1. オランダ発 MONO 語り
  2. #029 MONO JAPAN 2023 スタッ..
2023-10-11 36:05

#029 MONO JAPAN 2023 スタッフで振り返り回【前編】

スタッフの華子さん、香菜さんと一緒に4人で振り返り回をしました。ざっくばらんにアレコレと話しながら盛り上がりました。まずは前編からどうぞ!

 

Face to face で会えた喜び/BtoBの割合について/南大使がお越しくださいました/よく売れた商品についてアレコレ語る/やはり強い原田晶光堂さん/アリマノさん人気/Acoyaさんの世界感/MORITAの箱/SUKIMONOさんのスピーカー箪笥/ライフスタイルそのものを提案/ローカルクラフトジャパンさん/デザイン事務所がトータルに旅行まで提案/COQさんの靴下/Medellさんの着物/kurikuriさんのフライパンと特殊加工の皮製品

 

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サマリー

今年のモノジャパンを終えての振り返り会をスタッフの皆様と一緒にしようと考えております。初めてご講演もいただきましたので、この機会を利用してお礼申し上げます。今年のMONO JAPANは、モノジャパンのイベントとしての試みや、伝統的な要素の復活が話題となっております。また、注目すべきは、着物の再利用というトレンドや高齢化などの社会の変化が着物の需要を増やしていることです。古着の着物の人気が最高潮に達し、古着の素材が不足していく中で、着物の生地の製造業に課題が生じる可能性があります。また、フライパンや革製品も人気で高く評価されており、日本的なデザインや技術に興味を持つ人々が多く訪れております。

00:06
こんにちは、オランダに日本のものを紹介する、MONO JAPAN ポッドキャストのオランダ初物語、パーソナリティーの中条絵美子とソジョンスンです。この番組は、MONO JAPAN ディレクターの中条絵美子と新米スタッフのスニが、欧州市場における日本のデザインプロダクト、モノや日本のものづくりの可能性などを伺い、様々に語っていく番組で、私たちが住んでいるオランダからお届けいたします。
中条さん、こんにちは。
こんにちは。
なんか今日はずいぶん冷えてませんか?
最近寒いですよね。
オランダはもうすっかり秋冬っていう感じのシーズンに入ってきましたよね。
ほんとそうなんですよ。もうすぐでも中条さん日本に行かれるんですって?
はい、そうなんです。
いいなぁ。
ね、日本の秋、いいですね。
超期待してます。
食べ物とかおいしいのかしらーとか思ってるんですけど、あの、ただ気温が結構あったかそうで、
そうですね。
軽走で過ごせそうなんで嬉しいんですけども、秋の幸は食べれるのかとかね。
そりゃ食べまくりでしょ。
そうかな、そうかな、だったらいいけど。
はい、うらやましいです。
気をつけていってらっしゃいね。
はい。
はい、さて本日なんですけれども、今日はですね、今年のモノジャパンを終えての振り返り会をスタッフの皆様と一緒にしようと思っております。
イエーイ。
今日はかな子さんとかなさんも参戦しております。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。よろしくお願いします。
ではですね、早速3日間にわたったモノジャパン2023を振り返りたいと思うんですが、
初出展者とフェイストゥーフェイス
まず最初ですね、今回初にご出展されたご出展者様が半分ほどいらっしゃったとのことなんですけれども、
主にね、オンラインでずっとやりとりを担当されていたかなさん、実際にフェイストゥーフェイスでお会いしてみていかがでしたか。
そうですね、事前にオンラインではお会いしていたので、なんか初めましてというよりは、やっと会えましたねっていう感じで、
割とスムーズに準備とかも始められたのかなと思いました。
去年に続きお越しいただいたご出展者様については、やはりオランダで再会できるっていうのがすごく嬉しかったです。
本当ですね。もう皆さんとはすでにオンラインでお顔合わせはずっとなさってたわけなんですよね。
そうですね、ご出展者様にもよるんですけれども、事前に商品の内容をお伺いしたりとか、ディスプレイについてご相談をさせていただいたりとか、
いろんな形でお話をさせていただいていた方がほとんどです。
なんかなかなか全然お顔も見たことがない方とずっと音声だけとか文章だけでやりとりをしていて、
いざ会ってみて、この方が、みたいなそういう感激っていうのもありますよね。
この方があの文章を書いていた人だったんですね。
そうですね、オンラインでお話するよりは日々はメールの方が多いので、なんとなくお顔を想像しながらメールをさせていただいていることが多いんですけれども、
やはりモノジャパンにご出展いただく方って、モノジャパンのテイストとかそういったところに共感されている方が非常に多いので、
なんとなく似ているって言ったら失礼ですけれども、
皆様本当にすごく前向きに楽しもうっていう方が多いので、私たちも楽しくお話しさせていただきました。
皆さん楽しもう顔をされているって感じですね。
有間野さんとか京都音さんとか六地蔵さんとか小林さんですね。
私、花子さんはもう本当に数年来出展していただいてご一緒させていただいている方々も結構多いんですけど、
コロナがあったんで、かなさんは実際の展示会はコロナ明けからなんで、私たちは知ってるけれどもかなさんはまだ会ったことがないみたいな、
そういう関係性の方も非常に多いですね。
わかりにくいことも多かったんじゃないのかなと思ったり。
そうですね、そういう方々って結構モノジャパンチームみたいな感じのスタンスでいてくださる方多いので、
すごくすぐに私にも心を開いてくださる方が多いので、
よかった。
おかげさまで。
よかったです、なるほどですね。
コロナ明けの昨年のモノジャパンと比べても、
今年も同じように随分盛況だったようなんですが、その中でもこのBtoBでいらしていた方々の割合っていうのはどれぐらいだったんですか。
割合としては本当に大きくないですよ。100人程度ぐらいの一応来場っていうのは確認できていて、
確認できたといってもオンラインチケティングのところからの確認なので、実際ご来場にならない方もやっぱりその中にはいますし、
やっぱり相変わらず多いのは、そういう方々がパッとプライベートで入場されて、BtoBというのが確認できないという方々もある一定数絶対いるんですよね。
なのでちょっとね、やっぱり割合は私たちはBtoCの方が強いというイベントになってまして、Bの方々は少ない割合です。
今回面白かったのが、新規店舗さんが結構多かったのと、新規ミュージアムさんとか、その辺りの来場が結構増えてたかなと思います。
なるほど、ありがとうございます。
来場者数は約2000です。これは去年と一緒です。
去年も2000ぐらいと予期してたのは覚えてたので。
そしたら次の質問に行こう。
大使の参加と商品人気
ちゅうじょさん、私たちのこの我々のポッドキャストにもゲストでご出演くださった美波大使も会場にいらしてくださいましたよね。
そうですね、国際で。
アテンドなさっておられましたが、楽しまれていらっしゃいましたか。
これはちょっと感激しました。
土曜日の午後にご夫婦で来場いただいたんです。
美波大使は赴任当時からモノジャパンの紹介とか、アドバイスをいただいたり、非常に今までになく近い距離で接しさせていただいておりまして、
そういうこともあって、私も緊張せずに、1店1店の出展者さんの商品であるとか、どういう方々であるとか、そういうことをご説明することができて、非常にいい時間が過ごせたと思いますし、
また大使夫妻の個人的な興味が垣間見えるようなところも非常に楽しかったんですよね。
なんかお買い物も結構されて、こういうものを買われるんだとかね。
なるほど、それはなんかいいですね。
なんか楽しいですね。
そうなんです。
特に今回は島根県の出展者さんが3組おられて、大使のご家族が島根県の方に家をお持ちであるという話で、
そんなに沢山のようなストーリーがあったので、非常に熱心に聞かれてて、そうかって結構悩まれたりとか。
そうなんですね。
それはよかったです。
今回大使はご都合によってオープニングにお越しいただけなかったんですけれども、その時にビデオメッセージという形で参加していただき、
当日午後のほんと数時間を過ごしていただいて、オープニングにこれまで大使が来られると、ざっとすごく早い説明になってしまうんですよね。
なんですけれども、もうちょっと時間ゆっくり過ごされて、私ももうちょっと今節丁寧にお伝えすることができたりして、よかったなと思っています。
そうですね。よかったですね。逆にね、そのように土曜日に来ていただいたということね。
そうなんですよ。今回本当に大使館の皆様にはすごくご協力いただいて、このような成果になったと思いますし、
今回初めてご講演もいただきましたので、本当にこの場を借りて申し上げます。ありがとうございます。
ありがとうございます。
そしたらですね、いよいよなんですけれども、ザック・バランにお聞きしたいんですが、どのような商品がとても人気だったなというふうな印象を皆さん覚えていらっしゃいます?
これは数字を見ている花子さんが答えます。
そうですね、全く売れなかったという出展者さんはいないんですけど、もちろん出展者さん、すべての出展者さん自身がたくさん売ろうと思って、張り切ってこちらにいらっしゃっているので、もちろん残念な結果だった方もいらっしゃると思います。
しかし、モノジャパンに出展されている商材というのはかなり特殊でして、こちらの生活でなかなか見られない珍しいものだったり、特に必需品でなかったり、高級品だったりするので、消費者の方がポンと買われるものじゃないというところがポイントなんですね。
なので、想像以上に販売が伸びなかったという方もいれば、期待以上に販売できたという方もいらっしゃるというのが、マーケティング的な数字をとる機会になっているという感じなんですね。
その中でも今回強いなと思ったのは、昨年に続きやはり原田さんのハンコですね。ハンコ人気はすごかったですね。これは日本人の方っていうか、自分もそうですけど、ハンコを持たない習慣がついちゃって使わない習慣。
ヨーロッパに来るとさらに日本の実家に置いてきたハンコがどうなっているかわからない状態っていう恥ずかしい感じなんですけど、そのハンコがこちらの方にね、どういうアイテムとして使われるのかなって想像しながら、そこはもうちょっと原田さんにお話聞きたいなという部分ですね。
どういう、原田さん自身が購入されるお客さんとたくさん交流されていたので、どういうシーンで使われることを想定して買われたかって多分お聞きになっていると思うので、その点は私もぜひぜひ聞いてみたいなと思っています。
有間野さんとコキュウさんの人気
スタンプはね、最近流行ってるのは確かですけど、そこで日本の独特の文化があるスタンプを使っていただくっていうのは嬉しいですよね。
あとそれと今年、盛況だったのがやはり有間野さん。鹿の角、三重県の山の自然の恵みを、素材を使ったジュエリー。有間野の鹿の角のジュエリーと伊勢島のパール、あこやで作ったパールのジュエリーなどが好評だったようですね。
すごい発色きれいに染めてあって、アクセントになるようなジュエリーで、特に週末が後半に結構現地の方が購入されてて、最初どうかなって一緒にドキドキしてたんですけど、思いのほか反応が良くて、見てて私も嬉しかったですね。
すっごい商品良かったですよね。
今年は良かったですね。
全員モノジャパンメンバー買ってますから。
私、一つ言わせて欲しいんですけど、有間野さんにずっと入り浸ってたように思われている不死があるかもしれないんですけど、それは私、シフト用の中で、このスタッフさんがランチ行った時は私が入らなきゃいけない。
あそこの休憩行った時は私が入らなきゃいけないってことにたまたまなったから、仕方なく有間野さんにいたんですが。
仕方なくないでしょ。
こんなに嬉しい仕方なくっていう言葉はないぐらい、ちょっとすごい楽しい時間でした。
そうですね。
彼女の今年の新作が良かったっていう、今年の新作が、今年のトレンドに合ってたっていうのもあると思うんですけど、去年がちょっと地味でしたからね。
サンプルだけの出展でしたからね。
そうですね。
やっぱりご本人に来ていただくのはすごい違うなと。
全然違いますね。
やっぱりイヤカフっていうものが素敵なものがなかなかないこのヨーロッパで、あのイヤカフはすごいパワフルだったなっていう。
そうですね。ユニークなイヤカフでしたよね。
あれなめらかにすごい付けやすいよね。
そうですね。
しかもあれ一人だとなかなか付け方がわからないところをちゃんと、実際作ってくださったデザイナーさんがその場でこうやって付けるんですよって一人一人にやってくださるので、
あれすごくありがたいと思いますね。
そうですね。イヤカフとか特に付け方によって表情が違うんで、あれはすごく私もびっくり。
なんか目から鱗が落ちる感じで、こういう付け方があるんだ、楽しみ方があるんだっていうのがわかった感じですね。
それでデザイナーさん本人とか作って作家さん本人がいらっしゃっててよかったっていうのは、コキュウさんですね。
コキュウさんのお洋服と靴下もやはりデザイナーの梶原さん自身がいらっしゃったってことで、着こなしの提案とかしていただけたり、
とにかく試着ができたっていうのがやはり嬉しいですよね。
やっぱりオンラインで写真だけ見るのと全然違いますし、
トラディショナルな復活
素材が複雑なので実際手に乗ると、品質がいいのは確かなんですけど、それ以上っていうか、素材の組み合わせの面白さが伝わって、
すごくこちらが刺激されますよね。
梶原さんがデザインされているもんで、着方はこうもできる、こうもできるとか。
そうですね。
聞かせていただいて、これはなかなかない機会だと思う。楽しかった。
私も靴下2足買ったんですけど、全く自分が選んでいるものじゃなくて、
あなたにはこっちが似合うと思うよっていうのを言われてしまったので、じゃあそれを買いますって言って。
かなさんの今回のテーマのオープンアップには。
別テーマ、個人テーマ。
新しい自分発見の旅みたいな。いいですね。
みんな酔ってたかってね、これがいいんちゃう、これがいいんちゃうってね。
私戻りますけど、有間野花本さんからも、全然あの商品、陳列されていない商品、裏から出してきた商品で、
あなたはこれだと思うっておっしゃっていただいたので、そのピアスを購入しました。
嬉しいですよね、そういうのって。
直接作ってくださっている方が、私のパッと見た印象から提案してくださると、
きっとそっちの方がいいんだろうな、自分がいつも思い込んでいる同じようなものじゃなくて、
それが変えて楽しかったですね、すごい。
そうですね、作り手さんが提案してくれるってすごい強いですよね。
強い。
なかなか商品ができるまですごくね、考えて作られたものだと思って、
愛情込め作られているものだと、それをね、あなたはこっちじゃなくて、こっちじゃないですかって言ってもらうと、
すごく不に落ちるっていうか、ありがたいですよね。
私も1年越しでゲットしました、ようやく、なちぐろを。
ほんと、見合ってたのね。
見合いますね。
でもあれもやっぱり花本さんがいらしたから、変えたんだと思います。
もし彼女がいらっしゃるなら、まだ春秋してたかもしれないかなと。
そうですね、作家さんものはやはり、作家さん自身がいらっしゃるのが結果にもつながりますし、
消費者目線で見ても嬉しい、かなり嬉しいですよね。
作家さんがいらっしゃってたっていうケースで、もう1人はアコヤの大内さんですね。
大内さん自身もかなり毎回出展されてくれてて、素晴らしいディスプレイ。
いつもすごいアーティスティックな、ちょっとポエティックなディスプレイで、今年も飾ってくれて、
すごい、アリマノとはまた違った感じの日本の自然を反映させた美しい作品とディスプレイでね、世界観が良かったですよね。
やはりアコヤ街と大内さんのアコヤに対する愛情というのと、美意識というか、ガッと凝縮されたジュエリーで、
リピーターの方すごい多いと思うんですけど、今回ね、商品税関でのトラブルがあって、新作はなかったんですけど、
今までの商品というか作品と同じものだったんですけど、それでもね、ご購入につながってたっていうのは、
やはり根強いファンとアコヤのシリーズの美しさっていうのがありますよね。
私もなんか増やしたいな、あれはなんかちょっと華奢なデザインなので、
重ねていってもうちょっとコレクションしていきたいなと思わせるようなね、素敵な真珠の、
なんか独特ですよね、アコヤの、しとっせさんが展開しているアコヤの真珠の輝きっていうのは、
他の真珠の、アコヤ真珠の輝きにはないような真珠を使ってらっしゃるんで。
なんかこうオーガニックな消し真珠とか、
ついたパールを選ばれているんだけど、なんかそれがこう、なんていうのかな、野望じゃないっていう、
繊細さのあるものをきっちり選ばれているし、
土台になる金の部分がやっぱり華奢じゃないですか。
そういうのでね、バランスが非常に良い。
世界観のちょっと儚さみたいな、そういうものがすごくジュエリーでも表現されている。
そうですね。おうちさんのはオンラインでもポコポコっと売れるんですけど、
やはりかなり値段も高価になりますから、会場で実際に手に取って、
輝きとか真珠の不思議な、まか不思議な光の出し方とか、
手に取って引き込まれるように買われる方は多かったと思います。
あと彼女のパールのプレゼンテーションの仕方、そのご本人を使って、
ご本人が実際ご自身の作品をまとわれて、
そのまとい方っていうのがやっぱりすごい個性的で、なおかつそれだけで世界観があって、
こういう使い方もできるのか、私すごいパール大好きなので、
今度絶対出かけるときは斜めに描けようとか、ちょっとチトシさんのようにしてみようとか、
あれはチトシさんから似合うかなとか、一人でいろいろいろいろ考えましたね。
チトシさん自身がアーティストで、東京の本当に中心に住まれているような方で、
そこから地方の方に行かれて、なんかその素材っていうものと、
その作り手の美しさに惹かれて、ああいう世界観を紡ぎ出されていて、
それをまた海外に持ってくるっていう、本当にコンテンポラリーでコスモポリタンで、
インターナショナルなアーティストの方であるので、野暮ったくならないんですよね、絶対的に。
そう、それなんですね。
とにかく感性の高さは毎回毎回わーって思って、
あと途中でライブの音楽の演奏とか招待してくださって、
すごい素敵な時間と空間を作ってくださっていて、
ほっこりっていうか、モノジャパンよかった。
明らかに引き上げていただいてますよね。
そうです、引き上げていただいてて感謝しかない。その場にいても嬉しかった。
こんな風にスタッフとしても楽しんじゃって、仕事なんですけど、現場にいるの仕事なんですけど、
買い物したり、商品試着したり、作家さんや製作者のお話聞いたり、むちゃくちゃ楽しみながらの4日間でしたね。
そうですね。
あと他に詳細で言えば、結構意外性があったのは、スフィダンテさんのフォトフレームかな。
フォト発行。
発行ですね。
すごい意識が強かったと。
私は周りの、うちのパートナーとか、周りのデザイナーから、どれが一番良かったって言われて、
モリタの箱って結構みんなに言われます。
箱のね、素晴らしいですよね。
箱って言ってもあそこまですごいもの作れるんだっていうのがね。
着物の再利用と需要の増加
それもすごいんですけど、あまり押しつけがましくないすごさっていう。
そこがいいですよね。
すごいんですよって感じの箱じゃなくて。
どうだじゃないですよね。
そうそうそう、どうだじゃなくて。
ああって感じで、やっぱり日常生活に欲しいなって感じの紙箱の使い方がすごい。
やっぱり洗礼されてるって感じですよね。
デザインももちろん商品の開発の仕方とかもすごい。
技術も優れてるのが基礎になってると思うんですけど、
それが来場の方にもすごい伝わってね、なんか良かったですね。
本当に良かった。
やっぱり森田さんのどうだっていう感じじゃない、完成度高いの作ってきてますみたいな静かな態度って、
OEMが多いって、OEMのたくさんの中でご自身たちがやっていくので、
あそこまでの完成度を作り上げてきたっていう、
そういう日本のOEM文化なのかしらみたいな。
そうですよね。
あと来場の方がすごくアイキャッチャーになってたのは、
スキモノさんのスピーカーとか、スピーカーダンスですかね。
あそこで結構皆さん立ち止まって、
すごい彫刻のような家具だったり、なんか素晴らしかったですよね、あれもね。
なかなかポンと買えない値段だったので大変だったと思うんですけど、
結構見て感動の者たちで良かったですね。
それとあと、今年の出展者さんで数社かな、いたのが、
実は日本の方でショップもあって宿泊施設も持っている、
スキモノさんもそうなんですけど、
そういうトータルでね、物を作っていらっしゃる、商品を作るっていうよりも、
なんて言うんでしょうかね、えみこさん、そういうの。
宿泊施設、移植渋すべて、なんかトータルで。
ですよね、なんかライフスタイルすべてを提案できるような方々が非常に多かった。
こきゅうさんもそうですよね。
梶原さん自身がテキスタイルデザイナーですけど、
こきゅうさん自身も北海道で、そういう宿泊施設もあって、
トータルライフスタイルを提案しているっていう点では同じで、
面白かったですよね。
一つ一つの物に、実は奥行きが深いですよね。
商品でだけで留まっていないっていうのが、
そこが伝わったんじゃないかなと思います。
オランダでもいろんな会場の方に。
ローカルクラフトジャパンさんってね、
トランクデザインの方が来ていただいて、
彼らはやはりデザイン事務所であり、
兵庫県のデザイン事務所ということで、
兵庫県を中心に全国で商品をデザインして、
それの販売までをやられていて、
今度トラベルっていうところにつなげていこうっていう方々なんで、
本当にデザイン事務所がトータルに、
プロダクションから旅行まで、
トータルに引っ張っていかれている方ですよね。
すごく欲しいな。
日本から来た日本人も欲しいなと思う。
なかなかね、あんな素敵なものには日本に行っても出会えないようなものを
持ってきてくださってたので。
そうですよね。
回帰後に堀内さんの方からこのモノジャパン出て、
社会の変化と着物
その前のメゾンもあってっていうような、
この旅の感触みたいなのとか、
市場感みたいなのを共有してくださったんですけど、
やっぱり分析っていうのもね、
私たちとちょっと被る見方を押さえている部分と、
そこに関して解像度をもうちょっと高めるために私が言えることがあったりとか、
すごいこんな話を飲みながらしたいわみたいな話で、
すごく面白かったです。
今日もやりました。
いつかポッドキャストにも出ていただきたいですね。
中嬢さんと対談していただきたいな。
そうですよね。お話ししたいことはたくさんあって、
堀内さんがそこでおっしゃってた、
案外やっぱりもっと伝統的なものよりなんだな、
ヨーロッパはみたいな感触を持たれてて、
それってすごい、今回アンケートを来場者にしてるんですけど、
来場者もやっぱりもっとトラディショナルなものが見たいっていう風に、
風潮としてなってきてるんですよね。
ロイドホテルのスザン・ロクセナさん、
今までサポートしてくださってた方とも、
先、たまたま出会わせたんですけど、
スザンもやっぱりもっとトラディショナルに振ってもいいんじゃないの?
そうですね。今年新しいモノジャパンのイベントの試みで、
やっぱり着物の方の出展がいらっしゃったっていうのが、
初でちょっとドキドキしたんですけど、
やはり強かったですね。着物生地というのはやはり。
そうですね。私たち一応クラフト&デザイナーで、
着物の生地そのままっていうのは今まで避けてきてたんですけど、
やはりね、これは着物の生地の再利用っていうのがすごくトレンドであり、
必要っていうかもう廃棄されるものが多すぎてね、
廃棄するにはもったいなさすぎるっていう生地なので、
このマーケットが拡大しているっていうのは確かで、
それはまあまあ、今必要なのかなと思いましたね。
本当にまた動画出ていただいてよかったと思うし、
私たちも勉強していかないといけないなってすごく感じたし、
結局でも日本の社会の変化、高齢化とか空き家とかいろいろ言ってるじゃないですか、
たぶん着物も一緒についてくるもんじゃないですか。
古着の着物と素材の課題
なので、ちょっと積極的にこれをやっていってもいいのかなと思いました。
そうですね。ただまあ心配になるのが、そのうち古着の着物もなくなるっていうのは、
今もしかしたらピークでそのうちどんどん、もしかしたらピークは過ぎてるかもしれない。
それからどんどんどんどんね、古着の素材もなくなっていくんで、
その後ね、服屋さんとか着物の生地の製造業さんはどうするのって感じになってきたときに、
まあでもそれは数年後だと思うんで、
もっと大きい問題でね。
それは数年後の課題としてね、課題っていうか、
常に頭の端には入りときたいなとは思いますね。
なんかその話はね、別の特別会とかを作って、
畑屋さんとか入れて話したいところですよね。
なんでこのテレフォンのカバーの機械じゃないとダメなのかとか、
それいっつも出てくる話ですよ。
あと他に、
はい、私話したいことがある。
フライパン素敵でしたね。
素敵でしたよね。
よかった。
評価もよかったし。
欲しかった。
コキュさんとアリマノさんでお買い物してなかったらフライパン買ってました。
女子はね、どうしてもね。
ずっと使えるものですしね。
洗いやすいサイズじゃないですか。
サイズ的にも、私たちが簡単に使って簡単に洗えるようなサイズ。
でも見た目はちょっと男性的でかっこいい。
男性のお客さんも結構止まってらっしゃいましたね。
かっこいいなと思いました。
そうですね。
道具好きな方にはグッとくるものですよね。
私も半分もほぼほぼ買おうとしてましたけど。
いやいや、ちょっと物が多すぎなんで。
ちょっと手を出しませんでしたけど。
すごい上手だなと思ったのが、
やはりクリクリの方とお話しした時も、
やっぱりあれを食卓に出す、フライパンで終わらせるんじゃなくて
お皿の代わりとして使うことで
それがどこか日本的に見えるっていうところまでを
演出されたいっていうことをおっしゃってて。
なんかそれはすごいなと思ってて。
キッチンだけで終わるんじゃなくて。
そうですね。
でも明らかにそうですよね。
あんなに高くて素敵なフライパンだったら
そのままやっぱり丼って食卓に乗せたいところですよね。
そういう写真とかいっぱい作られてもいいのかも。
そうですね。
なんか動画は流されてましたよね。
そうなんですよ。
あれでフレンチトーストを子どもが食べてるっていう。
鉄板で焼くフレンチトーストはおいしいですよね。
おいしいですよね。
そうですね。
すみません。
でも栗栗さんのもちろんフライパンは素晴らしい。
あれは結構伝統って感じの。
鍛冶屋さんが作った手作りの鉄板だったんで
素晴らしかったんですけど。
個人的に感動したのはやはりお隣に
もう一つ持ってこられていたショーティング。
片押しの母のお財布が。
かっこよかった。
写真で見たのよりも数倍すごくて。
やはり日本の革製品とこの技術と
なんかね、高級なブランド物のお財布買いより
お金あったらこっち買うなって思う。
すごかったですよね、あれね。
あれは実物を見ないとわからない
素晴らしい美しさでしたよね。
今はそこまでマックスに美しく引き出せるって
なかなかないんじゃないかなっていう過去を持って。
すごいなぁと思いましたね。
お財布の方がフライパンより高いんで
売れるのかなってドキドキしてましたけど
フライパンと革製品の人気
やはりすごいってわかる方はわかるみたいで
カードケージとかね、購入されていた方が
いらっしゃったってことで
それを聞いて私も嬉しかったです。
伝わる人には伝わるんだなっていうことで。
男性がお尻のポケットのところに入れていても
フラットになってこない中に仕掛けとかしてあって
さらに革なので独特な匂いがしてくるんですけど
その匂いを防臭するような素材が入っていたりとかして
目に見えないところにも工夫が凝らしてあるのが
さすがだなぁと思ってました。
やっぱりカードケース買っておけばよかったから。
本当ですよ。
来年もいらしてほしいですよね。
だってあれテスト商材なんでしょ。
あれは基本作ってみて小物を作ってるんですけど
OEMですよね。その物を使って新たに物をというのもありますし
曲線で革を肩押しすることってできるみたいなんですけど
直線で肩押しする、ガタガタっていうふうにするのが
他にできる人はいないらしいので。
あれすごかったです。
フランス人の革を素材にして
何か自分の学校でデザインを作りたいと思っている若い女の子たちが
もう15分ぐらいずっとそこに立って
革の一つ一つのパスケースからお財布から
これどうやってこうなってるんやっていうのを
2人でずっと話をして何度も聞くんです。
で特許を取って実は靴の靴底をプレスする
加工技術を転用したものなんですよっていうことを言うと
だからこれはやっぱり本当の革なんだよねって
どうやったらこんなことができるんだろうって
また同じことずっと喋ってるぐらい
やっぱりその革そのものに興味がある方も
必ず立ち止まれてこれ本当に革なのね
革でここまでのプレスができるんだねっていうことは
何度も確認されてましたね。
私がスタッフさんの休憩に入っている時ですらね
そんな感じでした。
あえて途中の製造段階の革とかも持ってきていただいて
見えるようにね。
あれ良かったです。
いただいたんですけど。
36:05

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