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みなさんこんにちは、もんざえもんです。
稲葉さんとの対話会、いかがでしたでしょうか。
結構熱量が入った放送だったなぁというふうに、
自分も聞き直してみてすごい思いました。
で、その中で、私がすごいコミュニケーションとか、
対話とか言葉とかっていうことを、
結構使ってた、意識してたような気がしたので、
改めてこういうことを考えてたなぁということを、
みなさんに今日はシェアできればいいなと思いました。
で、こういうコーチングであったり、
コミュニケーション能力を考えていくときに、
ある本と出会ったんですね。
それが、わかりあえないことから、という平田織田さんという方の本を読んで、
すごく驚いたというか、考えさせられたなぁというのが、
何個も章に分かれて書かれていたのことを、
よく思い出しますし、時々今でも読み返したりするなぁと思ったので、
そのことをちょっと紹介してみたいなと思います。
で、この平田織田さんという方は、
1962年東京都の生まれて、
大学在学中に劇団青年団を結成されて、
技曲と演出を担当されています。
2014年より東京芸術大学アートイノベーションセンターの特任教授であったり、
大阪大学のコミュニケーションデザインセンターの客員教授ということを担当されておられます。
この本の冒頭に、企業とかの面接でコミュニケーション能力って求められますよね。
じゃあこのコミュニケーション能力って何だと書かれている文章があるので、少し紹介させていただきます。
コミュニケーション能力のダブルバインド。
ではしかし、企業がこうも強く要求しているコミュニケーション能力とは一体何だろう。
就活待った田中の学生たちの中に聞いてみても、返ってくる答えはまちまちだ。
きちんと意見が言えること、人の話が聞けること、空気を読むこと。
結論から先に言ってしまえば、今企業が求めるコミュニケーション能力は完全にダブルバインド、二重拘束の状態にある。
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ダブルバインドとは簡単に言えば2つの矛盾したコマンド、特に否定的なコマンドが矯正されている状態を言う。
例えば、我が社は社員の自主性を重んじると、常日頃言われ、あるいは何かの案件について相談に行くと、そんなことも自分で判断できんのか。
いちいち相談に来るなと言われながら、一旦事故が起こると、重要な案件は何でもきちんと上司に報告しろ、なんで相談しなかったんだと怒られる。
このような偏ったコミュニケーションが続く状態を心理学用語でダブルバインドと呼ぶ。
みなさんいかがでしょうか。
これは昭和世代の方、生まれの方はよく理解できるというか、確かにそうだなって思うことが多いんじゃないでしょうか。
この本章の中にもう一つ紹介したいなと思うのが、対話っていう定義のところがあるんですけれども、
この平田織座さんの2つの言葉の定義っていうのがちょっと紹介させていただきますと、
会話というものは価値観や生活習慣なども近い親しい者の同士のおしゃべり、
対話、あまり親しくない人同士の価値観や情報の交換、
あるいは親しい人同士でも価値観が異なるときに起こる擦り合わせなど。
日頃おしゃべりが上手だからコミュニケーション能力が上手いって結構勘違いしていたなあっていうのがあった時に、
私はこの本と出会って、甘さというか深く考えてこれてなかったなあというのをすごく感じます。
この後に対話ということをさらに考える時期があるんですけど、
まず最初にこの対話というのを考えた時に、やっぱり対等であったりとか、そもそも擦り合わせという言葉があるように、
基本的に人って私が言ったことなんで理解してくれないんだっていうことって往々にしてあると思うんですが、
これってよくよく考えたら当たり前のような気がするんですよね。
生まれ育った環境であったり、学んできたこと、触れてきた人々との違いであったり、
もう少し噛み砕いて言うと、例えば文化が難しければ方言であったり、
地域の習わしというか、地域特性の言語みたいなのもよくあると思います。
僕は大阪出身なのでよくこういうこと言われるなと思うんですけど、大阪人の会話ってやっぱ笑いとかってあるよねとか、
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あうんの呼吸みたいなんてよくあるよねみたいなことってよくあると思うんですけど、
そもそもそういうことが前提にあると思ってコミュニケーション能力をすごく上手に使うってことってやっぱすごい難しいと思うんですね。
だからこそこういう分かり合えないことからきちんと対話をもって擦り合わせすることの重要性っていうことが総括して書かれてある本だなぁなんてことをこの本から私は読み取りました。
この本というのが本当にいろんなテーマに沿ってこのコミュニケーション能力を解説してくださっているんですけど、それだけには限らずいろんな学びが本当にあるので、
ハウトゥーというよりかはこういう考え方を持って人と接していこう、こういう考え方もあるよねっていうことをたくさん提唱させてくれている、
提唱してくれている本だなぁというふうに思います。
で、私がこの本を読んでからやっぱり意識していることとかコーチングを学ぶことによって稲葉さんとの対話会でも少しだけ解説させていただいたような気がしたりとか過去のところでも書いたような気がするんですけど、
やっぱりその認めるっていうことであったりとか、受け入れるっていうことをまず偏見を持たずに、
まずはその人の考えをきちんと聞くっていうことの大切さを、この本もそうですしコーチングを通して感じたなというふうに思います。
で、それを人は優しいであったりとか、心配してくれているみたいな表現をしてくださっているんですけど、なんとなく私はここにみんなもそうなってくれればいいなぁなんてことをすごく思います。
端的に言うと、すごい先入観などで人とのコミュニケーションというのはほんとすれ違うことが多いなというふうに思っていまして、
なんかそれではなくて、まず他者の言葉をきちんと聞いた上で何が自分の考え方と違うのか、
何にこの人は困っているのかということを深く考える時期が、特にこの数年ずっと続いていてて、かつそれが私は楽しく生きていられているなぁなんてことを思います。
それはひとえに、他者の言葉を聞いてその情報として事実を知りたいということではなくて、本当にその人が求めているニーズというか、求めていることとかその背景みたいなのもちゃんと汲み取りたいなぁと思っているからこそ、
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わからないということから逃げないということをすごく大事にしたいなというふうに実は考えているんじゃないかと最近はよく考えることが増えてきました。
これはおそらく答えは全くないんですけれども、少なくてもそれに対して自分が何か言葉をかけられた時にものすごくすごく感情的に怒ったり悲しんだりということが、
少なくある種になるなぁと。 これは良い悪いとかではないんですけど、少なくても他者の言葉をしっかり受け入れるということではすごくメリットだなぁと思います。
ただその分、悲しみとか怒りとかが来るときはより深いところからやってくるので、かなりその反動は大きいものだなぁと感じることももちろんあるんですが、
難しいですよねこの辺は。
でもだからこそ自分はやっぱり逃げたくないですし、人の困っていることがもしあればできるだけ寄り添いたいなというふうに思っているので、
その人を救うことができるかどうかはちょっと別なんですけど、 まずはちょっと寄り添いたいなという気持ちが基本的な自分の考えには改めてあるなということを
稲葉さんの対談会であったりとか、最近のスタイフでよく喋っているなぁという気がします。
朝からいろいろ悶々と考えていたことなどで、ちょっととっちらかって喋っているような気もするんですけれども、皆さんはいかが
思いましたでしょうか。 私は今日7月6日土曜日、これから
とんめし木成社の ゆきちゃんと
山ちゃんに同行して清水エピスパルスさんのサッカーの試合のキッチンカーを出展されるということだったので、それを
お手伝いしてきます。多分すごい暑いと思うんですが、 滅多にない体験だと思うので、それを十分楽しんでこようかなと思っています。
皆さんは今日の放送を聞いてどう感じられましたか。 今日はこの辺でまた明日。