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2025-11-12 16:27

#23 どうやら自分とか”ない”らしい【書籍紹介】

🎙️内容
デイリートークテーマ
『心を軽くする方法』

最近読んだ書籍をご紹介‼️
自分とかないから 教養としての東洋哲学👇
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サマリー

ポッドキャストのエピソードでは、東洋哲学に基づく「自分とかないから」という書籍を通じて、心を軽くする方法やネガティブな感情をコントロールする考え方が紹介されています。この本は、固定的な自分が存在しないという無我の視点を持ち、実用的かつシンプルな哲学を通じて、聴者に共感と気づきを与える内容です。エピソードでは、自分自身の存在が周囲との関係によって成り立っていることを探求し、自己肯定感を高める方法が紹介されます。さらに、哲学書を楽しむ方法や心を軽くする考え方についても触れられています。

心を軽くする方法
【佐藤】どうも、しぶちょーです。ものづくりの視点は、産業機関の現役エンジニアである私、しぶちょーが、ものづくりに関するトピックを独自の視点で解説する番組です。
今日はデイリートークテーマに沿った回です。今日のテーマはこちら。心を軽くする方法。もやもやした気分を解消する習慣。
ネガティブな感情をコントロールする考え方。心が疲れたときに頼れる場所や人を語ってくださいというテーマです。
最近このテーマにぴったりの本を読んだので、今日はこれを紹介したいと思います。その本はこちら。
自分とかないから教養としての東洋哲学という本です。
これね、去年の4月ぐらいに出た本なんだけども、すごく話題になっててね、出た当時から気になってたんですよ。
何のきっかけで買ったかはよく覚えてないんですけども、最近読みました。
これね、よかったんですよ、すごい。確かに心を軽くする方法って感じ。
今日はこの本の内容を私なりにアウトプットして紹介する回でございます。
それでは早速いきましょう。
改めて紹介すると、今日紹介するのは、自分とかないから教養としての東洋哲学という本ですね。
出版されたのは2024年の4月と、だから1年半前ぐらいに出た本で、比較的新しい本ですね。
すごくメディアでも取り上げられたりとか話題になっていた本ですよ。
どういう内容の本かと言ったら、東洋哲学を解説している本です。
東洋哲学というのは、インドとか中国とか、あと日本も含んだアジア圏ですよね、の哲学を総称して東洋哲学と言います。
というのは、もともと哲学ってヨーロッパ主体に行われていた行いというか、そういう思考の営みでして、
ヨーロッパの人たちは、哲学というものが自分たちのもんだ、みたいなプライドを持っているので、
自分たちの哲学とはちょっとあいつらには違うよね、という意味で、
ヨーロッパ中心主義的な考え方で、アジア圏の哲学を東洋哲学と呼ぶようになったんですね。
ヨーロッパの哲学を総称する、そういう言葉ってなくて、あれは哲学なんだけど、
アジア圏の哲学は東洋哲学という括りになっているということですね。
確かに哲学者って言われたら、ヨーロッパの偉人のイメージすごく強いですよ。
そしてやっぱり哲学って言ったら、なんか小難しい印象があります。
そもそも哲学っていうのは英語で、フィロソフィーというらしいんですけども、
フィロっていうのが愛するというギリシャ語で、ソフィア、ソフィアなのかなっていうのが知恵ということで、
知恵を愛することというものの組み合わせからできた言葉がフィロソフィー、哲学らしいんですよね。
つまり、知りたいとかなぜとかを問いかける姿勢そのもの、地を愛するみたいなのが哲学だということなんですよ。
この言葉の意味からして哲学っぽいなっていう感じではあるんですけども、
やっぱりあらゆる学問の根底とか宗教倫理観に根付いているのが哲学というものです。
ただやっぱり哲学の問いってものすごく壮大なんですよ。
つかみどころがないっていうのかな。
例えば、世界はなぜ存在するのかとか、目に見えない本質はあるのか、私たちはどうやって本当のことを知るのかみたいな、
見えている世界は本当に現実なのかみたいな、人間は本来自由なのか、
そういうことを考えていたらもう頭が爆発してしまいそうなことを一生かけて考えるみたいな頭のいい人たちがいて、
そういうものが体系立てられているのかな、歴史として残っているのが哲学というものですよね。
すごく抽象的ではあるものの、抽象的だからこそ心理とか本質に近づけるというか、
確かにそういう生き方というか、もっと生きるというものとか、人間という括りよりもっと大きな捉え方ができるみたいなものなんじゃないかなと。
私が哲学を語れるほど知識がないというのは、知恵と知識がないというのはあるんですけども、
そういう哲学者の話は私も結構好きなんですよね。
ただ、さっきも言ったけど哲学って難しくてよくわからない。哲学の世界って大変失礼ですけど、「で?」って言うみたいな時もありますからね。
それ考えて、「で?」みたいなところがあると。実用するために考えているわけじゃないからそうなんだけどね。純粋な問いなんですよ。
ちょうど今週の2つ前ぐらいのエピソードで、世にも美しい数学入門という話をしたんだけども、
何かに役立てようという考え方自体が純粋じゃないと。純粋な追求じゃないよということで、
同じ考え方で哲学っていうのも明確に結論があるわけでもなければ、それを教訓として活かしましょうみたいなことで考えているわけでもないと。
そういう世界なんですよ。ただ、ヨーロッパの哲学はそうなんですけど、どうやら東洋哲学はちょっと経路が違うらしいんですよ。
自分とかないからという本の中では、実際に東洋哲学の解説からそこから学べる考え方、生かし方までがかなり砕けた感じで書いてあります。この砕き方すごいんですよ。
俺もこういう本書きたいって思ったぐらい。哲学の話も面白いんだけど、本としての読み応えというか読み味みたいなのもすごい好きで、
次本出すんだったらこういう掛け口したいなって思ったぐらい、吹っ切れて書いてあるような本なんですよね。
だから哲学を勉強しようという意識でなくても、教養として読みたいとか、スナック感覚で読める哲学の本という感じだね。
でも、それだけスッと入ってくるし、心も軽くなります。
そもそも東洋哲学っていうのは、哲学した先に生きるのを楽にしようとか、気持ちよくなろうとか、生きる上での苦しみから解放されましょうみたいな、最初から実用的な視点が組み込まれているらしいんですよ。
ヨーロッパの哲学と違って、生きていくということに結構フォーカスしている。そういうテーマの哲学が多いんですね。
そしてシンプル、結論も極めてシンプル。さらに仏教とか神道とか、日本の文化の根底にある考え方でもあるんですよね、そういう哲学って。
だから日本で生まれ育った我々にとっては、考え方としてすごくしっくりくるというか、親しみやすいんですよ。
インド、中国、日本の偉人たちが哲学をこれでもかと語ったものをわかりやすく書いている、面白く書いているのがこの本です。
自分とかないからっていう本です。まさか哲学を語る本で、笑ってしまうとは思わなかったですよ。
著者のしんめいぴーさんという方は、東大出身の無職という一職の経歴を持つ人で、自分を探しの果てに精子を病んでしまって、布団の中から出なくなったという経験を持っているらしいんですね。
布団の中でずっと困っているっていう生活をしていた時に、東洋哲学と出会って、1000冊以上の哲学書、哲学にまつわる本を読んで、書き下ろしたのがこの1冊だと。
紹介文を抜粋しますと、東洋哲学のいいところは基本的にどう生きればいいかがテーマなこと、そして答えがあること。東洋哲学はとにかく楽になるための哲学なのだ、という本の紹介文に書いてあります。
実用的な哲学の紹介
まさに今日のテーマですね。心を軽くする方法というテーマにぴったりの本です。
もともと東洋哲学の本を読んで、そのアウトプット先として、ノートという誰でも記事を書けるサービスがあるんだけど、そこに記事を書いていたらしいんですよね、この著者の新名Pさんは。
それがバズって、今回の書籍の出版につながったと。すごく今風の流れで出版された本ですよね。その本のタイトルが自分とかないからと。タイトルもめちゃくちゃキャッチーじゃないですか。
この自分とかないからっていうフレーズがまさにこの東洋哲学の根っこにある考え方なんですよ。どういうことかというと、私たち自分に執着しすぎてますよね。
自分が気づかないか、自分がどう思われるか、自分の価値は何か、自分とは何か、みたいなね。そういうものを考えちゃいますよね。
でも東洋哲学にある考え方としては無我という考え方があって、実は固定的な自分なんてものは存在しないよということです。自分がない、ないんですよ。あなたはない、私もない、自分というものはどこにもない。
自分がないんだったらもう傷つく自分もいない。評価に一遊する自分もいない。自分というのは周りや環境、人の関係の中で常に変化していくものだから、固定的にこうあるべき自分っていうのに縛られなくていいと。そういうメッセージなんですよね。
この本の中には他にもいろいろと東洋哲学の考え方が面白がしく紹介されているんだけども、共通しているのはとにかく楽になろうという視点です。ヨーロッパの哲学みたいに心理を追求して頭がパンクしそうになるじゃなくて、こう考えたら楽だよと。
こういう視点で見たら心が軽くなるよっていうのをめちゃくちゃ実用的な形で示してくれるっていうのがこの東洋哲学っていうものなんですよ。
じゃあ実際この本の中で紹介されている東洋哲学の中から、心を軽くする具体的な考え方をいくつか紹介したいと思います。
詳しくは本を読んでほしいですけど、あくまでも私のアウトプットとしてここで喋ってるよっていう感じですね。もう本当に私が2,3分喋るような内容は聞いても聞かなくても多分買わないと思うよ正直。
アウトプットとして出してますから。皆さんはぜひとも本を読んで、なるほどなって思ってくださいね。
今から語っていきますけど、まず一つ目はさっき言った無我という考え方です。
自分というのは固定されたものではなくて、常に変化しているという視点です。
これを理解すると、昨日失敗した自分とか今の自分、こういうのは別物だし、そもそもそういう自分というのはいないから引きずらなくてもいいよねという考え方になります。
もっとあるんだけどね、深くはね。
自分と空の関係
もう一つは、空という考え方。空って書くんだけども。これもめちゃくちゃ深い話なんだけど、簡単に言うと、全ての存在は他のものとの関係の上によって成り立っているという考え方です。
例えばコップがあるとするじゃない。コップがあったとして、それを単体でコップとして存在しているわけではなくてですね。
そこに水を入れる人がいて、入る水があって、置くテーブルがあって、飲む人がいて、素材があってみたいな、いろんなものが関係しあって初めてそれがコップとして成り立っていると。
だから絶対的なコップというものはないんですよね。周りがあって初めてそれがコップたりえると。たりえるというとなんか哲学っぽいですよね。ということなんですよ。
だから結局自分自身もそうで、自分自身というのは結局周りの環境があって今の自分があるので、どこかに絶対的な存在としての自分がいるわけではないと。だから自分がないんだよということです。
これがすごく心を軽くしますよね。こうあらなければならないみたいなものはあくまでも幻想ですと。そんなものはないんですよと自分が思い込んでいるだけですよという話でございます。
結婚しなきゃダメとか、この年までに結婚しなきゃダメとか、俺は年収をこのぐらいにしなきゃダメなんだみたいな、エンジニアとしてはこうあるべきなんだみたいなそういうべき論みたいなものを手放したらめちゃくちゃ楽になるよねということです。
でもね、やっぱ今話しててもそうだけどさ、今私の話を数分聞いたところで考え方が変わるからさ、変わらないわけですよ。結局こういうのは自分で腹落ちさせないと意味がないんですね。気づいてなんぼです。
人から語られたって説教臭くなるというか、伝えるのがなかなか難しいんですが、この本のいいところはやっぱり全く説教臭くないというところなんですよ。
こうしなさいじゃなくて、こういう考え方もあるよと、俺はこうだったよっていうのを、ギャグテイスト、俺はこう思うんだよこの哲学とか、この偉人がこんなおかしいんだよみたいなやつをすごいギャグテイストで紹介してくれて、楽に受け入れられると。
しかもそれを全部受ける必要なくて、自分が楽になりそうな考え方だけおつまみ的にピックアップできるような感じなんですよね。このぐらいで理解しときゃいいんだよっていうことがすごく伝わってくると。
物々しい哲学書だったら、1ページ1ページにヒントがあるんじゃないかということで、吟味しなきゃいけないって感じになるんだけど、そこまでの息切りした物々しさはないですね。まさに心を軽くする方法のツールボックスみたいな、そういう本ですよ。
もやもやした気持ちを晴らしたいとか、ネガティブな感じをコントロールしたい、心が疲れたなと、そういう時にはこの本を開いてみてください。心が軽くなる考え方もあるし、ひと笑いできてすごくいい気分になると思います。ぜひともチェックしてください。
今日紹介したのはあくまでも東洋哲学の本なんだけど、同じノリとテンションのヨーロッパの哲学を学べる本もあるんですよ。それがこちら。史上最強の哲学入門。これも書きっぷりがいい、すごく勢いのある本ですよ。心を軽くするっていう本ではないんだけど、おも苦しい哲学の世界をすごくわかりやすく、面白く学べる本です。
リンク貼っておきますけども、グラップラー、バキとか好きな人だったら絶対ハマると思います。この哲学はここが強いんだみたいな。絵も漫画家の板垣さんが表紙を描いてるんだけど、マッチョな哲学者が出てきて、こういうストロングな考え方をこいつは持ってるんだみたいな。
本当のバキのトーナメントみたいな感じで、哲学者が紹介されていくっていう結構勢いのある本で、めちゃくちゃこれ好きなんですよね。読んだのは5年前くらいかな、多分なんだけど、すごいフランクに哲学を楽しめるので、こちらもぜひともおすすめでございます。
というわけで、今回はここまでとさせていただきます。今日もちょっとコメント返しなしでお願いします。ちょっと聞いてる人わかると思うけど、喉の調子がどんどんどんどん悪くなるね。今年もこの時期やってきたかっていう感じですけど、定期的に喉を潰すんで毎日配信やってるんでね。ということで今日はちょっとまたコメント返しを控えさせていただきますので、また明日以降控えさせていただきます。よろしくお願いします。
私は技術ブログ、支部長技術研究所も運営してます。そちらのほうもぜひチェックしてください。Xのほうも毎日ものづくりに関する投稿しておりますので、よろしくお願いします。ポッドキャストものづくりのラジオのほうも毎週土曜日週一で配信中です。ポッドキャスト落ち着きAIラジオ毎週火曜日金曜日週二で配信中です。こちらもぜひお願いします。またボイシーのほうではプレミアムリスナーを随時募集しております。いつもの配信ではしないような突っ込んだ話を毎週日曜日にしております。月額300円となっております。非常にリーズなほうですね。
そして、初月無料となっておりますのでこちらもよろしくお願いします。入っていただいて、なんか違うな、別にいいかなと思ったら抜けていただいて全然OKなんでよろしくお願いします。というわけで今回はここまで。以上、支部長でした。ではでは。
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