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今週のものづくりニュース Vol.23【AIポッドキャスト回】
2026-10-03 14:42

今週のものづくりニュース Vol.23【AIポッドキャスト回】

🎙️内容
今回のエピソードは、今週のニュースから「分け合う、持ち寄る」という視点で3本を紹介しました。1つの充電台を譲り合うよう言語モデルに言い聞かせた3台のロボットが、電池が減るにつれて互いへの不満を口にし始めた話・チップを設計したことのなかったYouTuberが、1枚のウエハーを大勢で分け合う相乗り製造で自分のCPUを作り、動かした話・名古屋大学の旗振りで日本の会社が技術を持ち寄り、テスラCybertruck用と同等性能のまま70%軽いインバーターを作った話。足りないものは、分け合うか、持ち寄るか——という回です。

▼ 紹介したニュース
・充電台1つにロボット3台、電池が減ると文句を言い出した
・チップ未経験のYouTuberが、ウエハーの相乗りでCPUを作った
・日本の技術を持ち寄ったら、テスラより70%軽いインバーター

⏱️チャプター
オープニング
充電台1つにロボット3台、電池が減ると文句を言い出した
チップ未経験のYouTuberが、ウエハーの相乗りでCPUを作った
日本の技術を持ち寄ったら、テスラより70%軽いインバーター
エンディング

参考👇
https://fabscene.com/new/make/psycholudic-zoo-rover-swarm-xiao-esp32-s3-llm-charging/
https://fabscene.com/new/make/breaking-taps-homemade-cpu-wafer-space/
https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2609/25/news061.html
https://wafer.space/price.html
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感想

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サマリー

今回は「分け合う、持ち寄る」を軸に、ものづくりに関する3本のニュースを紹介する。ウィーン応用芸術大学の展示では、1台の充電台を3台のロボットが譲り合うよう指示されても、電池が減ると互いに不満を言い始めた。これは感情の芽生えではなく、資源不足が振る舞いを変えた例として、工場設備やAIの運用にも重ねて考察される。次に、チップ未経験のYouTuberが、ウエハーの相乗り製造を使って自作CPUを製造し、100まで数える動作に成功した。最後に、名古屋大学と日本企業が技術を持ち寄り、テスラのCybertruck用と同等性能で約70%軽い「フェザーインバーター」を開発した事例を取り上げる。足りないものを奪い合うのではなく、割り勘や技術の連携で個人や企業の可能性を広げることが、3本に共通するテーマとして語られる。

分け合う・持ち寄る3本のものづくりニュース
どうも、しぶちょーです。 ものづくりnoシテンは、産業機械の現役エンジニアである私、しぶちょーが、ものづくりに関するトピックを独自の視点で解説する番組です。
最初に一つだけお伝えしておきたいんですけど、この番組は、AIが原稿を生成して、それを音声化してお届けしている AIポッドキャストなんですね。
普段のものづくりnoラジオとは別のラインで、最新のニュースをAIに整理してもらって、そこにしぶちょー視点を乗っけた台本を読み上げてもらっている、いわば実験的な番組です。
なので、内容にたまに事実と微妙に違うところとか、ニュアンスが本来とちょっとずれている箇所が混じる可能性があるっていうのは、ぜひ頭の片隅に置いておいてほしいのよね。
気になった情報は概要欄のリンクから一時ソースを確認してもらえると、より楽しめると思います。
さて今日は今週分のニュースから、分け合う持ち寄るっていう視点でつながる3本を揃えました。
1本目は、充電台が一つしかない部屋で、3台のロボットに譲り合ってねと言い聞かせたら、電池が減るにつれて文句を言い始めたっていう話。
2本目は、チップを設計したこともなかったユーチューバーが、1枚のウェハをみんなで相乗りする仕組みを使って、自分で設計したCPUを工場で作っちゃった話。
そして3本目は、日本の会社が技術を持ち寄って、テスラの電気自動車に積まれている部品と同じ性能のまま、70%も軽くしちゃったっていう話です。
分け合えなかったロボット、分け合って工場を手に入れた個人、持ち寄って世界と勝負する日本のものづくり、足りないものをどうするかっていう3本なのよ。
1台の充電台を争う3台のロボット
それでは早速いきましょう。 充電台が一つしかない部屋にロボットが3台いたらどうなるかっていう話です。
オーストリアのウィーン応用芸術大学で、研究プロジェクトの展示作品として作られたロボットたちなんだけど、これがめちゃくちゃ考えさせられるのよ。
仲良く譲り合えって言い聞かせておいたのに、電池が減ってきたらロボット同士で文句を言い合い始めたんです。
その主役が黄色シアンマゼンタって色の名前で呼ばれる小さなロボット3台。
目の代わりに小さなカメラがついてて、充電はロボット掃除機みたいに前についた磁石の端子で自分から充電台にくっつきに行くんですね。
なんで仲良くできなくなったのか、その答えの前に遊び方を言っておくと、このロボットたちボードゲームみたいに順番に動くルールで遊んでるのよ。
自分の番が来たらカメラで周りを撮って3軒に出るか充電台に向かうかを決める。
しかも勝手には決められなくて、他のロボットと話し合って合意しないと動けない。
その判断と話し合いを担当しているのが会場のパソコンで動かしたグーグルの言語モデルジェマ4。
研究チームはロボットたちに他のロボットの必要を汲み取って競うんじゃなくて交渉しなさいと言い聞かせておいたんです。
実際最初はみんな礼儀正しいのよ。黄色のロボットが自分の番を振り返ってしばらくシアンの近くに割り込んじゃったけど気にしていないといいなぁなんて言ってる画面が残ってるくらい。
可愛いじゃん。ところが電池が減ってくると様子が変わる。
言葉がだんだんトゲトゲしくなって他のロボットが充電台を占領している自分の方が先だみたいな不満が出てくるんです。
電池が一定より減ったロボットはその場で止まってゲームの上では人だことになる。
会場では4日間の回帰中毎日決まった時間にロボットが絵の具の上を走って床の紙に跡を残してたんだけどその線が途切れているところが電池が尽きた場所なんですね。
いやー絵としては綺麗なのにちょっと切ないのよ。ここで勘違いしやすいところを先に言っておくとこれはロボットに感情が芽生えたって話じゃないんです。
作者自身も妬みを仕込んだわけじゃない資源の乏しさがそれを引き出したと書いている。
でさっきのなんでに戻るとここからは私の解釈なんだけど言語モデルって人間が書いた大量の文章から言葉の使い方を学んでるじゃない。
足りない状況で人間が書く文章ってだいたい余裕がないでしょ。
だから優しくしろと指示しても置かれた状況の方が言葉を決めちゃう。優しさって性格よりも余裕から出てくるものなんですよね。
この話工場の人ならピンとくると思うのよ。1台しかない測定機とか試作機とか取り合いになる設備ってあるじゃない。
ロボット3台に充電台1つって工場で言えば3つのラインで測定機1台を回しているのと同じ。
倉庫の無人搬送車も何台もで少ない充電ステーションを使い回しててその順番は管理システムが決めてることが多いのよね。
で、うまく回ってる現場ってみんなの人柄がいいからというより段取りと余裕がちゃんと設計されてるからなんですよ。
私も本業でAIやIOTの研究開発をやってるんだけどAIに仕事を任せる時も同じでプロンプトで性格を決めて安心しちゃダメ。
もしあなたがAIに何かを任せているなら時間がない在庫が足りないみたいな仮ない状況をわざと作ってその時の振る舞いを1回試してみてください。
余裕がある時の優等生ぶりだけを見て任せるかどうかを決めないことです。
ウエハー相乗りで個人が作るCPU
さっきのロボットたちは1つの充電台を分け合えなかったじゃない。今度は逆に分け合ったからこそ実現した話です。
ブレッドボードに小さなチップが1個挟まっている。横に繋いだラズベリーパイピコからプログラムを書き込むと
123って数え始めて100まで数えたら止まる。動きとしてはそれだけ。でもこのチップの中身はチップを設計したことがなかった人がたった1ヶ月で設計したCPUなんです。
作ったのはYouTubeでBreakingTapsっていうチャンネルをやってるザカリトンさん。動画で設計から動くまでの全部を見せてくれてます。
しかもこの人それまでチップの設計どころか 回路を書き換えて試せるFPGAっていうチップすら使ったことがなかったんですね。
じゃあなんで個人が半導体工場でチップを作れたのか。ここがこの話の肝で シンガポールのウエハースペースっていう会社がやっている
アイノリ製造のおかげなんですね。 半導体ってシリコンの円盤ウエハーの上に回路を焼き付けて作るんだけど
工場に自分専用で頼んだら個人じゃとても払えない。そこで1枚のウエハーを区画に切り分けて大勢の設計をまとめて焼いちゃう。
焼くのは、住宅製造大手のグローバルファウンドリーズ 3Dプリンターを使っている人ならベッドに自分の部品だけじゃなくて友達の部品も並べて
1回でまとめてすることあるでしょう。 あれのチップ版だと思ってもらえばいいです。
ただまとめて焼く以上、提出の締め切りがある トンさんが設計を始めた時最初の製造会の締め切りまで残り1ヶ月しかなかった。
いやーチップを作ったことのない人にとって1ヶ月ってマジで短いのよ そこで聞いたのがチップの設計がほとんどプログラミングになってるってこと
回路を記述する専用の言語でコードとテストを書くと トランジスタの並べ方や配線はオープンソースのツールが自動で作ってくれる
本人曰くコンパイラがプログラムを機械号に変えるのと同じ感覚なんだって しかもその工場で作るための設計ルール一式まで無料で公開されているのよ
製造には3ヶ月から4ヶ月かかって届いたチップで100まで数えるプログラムが動いた ただ周辺の機と通信する機能の一つは動かなかったそうです
本人も動くとは思ってなかったって振り返ってる この正直さがいいのよねー
ちょっと前に自宅で led のチップを作っちゃった人の話をしたの覚えてるかな あれは工場の工程を自分の手でやる話だった今回はその逆で工場は借りて
設計だけ自分でやる どっちも半導体が個人の手に降りてきている話なんですよ
私は機械屋なのでチップの設計は専門外なんだけど 3 d プリンターが機械部品の試作を個人の机まで下ろしてきたのを見てきたから
同じ波がチップに向けてるんだなってちょっとワクワクしてます 個人の手に降りてきてるって実際いくらの話なのか
今申し込みを受けている3回目の製造は一番小さいサイズで申し込むと チップ1000個が3000ドル日本円で47万円くらい
1個あたりにすると3ドルガチャガチャ1回分くらいじゃん 製造技術は180nm っていうかなり前の世代だけどその分
個人にも手が届く一人じゃ買えない工場も割り勘なら個人に届くってことです 聞いているあなたも1回ウエハースペースの料金ページを覗いてみてください
チップ1個3ドルっていう感覚を一度持っておくと自分の分野で一人じゃ無理だと思っ てたことも誰かと相乗りできないかなって発想が自然に湧いてくるはずです
日本の技術を結集した軽量インバーター
さあ最後の3本目分け合えなかったロボット 分け合って工場を手に入れた個人ときて最後は持ち寄った話です
記事の写真を見ると展示会の机の上にインバーターが2つ並んでいる 奥にあるのがテスラの電動ピックアップトラック
サイバートラックに積まれているもので重さは約1キロ 手前にあるのが同じ性能を日本の技術で作った実機で約300g
1キロが300g ってちょっとを信じられなくない 9月のネプコンジャパン秋で世界初公開されたばかりです
インバーターっていうのは電気自動車のバッテリーから出てくる直流の電気を モーターを回すための交流に変える箱のことなんですね
ただ正直に言うと約3トンあるサイバートラックにとって700g 軽くなること自体は誤差みたいなもの
聞いてくるのはむしろ小ささで狭いところに積みやすくなるし 車以外の機械にも使いやすくなる
実際電動車以外にもいろんな用途に使えるって言ってるのよ 名前はフェザーインバーター
羽根みたいに軽いっていうことですねでも本当の値打ちはさっき言った小ささの方 その小ささを誰がどう作ったと思います
旗を振ってるのは名古屋大学の山本正義教授で日本の会社が持っている技術を結集して 日本の実力を見せようっていう産学連携のプロジェクトなんです
私の自宅は愛知にあるので名古屋大学初っていうだけでちょっと嬉しくなっちゃうのよね 中身を見ると電気をものすごい速さでオンオフする心臓部
パワー反動体からして持ち寄りなの ロームのシリコンカーバイドっていう新しい材料のトランジスタと三菱電機の昔ながらの
シリコンのパワー反動体を混ぜて使ってる 性格の違うに種類を一つのパッケージに載せたのが葵電子でこれを同時に実装できたのは
世界初なんだって ただ早くオンオフする部品ほど配線が少し長いだけで電圧が跳ねたり
ノイズが出たりするのよ だからそれを受け止めるコンデンサやフィルターまで得意な会社が持ち寄って小さくしてる
しかもそのコンデンサ周りの配線は名古屋大学が自分で設計してるんですよ で最後まで残る問題が熱
いやここが機械屋としては一番グッときたところなのよ サイバートラックの冷却機はアルミ製なんだけど
フェザーインバーターは大砲工業のアルミの筐体とトーレの樹脂でできた水の通り道 ウォータージャケットを組み合わせている
樹脂って強さだけ比べたらアルミには勝てないんですよ でも成形の自由度が高いから
ハニーカムみたいな補強の形を入れやすいしコストも下げられる 材料の弱さを形で取り返しているわけです
設計者から見るとこれはめちゃくちゃ王道でしかも美しい発想なんですよね ただネジの締結の方を書いている身としてはアルミと樹脂のつなぎ目がちょっと気になる
のよね 樹脂ってネジで締めても時間が経つと締める力が抜けていくじゃない
水を通す部品だからそこをどう抑え込んでいるのかぜひ見てみたいです この話の本当の凄さは得意技を持ち寄ったことだけじゃないと思ってて
部品を持ち寄ってもそれだけじゃ一つの箱にはならない さっきの敗戦みたいに持ち寄ったものをつなぐ役を旗振りの名古屋大学が自分で引き受けてる
そこが効いてるんだと思うんですよ しかもこのプロジェクト新しいパートナーを今も募集しているそうです
だからあなたも自分や自分の会社の得意技を社外の人に一言で説明できるようにして おいてください
足りないものを分け合い、持ち寄る
つなぎ役から声がかかるのは自分の持ち物をちゃんと言える人ですからね 今日は充電台を譲り合えなかったロボットの話
ウェハーの愛乗りで自分の cpu を作った個人の話 そして日本の会社が技術を持ち寄って70%軽いインバーターを作った話
この3本をお届けしました 並べてみるとね全部足りないものをどうするかの話だったのよ
足りないまま奪い合えば優しく言い聞かせたロボットでさえ文句を言い出す 一人じゃ足りないならウェハーを割り勘すれば個人にも向上が届く
一社じゃ足りないなら得意技を持ち寄って誰かがつなげば世界と勝負できる だからあなたも今週自分が持っている道具や技術の中で誰かと分け合えるものを一つだけ書き出してみてください
分け合えるものを言葉にできた人のところに持ち寄りの声はかかるはずだからね というわけで今回はここまでとさせていただきます
私は技術ブログ 支部長技術研究所も運営していますのでそちらの方もぜひチェックしてください
x の方も毎日ものづくりに関する投稿をしてますのでよろしくお願いします ポッドキャストものづくりのラジオの方も毎週土曜日週一で配信中です
お時間あればぜひ聞いてください というわけで今回はここまで以上支部長でしたではでは
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