00:03
クラケン
悶絶心理学
はい、というわけで始まってまいりました。悶絶心理学の第1回ポッドキャスト配信です。
パーソナリティを務めます東大卒マジシャンのクラケンと申します。
そして、株式会社エルコピア代表取締役の江川さとみさん。どうぞよろしくお願いいたします。
江川さとみ
よろしくお願いいたします。
クラケン
さとみさんと呼ばせていただいているんですけども、さとみさんは普段会社企業の中に入っていて、
社員さんや社長さんの間に入っていて、会社の人事を改革していく、そのようなお仕事をされていらっしゃると伺っております。
ぜひそのあたりをですね、視聴者の方に分かりやすいように簡単にご説明いただけますでしょうか。
江川さとみ
はい、ご紹介いただきましてありがとうございます。
簡単に言うとですね、会社の上の方たちと従業員の方たちをおつなぎするお役目があるわけなんですけれども、
今具体的に入っているのは、従業員さんたちに対してキャリアのですね、セルフキャリアドックというものをやらせていただいております。
クラケン
セルフキャリアドックっていうのはなかなか耳慣れない言葉なんですが、どういったものになるんですか。
江川さとみ
従業員さんたちの今後の課題ですね。今後の課題であったり、今の現実の自分自身のキャリアの棚卸しをやったり、
今後未来に向けてどう自分自身のキャリアを設定していくかということを改めてお話を従業員さんたちと面談によってですね、お話しさせていただいているんですけれども。
クラケン
一人一人と向き合っていって、その人たちの今後のキャリアを向上させていくといったようなことですかね。
江川さとみ
その中で、やはり従業員さんたちから色々な会社の提案みたいなものが、会社に対してこういうふうにもうちょっと働きかけていきたいとか、会社をもうちょっとより良いものにするためのアイディアだったり、提案とかも色々お聞きするんですけれども、
その内容をですね、国家資格者なのでお話ししていいよと言われた部分に関してですね、会社の上の方、社長さん、もしくは役員さんとか、そういう方たちに従業員さんたちからこういう提案がありますけれども、この点に関してはどうでしょうかというようなことで、会社の生産性を上げるために間に入って日々現場で頑張っております。
クラケン
なるほど。直接言いにくいようなことも、さとみさんを通じると、提案として乗っけることができるといったようなことだと考えております。
03:12
江川さとみ
そうですね。色々会話していく中で、会社の課題、そういったものが見えてきますので、その課題の解決に向けてですね、色々とお手伝いさせていただいております。
クラケン
はい、そんな江川さとみさんなんですけども、この悶絶心理学という番組を通じて、リスナーの方々にもどのような価値提供していきたいなというふうに考えてらっしゃいますか。
江川さとみ
悶絶っていう題名ですけれども、なんか多分、ゆるい感じになるんじゃないかなという。
クラケン
ゆるい悶絶ですね。
江川さとみ
ゆるい悶絶というふうになるのではないかなと思うんですけれども、私自身が色々とですね、人生で失敗、やらかしたことですね。
やらかしたこととか、ステップファミリーの私は母となったわけですね。ステップファミリーってご存知ですか。
クラケン
いや、聞いたことないですね。
江川さとみ
今やっぱり非常にすごく増えていて、やはり残念ながら、生涯一人の奥さん旦那さんと添い遂げられるに越したことはないんですけれども、今そうでない場合もあります。たくさんあると思うんですね。
そうなると、その方たちが離れられました時とかに、お子様を連れて離婚されたりしますよね。どちらかが。その方がまた再度再婚されたりとかするときに、向こう側にもお子さんがいらっしゃって、全然違う家族がまたさらにステップを踏んで新しい家族になっていくっていうような
私は体験をしてるんですけれども、非常にそこで自分自身が新しい娘たち、娘の母になったときに病んだんですね、ものすごく。どう接していっていいのかわからない。
クラケン
そうですね。血のつながりはない。自分が愛する人の子供というだけと言いますか。それがその場合だと、母親も父親もそれぞれ連れ子同士での再婚。これをステップファミリーというわけですね。
非常にたくさんの苦労があったことと思いますが、それをどのように解決されていったんですか。
江川さとみ
最初の頃はもう解決どころか、悶絶しまくりですよ。それこそ。
06:05
江川さとみ
悶絶しまくりで、それまでバリバリと金融機関で働いていた人がいきなり、5人家族のお母さんになったわけなんで、何がなんだかどちらかってわからないっていうのももちろんそうなんですけれども
思春期の娘たちを抱えましたので、そこをどう接していっていいのかわからないうちに、
すごいやっぱり、いきなり小学校、実の娘は小学1年生になったばかりの私が、いきなり中1になった子供。もう一人は高校3年生だったかな。高校生だったので、上の子はそうでもないですけど、その真ん中の子がどう扱っていいのか。
クラケン
思春期、真っ盛りの女の子。
江川さとみ
物をあんまり発信しない子だったんで、やはりどんどんと自分自身が私が悪いのかなとか、私のこと嫌いなのかなって、自分で自分を追い込むようになってですね、娘としゃべるのが怖くなって、娘が帰ってくる前にお酒飲みだしたんですよ。
クラケン
お酒に走ってしまう。
江川さとみ
お酒飲みだしたら、ちょっとこう気分が緊張が言えるんで、なんかちょっとこう、お酒の力を借りてしゃべれるっていう、自分だったので、娘が帰る前にちょっとお酒飲みだしたんだけど、だんだんだんだんそれがエスカレートしだしてですね、これはでも私やばいと思ったんですね。
それで、アルコール専門の依存症の病院に私、医を受けして行ったんです。
そしたらそこのすごいお医者様が、とっても素晴らしい方でですね、
なんていうのかな。
あなたはアルコール依存症じゃないです。
でもこのまま行くと、アルコール依存症になるかもしれません。
その方が、さらに素晴らしいカウンセラーの方を紹介していただいて、その方と話したことで、本当にいろんな自分の思い込みであったり、自分を責めていることであったり、そういうことがいろいろ発見になりまして、私の今の仕事にそこからつながるんですけれども、
絶対的な私へのクライアントに対しての、信頼じゃなくて応援というか、絶対私はあなたの味方でありますという揺るぎない立場ですね。
09:16
江川さとみ
そういったものに感動したわけなんですね。
主人の方は奥様を死に別れで亡くしたりするんです。
クラケン
ああ、死別で。
江川さとみ
死別なんですね。
すると、やっぱり私が中学生の娘を抱えて、いろんな人にいろいろ愚痴こぼしたりね、相談したりするじゃない。
クラケン
はい。
江川さとみ
そしたらその時に周りから言われたのが、お母さんを早くに亡くした子だから、慈悲の心を持てとかね。
クラケン
なるほど。
江川さとみ
慈悲の心ってどうやって持つんじゃいって心の中で思ってましたけど。
クラケン
まあ持てと言われて、全人類が持てたら苦労はないわけですよね。
そうだね。慈悲の心を持てとか、どうしてかわいそうな子だって思えないのとか、そういう言葉しか周囲からは返ってこなかったわけですね。
かわいそうな子として、周囲、世間の人たちは見るべきだと言ってたんですね。
なるほど。
江川さとみ
それで今、参ってたけれども、そのカウンセラーさんは絶対にそんなこと言わないんですよ。
道徳的なことはもちろんカウンセラーだから言わないんですけれども、絶対的な私の味方だって言って、ずっといろいろこう受け取っていただいてですね。
クラケン
サポートしていただいて、元気になりました。
江川さとみ
そういう経緯があります。
なので、やっぱりそういうふうに、今は誰よりも、あの時の自分からするとしょっちゅう寝込んでいて、エネルギーの使い方も間違っていましたけれども、
今は、それから数十年たちましたけれども、今はめちゃくちゃ元気。自分がやりたいことはやっているという自分がいるわけなので、
そういうふうに周りの方たちにも、自分らしくというか、やりたいことをやって、生き生きと生きていってほしいと、そういうふうに思って、この番組を始めました。
クラケン
いやー、素晴らしい信念だと思います。
江川さとみ
ありがとうございます。
クラケン
聞き手役ではございますけれども、心理学というところですね、私も長い間、20年近く、近くもうちょっとか、20年ちょっとぐらい、マジックをずっとやってきているわけなんですけども、
12:08
クラケン
省で使う心理学みたいなのはですね、自分では割と熟知している方なのかななんていうふうには思ったりしているんですけども、対人との関係において、その心理学をどうやって日常に使っていくのかって、非常にリスナーの皆さんも興味があるんじゃないかなと思いますし、
実際に先ほど里美さんがシェアしていただいたような、意外と壮絶なというか、なかなかないような関係性のご家族、ステップファミリーというご家族の中で苦しんで、今ね実際に苦しんでいらっしゃる方も、もしかしたらこのラジオを通じて、
より良い家族像みたいなのを見つけて、それを実践することができたら、本当にやってね良かったなぁなんていうふうに思えるんじゃないかななんて、今から私は期待でワクワクが止まらないという状態になっておりますけれども。
江川さとみ
そうですね。
クラケン
そんな、じゃあ里美さんですね。今どんなお仕事をされていらっしゃるのかちょっと聞いてみたいんですけれども、どのようなお仕事でその心理学というものを扱っていらっしゃるのかを、ちょっとリスナーの皆さんにも知っておいていただきたいと思います。
江川さとみ
そうですね。あの唯一私自身が知らなかったこと、欠けていたことっていうのが、やはり認知の、心理学の認知の分野になるんですけれども、その自分の人生を生きていく中で、メタ認知を自分自身で育てたっていうことが、大きなやはり人生の成果だと思っています。
なんていうのかな、ざっくり言うと、自分のことを俯瞰する力っていうふうになるんですね。
クラケン
はい、俯瞰してみる。
江川さとみ
自分自身を俯瞰してみるっていうことがざっくりと当てはまるんですけれども、
この中には、私がやはり用いるものの中には、ちょっとやはりその禅の思想、メタ認知自体禅の思想が少し入っているといえば、入っていますけれども、その禅の思想、空ですね。空の思想。
クラケン
はい、空の字のね。空。
江川さとみ
そうですね。その認知を、メタ認知を育てるものの中の区別の一つに、私は入れています。
クラケン
はい。
江川さとみ
そして入れていると同時に、そのメタ認知を育てる中で、自分自身を俯瞰してみる中で、効果的なものっていうものが、相性がいいものが、アサーティブトレーニング、アサーティブコミュニケーションが、私は相性がいいものだと思っておりまして、
15:07
江川さとみ
このメタ認知とアサーティブコミュニケーションを組み合わせたものをですね、皆さんに楽にこれから先生きていっていただくためにも、ちょっとセンスだけでも提供させていただけたらなというふうに思っています。
クラケン
はい、ありがとうございます。というわけで、この番組ではアサーティブトレーニングのちょっとしたセンスを、味見と言いますか、視聴者の方々にインストールするための手助けになるような情報をちょっと発信していきたいなと、こういうふうに考えております。
はい。
その他ですね、視聴者の皆さんに対して、今ね、辛い状態にいる。それは家庭かもしれませんし、会社かもしれません。友人関係だったりとか、あるいはですね、今日本に住むっていう選択じゃなくて、例えば遠い海外に住んでて、なかなかこうコミュニティに馴染めずに寂しい思いをしている。
そんなような人たちっていうのは、世界各地にいらっしゃるのではないかな、なんていうふうに思うんですけども、そういう人たちに対しての一言、二言、メッセージをいただけたらと思います。
江川さとみ
一言、二言ですか。
クラケン
もっと長くなりますか。
江川さとみ
一言、二言、みんな。
クラケン
全然長くても短くても大丈夫です。
江川さとみ
みんな寂しい時は、さとみに会いに来て。
誰に来てっていうか。
クラケン
さとみさんに会いに来て。
江川さとみ
会いに来てっていうか、声を聞きに来てください。
クラケン
それはめちゃめちゃ勇気づけられますね。ありがとうございます。
江川さとみ
大体がさ、みんなこういろいろとね、一生懸命生きてる人たちばっかりですよ。
そしてみんなどっかでね、腹に一物、背中に荷物抱えた人たちばっかりです。
クラケン
抱えまくりですね。
江川さとみ
抱えまくり。その腹に一物、背中に荷物を下ろせるように、私もこの番組やっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
クラケン
はい。というわけで、第1回はですね、自己紹介、江川さとみさんの自己紹介をさせていただきました。
続きからはですね、もうちょっと具体的にメタ認知やアサーティブといったものについて、深く持っていきたいと思っております。
はい。文節審議学第1回、以上です。ありがとうございました。
江川さとみ
ありがとうございました。