1. もおちゃんの「なぜなに?」樹木図鑑📗
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2025-02-12 40:07

静まりかえった海で、未だ見ぬ地平の息遣いに耳をすませば

静寂は時に、ぼくたちを呑み込もうとする。そこには、恐怖すら感じることもある。もっと言うなら、畏怖の念、静寂に身を委ねれば、聴こえてくるのは、確かにここにある息遣い。 背景は、新キャラ「ハリギリ」です!アイヌと天狗と山伏のミックス👺 ⏰タイムスタンプ⏰ 自然界の中でも火はなかなか見られないのに、山に祀るお祭り 何もないところに、真実を見出そうとした先人たち <スポンサーコール> 自然の中で育ち、自然の色の卵があることを知ってほしい! 幸せな鶏の卵を届ける、静岡県の「おやまの農園 ほーんびる」さん⏬ https://stand.fm/channels/65a60821d47b013105986b72 ほーんびるさんの卵はこちらからご購入いただけます🐓🥚⏬ https://taberutokurasuto.com/shop/hornbill/items/?srsltid=AfmBOook-Su10E_PhaTeBfCbrVcS0rP0srtgf7pz4Qn_1ZPvlkVNZVFS 明日2/13 〜コラボライブ配信しますー! テーマ「ほーんびるさんの農園とお料理のはなし」 ぼくらはこうして、この大地に導かれた 暮らしは、自分をつつみこむ空気からつくられる 暮らしを営むのに観光地はいらないと思った 暮らしは藝術 自分の思い×何かに導かれて 「なにもないけど、全部あるんだよ」 この場所にいたいって・・・ 「水だけがある」 ソロの時間、静寂に溶け込む時間に見出すのは ないものの中に、確かに感じる存在 放送と放送の間。言葉と言葉の間。そして、絶句のあとに。 新キャラ「ハリギリ」をご紹介! 【初の公式ファンブック『こだまこまち設定資料集vol.0』発売中!】 https://codama-comachi.booth.pm/items/6344688 【Link まとめ】 https://lit.link/codamacomachi 【Web小説】こだまこまち ご覧いただき、ありがとうございます。 最新話は、 「小説家になろう」でチェック✅ https://ncode.syosetu.com/n0393jl/51/ 〈これまでのお話はこちら〉 https://ncode.syosetu.com/n0393jl/ ____________ 〈これまでのおはなし〉 ザックスレストランを営む主人公ユウは、 謎の少女の声を聞き、 森の中へと入っていった。 森には異変が起こっていた。 次々に倒れる樹。 襲ってくるかずら。 森の精霊、 エノキとイロハモミジに出会ったユウは、 自身が伝説の存在「杜人」の末裔であることを知り、森の奥へと歩みを進めた。 迫り来る怪異たちを振り払い、 見事、大精霊アカガシを救ったユウたち一行は、 旅の疲れを癒すため、「昴宿よこぐら」を目指すのであった・・・・・・。 これは、もしかしたらこれから人類が経験してしまうかもしれない 今からちょっと未来の話。 人は、自然から離れ、そして、自然もまた人から離れてしまった。 都市で起こっている異変、自然界で起こっている異変。 世界の秘密とは。 旅立ち。別れ。そして、森の精霊たちとの不思議な出会い。 自然界は人間を、人間は自然を取り戻すことができるのか。 近未来のオーガニックファンタジー冒険活劇。 森をめぐる冒険が今はじまる。 _________________ illustrated by @teraoka.shokai @sibainu_hotate #こだまこまち 【小説】 〈カクヨム〉 https://kakuyomu.jp/works/16818093083046463187 〈小説家になろう〉 https://ncode.syosetu.com/n0393jl/ 〈pixiv〉Web小説『こだまこまちと杜人ユウ』 https://www.pixiv.net/users/108735967 【各種SNS】 〈youtube〉こだまこまちチャンネル https://youtube.com/channel/UCpmaR7d_vZVdDBJvtRTuJbw?si=c1GQqH-qSKVB0IvO 〈Facebookページ〉こだまこまちProject https://www.facebook.com/profile.php?id=61560822043650 〈Instagram〉@codama.comachi https://www.instagram.com/codama.comachi 〈X〉@codama_comachi https://x.com/coda_coma168 〈BlueSky〉@codama-comachi0428 https://bsky.app/profile/codama-comachi0428.bsky.social --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/6507b36381469ca10d6df5c2
00:06
おっすおっす!
おはようございます。こんにちは、こんばんは。
こだまこまちプロジェクトのもおちゃんでございます。
今日は、2月の12日、水曜日。
午前中に収録をしております。いかがお過ごしでしょうか。
今日は、高知県は雨が降っていますね。
いやー、何もできない。ということで、ラジオの収録をすることにしたんです。
昨日は配信をお休みしてしまいましたね。
昨日ね、いやー、神隠しってこういうことなのか、なんていう体験をしたんです。
車が見つからない。
昨日ね、とある山奥にあるお祭りに行ったんですね。
毎年建国記念の日にはですね、その山をあげてお祭りがあるということなんです。
で、僕はそこに毎年伺っているんですけれども、駐車場がね、瞬く間にいっぱいになっちゃうんですよ。
だから、山道の脇にロカタ駐車するしかないという感じなんですね。
駐車場の場所がないから道に止めろっていうことなんですよね。
まあ、これは今回はここが正式な駐車場ですよっていう形なんですが、
もうね、道に止めるとね、どこに止めたんだかわからなくなる。
もうね、山道ですよ。何度も行ったり来たりして、自分の車を探しました。
ようやく探し当てたっていう時にはね、僕だけじゃなくて係の人にも何人か一緒に捜索してもらってね。
いや本当に、いやー、昨日はね、1万歩以上歩きましたよ。
1万2千歩歩いちゃった。しかも山道ね。
しかし、このお祭りってね、すんごく歴史も深くって、遠くからね、このお祭りの様子を一目見たいということでいらっしゃるんですよ。
祀られているのは火の神様なんですよね。
これ不思議だなーって思うんですよ。
自然界の中で偶然にね、落雷とかさ、それから噴火とかが起こって火が起こることはあるじゃないですか。
でも自然の中にさ、火っていうのはまず訪れないものじゃないですか。
そんな火の神様を山に祀るっていうのは一体何でなのかなーなんていうことをずっと思っていたんです。
真相はわからないですよ。
ただ、すぐに調べるのではなく、僕自身が今回ここにまあ、思いをね、馳せていったんです。
03:10
そしたら、人の想像力ってたくましいなーって思いました。
何もないところから、ここには神様がいらっしゃるんだということをね、自分たちで信じるじゃないですか。
いや、昔の人って神様が見えたんじゃないかな。
精霊が見えたんじゃないかなって思うほどですね、そこへの信仰心が熱いんですよね。
自分の手では、力ではどうすることもできないことがあるっていうことを知って、自然に委ねるしかない。
また、自然に自分たちの身を委ねるしかない。
そのように思ってね、神様とつながっていらっしゃったんだなーっていうことを思いました。
さて、今日はね、そんなないものを信じること、ないものを見つめること、そんなことをお話できたらいいなって思っています。
ということで、今日も始めていきましょう。
この番組は、自然の中で育ち、自然の色の卵があることを知ってほしい、静岡県から幸せなニワトリの卵を届ける、お山の農園、ホームビルさんの提供でお送りします。
ホームビルさん、いつもありがとうございます。
明日1時、明日の1時からですね、ホームビルさんと対談をさせていただくことが決まりました。
実は、こんなにもホームビルさんのことを応援させていただいているにもかかわらず、ホームビルさんとお話をするのは今回が初めてとなります。
その記念すべき第一回の、第一回目のその対談にお越しいただける方、はいはいはいはい、いかがでしょうか。
明日、2月12日水曜日の1時からお話をさせていただきたいと思っております。
テーマはですね、ホームビルさんの農園のお話、これ僕がインタビューして聞いていきたいと思っております。
それからホームビルさんの卵、僕のところにね感想がいっぱい届くんですよ。
美味しいよってね、いただくんですよ。僕じゃなくてホームビルさんに直接届けてあげてって思ったりしますが、僕もそれ嬉しいからね、ホームビルさんに慎んでそのメッセージを共有させていただくんですね。
ホームビルさんの卵をどうやったら味わい深く楽しむことができるのか、つまりお料理の仕方ですね。
06:06
これを聞いてみたいなと思っているんですね。
ホームビルさんの卵一個一個ってすごく奥ゆかしい感じがしてまして、
一つの卵に僕はそんなにも自分の考えを馳せることがなかったんですよ。
ホームビルさんの卵っていうのがすごく新鮮なんですけども、
それはもう鮮度とそれから自分の卵との関係値的にも新鮮なんですけれども、
これをねどうやったら食べられるのかなと美味しく召し頂けるのかなっていうことを聞いてみたいと思っております。
楽しみでしょ。料理が好きな人も是非是非。
ということで明日も楽しみにしていてくださいね。
さてさて、まずね今回のお話は僕が移住先を決めたそんなエピソードから始めていきましょうか。
僕は今高知県に東京から移住をしてきたんですね。
この移住は3年前に決めたものでして、
決めてからまあほんと3ヶ月くらいで移住を果たしてしまったなあっていう感じです。
3ヶ月は言い過ぎか4,5ヶ月ですかね。半年はかからなかったと思うんですよ。
移住をしようと決めたのは2010年の秋頃だったと思います。
その時に僕がね出会った、生涯共にしていこうと決めたパートナーとこれからどこで住む、どこで暮らしていくっていう話になったんですね。
それで住む場所ってまあ大抵はですね、自分の生活をしなくてはならない範囲に限定されるように思います。
例えば仕事を続けるのであればそんなに遠くに引っ越すことはできないですよね、職場から。
それから子供がもし学校に行っているのであれば、学校のそばに住むっていうことはどこの場所に住んだとしても制限がなされることだなと思っています。
僕のパートナーにはすでに子供がいて学校に通う年齢だったのですが、学校に通わないという選択を僕にはね自らしているなっていう風に見てとれるんですよ。
だからそれはそれでいいと思うんですね。
じゃあ学校に通わないっていうことであれば、学校にとらわれる必要もないねっていうことになって、
09:03
僕たちはじゃあ自分たちがしたい暮らしができる場所を選ぼうよ。
この日本全国の中から去って、そんな風になりました。
ただ、僕はね寒いところにも住んでいたことがありまして、できれば雪が積もらない場所がいいなっていうことにしました。
なので当時僕が住んでいた東京よりも南だったり、それから西側に移住をしようっていうことだけはざっくり決めていたんですね。
移住先を決めるには様々な場所に出かけていったと思うじゃないですか。
一つ行ったのは移住相談センターっていうのが東京にはありまして、そこに行ってどんなところが移住を歓迎してくれてるのかなっていうのを見ました。
ただその前になんとなくの当たりをつけておかないといけないと思うんですよね。
僕たちはTikTokで片っ端から綺麗な景色を見ていきました。
景色っていうのはどんなにお金を積んだとしても買うことができないものだと僕たちは思っているんですね。
その暮らしを包むもの、それが場所、景色です。
その自分たちが金銭に触れるような景色に巡り合うことができたら、その景色の中でその景色を見ながら住んでいる方々ってきっと僕たちと共鳴することがあるよねってそのように信じたんですね。
だから縁もゆかりもない場所もOK、ただ一番大事にしたいことは毎日僕たちが見る景色はどこなのかっていうことなんです。
そこでTikTokで流れてきた映像があったんです。
その中でね、どうも僕たちは山とか川に惹かれてるらしいということがわかったんです。
僕はもともと海の現場で仕事をしている人だったんですね。
ライフセービングって言って海の安全のパトロールを見る。今もやってますよ。
そんな仕事をしてきたので海のそばっていうのはすぐに思い浮かびました。
でも二人で見ていくとなぜか惹かれてしまう山、川、その景色だったんですよね。
僕たちはそんな山や川のある景色の中でもなぜか高知県というところに惹かれていったんです。
12:05
今思えばTikTokのアルゴリズムが僕たちに高知の映像をめちゃくちゃ見せるような感じになってたんだろうなって思っていたんですけども。
この立体的な風景はって思ったんですよね。
立体的なんですよ。高知の景色は縦に長い。
風景には横の広がりと縦の広がりっていうのがあるんですよ。
海とかそれから町とか一面の畑とか田んぼとかそういうところってとにかく横に広がるんですよね。風景が。
高知県は山ばっかりなんです。なんとその面積の84%が山だっていうことなので。
もうね縦に縦に縦に積み上がっていくような景色なんですよね。
空を覆ってしまうんじゃないかっていうくらいの山の面積率です。
山っていうのは森のことなんですよ。山が多いっていうことはつまり見る色がですね。
緑と茶色ばっかりなんですよ。東京に行って僕が思うのは灰色ばっかりだなっていう感じです。
もうコンクリートとかさそういう色の建物が多いじゃないですか。
海の街に行くと青い景色が広がっていると思うんです。日々見る色が青なんです。
僕が今見ている景色のほとんどが緑と茶色です。
そういう景色が僕の目の前には広がっているんですね。僕の目の中に飛び込んでくる色はもうそんな色です。
まずこういうことを考えて移住先を決めたんです。
山や川そして高知県の中という風になった時にですね。
僕が住んでいる川はかつて今もかなりの上位らしいんですけど日本で一番水質が綺麗。
日本一綺麗な川だっていう風に言われていた川なんですね。
その川の近くに住みたいと思った時にですね。
その川はまあ結構長いのでいくつもの街を通っているんですよ。
その流域っていう言葉があるんですけど川のほとりに人はねやっぱりこう街を築いていくんですよね。
15:02
その川は山の上の方から下流の方までね。それこそ海の見える場所までずっとずっと続いているんですが。
じゃあどこに住もうかってなった時にいくつかの選択肢がありました。
街の候補があったんですね。
高知県の街は田舎な皆さん同じような状況を抱えていると思うんですが。
人口がどんどんどんどん減っているっていう形になっています。
だからどうにかして人口を増やしたい移住をしてきてほしいっていう思いがあってね。
様々な打ち出し方をしているんですね。
まあそれこそ街の名物。
うちにはこんな食べ物がありますよとか。
うちはですねこんなにも住みやすい街ですよ。
駅もあってコンビニもあってスーパーもあってとかね。
あとは観光地を打ち出すっていうこともあります。
私たちの住んでいる街はこれが有名なんですよみたいな感じで。
こんな公園がありますよとか。
こんな博物館がありますよとか。
観光地ですねこんな歴史がありますよみたいなのを打ち出すこともあるんですね。
僕たちはそういう情報を全部並べてさあどの街にしようかなっていうことを決めました。
僕たちが選んだのは何もない街です。
その移住の
今思うと笑っちゃうんですけど移住の担当をしてくださった方もこの街の一番のPRポイントって何なのかってことがわからなかったんでしょうかね。
うちには病院はいっぱいあるよっていうようなPRだったんです。
高齢者の街ですからもうね病院だけはたくさんあるよみたいな感じでした。
他はって言ったら他のことは何も言われなかったんですよ。
はいもちろんその川は通っているんですけれどもそれ以外の方ことは全く言われてませんでした。
だから何もない街だったんです僕たちにとって。
でその街以外の街は結構いいPRね花々しいPRをですね華やかなPRですね。
重ねてくださってたんですよ。この街だけはしてなかったんですよね。
で僕たちが決めたのはそうか何もない街にしようって思ったんです。
これねこれねすごく大事なことだと僕思うんです。
自分が何かを選ぶときはたまた自分が住む場所を選ぶとき
18:04
目の前に見えている情報を全部リストアップして一長一短を並べて比べてそれで決めていくっていうことがあるじゃないですか。
その中で僕は一番情報が少ないそんな場所に決めたんですよ。
何が言いたいかというと一つは暮らすのに観光地はいらないっていうことです。
暮らすのに何か特別な施設はいらないっていうことです。
病院があったら十分ってことです。
何かあった時のためにね。
まあねスーパーとかさコンビニとかさあるとそれは便利だけどさ。
僕の街にはコンビニがローソン1個しかありません。
コンビニに行くのも片道15分から20分はかかる場所にありますね。
スーパーも1軒しかありません。
ドラッグストアは去年できてばっかりですけどそんな街なんですね。
ここに決めたんです。
暮らすのに必要のないことが実はいっぱいあるなってことに気がついたんです。
よくなんかこう移住相談をねしてきた方がおっしゃるのは
ここの場所の観光地って何なんですかっていうことです。
僕は移住の相談の担当もさせていただくことがたまにあるので
お客さんから言われるんですけどここは何が有名なのっていうことを言われるんです。
確かにそういう価値観もあるでしょう。
でも僕が思うのは何もいらないんです。
暮らしていくのにっていうことです。
それよりもその奥にあるもの自分たちで見つけていくっていうことが大事なんですね。
何にもないのに何にもないけど何にもないと言われてるけど
でも何かがあるんじゃないかな。
そんなふうに思って僕たちはこの町に来たんです。
ちょうどその頃僕は日本全国を旅をしながら学ぶことができる大学っていうものを立ち上げたんですね。
その大学は日本中のゲストハウスを点々と歩きながら
歩きながらというか回りながらそこに1ヶ月ぐらい住まわせてもらって
その町の暮らしそのオーナーさんがやっている暮らしを一緒に楽しんでもらう。
その中でね自分の引き出しの中に箱の中に様々な暮らしを一つ一つしまっていってもらって
21:01
自分にとって一番したい暮らしって何なのかなっていうことを考えていただく。
そんなカリキュラムを作ったんですよ。
楽しそうでしょ。
だってそうだよね僕たちってさ
お家の人自分の親自分が育ってきた環境の暮らしを再生産していくものだと思うんです。
自分でもう一度同じような暮らしをいいと思って作っていくことが多いんですよね。
それとかあと周りの人がしている暮らしと似たり寄ったりになっていくと思います。
東京で暮らすって言ったら例えばワンルームのマンションで暮らすとかね
買ってきてさ食べ物をさ食べるとかさそういう暮らしになっていきますよね。
だけど場所を変えたりまた自分が旅をしていくことによって
一つ一つの暮らしを自分の体の中にしまっていくことができる。
これは暮らしの芸術っていうのがテーマだったんです。
暮らすということは一つとして同じものはありません。
しかしそこに自分自身の思いが入っているのか
それからその暮らしというものは自分自身で選んでいるのか
それからもう一つこの暮らしは何者かによって導かれるようにして出来上がっていったものなのか
多分ねこれアートってそういうものだと思うんですよね。
手を加えながらさ色々試していって
でいつの間にか自分が最初に思い描いたものとは違うものが出来上がってくる
これが実は芸術だと僕は思っているんです。
暮らしっていうものもそうでさ
その場所で出会う毎日の人だったり
それから毎日出会う植物だったり動物だったり
風が運んでくれる空気感だったり
そういったものが今までの築き上げてきた
自分自身の中に溶け込んでくることによって
暮らしっていうものは形を帯びてくるのではないかと思うんです
それが暮らしの芸術です
僕たちはその暮らしの芸術を体感していただくっていう大学を作っていったんですね
その時にもうね1000人みたいな長野のゲストハウスのオーナーさんがおっしゃっていたことがあって
その言葉が僕の中に今でもまだね残っているんです
ある時ひょっこり顔を覗かせるんですね
この言葉がその言葉は
何もないけど全部あるという言葉でした
そのゲストハウス
僕は2回行くほどお邪魔をさせていただいたことがあります
24:03
そのゲストハウスはね山の中にひっそりと立っているんですよ
町の中なんですけど
村の中なんですけど
村の中の一番奥
一番奥です
村の玄関口ではなく一番奥
行こうとしなければ誰も行かないようなそんな場所に立っているんですよね
周りには木しかありません
森しかありません
そういう景色
眺めて
肩を並べてそのオーナーさんがおっしゃるんです
ここには何もないけど全部あるんだよ
そうおっしゃるんですね
僕はねこれ言葉尻だけを捉えていたなって今思うんですよ
何もないけど全部あるんだよ
何もないけど全部あるんだよ
なんかすごく心理めいた言葉でさ
感動しちゃって
その時この言葉を深く考えることはあまりなく
ただただその言葉の雰囲気を味わっていました
まだまだこの言葉の何だろう真意っていうんでしょうかね
もっともっと奥の方にさきっと僕たちに深いところで語りかけてくるものがこの言葉にはあると思うんだけど
何もないけど全部あるの意味が
僕にはようやくわかり始めてきたのかなって
僕が3年間田舎で暮らすことによって思ってきたんです
最近もーちゃんは全然旅行に行きたいと思わなくなっていきました
これまでは様々な場所に行ってこの世界に用意されているって僕思ってるんですけど
用意されている様々な景色を見ていきたい見に行きたいって思っていたんです
でも僕できればできる限り今はこの場所にいたいって思っているんですね
この場所毎日景色が変わるからです風景が変わるからです
今もーちゃんの目の前には山と川しかありません
でも毎日風景が違うからなんです
見ようと思えば草一本一輪の花花びらそこには無限の世界が広がっていて
27:04
そこを探求していくっていうこと僕たちにはできるんじゃないかなって思うんですね
この前さラジオでこんなのを聞いたんです
ラテン語の話でした
ラテン語で英語のnot否定ないよっていう言葉に当たるのっていうのがなっていうものらしいんですよ
notとなちょっと似てるよね
ラテン語って多くの言語の元になっているそうでね
このラテン語からさまざまな言語が生まれていたそうなんですよね
なって言うんですってないのことをね
でなっていうのはもともとどういう意味がそこに込められていたのか
静寂の海には水しかないっていう意味なんだそうです
水しかない
音もない
風もない
草や木も何もない
ただそこにあるのは水だけ水だけがある
これをなって言うんですって
ないのにあるっていう風に
ラテン語のところでは言うんだそうですね
わからん
僕はねキャンプの活動もさせていただいていて
子どもたちとね
海とかさ山の中で活動するっていうこともしてきたんですよ
その中で僕が一番好きな活動があってさ
その活動ってソロの時間っていう活動だったんですね
これは夜夜ですよ
みんなで外で集合するんですね
森の中ですよ
ちょっと森を歩いてみましょうって言ってみんなで歩くんです
森の奥深くに行ったら
はいじゃあここからは
友達とも離れてこの森の中であまり離れたとこ行っちゃダメですよ
でも自分の行きたい場所を探して
そこでただただじっとしてみてください
寝転んでもいいし
空を見上げてもいいし
木に寄りかかってもいいし
30:03
15分ぐらい時間を取るので
何にも喋らないで
その時間を味わってみてください
そういう時間があるんですよ
これチリチリになって一人で行動するから
ソロの時間って言うんですね
これね静寂なんです
森の中
何にも音がしないんですよ
僕これ雪山の中でやったことがあるんですけど
ひんやりとした空気が自分を包むだけで
もうねそれ以上ないんですよ
本当にないんですよ
ただ空を見上げると澄んだ空気に映し出された
星の光
これを見上げるんですね
空に瞬いている
なんかこう地球に僕たちにさ
空のスクリーンから見せてくれているような景色
見えたりとか
しんとした中に
かすかに感じる虫の息吹だとか
雪が溶けて水が滴る音だとか
そういうのを感じるんですよね
そして
次第に
静寂になれてくると
自分が大きな何かに抱きかかえられているような
そんな気さえしてくるんですね
自然の中の一人なんだ
一員なんだって
この世界に生まれ落ちて
ここまで生きてくることができた
そこで出会った
そこの道でずっと出会ってきた
一人一人の顔が浮かんできたりするんですよ
子供たちは最初その静寂に戸惑うんです
思わず声を出して
この静寂をかき消そうとする子たちも多いんですよ
しんと静まり返った
その何もないという空間に
慣れることができず
それを自分の
自分で何とか音を出して
声を出して
それをかき消そうとするんですよね
けど
だんだん
その静寂に飲み込まれるかのように
33:05
自分自身が落ち着いてきて
そして
その静寂を味わっていくんですね
15分ぐらい撮っても最後5分ぐらいなんですけどね
そういうパターンは
でもその活動の中で
ないものの中に
確かに感じる存在を
僕たちは見出すんですよね
ないはずなのに
何かがあるような気がする
それは
冒頭の神様のお話もそうですし
今回の
この暮らし何もないところに
何かを見出すっていうこともそうですし
このキャンプの時間でもそうですし
そしてこのスタンドFMの
僕の話をしている
このコトノハとコトノハの間
この沈黙の中にも
何かがきっとあるんです
いかがだったでしょうか
最後まで聞いてくださったあなた
ぜひいいねやフォローで足跡を残していってくださいね
僕たちはまさにこの静寂を
自分の中で読み解くことができるかどうか
紐解くことができるかどうか
これで人の人生の深みというものが
ぐっと出てくるように思うんですね
立ち止まって一つ一つの言葉の間
文章の終わり
苦闘点の打たれたところに
耳を澄ませるかどうかっていうことが
何か今僕たちに求められていることなのかなとか
僕たちが少なくとも僕がしていきたいことだなって思うんです
この放送が終わった後もさ
きっとあなたは静寂に包まれることもできるし
それから別の放送を聞きに行くこともできるんですが
一つ一つの放送と放送の間に耳を澄ませる
っていうこと僕はしていきたいと思います
押し付けるつもりはありません
さて最後に少しだけ
こだまこまちプロジェクトで
36:01
この間できてばっかりのキャラクターの紹介をさせてください
今あなたの画面に映っているのは
ハリギリというキャラクターです
ハリギリというのも
実際にこの世界にある植物樹木なんですね
霧ダンスってあるじゃないですか
あの霧っていうのは
よく高級な感じがしますよね
霧って木材を持ち上げてみると
結構軽いんですよね
思ったほど重くないんだなっていうことを僕は感じました
この霧っていうのは軽くて丈夫
だから霧ダンスとか家具に使われるんですけれども
ハリギリっていうのは
その霧にも少し似たような
そんな材質を持った木なんですよね
だけど針が出てるんですよ
もうトゲトゲなんですよ
このトゲトゲがですね
痛くて自然界の中のトゲってめっちゃ痛いんですよ
裁縫のさあの針で指を刺すのと
わけが違うぐらい痛いんですよ
本当に痛いんですよね
そういう植物がありますと
ハリギリって食べられるんですよ
山菜の王様のタラノメっていうのがあるんですけど
このタラノメにすごく似たような山菜になっていて
栄養抜群です
すごく美味しいんです
このハリギリはトゲトゲしていて
山菜として摂るのも大変なんです
このトゲのあるような表情
なんか裏がありそうでいいでしょ
それからハリギリの葉っぱは
天狗の葉内輪って言われるんですね
天狗がさ持っている
あの扇みたいな内輪あるじゃないですか
あの葉っぱ
あの葉っぱのモデルの一つとなっているって言われています
正確には他にもね
内輪の形をしたような葉っぱってあるのですが
一応このハリギリの別名は
天狗の葉内輪なんていう風に言われています
天狗のね葉内輪はね
青くと花が伸びたり縮んだりするんですよ
ピノキオカって感じですけど
そういうものがあるんですね
さらにこのハリギリという植物は
アイヌにすごく関係があると
アイヌ地方でもですね
すごく大切にされてきた木で
そしてアイヌの中で
アイっていう言葉があるんですけど
これトゲって意味なんですね
アイはトゲっていうのは意味深ですよね
39:00
あんま関係はないと思うんですけども
なのでさまざまな衣装のところとか
あと見えてないんですけどね
ここの画面には
その天狗の葉内輪の内輪にはですね
アイヌの文様が書かれていたりしています
しかもトゲを表すような文様が書かれたりしています
だからここのね
ハリギリがまとっている服っていうのは
アイヌの服の色に
採用させていただいているという感じなんですよね
はいこのハリギリ
すごく人気がこれから出そうなキャラクターなんですけども
物語の中でどのように登場するかは
これからのお楽しみでございます
ということでお時間をいただきありがとうございました
お相手は
こだまこまちプロジェクトのもーちゃんでございました
またお会いできることを楽しみにしております
今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ
あなたとあなたの大切な人に
森の精霊のご加護が訪れますように
ご視聴ありがとうございました
40:07

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