であって、
自然感覚や身体感覚を持つ人ならばきっとこう言うでしょう。 自然が人から離れていく。
僕は何の因果か田舎に来て、おじいちゃんおばあちゃんとめっちゃ話すようになりました。
すると僕にはない感覚を持っていることに気がつきます。 それは時代遅れだとかではなくて、
いつも自分はまだまだ修行中未熟な身だなって思わせていただく、 自分にとってはありがたい感覚です。
それを僕はこのグループで、また自分がこれから展開していくものの中で記録して伝えていきたいって思うんです。
いかがだったでしょうか。最後まで聞いてくださったあなた、ぜひいいねやフォローで足跡を残していってください。
今日はですね、田舎にスマホは必要かというところから、身体感覚とか自然感覚、今失われつつある感覚にまで話が深まっていきました。
またですね、この自然感覚や身体感覚にまつわるお話、させていただけたらなと思っております。
09:01
ということで、お時間が来てしまいましたので今日はこの辺でお会いでは、
心理インストラクターのモーちゃんがお送りいたしました。 またお会いできることを楽しみにしております。
今日も素敵な1日をお過ごしくださいませ。
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